JPH04147931A - カラー金合金 - Google Patents

カラー金合金

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Publication number
JPH04147931A
JPH04147931A JP2272820A JP27282090A JPH04147931A JP H04147931 A JPH04147931 A JP H04147931A JP 2272820 A JP2272820 A JP 2272820A JP 27282090 A JP27282090 A JP 27282090A JP H04147931 A JPH04147931 A JP H04147931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gold
powder
alloy
gold alloy
boride
Prior art date
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Pending
Application number
JP2272820A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuzo Okamoto
岡本 龍蔵
Ken Nohara
野原 建
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Ishifuku Metal Industry Co Ltd
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Ishifuku Metal Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc, Ishifuku Metal Industry Co Ltd filed Critical Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 この発明は、装飾品に利用されるカラー金合金に関する
ものである。
〔発明の概要1 従来、金または金合金の色調は、金色ないし銀白色系し
かなかった。この発明は、硼化物をつくる金属と金とか
らなる金合金に、硼化処理を行ない、この金合金の硼化
物粉末を金合金のバインダで焼結することにより、各種
カラーを呈する金合金を製造できるようにした。
[従来の技術] 従来、金にCr、Fe、Niを添加した金合金に、硼化
処理を施して金合金の表面を硬化させた報告がある。(
例えば、拾出福久、金属、1983年7月号P40−4
1) [発明が解決しようとする課題1 しかしながら、この合金に硼化処理を施しても、硬くは
なるがその色はいずれも銀白色を呈し 装飾品には向い
ていない。
[課題を解決するための手段] 上記のCr、Fe、NiをPr、Nd、Sm−にかえた
金合金に硼化処理を施せば、Pr、Nd、Smの硼化物
はそれぞれ、灰褐色、青色、黒色であるから、金は硼化
物をっ(らないが、金合金は全体として灰褐色、青色・
・を呈することになる。これについては、特願平1−3
03908号として出願している6 上記の方法は、金合金の表面のカラー化に関する技術で
あり、ここでは内部まで同じカラーを呈する金合金にす
るため、金合金の硼化物を粉末にしてこれにバインダと
して、金または金合金を添加して焼結した。
また、発色させるために金合金に添加した金属は、Be
、Mg、Ca、Sr、Ba、Sc、Y、La、Ce、P
r、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er
、Tm、Yb、Lu、Th、U、Zr、Hf、V、Nb
、Ta、Mo、W、Mnてあり、これらの1種または2
種以上を合計で5ないし40%、で残りは、実質的にA
uとした。
これらの添加金属の硼化物の色調を第1表に示す。(引
用文献 高融点化合物便覧日ソ通信社)相 第1表 分散状態(粉末) での色 あらかしめ、上記添加金属だけのカラー硼化物の粉末を
つくっておき、これと金または金合金の粉末を混合、成
形、焼結した場合、硼化物と金とは濡れに<<、不完全
焼結になってしまう。
そのため、金を含有したカラー硼化物をつくっておき、
これを金または金合金のバインダて結合させる方法をと
った。この方法によると、カラ硼化物の中に金が包含さ
れているため、バインダの金とよく濡れ、完全焼結する
ことがわかった。
[作用] Be、Llgなどの添加量を5%から40%に限定した
のは、5%1.:)、下では硼化物の色調が出す、40
%を超えると色調は優れているが、硼化物特有の脆さが
現れて装飾品に要求される強度が満たされないからであ
る。
また、バインダとしての金または金合金の添加量を3%
ないし30%に限定したのは、3%以下では硼化物を結
合させる力が弱く、30%を超えると結合力は十分だが
、色調が金の黄金色に引っ張られ、硼化物本来の色調が
打消されるためである。
[実施例1] Nd15%残りAuの合金を溶製し、これを砕いて粉末
にした。この金合金粉末を炭化ポロン粉末で包み、るつ
ぼに挿入した。そして、アルゴン雰囲気中で900℃3
時間保持した。こうしてできた硼化処理粉末の色は、鮮
やかな青色であった。
この粉末90gfに対して、Au粉末10部を加え、粉
砕、混合した。これを、Φ20X5mmの円板に圧粉成
形した6 焼結には、1010°Cの真空炉を使い、既に昇温しで
いるチャンバに試料を素早く挿入し、急速加熱し、焼結
状態を観察して5分保持後に試料を素早く冷却室に取出
して、アルゴンガスで冷却した。
上記のように急速加熱、短時間保持、急速冷却を行なっ
たのは、硼化処理粉末中にバインダの金が拡散して、色
調を褪せさせるのを阻止するためである。
焼結上がりの試料は、淡い青色を呈し、装飾性に優れた
、しかも強度のあるものであった。
[実施例2] 実施例1と同じ方法でつ(った硼化処理粉末の粒子の表
面に金の薄膜をコーティングした。この金コーティング
粉末に、全含有量調整のための金粉末を添加した後、実
施例1と同じ方法で混合、成形、焼結した。
焼結上がり試料は青色で、その強度は、引っ張り強さで
22.3kg・mm”あり、実施例1に比べて25%の
強度増が認められた。
[発明の効果1 以上説明したように、内部まで表面と同一の成分と色調
を有する各種カラー金合金が製造できるようになった。
またその色調は鮮やかな青、赤、黒色などで、金合金の
従来のイメージを大きく転換するものである。
その用途は、装飾品としてペンダント、ネックレスなど
の装身具や、時計の側、バンド、万年筆など幅広い用達
がある。
なお、実施例ではバインダとしてAuを用いたが、Au
合金を用いることもあり、その場合の狙いは1)金含有
量を調整する、2)ホワイトボルドにすることによって
、金の有する金色色調を弱める、の二つである。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  主成分がAuまたはAu合金、残りがBe、Mg、C
    a、Sr、Ba、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、
    Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Y
    b、Lu、Th、U、Zr、Hf、V、Nb、Ta、M
    o、W、Mnの1種または2種以上を合計で5%ないし
    40%(重量%、以下同じ)の金合金に硼化処理を施し
    、その硼化物の粉末に、AuまたはAu合金をバインダ
    として3%ないし30%添加したことを特徴とするカラ
    ー焼結金合金。
JP2272820A 1990-10-11 1990-10-11 カラー金合金 Pending JPH04147931A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103695692A (zh) * 2013-12-11 2014-04-02 广州番禺职业技术学院 一种高成色高硬度金合金材料及其制备方法
CN103820671A (zh) * 2013-12-11 2014-05-28 广州番禺职业技术学院 一种高硬度足金材料及其制备方法
CN109913688A (zh) * 2019-04-11 2019-06-21 深圳市甘露珠宝首饰有限公司 金合金及其制备方法

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CN103695692A (zh) * 2013-12-11 2014-04-02 广州番禺职业技术学院 一种高成色高硬度金合金材料及其制备方法
CN103820671A (zh) * 2013-12-11 2014-05-28 广州番禺职业技术学院 一种高硬度足金材料及其制备方法
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