JPH0415326A - トルク伝達装置 - Google Patents

トルク伝達装置

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JPH0415326A
JPH0415326A JP11604890A JP11604890A JPH0415326A JP H0415326 A JPH0415326 A JP H0415326A JP 11604890 A JP11604890 A JP 11604890A JP 11604890 A JP11604890 A JP 11604890A JP H0415326 A JPH0415326 A JP H0415326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
case
stator
torque
pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP11604890A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Kashima
加島 光博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP11604890A priority Critical patent/JPH0415326A/ja
Publication of JPH0415326A publication Critical patent/JPH0415326A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回(トルクを入力側と8力側との間でスムー
ズに伝達するためのトルク伝達装置の改良に関する。
(従来の技術) エンノン等の回転トルクを駆動対象の回転体にスムーズ
に伝達するためのトルク伝達装置として、例えば円盤状
の複数のインナブレードを回転軸の外周に固着してケー
スの内側に収装し、これらのインナブレードに若干の隙
間をあけて交互に重なるアウタブレードをケースの内側
に固着するとともに、これらの隙間を粘性流体で満たし
たビスカスカップリングが知られている(特開平1−2
24528号、同1−224529号)。
回転軸は例えばエンジンに結合し、ケースは駆動対象の
回転体に結合する。そして、回転軸に固着したインカプ
レートが回転すると、ケースに固着したアウタブレード
が、インナブレードとの開に介在する粘性流体の粘性に
より回転し始め、スムーズに回転数を増加させて安定し
た回転域へ到達する。
(発明の課題) ところが、このようなビスカスカップリングは流体を介
してトルク伝達を行うために、ブレードの単位面積当た
りの伝達トルクを大きく設定することが難しく、大きな
トルクを伝達しようとすればブレードの面積を大きくし
なければならず。結果としてカップリングが大型化する
とし・う問題があった。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもの
で、小型で大きなトルクを伝達することのできるトルク
伝達装置を提供することを目的とする。
(m1題を達成するための手段) 本発明は、回転軸の外周に軸方向にのみ若干の変位可能
に支持された円盤状のロータと、ケースの内側に同じく
軸方向にのみ若干の変位可能に支持された円盤状のステ
ータとを交互に相接するように配置し、これらのロータ
とステータの摩擦力で回転軸とケースの間で回転トルク
を伝達するようにしたトルク伝達装置におり・で、前記
回転軸とケースの相対回転に駆動されるポンプと、この
ポンプの吐出圧に基づく圧縮力を前記ロータとステータ
とに及ぼすピストンとを備えている。
(作用) ロータとステータの滑りにより、回転軸とケースの回転
数に差が発生すると、これらの相対回転によりポンプが
駆動され、ピストンがポンプ吐出圧に応じた圧縮力をロ
ータとステータとに及ぼす。
この結果、ロータとステータの摩擦力が大きくなり、こ
れらの開で伝達されるトルクも増加する。
(実施例) 451図〜第5図に本発明の実施例を示す。
第1図において、1は中空に形成された回転軸、2は回
転軸1の一端の外側に構成されたケースであり、ベアリ
ング3を介して回転軸1を回転自由に貫通させた7ラン
ノ4により密閉される。
ケース2内の回転軸1の端部の外周には複数の円盤状の
ロータ5が、スプライン結合により軸方向にのみ若干の
変位可能な状態で支持される。
一方、これらのロータ5と交互に重なり合う円盤状のス
テータ6がケース2の内周に同様にして軸方向にのみ若
干の変位可能に支持される。
これらのステータ6のうち最も7ランノ4寄りのステー
タ6はインシュレータ7を介して7ランジ4に接し、反
対側のステータ6はインシュレータ8及びこれを貫通す
るビン9を介してピストン10に一体に支持される。
このピストン10は、回転軸1の端部に結合してケース
2内を延長方向に延びる小径のポンプ軸11の外側に回
転及び軸方向変位自由に嵌合するとともに、ケース2の
内周にも摺動自由に嵌合する。
ピストン10を挟んで回転軸1と反対側に位置するポン
プ軸11の外周部とケース2との闇にはトロコイドポン
プ12が設けられる。
トロコイドポンプ12はポンプ軸11にキー結合するイ
ンナロータ13が、ケース2に固設したアウタロータ1
4の内側で回転することにより、サイドプレート15に
形成した吸込口16から作動油を吸込み、加圧した後に
反対側のサイドプレート17に形成した吐出口18から
吐出するもので、サイドプレート15と17はポンプ軸
11の外周にベアリング21を介してそれぞれ回転自由
に嵌合する。
また、吸込口16には第2図に示すような形状の弁板を
備えたチエツク弁19が備えられ、吐出口18には第3
図に示すように内周を固定した環状の弁板からなるチエ
ツク弁20が備えられる。
なお、第3図(e)は吸込口16に相対してチエツク弁
19を支持するシート26を示し、第2図(b)と第3
図(a)の破線はそれぞれチエツク弁19と20の受圧
部を示す。
ケース2内には吸込側のチエツク弁19に面して油室2
2が形成される。また、中空の回転軸1の内側には7リ
ーピストン23を介して油溜室24と〃ス室25が画成
され、この油溜室24と油室22がポンプ軸11の中心
を縦貫して形成した通路11Aを介して相互に連通する
。31は回転軸1をケース2に対してスラスト方向に支
持するボール状のスラスト軸受である。
一方、吐出側のチエ・ンク弁20とピストン10に臨ん
でケース2の内側に油室27が形成される。
この油室27はトロコイドポンプ12の外側のケ−ス2
のボディに形成した通路28とその途中に介装された絞
り弁29とを介して油室22に連通する。なお、油室2
7の内側にはピストン10をステータ6に向けて付勢す
る板ばね30が配設され、ベアリング21により支持さ
れる。
次に作用を説明する。
回転軸1とケース2はロータ5とステータ6の摩擦によ
り回転トルクを伝達する。
回転軸1とケース2が停止して瞥)る時、ある−はこれ
らが等速で回転している時は、インカプレート13と7
ウタブレード14が相対面献しなし)ためトロコイドポ
ンプ12は停止状態にあり、油室22と27にはボス室
25の圧縮ガスの圧力に基づく等しい圧力が作用する。
したがって、ピストン10はこの油室27の圧力と板ば
ね30のばね荷重とに基づく初期荷重を、インカプレー
ト7と8に挾まれたロータ5とステータ6に圧縮力とし
て及ぼしている。
さて、回転軸1をトルク入力側、ケース2を出力側とす
ると、回転軸1の回転に対して交互に重なりあったロー
タ5とステータ6の間に初期荷重による摩擦力が発生し
、この摩擦力により回転軸1からケース2に回転トルク
が伝達される。その場合に、ケース2に加わる負荷が大
きいとロータ5とステータ6の闇に滑りが発生し、回転
軸1とケース2の回転数に違いが発生する。すなわち回
転軸1とケース2が相対回転する訳であり、これ1こよ
りインナロータ13とアウタロータ14が相対回転して
これらの闇に画成された作動室を4!縮し、拡大する作
動室にチエツク弁19を介して油室22の作動油を吸い
込み、縮小する作動室からチエツク弁20を介して油室
27に加圧作動油を吐出する。
この吐出作動油は油室27の圧力を上昇させるとともに
、一部の作動油は通路28と絞り弁29を介して吸込側
の油室24に還流する。油室27のこの圧力上昇により
ピストン10がロータ5とステータ6に及ぼす圧縮力が
増加し、ロータ5とステータ6の闇の**力が増加する
ため、回(輸1からケース2へ伝達される回転トルクも
大きくなる。
トロコイドポンプ12の吐呂圧は回転数が高−はど、す
なわち回転軸1とケース2の回転数の差が大きいほど高
くなり、油室27がピストン10を介してロータ5とス
テータ6に及ぼす圧縮力も大きくなる。つまり、ケース
2の負荷が大きく、ロータ5とステータ6の滑りが大き
い時はど、ピストン10がステータ6をロータ5に強く
圧着して摩擦力を増加させるので、高負荷条件でも回転
軸1の回転トルクはケース2へ確実に伝達される。
なお、油室27の上昇圧力はサイドプレート17をサイ
ドプレート15に向けで付勢し、インカプレート13と
アウタブレード14を両側のサイドプレート15と17
に密着させる。したがって、トロフィトポンプ12の運
転中にこれらの隙間から漏出する作動油は少なく、油室
22の作動油は効率良く加圧され、油室27に供給され
る。
このようにして、小型の装置でも大きなトルクを伝達す
ることがで訃る。
ところで、油室27の作動油の一部は絞り弁29を介し
て油室22へ還流するので、この紋り弁29の開度を調
整することにより、トルク伝達特性を任意に設定するこ
とができる。
すなわち、第4図に示されるように、絞り弁29を絞る
とトロコイドポンプ12の回転数の増加に対して油室2
7の圧力が急上昇し、これに伴って伝達トルクも急激に
大きくなるが、紋り弁29の開度を大きくするとトロコ
イドポンプ12の回転数の増加に灯して油室27の圧力
上昇は穏やかになり、伝達トルクも緩やかに増加する。
また、紋り弁29に代えてリリーフ弁を通路28に介装
すれば、伝達トルク特性はそのリリーフ圧に応じて第5
図のA、〜A、に示すように変化し、またリリーフ弁の
ばね定数に応じてB、〜B、に示すように変化する。し
たがって、伝達トルク特性は様々な設定が可能である。
なお、トルクの伝達は回転軸1が回転方向を転じた場合
ら全く等しい特性のもとで行われる。また、この実施例
では回転軸1を入力側、ケース2を出力側として説明し
たが、回(紬1を出力側、ケース2を入力側としても良
い、さらに、ポンプはトロコイドポンプ12に限定され
ず、回転軸1とケース2の相対回転を利用して作動油を
加圧できる構造のものであれば良い。
(発明の効果) 以上のように、本発明はロータとステータの相対回転に
より駆動されるポンプと、このポンプ吐出油の圧力でロ
ータとステータを圧縮するピストンとを備えたので、ロ
ータとステータとが滑ると、ポンプが駆動され、ピスト
ンがポンプ吐出圧に応じた圧縮力をロータとステータと
に及ぼして、ロータとステータの摩擦力を増加させる。
このため、これらの開で伝達されるトルクも増加し、小
さな装置で大きなトルクを伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すトルク伝達装置の縦断面
図、第2図は吸込側サイドプレートとチエツク弁とシー
トの各正面図、第3図は吐出側のサイドプレートとチエ
ツク弁の各正面図で、第4図及び第5図はトルク伝達特
性を示すグラフである。 1・・・回転軸、2・・・ケース、5・・・ロータ、6
・・・ステータ、10・・・ピストン、11・・・ポン
プ軸、12・・・トロコイドポンプ、19.20・・・
チエツク弁、22.27・・・油室、28・・・通路、
29・・・紋り弁。 特許出願人      カヤバエ業株式会社(外1名)
配バ; 第2 図 第3図 Ca) (b) 第4 図 第5 図 ヌリツア回転±△W

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転軸の外周に軸方向にのみ若干の変位可能に支持され
    た円盤状のロータと、ケースの内側に同じく軸方向にの
    み若干の変位可能に支持された円盤状のステータとを交
    互に相接するように配置し、これらのロータとステータ
    の摩擦力で回転軸とケースの間で回転トルクを伝達する
    ようにしたトルク伝達装置において、前記回転軸とケー
    スの相対回転に駆動されるポンプと、このポンプの吐出
    圧に基づく圧縮力を前記ロータとステータとに及ぼすピ
    ストンとを備えたことを特徴とするトルク伝達装置。
JP11604890A 1990-05-02 1990-05-02 トルク伝達装置 Pending JPH0415326A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11604890A JPH0415326A (ja) 1990-05-02 1990-05-02 トルク伝達装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11604890A JPH0415326A (ja) 1990-05-02 1990-05-02 トルク伝達装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0415326A true JPH0415326A (ja) 1992-01-20

Family

ID=14677419

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11604890A Pending JPH0415326A (ja) 1990-05-02 1990-05-02 トルク伝達装置

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JP (1) JPH0415326A (ja)

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