JPH04153083A - 熱記録方法 - Google Patents

熱記録方法

Info

Publication number
JPH04153083A
JPH04153083A JP2277622A JP27762290A JPH04153083A JP H04153083 A JPH04153083 A JP H04153083A JP 2277622 A JP2277622 A JP 2277622A JP 27762290 A JP27762290 A JP 27762290A JP H04153083 A JPH04153083 A JP H04153083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
color
dye
image
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2277622A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiro Mochizuki
望月 秀洋
Masaru Shimada
勝 島田
Yutaka Ariga
有賀 ゆたか
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2277622A priority Critical patent/JPH04153083A/ja
Publication of JPH04153083A publication Critical patent/JPH04153083A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は速度差モード法による多色熱記録方法に関する
[従来の技術] 従来、多色熱記録方法において、画像形成後、加熱処理
をする二とが提案されているが、(特開昭82−132
680、特開昭63−317363号参照)いずれも、
いわゆるワンタイム法における画質安定を目的としたも
ので、全部の色の画像を形成した後に一度加熱処理をす
る方法である。しかし、速度差モード法による多色記録
法では全部の色の画像を形成した後に一度の加熱処理を
したのでは受像層表面の染料の逆転写によって多色記録
ごとに色に濁りが生じるのが問題である。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は速度差モード法による多色熱記録方法において
、受像層表面の染料の逆転写による色調の濁りを防止し
、原画に忠実な色調の画像を形成しようとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するための本発明の構成は特許請求の範
囲に記載のとおり、基体上に、熱昇華性染料を含有して
なる相異なる色相のインク層を有する記録シートと受像
シートとを重ね合わぜて、記録シート側から速度差モー
ド法により熱印字して、その部分のインク層中の染料を
受像シート上に昇華転写する熱記録方法において、一色
を記録する度に受像シートの染料受容面を加熱処理する
熱記録方法である。又、各色の記録順序がイエロー(以
下Yと記す)、マゼンタ(以下Mと記す) シアン(以
下Cと記す)、更に必要ならばブラック(以下Bkと記
す)の順序である上記熱記録方法である。
本発明でいう上記「速度差モード法」を詳しく説明する
と、重ね合わせた記録シートと受像シートを、 (記録シートの速度)/(受像シートの速度)<1また
は (記録シートの送り量)/(受像シートの送り量)く1 の条件で走行させて熱印字する方法である。
以下、本発明の各工程の作用について説明する。
上記逆転写について説明すると、ある色で記録した結果
、受容面の表面に存在する染料は次の色で色重ね記録す
るとき、大部分は受容層の内部へ拡散していくか、一部
の染料は記録シートのインク層へ昇華する、いわゆる逆
転写現象を起す。
次に、この逆転写によって、前の記録で用いられた色の
染料が混入した染料を含んだインク層によって、速度差
モードで多数回使用すると、次のドツト記録部は上記逆
転写された色の染料と本来のインク層に含まれる色の染
料が混合された形で受像シートに転写され、色濁りの生
じた画像になる。
この現象を防止するために、一つの色で記録する度に受
容面を再加熱することにより受容面表面上の染料を受容
層内部に拡散させることによって逆転写、及び速度差モ
ード法によって生ずる色濁りを防止することができる。
更に本来MとCはYを含んでいる。CはMを含んでいる
。Bkは7%M、Cを含んでいるので記録順序をY、M
SC,Bkとすることにより、上記色濁りを軽減するこ
とができる。
再加熱方法について説明すると、まず下記の三通りの手
段がある。
(1)熱ローラ、ホットスタンプ、アイロン、赤外線ラ
ンプ、熱風等の加熱部材で受容層を直接加熱する。
(2)上記熱源との間に耐熱薄層フィルム等を介在させ
て間接的に加熱する。
(3)上記(2)の薄層フィルムとして染着性フィルム
あるいは染着性樹脂層を有するフィルムを用い、その染
着性樹脂層を受容層と接するようにしてフィルムの裏面
から上記加熱部材で加熱することにより、受容層表面の
染料を内部へ拡散させるだけではなく、一部の染料を上
記染着性フィルム又は染着性樹脂層に吸い取らせる。
図面を参照して具体的に説明すると、第1図は受像シー
ト lの受像面を熱ローラ 3によって加熱して受容層
に転写している染料2を内部に拡散させる方法を示す模
式図である。
第2図は受像シート 1と熱ローラ 3との間に1層フ
ィルム4を介在させた例を示す模式図である。
本発明で用いられる記録シートは一般に用いられる昇華
型熱転写体が用いられ、必要に応じて有機結着剤である
硬化剤、滑剤および中間層等が添加、付加される。
また、多数回使用するためには、特開平2−586に記
載されているように、インク層が染料転写寄与層と染料
供給層の二層に機能分離された積層型や特開平1−15
7891のように、粒子状束v4を分散した一層型が好
ましい。
受像シートとしては、一般に公知のものが使用され、合
成紙等の基体上に染着性を有するポリエステル樹脂等に
離型剤、滑剤、硬化剤および中間層等が添加、付加され
た材料からなる受像層を有するものが用いられる。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。
なお、実施例に記載の各成分の量(部)は重置部である
実施例1 シアン記録シート (接着層の処方) ポリビニルブチラール樹脂BX−1 コロネートし トルエン メチルエチルケトン を基体上に 1μ■厚で塗布し次に (染料供給層の処方) ポリビニルブチラール樹脂BX−1 [積水化学工業味製] 昇華性染料 カヤセットブルーフ14 [日本化薬■製コ シイソシアネート コロネートし [日本ポリウレタン工業■製] 溶剤 トルエン メチルエチルケトン (染料転写寄与層の処方) ポリビニルブチラール樹脂BX−1 10部 5部 95部 95部 10部 30部 3部 95部 95部 10部 昇華性染料 カヤセットブルーフ141011Bジイソ
シアネート コロネー)L   3部エポキシ変性シリ
コーンイル5F8411[トーレシリコーン製コ   
     3部溶剤 トルエン         95
部メチルエチルケトン    95部 上記処方の組成物をボールミルで分散後、表面に 1μ
■厚のシリコーン樹脂系耐熱層を有する厚さ 6μ閣の
芳香族ポリアミドフィルム上にワイヤーバーを用い、染
料供給層を膜厚4.5μmになるように塗布し、更にそ
の上に染料転写寄与層を膜厚1.0部層になるように塗
布し、インク層を形成し60℃24時間熱硬化させて記
録体を作製した。
マゼンタ記録体は上記シアン記録シート処方において、
染料を 供給層MS−Mazenta VP 30部、寄与層M
S−Mazenta VP  (三井東圧染料製)10
部、とした他は全て同一の条件で記録シートを作製した
イエロー記録体は上記シアン記録シート処方において染
料を 供給層Foron Br1lljant Yellow
 S−6GL 30部、寄与層Foron Br1ll
iant Yellow S−6GL 4部、とした他
は全て同一の条件で作製した。
又、受像シートとして下記組成の混合物を、充分混合分
散させ、染料受容層用塗液[A]液を調製した。
[A]液 塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニル アルコール共重合体(VAGH;ユニオンカーバイト社
製)          10部イソシアネート(コロ
ネートL; 日本ポリウレタン工業社製)     5部アミノ変性
シリコーン(SF−8417;東しシリコーン社製)0
.5部 エポキシ変性シリコーン(SF− 8411;東しシリコーン社製)0.5部トルエン  
            40部メチルエチルケトン 
      40部次に[A]液をワイヤーバーを用い
て、厚さ約150μmの合成紙(ユボPPG−150,
王子油化合成紙社製)上に塗布し、乾燥温度75℃で1
分間乾燥して、厚さ約5μmの染料受容層を形成させた
後、更に80℃で3時間保存して硬化させ、本発明で用
いる受像シートを作製した。
上記記録シートと受像シートを用い、 サーマルヘッド解像度12ドツト/■、印加エネルギー
0.64■j/ドツト、印加電力o、tew/ドツト、 の条件で、更に記録時には、 受像シート送り速度8.5■■/s s記録シート送り
速度1.2mm/s sでマゼンタを記録し2.0の記
録濃度を得た。
次にこのマゼンタを記録した受像シートを一対の熱ロー
ラ 100℃で8.51■/Sで加熱処理を行った。
この受像シートにマゼンタと同一条件でシアンを記録し
た。
比較例1 実施例1において熱ローラでの加熱処理をしない他は全
て同一実験を行った。
実施例2 実施例1において加熱処理を、記録に使用したサーマル
ヘッドを用い、それと受像紙間に8.0μ−のポリイミ
ドフィルムを介して 8.5■/Sにて、記録時と同一
エネルギーで加熱処理した他は全て同一の条件で画像を
形成した。
実施例3 実施例1において加熱処理を100℃の一対の熱ローラ
で4.5μ園、ポリエチレンテレフタレートフィルムを
介して行った他は実施例1と全て同一の条件で画像を形
成した。
以上の記録結果での色濁り評価をマゼンタのエッヂ部で
のぼやけ、尾引き長として評価した。
その結果を表−1に示す。
評価方法としてはミクロフォトメーターMPM−2(ユ
ニオン光学製)フィルターとしてコダックラッテンフィ
ルタ#58を用いた。尾引き長が短いほど逆転写による
色濁りが少なく、逆転写が少ないことを示している。
表 [発明の効果コ 以上説明したように、速度差モード法において、各色ご
とに加熱処理を行うことにより、色重において色濁りの
ない、又、エッヂはやけのない、鮮明な画像が得られる
又、記録順を色純度の高い順つまり7%M1C,Bkに
することにより、色濁りをさらに軽減することができる
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施態様を具体的に示すた
めの模式図である。 1・・・受像シート、 2・・・染料、 3・・・熱ローラ、 4・・・薄層フィルム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体上に、熱昇華性染料を含有してなる相異なる
    色相のインク層を有する記録シートと受像シートとを重
    ね合わせて、記録シート側から速度差モード法により熱
    印字して、その部分のインク層中の染料を受像シート上
    に昇華転写する熱記録方法において、一色を記録する度
    に受像シートの染料受容面を加熱処理することを特徴と
    する熱記録方法。
  2. (2)各色の記録順序がイエロー、マゼンタ、シアン、
    (及びブラック)の順序であることを特徴とする請求項
    (1)記載の熱記録方法。
JP2277622A 1990-10-18 1990-10-18 熱記録方法 Pending JPH04153083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2277622A JPH04153083A (ja) 1990-10-18 1990-10-18 熱記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2277622A JPH04153083A (ja) 1990-10-18 1990-10-18 熱記録方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04153083A true JPH04153083A (ja) 1992-05-26

Family

ID=17585988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2277622A Pending JPH04153083A (ja) 1990-10-18 1990-10-18 熱記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04153083A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0257633B1 (en) Heat transfer process and heat transfer ink sheet for use in the process
EP0141678B1 (en) Heat transfer printing sheet
JPS61283595A (ja) 被熱転写シ−ト
JP3052249B2 (ja) 熱転写フイルム及びカードの製造方法
JPH04153083A (ja) 熱記録方法
JP2982809B2 (ja) 熱転写方法
JP2965591B2 (ja) 昇華型熱転写記録方法
JP3114977B2 (ja) 熱転写シート
JPH05229265A (ja) 熱転写受像シート
JPS63317386A (ja) 熱転写シ−ト
JP3014696B2 (ja) 昇華型熱転写記録方法
JP2714670B2 (ja) 昇華転写記録方法
JPH01122485A (ja) 熱転写シート
JPS62201291A (ja) 昇華型熱転写受像体
JP2724701B2 (ja) 透過型原稿作成用被熱転写シート
JPH06297864A (ja) 昇華型熱転写記録方法及び熱転写記録シート
JPH03106691A (ja) 熱転写シート及びカードの製造方法
JP2724700B2 (ja) 透過型原稿作成用被熱転写シート
JP3217865B2 (ja) 複合熱転写シート及び画像形成方法
JP2752413B2 (ja) 熱記録方法
JPH01103488A (ja) 熱転写シート
JP2006256187A (ja) 熱転写シート
JPS61211091A (ja) 熱記録方法
JPH02233295A (ja) 昇華型熱転写記録方法
JPS63317363A (ja) 熱転写記録方法及び記録装置