JP3599762B2 - 可変容量型ポンプ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、可変容量型ポンプ、特にベーン式又は内接ギア式の可変容量型ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の可変容量型ベーンポンプとしては、例えば特開平3−119589号公報に示されるものがある。これに示される自動変速機用の可変容量型ベーンポンプは、ハウジングとカムリングとの間に制御油室を形成し、この制御油室に至る油路にこれを所定の条件のときにのみ開く弁機構を設け、制御油圧回路から弁機構を介して制御油室に供給される油圧によってカムリングを流量増大方向に押すように構成したものである。これにより、ライン圧が一時的に低下した場合であっても可変容量型ベーンポンプの吐出量を増大させて、油圧を所定値に維持するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、自動変速機用のポンプは、エンジンの回転速度範囲で変速駆動され、回転速度に対応した流量を吐出することになるが、この吐出量はすべてが有効に使用されるわけではなく、高速回転速度域においては、回転速度には関係なく、ほぼ一定の流量が得られれば十分である。しかしながら、上記のような従来の可変容量型ベーンポンプには、所定回転速度以上において一定吐出量を吐出するように構成しようとすると、ポンプの回転速度を検出するセンサや、所定回転速度以上において回転速度の増加とは反対にポンプ容量を減少させるように制御する制御油圧回路が必要となるので、装置の構造が複雑となり、故障しやすくて保守に手間がかかるばかりでなく、装置の価格が高くなるという問題点がある。
また、別の可変容量型ベーンポンプとしては、特公昭62−49471号公報に示されるものがある。これは、ベーンポンプの吐出口近傍の内圧力を利用してリング部材に回転モーメントを作用させるとともに、反対方向の回転モーメントを外部からリング部材に作用させ、両回転モーメントの差の回転モーメントをリング部材に作用させることによりポンプ変位量を制御するようにしたものである。しかしながら、この場合においても、所定回転速度以上において回転速度の増加とは反対にポンプ容量を減少させるために、外部から作用させる回転モーメントの大きさを制御する機構が必要となるため、装置の構造が複雑になるという問題点は依然として解決されないことになる。
本発明はこのような課題を解決することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、可変容量型ポンプの容量変更部材を容量減少方向に押圧することが可能な圧力上昇室と、圧力上昇室の油圧を設定する絞りと、を設けることにより、上記課題を解決する。すなわち、本発明による可変容量型ポンプは、オイルポンプの容量を変更することが可能な容量変更部材(14)と、容量変更部材(14)を常に容量増大方向に押圧するように力を作用させたスプリング(26)と、を有するものにおいて、上記ポンプの吐出ポート(30)を上流部(31)及び下流部(32)に区画する絞り(34)が設けられており、吐出行程中、吐出ポート(30)の下流部(32)は、これに吐き出された油が上流部(31)に送り出されるのを絞り(34)によって制限することにより上流部(31)よりも高圧となる圧力上昇室(32)を構成しており、圧力上昇室(32)の油圧に基づく力が、上記容量変更部材(14)に容量減少方向の力として作用するように構成されている。なお、上記可変容量型ポンプが、オイルポンプのケーシングを構成するとともに吸込ポート(28)及び上記吐出ポート(30)がそれぞれ形成されているハウジング(10及び12)と、ハウジング(10及び12)によって形成される室内に偏心量を調節可能に設けられるカムリング(14)と、カムリング(14)の内径部に配置されるロータ(16)と、ロータ(16)によって半径方向に移動可能に支持されてカムリング内周面に接触した状態でロータ(16)とともに回転可能な複数のベーン(18)と、カムリング(14)を所定の偏心増大方向に常に押圧する上記スプリング(26)と、を有しており、カムリング(14)が上記容量変更部材とされているベーン式ポンプとするとよい。また、上記可変容量型ポンプは、内歯を備えたアウタロータと、外歯を備えたインナロータと、アウタロータに対してインナロータを偏心させる上記容量変更部材である偏心量変更部材と、を有する内接ギア式ポンプとすることもできる。さらに、上記圧力上昇室(32)が、上記カムリング(14)と上記ハウジング(10及び12)との間に形成されるようにすることもできる。また、上記絞り(34)が可変絞りであるとよい。さらに、可変絞りが、上記吐出ポート(30)を横ぎるように上記ハウジング(10及び12)に形成された室(44)と、室(44)に移動可能に収容されており、絞り部(40a)を有する絞り部材(40)と、室(44)と絞り部材(40)との間に配置されており、絞り部材(40)を常に絞り閉鎖方向に押圧する絞り部材用スプリング(42)と、吐出ポート(30)の上流部(31)と室(44)とを連通しており、絞り部材(40)を絞り開放方向に押圧するように油圧を作用させた流路(46)と、を有するものとしてもよい。なお、かっこ内の符号は、実施例の対応する部材を示す。
【0005】
【作用】
ポンプが駆動されると、可変容量型ポンプの周知のポンプ作用によって吸込ポートから油が吸い込まれ、吐出ポートから吐出される。このとき圧力上昇室に吐き出された油は、絞りを介して減圧された後、吐出ポートに吐き出されることになる。この圧力上昇室の圧力に基づく力が容量変更部材を容量減少方向に押すことになる。この力の大きさは、所定の回転速度に達するまでは、スプリングの力よりも小さいものに設定されている。したがって、所定回転速度よりも小さい回転速度の間は、容量変更部材はスプリングの力によって最大容量位置に押圧されており、回転速度に応じた吐出量を吐出することになる。ポンプ回転数が所定回転速度になると上述の圧力に基づく力がスプリングの力と等しくなる。さらに所定以上の回転速度においては圧力に基づく力がスプリングの力よりも大きくなり、容量変更部材は、回転速度に応じて圧力に基づく力がスプリングの力と釣り合った位置(最大容量位置よりも容量が小さい位置)に位置させられることになる。これにより、所定回転速度以上の回転速度域においては、回転速度の増大には関係なく、吐出量はほぼ一定量に維持されることになる。すなわち、本発明の構成とすることにより、複雑な容量変更装置やフィードバック機構を設けることなく、所定回転速度まではポンプ吐出量を回転速度に対応したものとすることができるとともに、所定回転速度よりも大きい回転速度においては、回転速度に関係なく吐出量を一定のものとすることができる。
【0006】
【実施例】
(第1実施例)
図1及び図2に本発明をベーン形式の可変容量型ポンプに適用した第1実施例を示す。可変容量型ベーンポンプは、ハウジング10及び12から成るケーシングによって形成される室内に設けられたカムリング(容量変更部材)14、ロータ16、複数のベーン18、ベーンリング20などにより構成されている。ロータ16は、たとえば図示してないトルクコンバータによって駆動軸22を介して回転駆動される。カムリング14は、ハウジング10及び12に固着されたピボット24を支点として揺動可能に設けられている。カムリング14は、スプリング26によってロータ16との偏心量が増大する方向へ付勢されている。ハウジング10には、吸込ポート28及び吐出ポート30が設けられている。吐出ポート30の図1中下端側(すなわち、下死点側)の流体送り出し末端側部分には、吐出ポート30を上流部31と下流部32とに区画する絞り34が形成されている。すなわち、図3及び図4に示すように、吐出ポート30の一部(下流部)は、絞り34によって圧力上昇室32として区画されている。絞り34は、吐出ポート30を半径方向(幅方向)及び深さ方向に絞るように形成されている。ロータ16の回転に応じて圧力上昇室32には、隣接する2つのベーン18間から流量Q1 が吐出される。この流量Q1 は、図6(a)に示す前半側の容量Aと、同図(b)に示す後半側の容量Bとの差によって決まり、
Q1 =(A−B)×N
ここに、N:ポンプ回転速度
によって与えられる。
ベーン18間から圧力上昇室32に吐き出された油は、絞り34を通って吐出ポート30の上流部31に送り出される。このときの圧力上昇室32の圧力P1 は、流量Q1 と、絞り34の絞り面積C(図5参照)によって決まり、
P1 =γ×Q12/(2×g×C2 )
ここに、γ:油の比重
g:重力加速度
C:絞り面積
によって与えられる。
したがって、流量Q1 が決まった場合には、絞り面積Cを適宜設定することにより、圧力上昇室32の圧力P1 を任意に設定することができる。この圧力P1 に基づく力が、後述するようにカムリング14をスプリング26の力に抗して容量減少方向に押すことになる。
【0007】
次にこの第1実施例の作用を説明する。駆動軸22が駆動されてロータ16が回転させられると、ベーン18もロータ16とともに回転し、可変容量型ベーンポンプの周知のポンプ作用によって吸込ポート28から油が吸い込まれ、吐出ポート30から吐出される。このとき圧力上昇室32には、回転速度に対応した油圧が供給され、これから絞り34によって減圧された油圧が吐出ポート30の上流部31に吐き出されることになる。すなわち、図11に示すように、この吐出ポート30の上流部31の圧力及び圧力上昇室32の圧力がカムリング内周面の対応部分に分布して作用することになる。この圧力分布に基づく力によってカムリング14をピボット24回りに容量減少方向に揺動させようとする回転モーメントが発生する。ここで、吐出ポート30の上流部31の圧力分布に基づく力は、カムリング14をピボット24軸心方向に押す力として作用し、容量減少方向に揺動させようとする回転モーメントとしては、ほとんど寄与しない。すなわち、圧力上昇室32の圧力分布に基づく力による回転モーメントがカムリング14をピボット24回りに容量減少方向に揺動させることになる。この回転モーメントの大きさは、所定の回転速度(たとえば3000rpm)に達するまでは、スプリング26の力よりも小さいものに設定されている。したがって、3000rpmよりも小さい回転速度の間は、カムリング14はスプリング26の力によって最大偏心位置に押圧されており(すなわち、ポンプは最大容量位置にあり)、したがって図10に示すように、回転速度が3000rpmよりも小さい間は、ポンプは回転速度に比例した吐出量Qを吐出することになる。回転速度が3000rpmになると上述の圧力分布に基づく容量減少方向の回転モーメントがスプリング26の力と等しくなる。さらに3000rpm以上の回転速度においては容量減少方向の回転モーメントがスプリング26の力よりも大きくなり、回転速度の増大とは反対にポンプ容量が減少することになる。すなわち、所定の回転速度以上の回転速度領域においては、回転速度が増大しても吐出量Qはほぼ一定量に維持されることになる。このように、本発明の構成とすることにより、複雑なカムリング駆動回路やフィードバック機構を設けることなく、設定回転速度までは吐出量Qを回転速度に対応したものとすることができるとともに、設定回転速度よりも大きい回転速度領域においては、回転速度に関係なく吐出量Qを一定のものとすることができる。
【0008】
(第2実施例)
図7及び図8に絞りを可変絞りとした第2実施例を示す。ハウジング10には、吐出ポート30と圧力上昇室32とを区画する絞りのための室44が形成されており、室44に絞り部材40が長手方向に移動可能に収容されている。絞り部材40は板状をしており、これの一部が切り欠かれて絞り部40aが形成されている。室44と吐出ポート30の上流部31とを連通するように流路46が形成されている。室44の流路46連通側とは反対側の端部には、絞り部材用スプリング42が配置されている。絞り部材用スプリング42は、絞り部材40を絞り閉鎖側に押圧するように力を作用している。吐出ポート30の上流部31から流路46を通って室44に油圧が供給されており、この室44に作用する油圧は、絞り部材40を絞り開放側に押圧するように力を作用している。
【0009】
この第2実施例の作用は、吐出ポート30の上流部31から流路46を通って室44に供給される圧力(ライン圧)が高ければ高いほど、図9に示すように、絞り部材40が絞り部材用スプリング42の力に抗して絞り開放側に押されて絞り部40aの開度Sを大きくするように作用する点を除けば、第1実施例のものと同様である。
絞り部40aを可変とすることにより、ポンプが一定回転している状態でライン圧が変動したような場合であっても、ライン圧の変動に応じて圧力上昇室32の圧力が変化して吐出量Qを制御することができる。すなわち、ライン圧が高くなった場合には、通常ポンプの容量効率が低下して必要流量が増加するが、ライン圧による力によって絞り部材40が絞り部材用スプリング42の力に抗して絞り開放方向に押されるので、圧力上昇室32の圧力が低下して、スプリング26の力の方が大きくなり、カムリング14が容量増大方向に押されて吐出量Qが増大することになる。また、反対にライン圧が低くなった場合には、通常ポンプの容量効率が向上して必要流量が減少するが、絞り部材40が絞り部材用スプリング42の力によりライン圧による力に抗して絞り閉鎖方向に押されるので、圧力上昇室32の圧力が上昇してスプリング26の力に抗してカムリング14が容量減少方向に押されて吐出量Qが減少することになる。これにより、一定の回転速度のもとで、ライン圧の高低に応じて吐出量Qを増減させることができる。
【0010】
(試験結果)
図10に、本発明の構成の可変容量型ベーンポンプを用い、吸込ポート28側の補給圧力(PL )は6kgf/cm2 、油温は80℃として、入力軸22の回転速度Ninに対する吐出量Qを測定した結果を実線で示す。なお、図中破線は、カムリング14を強制的に最大容量位置に固定した場合の吐出量Qを示す。この実施例の場合、3000rpm程度までは、回転速度Ninに比例して吐出量Qが増大するが、4000rpm以上においては、回転速度Ninに関係なく、ほぼ38リットル/minの一定吐出量になっていることがわかる。参考までに、回転速度Ninを2000、4000、及び6000rpmとしたときの吐出ポート30側の圧力分布の様子を図11に示し、また、回転速度Ninに対する圧力上昇室32の圧力を測定した結果を図12に実線で示す。図11中、回転速度に対して圧力上昇室32側の圧力分布がほぼ直線的に増減することがわかる。なお、図12中、破線はカムリング14を強制的に最大容量位置に固定した場合の圧力上昇室32の圧力を示す。さらに、各回転速度に対するカムリング14の偏心量を測定した結果を図13に示す。この場合も、回転速度に対して偏心量がほぼ直線的に減増することがわかる。
【0011】
なお、上記実施例の説明においては、吐出量Qが回転速度に関係なく一定になる下限側の回転速度を3000rpmとしたが、これに限定されるわけではなく、圧力上昇室32の形状、絞り34の絞り面積C、スプリング26の力量及びばね定数を適宜設定することにより、カムリング14の偏心量制御時の流量、及び偏心量制御を開始するポンプ回転速度を任意に設定することができる。
また、上記第1実施例及び第2実施例の説明においては、本発明をベーン式可変容量型ポンプに適用するものとしたが、内接ギア式可変容量型ポンプに本発明を適用することもできる。
【0012】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によると、複雑な容量変更装置やフィードバック機構を設けることなく、所定回転速度まではポンプ吐出量を回転速度に対応したものとすることができるとともに、所定回転速度よりも大きい回転速度においては、回転速度に関係なく吐出量を一定のものとすることができる。また、ポンプ容量を変更させる機構が簡単なため、故障が少なく、保守が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を図2の1−1断面線に沿って見た図である。
【図2】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【図3】吐出ポートに設けた絞りを示す図である。
【図4】図3の4−4線に沿う断面図である。
【図5】ハウジングの絞り部分を示す図である。
【図6】隣接するベーンによって区画される容量の変化を示す図である。
【図7】可変絞りを示す図である。
【図8】可変絞りを通る流れを示す図である。
【図9】可変絞りの絞り変化を示す図である。
【図10】回転速度に対する吐出量の変化を示す図である。
【図11】吐出ポート側の圧力分布を示す図である。
【図12】回転速度に対する絞り下流側の圧力を示す図である。
【図13】回転速度に対するカムリング偏心量の変化を示す図である。
【符号の説明】
10、12 ハウジング
14 カムリング(容量変更部材)
16 ロータ
18 ベーン
20 ベーンリング
26 スプリング
28 吸込ポート
30 吐出ポート
31 上流部
32 圧力上昇室(下流部)
34 絞り
40 絞り部材
40a 絞り部
42 絞り部材用スプリング
44 室
46 流路
C 絞り面積
Claims (6)
- オイルポンプの容量を変更することが可能な容量変更部材と、容量変更部材を常に容量増大方向に押圧するように力を作用させたスプリングと、を有しており、容量変更部材を容量減少方向に押圧する力と上記スプリングの力とをバランスさせることによりポンプ容量を制御する可変容量型ポンプにおいて、
上記ポンプの吐出ポートを上流部及び下流部に区画する絞りが設けられており、
吐出行程中、吐出ポートの下流部は、これに吐き出された油が上流部に送り出されるのを絞りによって制限することにより上流部よりも高圧となる圧力上昇室を構成しており、
圧力上昇室の油圧に基づく力が、上記容量変更部材に容量減少方向の力として作用するように構成したことを特徴とする可変容量型ポンプ。 - 上記可変容量型ポンプが、
オイルポンプのケーシングを構成するとともに吸込ポート及び上記吐出ポートがそれぞれ形成されているハウジングと、
ハウジングによって形成される室内に偏心量を調節可能に設けられる上記容量変更部材であるカムリングと、
カムリングの内径部に配置されるロータと、
ロータによって半径方向に移動可能に支持されてカムリング内周面に接触した状態でロータとともに回転可能な複数のベーンと、
カムリングを所定の偏心増大方向に常に押圧する上記スプリングと、
を有するベーン式ポンプである請求項1記載の可変容量型ポンプ。 - 上記可変容量型ポンプが、
内歯を備えたアウタロータと、
外歯を備えたインナロータと、
アウタロータに対してインナロータを偏心させる上記容量変更部材である偏心量変更部材と、
を有する内接ギア式ポンプである請求項1記載の可変容量型ポンプ。 - 上記圧力上昇室が、上記カムリングと上記ハウジングとの間に形成されていることを特徴とする請求項2記載の可変容量型ポンプ。
- 上記絞りが可変絞りである請求項1、2、3又は4記載の可変容量型ポンプ。
- 上記可変絞りが、
上記吐出ポートを横ぎるように上記ハウジングに形成された室と、
室に移動可能に収容されており、絞り部を有する絞り部材と、
室と絞り部材との間に配置されており、絞り部材を常に絞り閉鎖方向に押圧する絞り部材用スプリングと、
上記吐出ポートの上流部と室とを連通しており、絞り部材を絞り開放方向に押圧するように油圧を作用させた流路と、
を有する請求項5記載の可変容量型ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25008493A JP3599762B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 可変容量型ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25008493A JP3599762B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 可変容量型ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0783177A JPH0783177A (ja) | 1995-03-28 |
JP3599762B2 true JP3599762B2 (ja) | 2004-12-08 |
Family
ID=17202575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP25008493A Expired - Lifetime JP3599762B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 可変容量型ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3599762B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101491175B1 (ko) * | 2009-11-23 | 2015-02-06 | 현대자동차주식회사 | 가변 오일펌프 |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP25008493A patent/JP3599762B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0783177A (ja) | 1995-03-28 |
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