JPH10157531A - パネル補強用積層シート - Google Patents

パネル補強用積層シート

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JPH10157531A
JPH10157531A JP31636696A JP31636696A JPH10157531A JP H10157531 A JPH10157531 A JP H10157531A JP 31636696 A JP31636696 A JP 31636696A JP 31636696 A JP31636696 A JP 31636696A JP H10157531 A JPH10157531 A JP H10157531A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルが平坦であったり、あるいは湾曲して
いる場合においても、そのパネルに対し容易に貼り付け
ることができるとともに、基材層の発泡に基づく発泡層
の一部がパネルに対し直接に接着することで、パネルに
対する発泡層の接着不良を防止する。 【解決手段】 パネル10に対し、パネル貼付面14に
おいて貼り付けられかつ外部加熱によって発泡し発泡層
13となることでパネル10を補強する発泡性材料より
なる基材層12と、その基材層12のパネル貼付面14
と反対側の接合面15に一体状に接合され基材層12の
発泡を制限する拘束層21とを備える。基材層12のパ
ネル貼付面14には、所要数の割溝16が凹設されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パネル補強用積
層シートに関し、例えば、車体パネルの裏面に貼り付け
られてそのパネルを補強するとともに、断熱性、遮音性
等を高めるパネル補強用積層シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パネルに対し、発泡性材料よりな
る基材を、その一側面のパネル貼付面において貼り付
け、その基材を外部加熱により発泡させて発泡層を形成
することで、パネルを補強するとともに、断熱性、遮音
性等を高めることが知られている。また、前記基材を略
均一な肉厚において発泡させて発泡層を得るために、図
9に示すように、発泡性材料よりなる基材層112と、
その基材層112のパネル貼付面114と反対側の接合
面115に一体状に接合され前記基材層112の発泡を
制限する拘束層121とを備えたパネル補強用積層シー
ト111が知られている。前記パネル補強用積層シート
111において、その基材層112のパネル貼付面11
4には、接着剤の塗布や粘着テープの貼り付け等によっ
て接着層131が設けられる。そして、パネル補強用積
層シート111は、その接着層131によって、パネル
110の裏面に貼り付けられる。その後、図10に示す
ように、外部加熱によって基材層112が発泡し、発泡
層113となることで、パネル110が補強されるとと
もに、断熱性、遮音性等が高められるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
パネル補強用積層シート111においては、図10に示
すように、外部加熱によって基材層112が発泡して発
泡層113となる際、その基材層112の発泡に基づく
引張力が接着層131に作用し、その引張力によって接
着層131が寸断されることがある。そして、接着層1
31の寸断によって、パネル110に対する発泡層11
3の接着力が低下し、発泡層113が部分的に剥がれる
場合があった。また、前記従来のパネル補強用積層シー
ト111において、押出成形等によって基材層112が
成形され、その基材層112が冷却する前に、基材層1
12の接合面115に拘束層121が一体状に接合され
ると、基材層112と拘束層121との収縮率の差によ
って、図11に示すように、パネル補強用積層シート1
11が湾曲状に変形されることがある。前記湾曲状に変
形されたパネル補強用積層シート111は、平坦なパネ
ル110に貼り付けることが困難となり、その貼り付け
に多くの手間を必要とする。さらに、反対側に湾曲した
パネル(図示しない)に対しは、その貼り付けが一層困
難となるという問題点があった。
【0004】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、パネルが平坦であったり、あるいは湾曲している場
合においても、そのパネルに対し容易に貼り付けること
ができるとともに、基材層の発泡に基づく発泡層の一部
がパネルに対し直接に接着することで、パネルに対する
発泡層の接着不良を防止することができるパネル補強用
積層シートを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係るパネル補強用積層シートは、
パネルに対し、パネル貼付面において貼り付けられかつ
外部加熱によって発泡し発泡層となることで前記パネル
を補強する発泡性材料よりなる基材層と、その基材層の
パネル貼付面と反対側の接合面に一体状に接合され前記
基材層の発泡を制限する拘束層とを備え、前記基材層の
パネル貼付面には、所要数の割溝が凹設されていること
を特徴とする。
【0006】また、請求項2の発明に係るパネル補強用
積層シートは、請求項1に記載のパネル補強用積層シー
トにおいて、基材層のパネル貼付面には、その一端から
他端にわたって複数条の割溝が略平行状に凹設されてい
ることを特徴とする。したがって、請求項1及び2の発
明に係るパネル補強用積層シートによれば、パネルが湾
曲している場合においても、そのパネルの湾曲面に対応
してパネル補強用積層シートが、その基材層のパネル貼
付面に凹設された割溝において容易に湾曲されるととも
に、前記パネル貼付面において接着層を介して確実に貼
り付けられる。その後、外部加熱によって基材層が発泡
し発泡層となる際、その基材層をなす発泡性材料の一部
が割溝を埋め尽くすようにして発泡しパネルに直接接着
するため、パネルに対する発泡層の接着不良が防止され
る。
【0007】請求項3の発明に係るパネル補強用積層シ
ートは、請求項1に記載のパネル補強用積層シートにお
いて、基材層のパネル貼付面には、複数条の割溝が互い
に交差してそれぞれ凹設されていることを特徴とする。
したがって、請求項3の発明に係るパネル補強用積層シ
ートによれば、パネルが3次元に湾曲している場合にお
いても、そのパネルの3次元の湾曲面に対しパネル補強
用積層シートが、その基材層の複数条の割溝及び割溝交
差部において容易に湾曲され、接着層を介して確実に貼
り付けられるとともに、基材層をなす発泡性材料の一部
が複数条の割溝及び割溝交差部をそれぞれ埋め尽くすよ
うにして発泡しパネルに直接接着するため、パネルに対
する発泡層の接着不良がより一層確実に防止される。
【0008】請求項4の発明に係るパネル補強用積層シ
ートは、請求項2又は3に記載のパネル補強用積層シー
トにおいて、基材層のパネル貼付面に凹設された割溝の
溝幅は、その底面側よりもパネル貼付面に開口する側が
広く形成されていることを特徴とする。したがって、請
求項4の発明に係るパネル補強用積層シートによれば、
基材層のパネル貼付面に凹設された割溝の溝幅が、その
底面側よりもパネル貼付面に開口する側が広く形成され
ることで、パネルに対する発泡層の直接的な接着面積が
拡大されるため、パネルに対する発泡層の接着強度が高
められる。また、パネルを焼き付け塗装するに先立っ
て、そのパネルが塗料槽に浸漬される際、その塗料が基
材層の割溝に流入しその割溝の開口部において、パネル
面に付着する。これによって、パネルに対し、パネル補
強用積層シートが貼り付けられる側においても塗装面が
設けられる。そして、前記割溝の溝幅が、その底面側よ
りもパネル貼付面に開口する側が広く形成されること
で、前記塗装面の面積が拡大され、パネルの非塗装面が
縮小される。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)この発明の実施の形態1を図1〜図4
にしたがって説明する。図1と図2において、車体パネ
ルのような鋼板製のパネル10の裏面に貼り付けられる
パネル補強用積層シート11は、外部加熱によって発泡
し発泡層13となることで前記パネル10を補強する発
泡性材料よりなる基材層12と、その基材層12のパネ
ル貼付面14と反対側の接合面15に一体状に接合され
前記基材層12の発泡を制限する拘束層21とを備えて
いる。前記基材層12は、外部加熱、例えば、110℃
〜190℃前後の温度で発泡して発泡層13となりかつ
金属面や塗装面に対し強固に接着する発泡剤混入の合成
樹脂、ゴム等の発泡性材料よりなり、押出成形等によっ
て平板状に成形されている。
【0010】この実施の形態1において、前記基材層1
2をなす発泡性材料として、例えば、特開平2−276
836号公報に開示されている配合をもつ発泡性材料が
用いられる。ちなみに、この発泡性材料の配合は、エチ
レンとメチルアクリレートのコポリマーMIO.7,M
A15重量%63.55,LDPE(融点1.5℃、密
度0.919)27.15,4,4−ジ−tertブチ
ルぺルオキシn−ブチルバレレート(トリゴノックス
(Trigonox)29/40)0.63,ビス(t
ert−ブチルぺルオキシイソプロピル)ベンゼン(パ
ーカドックス(Perkadox)14/40)1.6
3,ベンゼンスルホニルヒドラジド(セローゲン(Ce
llogen)OT)3.62,アゾジカーボンアミド
(ポロフォー(Porofor)ADC−K)1.8
1,及びジ−エチレングリコール(DEG)1.81
(全比率は重量基準)である。ポロフォー成分は発泡活
性を活性化する亜鉛を含む。そして、前記発泡性材料が
押出成形や射出成形によって必要とされる特定形状、す
なわち、平板状に成形されることで基材層12が構成さ
れる。前記した発泡性材料よりなる基材層12は、11
0℃〜190℃の温度で発泡、硬化され、金属面や塗装
面に対し強固に接着する独立気泡の発泡層13となる。
【0011】前記基材層12の一側面のパネル貼付面1
4には、その一端から他端にわたって、複数条の割溝1
6が所定間隔を隔てて略平行状に凹設されている。そし
て、基材層12は、その各割溝16が形成される部分に
おいて薄肉状をなし湾曲状に変形されやすくなってい
る。また、この実施の形態1において、基材層12のパ
ネル貼付面14に凹設された複数条の割溝16は、その
底面側の溝幅が狭く、パネル貼付面14に開口する側の
溝幅が広い段差溝に形成されている。
【0012】前記基材層12のパネル貼付面14と反対
側の接合面15に一体状に貼り付けられた拘束層21
は、ガラス繊維シート、耐熱性合成樹脂シート等の可撓
性、強靱性及び耐熱性を有するシート材より形成されて
おり、基材層12を略均一な肉厚に発泡させるととも
に、基材層12の発泡に基づく発泡層13の表面を保護
する機能を有する。
【0013】この実施の形態1において、図4に示すよ
うに、押出成形機50の成形ダイから発泡性材料が押出
され、これによって平板状の基材層12が成形される。
その基材層12の押出成形の直後でその基材層12が冷
却固化される前において、保持ローラ60にロール状に
巻回保持された拘束層21が前記基材層12の接合面1
5に向けて引き出される。そして、上下一対の圧着ロー
ラ71、72によって、前記基材層12と拘束層21と
が圧着されながら移送されることで、基材層12の接合
面15に拘束層21が一体状に接合される。さらに、一
方の圧着ローラ71には、基材層12のパネル貼付面1
4に割溝16を形成するための成形凸部が突設されてお
り、前記基材層12の接合面15に拘束層21が一体状
に接合されると同時に、その基材層12のパネル貼付面
14には、複数条の割溝16が凹設される。その後、前
記拘束層21を一体状に備えた基材層12が所定長さで
切断されることで、パネル補強用積層シート11が製造
される。
【0014】この実施の形態1のパネル補強用積層シー
ト11は上述したように構成される。したがって、車体
パネルのような鋼板製のパネル10の裏面に対し、パネ
ル補強用積層シート11が貼り付けられる際、図2に示
すように、予め、パネル補強用積層シート11の基材層
12のパネル貼付面14には、その複数条の割溝16の
部分を除いて接着剤が塗布されたり、あるいは、粘着テ
ープが貼り付けられることで接着層31が設けられる。
そして、パネル10の裏面に対し、パネル補強用積層シ
ート11は、その基材層12の接着層31を介して貼り
付けられる。図2に示すように、前記パネル10が湾曲
している場合、そのパネル10の湾曲面に対応してパネ
ル補強用積層シート11が、その基材層12のパネル貼
付面14に凹設された複数条の割溝16においてそれぞ
れ容易に湾曲されるため、そのパネル10の裏面に対し
パネル貼付面14において接着層31を介して確実に貼
り付けられる。
【0015】その後、前記パネル補強用積層シート11
を備えたパネル10は、塗料槽に浸漬された後、焼き付
け塗装される。パネル10が塗料槽に浸漬される際、そ
の塗料が基材層12の割溝16に流入しその割溝16の
開口部において、パネル10の裏面に付着する。これに
よって、パネル10の裏面においても塗装面が設けられ
る。さらに、前記割溝16の溝幅は、その底面側よりも
パネル貼付面14に開口する側が広く形成されること
で、パネル10の裏面の塗装面の面積が拡大され、パネ
ル10の非塗装面が縮小される。
【0016】また、前記パネル10が焼き付け塗装され
る際の外部加熱によって基材層12が発泡し発泡層13
となる際、図3に示すように、その基材層12をなす発
泡性材料の一部が複数条の割溝16をそれぞれ埋め尽く
すようにして発泡し、パネル10の裏面に直接に接着す
るため、パネル10の裏面に対する発泡層13の接着不
良が防止される。さらに、前記割溝16の溝幅は、その
底面側よりもパネル貼付面14に開口する側が広く形成
されることで、パネル10の裏面に対する発泡層13の
直接的な接着面積が拡大されるため、パネル10の裏面
に対する発泡層13の接着強度が高められる。
【0017】(実施の形態2)次に、この発明の実施の
形態2を図5〜図8にしたがって説明すると、この実施
の形態2においては、図5に示すように、パネル補強用
積層シート11の基材層12のパネル貼付面14には、
各複数条の縦方向割溝17と横方向割溝18とが互いに
直角状に交差してそれぞれ凹設されている。また、前記
基材層12は、実施の形態1と同材質の発泡性材料によ
って形成され、その基材層12の接合面15に一体状に
接合される拘束層21も実施の形態1と同材質の可撓
性、強靱性及び耐熱性を有するシート材より形成されて
いる。
【0018】したがって、この実施の形態2において
は、図6に示すように、パネル10が3次元に湾曲して
いる場合においても、そのパネル10の3次元の湾曲面
をなす裏面に対しパネル補強用積層シート11が、その
基材層12の各複数条の縦方向割溝17、横方向割溝1
8及びこれら割溝の交差部において容易に湾曲され、接
着層31を介して確実に貼り付けられる。しかも、基材
層12が発泡する際、図7に示すように、基材層12を
なす発泡性材料の一部が各複数条の縦方向割溝17、横
方向割溝18及びこれら割溝の交差部をそれぞれ埋め尽
くすようにして発泡しパネル10に直接接着するため、
パネル10に対する発泡層13の接着不良がより一層確
実に防止される。
【0019】また、前記実施の形態2のパネル補強用積
層シート11において、基材層12のパネル貼付面14
に凹設される縦方向割溝17と横方向割溝18の溝幅
は、図5と図6に示すように、その溝底面側とパネル貼
付面14に開口する側とが略同じ溝幅に形成されてもよ
く、図8の(A)に示すように、基材層12のパネル貼
付面14に凹設される縦方向割溝17と横方向割溝18
の溝幅は、底面側よりもパネル貼付面14に開口する側
が広く形成された断面段差溝に形成されてもよく、図8
の(B)に示すように、断面台形溝に形成されてもよ
く、図8の(C)に示すように、断面U字溝、V字溝等
に形成されてもよい。
【0020】なお、この発明は前記実施の形態1及び2
に限定するものではない。例えば、基材層12のパネル
貼付面14に対し一つ又は複数の割溝16をジグザグ
状、波打ち状等に凹設してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1及び2に記
載の発明によれば、パネルが平坦であったり、あるいは
湾曲している場合においても、そのパネルに対しパネル
補強用積層シートを容易に貼り付けることができる、貼
り付けコストの低減を図ることができる。さらに、基材
層の発泡に基づく発泡層の一部がパネルに対し直接に接
着することで、パネルに対する発泡層の接着不良を防止
することができ、パネルを良好に補強することができ
る。また、請求項3に記載の発明によれば、パネルが3
次元に湾曲している場合においても、パネル補強用積層
シートを容易にかつ確実に貼り付けることができるとと
もに、パネルに対する発泡層の接着不良をより一層確実
に防止することができる。請求項4に記載の発明によれ
ば、パネルに対する発泡層の直接的な接着面積が拡大さ
れるため、パネルに対する発泡層の接着強度が高められ
る剥がれによる不具合を確実に防止することができると
ともに、パネルの塗装面の面積を拡大し、パネルの非塗
装面を縮小することもでき、耐腐食性を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1のパネル補強用積層シ
ートを示す斜視図である。
【図2】同じく湾曲したパネルの裏面にパネル補強用積
層シートを貼り付けた状態を示す断面図である。
【図3】同じく基材層が発泡して発泡層となった状態を
示す断面図である。
【図4】同じく基材層が押出成形された後その基材層の
接合面に拘束層を接合すると同時にその基材層のパネル
貼付面に割溝を形成する工程を示す説明図である。
【図5】この発明の実施の形態2のパネル補強用積層シ
ートを示す斜視図である。
【図6】同じく湾曲したパネルの裏面にパネル補強用積
層シートを貼り付けた状態を示す断面図である。
【図7】同じく基材層が発泡して発泡層となった状態を
示す断面図である。
【図8】同じく基材層のパネル貼付面に凹設された縦方
向割溝、横方向割溝の断面形状変更例をそれぞれ示す断
面図である。
【図9】従来のパネル補強用積層シートを示す断面図で
ある。
【図10】同じく基材層が発泡して発泡層となった状態
を示す断面図である。
【図11】同じく従来のパネル補強用積層シートが湾曲
状に変形された状態示す断面図である。
【符号の説明】
10 パネル 11 パネル補強用積層シート 12 基材層 13 発泡層 14 パネル貼付面 15 接合面 16 割溝 17 縦方向割溝 18 横方向割溝 21 拘束層 31 接着層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに対し、パネル貼付面において貼
    り付けられかつ外部加熱によって発泡し発泡層となるこ
    とで前記パネルを補強する発泡性材料よりなる基材層
    と、その基材層のパネル貼付面と反対側の接合面に一体
    状に接合され前記基材層の発泡を制限する拘束層とを備
    え、 前記基材層のパネル貼付面には、所要数の割溝が凹設さ
    れていることを特徴とするパネル補強用積層シート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパネル補強用積層シー
    トにおいて、基材層のパネル貼付面には、その一端から
    他端にわたって複数条の割溝が略平行状に凹設されてい
    ることを特徴とするパネル補強用積層シート。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のパネル補強用積層シー
    トにおいて、基材層のパネル貼付面には、複数条の割溝
    が互いに交差してそれぞれ凹設されていることを特徴と
    するパネル補強用積層シート。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載のパネル補強用積
    層シートにおいて、基材層のパネル貼付面に凹設された
    割溝の溝幅は、その底面側よりもパネル貼付面に開口す
    る側が広く形成されていることを特徴とするパネル補強
    用積層シート。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002012167A (ja) * 2000-04-26 2002-01-15 Neoex Lab Inc 中空構造物の補強構造とその補強具
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