JPH04152130A - ポリウレタンフォーム積層体及びその製造方法 - Google Patents
ポリウレタンフォーム積層体及びその製造方法Info
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- JPH04152130A JPH04152130A JP2276452A JP27645290A JPH04152130A JP H04152130 A JPH04152130 A JP H04152130A JP 2276452 A JP2276452 A JP 2276452A JP 27645290 A JP27645290 A JP 27645290A JP H04152130 A JPH04152130 A JP H04152130A
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- polyurethane
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- polyurethane foam
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- Pending
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
［産業上の利用分野］
本発明はドア、インスツルメントパネル、ピラー等の自
動車用内装材など、表皮材の貼着又は塗装を行って使用
するに適したポリウレタンフォーム積層体及びその製造
方法に関するものである。 ［従来の技術］ ポリウレタンフォームを型で成形する場合、その型との
離型性を良くするため、型に離型剤を塗布することが必
要である。 しかしこのようにして成形されたフオームと他の部材を
接着する場合、例えばドア、インパネ、ピラー等の自動
車用内装材のようにフオームに表皮材を貼着する場合、
フオーム側に付着した離型剤が影響して接着力が低下し
、或は接着不能となることがある。フオームを塗装する
場合にも同じような問題が生じる。 従って、洗浄或はやすりかけ等でフオーム表面に付着し
た離型剤を取り除く工程を必要とする。 洗浄方式としては、蒸気洗浄方式等が用いられているが
、洗浄液であるトリクロロエタンの使用規制や設備費が
高い等の問題がある。 離型剤を使用せず、型にポリプロピレン、ポリエチレン
等の離型性の良いフィルムを敷設した状態でポリウレタ
ンを発泡成形する方法も試みられているが、発泡時のフ
ィルムの破れ、はがれ、しわ等問題が多く、更に発泡後
のフオームから使用したフィルムを取り除く必要があり
、手数がかかるとともに産業廃棄物を生じる。
動車用内装材など、表皮材の貼着又は塗装を行って使用
するに適したポリウレタンフォーム積層体及びその製造
方法に関するものである。 ［従来の技術］ ポリウレタンフォームを型で成形する場合、その型との
離型性を良くするため、型に離型剤を塗布することが必
要である。 しかしこのようにして成形されたフオームと他の部材を
接着する場合、例えばドア、インパネ、ピラー等の自動
車用内装材のようにフオームに表皮材を貼着する場合、
フオーム側に付着した離型剤が影響して接着力が低下し
、或は接着不能となることがある。フオームを塗装する
場合にも同じような問題が生じる。 従って、洗浄或はやすりかけ等でフオーム表面に付着し
た離型剤を取り除く工程を必要とする。 洗浄方式としては、蒸気洗浄方式等が用いられているが
、洗浄液であるトリクロロエタンの使用規制や設備費が
高い等の問題がある。 離型剤を使用せず、型にポリプロピレン、ポリエチレン
等の離型性の良いフィルムを敷設した状態でポリウレタ
ンを発泡成形する方法も試みられているが、発泡時のフ
ィルムの破れ、はがれ、しわ等問題が多く、更に発泡後
のフオームから使用したフィルムを取り除く必要があり
、手数がかかるとともに産業廃棄物を生じる。
本発明は、上記のような問題点を解決したポリウレタン
フォーム積層体及びその製造方法を提供することを目的
とする。 ［課題を解決するための手段］ 本発明にかかわるポリウレタンフォーム積層体は、硬質
ポリウレタンフォームの表面にポリウレタンフィルムを
積層−像化したものであることを特徴とする。 またこのようなポリウレタンフォーム積層体の製造方法
は、硬質ポリウレタンフォームを型で成形するに際し、
型面にポリウレタンフィルムを敷設した状態でポリウレ
タン原料を注入し発泡させてポリウレタンフォームの表
面にポリウレタンフィルムを積層−像化することを特徴
とする。 ポリウレタンフォームの原料や発泡成形条件は一般に採
用されているものと同じで良い。 型面にポリウレタンフィルムを敷設した状態でポリウレ
タンを発泡成形しても、ポリウレタンフィルムはフオー
ムの発泡成形温度では溶融しないため、型との離型性が
維持される。 一方、ポリウレタンフィルムはポリウレタンフォームと
同じポリウレタン同士であるため、フオームの発泡時に
接着し一体化する。 型面にポリウレタンフィルムを敷設するに当っては、特
に緻密に型面に合わせる必要はなく、型面に軽く押しつ
ける程度で良い、そのような状態で型にフオーム原料を
注入し発泡させれば、ポリウレタンの発泡圧によりポリ
ウレタンフィルムが型面におしつけられる。ポリウレタ
ンフィルムの伸び性能は数百％であり、複雑な形状に対
しても追従することができる。 ポリウレタンフィルム厚さは１０〜１００μｍの範囲が
適当で、特に２０〜３０μｍ程度が望ましい。 ポリウレタンフィルムは必ずしもポリウレタンフォーム
の全表面に積層−像化されている必要はなく、表皮材の
貼着又は塗装を行う予定の場所にのみ積層−像化されて
いれば良い。 必要に応じて、ポリウレタンフォームの内部にガラス繊
維マット等の強化材を存在させることは自由である。 この場合の製造方法は、型面にポリウレタンフィルムを
敷設し、その上にガラス繊維マット等の強化材を置いた
状態でポリウレタン原料を注入して発泡成形させれば良
い。 ［発明の効果］ １）製品の表面に離型剤が付着していないので、そのま
ま表皮材の貼着又は塗装を行うことができる。 ２）離型材を使用せずに型から成形品を脱型できる。 ３）ポリウレタンフィルムはポリウレタンフォームの表
面に積層−像化されたままの状態で表皮材の貼着や塗装
を行うことができるので、後処理で剥す必要がない。
フォーム積層体及びその製造方法を提供することを目的
とする。 ［課題を解決するための手段］ 本発明にかかわるポリウレタンフォーム積層体は、硬質
ポリウレタンフォームの表面にポリウレタンフィルムを
積層−像化したものであることを特徴とする。 またこのようなポリウレタンフォーム積層体の製造方法
は、硬質ポリウレタンフォームを型で成形するに際し、
型面にポリウレタンフィルムを敷設した状態でポリウレ
タン原料を注入し発泡させてポリウレタンフォームの表
面にポリウレタンフィルムを積層−像化することを特徴
とする。 ポリウレタンフォームの原料や発泡成形条件は一般に採
用されているものと同じで良い。 型面にポリウレタンフィルムを敷設した状態でポリウレ
タンを発泡成形しても、ポリウレタンフィルムはフオー
ムの発泡成形温度では溶融しないため、型との離型性が
維持される。 一方、ポリウレタンフィルムはポリウレタンフォームと
同じポリウレタン同士であるため、フオームの発泡時に
接着し一体化する。 型面にポリウレタンフィルムを敷設するに当っては、特
に緻密に型面に合わせる必要はなく、型面に軽く押しつ
ける程度で良い、そのような状態で型にフオーム原料を
注入し発泡させれば、ポリウレタンの発泡圧によりポリ
ウレタンフィルムが型面におしつけられる。ポリウレタ
ンフィルムの伸び性能は数百％であり、複雑な形状に対
しても追従することができる。 ポリウレタンフィルム厚さは１０〜１００μｍの範囲が
適当で、特に２０〜３０μｍ程度が望ましい。 ポリウレタンフィルムは必ずしもポリウレタンフォーム
の全表面に積層−像化されている必要はなく、表皮材の
貼着又は塗装を行う予定の場所にのみ積層−像化されて
いれば良い。 必要に応じて、ポリウレタンフォームの内部にガラス繊
維マット等の強化材を存在させることは自由である。 この場合の製造方法は、型面にポリウレタンフィルムを
敷設し、その上にガラス繊維マット等の強化材を置いた
状態でポリウレタン原料を注入して発泡成形させれば良
い。 ［発明の効果］ １）製品の表面に離型剤が付着していないので、そのま
ま表皮材の貼着又は塗装を行うことができる。 ２）離型材を使用せずに型から成形品を脱型できる。 ３）ポリウレタンフィルムはポリウレタンフォームの表
面に積層−像化されたままの状態で表皮材の貼着や塗装
を行うことができるので、後処理で剥す必要がない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 硬質ポリウレタンフォームの表面にポリウレタンフ
ィルムを積層一体化したものであることを特徴とするポ
リウレタンフォーム積層体。 ２ 硬質ポリウレタンフォームを型で成形するに際し、
型面にポリウレタンフィルムを敷設した状態でポリウレ
タン原料を注入し発泡させてポリウレタンフォームの表
面にポリウレタンフィルムを積層一体化することを特徴
とするポリウレタンフォーム積層体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2276452A JPH04152130A (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | ポリウレタンフォーム積層体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2276452A JPH04152130A (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | ポリウレタンフォーム積層体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04152130A true JPH04152130A (ja) | 1992-05-26 |
Family
ID=17569635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2276452A Pending JPH04152130A (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | ポリウレタンフォーム積層体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04152130A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009265425A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Inoac Corp | トナーシール部材 |
| CN102825712A (zh) * | 2012-09-07 | 2012-12-19 | 随州市鸿德聚氨酯有限公司 | 一种汽车仪表台制作工艺 |
-
1990
- 1990-10-17 JP JP2276452A patent/JPH04152130A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009265425A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Inoac Corp | トナーシール部材 |
| CN102825712A (zh) * | 2012-09-07 | 2012-12-19 | 随州市鸿德聚氨酯有限公司 | 一种汽车仪表台制作工艺 |
| CN102825712B (zh) * | 2012-09-07 | 2015-03-11 | 随州市鸿德聚氨酯有限公司 | 一种汽车仪表台制作工艺 |
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