JPH01179707A - 窒化珪素および炭素の複合物の製造方法 - Google Patents
窒化珪素および炭素の複合物の製造方法Info
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- JPH01179707A JPH01179707A JP63002683A JP268388A JPH01179707A JP H01179707 A JPH01179707 A JP H01179707A JP 63002683 A JP63002683 A JP 63002683A JP 268388 A JP268388 A JP 268388A JP H01179707 A JPH01179707 A JP H01179707A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(1)発明の目的
[産業上の利用分野]
本発明は、窒化珪素および炭素の複合物およびその製造
方法に関し、特に炭化珪素粉末、炭化珪素ウィスカもし
くは炭化珪素繊維中の炭化珪素を分解して窒化珪素およ
び炭素を生成せしめてなる窒化珪素および炭素の複合物
およびその製造方法に関するものである。
方法に関し、特に炭化珪素粉末、炭化珪素ウィスカもし
くは炭化珪素繊維中の炭化珪素を分解して窒化珪素およ
び炭素を生成せしめてなる窒化珪素および炭素の複合物
およびその製造方法に関するものである。
[従来の技術]
従来この種の窒化珪素Σよび炭素の複合物およびその製
造方法としては、窒化珪素繊維の表面に対し化学蒸着に
より炭素なコーチインクして複合化するもの以外、全く
提案されたものがなかった。
造方法としては、窒化珪素繊維の表面に対し化学蒸着に
より炭素なコーチインクして複合化するもの以外、全く
提案されたものがなかった。
[解決すべき問題点]
しかしながらこれでは、炭素のコーティングの厚さを調
節することが困難で大量生産に適しない欠点があり、ま
た窒化珪素および炭素の粉末状複合物あるいはウィスカ
複合物を全く製造できない欠点かあり、ひいては窒化珪
素粉末、窒化珪素ウィスカあるいは窒化珪素繊維を複合
化することによってその素材強化能力などの特性を改善
てきない欠点かあった。
節することが困難で大量生産に適しない欠点があり、ま
た窒化珪素および炭素の粉末状複合物あるいはウィスカ
複合物を全く製造できない欠点かあり、ひいては窒化珪
素粉末、窒化珪素ウィスカあるいは窒化珪素繊維を複合
化することによってその素材強化能力などの特性を改善
てきない欠点かあった。
そこて本発明は、これらの欠点を解決するために、窒化
珪素および炭素の複合物3よびその製造方法を提供せん
とするものである。
珪素および炭素の複合物3よびその製造方法を提供せん
とするものである。
(2)発明の構成
[問題点の解決手段]
本発明により提供される問題点の解決手段は、「窒化珪
素および炭素を同一の粉末粒子。
素および炭素を同一の粉末粒子。
ウィスカもしくは繊維内に包有してなることを特徴とす
る窒化珪素および炭素の複合物」 である。
る窒化珪素および炭素の複合物」 である。
本発明により提供される問題点の他の解決手段は、
「純度か50重量%以上である炭化珪素粉末。
炭化珪素ウィスカもしくは炭化珪素繊維中の炭化珪素を
分解して窒化珪素および炭素を生成する分解工程を包有
してなることを特徴とする窒化珪素および炭素の複合物
の製造方法」 である。
分解して窒化珪素および炭素を生成する分解工程を包有
してなることを特徴とする窒化珪素および炭素の複合物
の製造方法」 である。
[作用]
本発明にかかる窒化珪素および炭素の複合物は、窒化珪
素および炭素を同一の粉末粒子、ウィスカもしくは繊維
内に包有してなるのて、窒化珪素粉末、窒化珪素ウィス
カもしくは窒化珪素繊維をそれぞれ炭素によって微細に
複合化する作用をなし、ひいては窒化珪素粉末、窒化珪
素ウィスカもしくは窒化珪素繊維の素材強化能力などの
特性をそれぞれ改善する作用をなす。
素および炭素を同一の粉末粒子、ウィスカもしくは繊維
内に包有してなるのて、窒化珪素粉末、窒化珪素ウィス
カもしくは窒化珪素繊維をそれぞれ炭素によって微細に
複合化する作用をなし、ひいては窒化珪素粉末、窒化珪
素ウィスカもしくは窒化珪素繊維の素材強化能力などの
特性をそれぞれ改善する作用をなす。
また本発明にかかる窒化珪素および炭素の複合物の製造
方法は、純度か50重量%以上である炭化珪素粉末、炭
化珪素ウィスカもしくは炭化珪素繊維中の炭化珪素を分
解工程で分解することにより窒化珪素および炭素を生成
してなるので、窒化珪素粉末、窒化珪素ウィスカもしく
は窒化珪素繊維をそれぞれ炭素によって直接に複合化す
る作用をなし、ひいては窒化珪素粉末、窒化珪素ウィス
カもしくは窒化珪素繊維を大量かつ廉価に製造すること
を可能とする作用をなし、併せて炭化珪素粉末、炭化珪
素ウィスカもしくは炭化珪素繊維のサイズを予め選択す
ることによって窒化珪素および炭素の複合物のサイズを
適宜に調節する作用をなす。
方法は、純度か50重量%以上である炭化珪素粉末、炭
化珪素ウィスカもしくは炭化珪素繊維中の炭化珪素を分
解工程で分解することにより窒化珪素および炭素を生成
してなるので、窒化珪素粉末、窒化珪素ウィスカもしく
は窒化珪素繊維をそれぞれ炭素によって直接に複合化す
る作用をなし、ひいては窒化珪素粉末、窒化珪素ウィス
カもしくは窒化珪素繊維を大量かつ廉価に製造すること
を可能とする作用をなし、併せて炭化珪素粉末、炭化珪
素ウィスカもしくは炭化珪素繊維のサイズを予め選択す
ることによって窒化珪素および炭素の複合物のサイズを
適宜に調節する作用をなす。
[実施例]
次に本発明について、実施例を挙げ具体的に説明する。
まず本発明にかかる窒化珪素および炭素の複合物の一実
施例について、その詳細を説明する。
施例について、その詳細を説明する。
本発明にかかる窒化珪素および炭素の複合物は、窒化珪
素SI3N4および炭素Cを同一の粉末粒子、ウィスカ
もしくは繊維内に包有している。換言すれば、本発明の
複合物は、窒化珪素粉末、窒化珪素ウィスカもしくは窒
化珪素繊維と、その窒化珪素粉末、窒化珪素ウィスカも
しくは窒化珪素繊維の内部に含まれた炭素Cとから形成
されている。
素SI3N4および炭素Cを同一の粉末粒子、ウィスカ
もしくは繊維内に包有している。換言すれば、本発明の
複合物は、窒化珪素粉末、窒化珪素ウィスカもしくは窒
化珪素繊維と、その窒化珪素粉末、窒化珪素ウィスカも
しくは窒化珪素繊維の内部に含まれた炭素Cとから形成
されている。
炭素Cは、本発明の窒化珪素および炭素の複合物の表面
近傍に存在しており、セラミックスあるいは金属などに
対して強化剤として添加分散されたとき、本発明の窒化
珪素および炭素の複合物とセラミックスあるいは金属な
どとが互いに反応することを抑制し、その破壊靭性値を
改善向上せしめる。
近傍に存在しており、セラミックスあるいは金属などに
対して強化剤として添加分散されたとき、本発明の窒化
珪素および炭素の複合物とセラミックスあるいは金属な
どとが互いに反応することを抑制し、その破壊靭性値を
改善向上せしめる。
更に本発明にかかる窒化珪素および炭素の複合物の製造
方法の一実施例について、その詳細を説明する。
方法の一実施例について、その詳細を説明する。
純度が50重量%以」二である炭化珪素粉末、炭化珪素
ウィスカもしくは炭化珪素繊維を、それぞれ出発原料と
して準備する。炭化珪素粉末、炭化珪素ウィスカもしく
は炭化珪素繊維のサイズは、本発明の窒化珪素および炭
素の複合物のサイズに応して所望により適宜選択すれば
よい。
ウィスカもしくは炭化珪素繊維を、それぞれ出発原料と
して準備する。炭化珪素粉末、炭化珪素ウィスカもしく
は炭化珪素繊維のサイズは、本発明の窒化珪素および炭
素の複合物のサイズに応して所望により適宜選択すれば
よい。
出発原料としての炭化珪素粉末、炭化珪素ウィスカもし
くは炭化珪素繊維中の炭化珪素SiCを、分解工程によ
って全て分解することにより窒化珪素Si、N、および
炭素Cを生成せしめる。すなわち100気圧以上の窒素
分圧を有する雰囲気中て]200℃の温度以上に加熱し
て熱間静水圧プレス処理を行なうことにより、次式の如
く 3S+C: + 2N2 → Sl:IN4 + :
lC炭化珪素粉末、炭化珪素ウィスカもしくは炭化珪素
繊維中の炭化珪素SiCを全て分解し、窒化珪素S1:
ilLおよび炭素Cを生成して窒化珪素および炭素の複
合物を作成する。
くは炭化珪素繊維中の炭化珪素SiCを、分解工程によ
って全て分解することにより窒化珪素Si、N、および
炭素Cを生成せしめる。すなわち100気圧以上の窒素
分圧を有する雰囲気中て]200℃の温度以上に加熱し
て熱間静水圧プレス処理を行なうことにより、次式の如
く 3S+C: + 2N2 → Sl:IN4 + :
lC炭化珪素粉末、炭化珪素ウィスカもしくは炭化珪素
繊維中の炭化珪素SiCを全て分解し、窒化珪素S1:
ilLおよび炭素Cを生成して窒化珪素および炭素の複
合物を作成する。
換言すれば、上述の分解工程を所定の時間だけ持続せし
めることにより、出発原料すなわち炭化珪素粉末、炭化
珪素ウィスカもしくは炭化珪素繊維中の炭化珪素SiC
を、全て窒化珪素5iJ4および炭素Cに分解すること
かでき、ひいては窒化珪素粉末、窒化珪素ウィスカもし
くは窒化珪素繊維を炭素Cによってそれぞれ複合化した
窒化珪素および炭素の複合物を生成できる。
めることにより、出発原料すなわち炭化珪素粉末、炭化
珪素ウィスカもしくは炭化珪素繊維中の炭化珪素SiC
を、全て窒化珪素5iJ4および炭素Cに分解すること
かでき、ひいては窒化珪素粉末、窒化珪素ウィスカもし
くは窒化珪素繊維を炭素Cによってそれぞれ複合化した
窒化珪素および炭素の複合物を生成できる。
加えて本発明にかかる窒化珪素および炭素の複合物およ
びその製造方法の一実施例を、−層良く理解するために
、具体的な数値を挙げ詳細に説明する。
びその製造方法の一実施例を、−層良く理解するために
、具体的な数値を挙げ詳細に説明する。
(実施例1)
純度か95重量%以上てかつ平均粒径が0.9ルである
炭化珪素粉末中の炭化珪素SiGを、 100気圧以上
の窒素分圧を有する雰囲気中て、1700℃の温度に加
熱して熱間静水圧プレス処理を2時間にわたり実行した
。
炭化珪素粉末中の炭化珪素SiGを、 100気圧以上
の窒素分圧を有する雰囲気中て、1700℃の温度に加
熱して熱間静水圧プレス処理を2時間にわたり実行した
。
これにより炭化珪素粉末中の炭化珪素SiCは、第1表
に示した如く、全て窒化珪素Si:+Lおよび炭素Cに
分解され、ひいては窒化珪素および炭素の粉末状複合物
が生成された。
に示した如く、全て窒化珪素Si:+Lおよび炭素Cに
分解され、ひいては窒化珪素および炭素の粉末状複合物
が生成された。
窒化珪素および炭素の粉末状複合物は、表面か黒色を呈
していたが、大気中で0.5時間にわたり800℃の温
度に加熱することによって酸化したところ、白色ないし
白縁色を呈するようになった。
していたが、大気中で0.5時間にわたり800℃の温
度に加熱することによって酸化したところ、白色ないし
白縁色を呈するようになった。
そののち窒化珪素および炭素の粉末状複合物の組成を分
析したところ、大半の炭素Cか酸化され二酸化炭素CO
2として除去されており、炭素Cが0.5重量%に減少
していた。このとき大気中の酸素02は、窒化珪素およ
び炭素の粉末状複合物の内部に対して侵入しないことか
知られているのて、その表面の色彩の変化から炭素Cの
酸化はその表面て生しており、ひいては炭素Cかその表
面近傍にに存在していたものと判断てきた。
析したところ、大半の炭素Cか酸化され二酸化炭素CO
2として除去されており、炭素Cが0.5重量%に減少
していた。このとき大気中の酸素02は、窒化珪素およ
び炭素の粉末状複合物の内部に対して侵入しないことか
知られているのて、その表面の色彩の変化から炭素Cの
酸化はその表面て生しており、ひいては炭素Cかその表
面近傍にに存在していたものと判断てきた。
工丈施Aスよ
熱間静水圧プレス処理の実行された雰囲気中の窒素分圧
が1000気圧とされ、そのときの温度か1450℃と
されたことを除き、実施例1が反復された。
が1000気圧とされ、そのときの温度か1450℃と
されたことを除き、実施例1が反復された。
この時の結果は、第1表に示されており、実施例1と同
様に、炭化珪素粉末中の炭化珪素SiCが、全て窒化珪
素5IJ4および炭素Cに分解され、ひいては窒化珪素
および炭素の粉末状複合物が生成された。
様に、炭化珪素粉末中の炭化珪素SiCが、全て窒化珪
素5IJ4および炭素Cに分解され、ひいては窒化珪素
および炭素の粉末状複合物が生成された。
(比較例1)
熱間静水圧プレス処理の実行された雰囲気中の窒素分圧
か9気圧とされ、そのときの温度か177000とされ
、かつ時間か10時間とされたことを除き、実施例1が
反復された。
か9気圧とされ、そのときの温度か177000とされ
、かつ時間か10時間とされたことを除き、実施例1が
反復された。
この時の結果は、第1表に示されているが、炭化珪素粉
末中の炭化珪素SiCは、実施例1とは異なり、窒化珪
素Si3N、および炭素Cに全く分解されなかった。
末中の炭化珪素SiCは、実施例1とは異なり、窒化珪
素Si3N、および炭素Cに全く分解されなかった。
(比較例2および3)
熱間静水圧プレス処理の実行された雰囲気中の温度が1
250℃および1450℃とされ、かつ時間が4時間お
よび2時間とされたことを除き、それぞれ実施例1が反
復された。
250℃および1450℃とされ、かつ時間が4時間お
よび2時間とされたことを除き、それぞれ実施例1が反
復された。
この時の結果は、第1表に示されているが、炭化珪素粉
末中の炭化珪素SiCは、実施例1とは異なり、殆ど窒
化珪素Si:+!Lおよび炭素Cに分解されなかった。
末中の炭化珪素SiCは、実施例1とは異なり、殆ど窒
化珪素Si:+!Lおよび炭素Cに分解されなかった。
(比較例4および5)
熱間静水圧プレス処理の実行された雰囲気中の温度か1
200℃および1350℃とされ、かつ時間か4時間お
よび2時間とされたことを除き、それぞれ実施例2か反
復された。
200℃および1350℃とされ、かつ時間か4時間お
よび2時間とされたことを除き、それぞれ実施例2か反
復された。
この時の結果は、第1表に示されているが、炭化珪素粉
末中の炭化珪素SiGは、実施例2とは異なり、殆ど窒
化珪素S!JLおよび炭素Cに分解されなかった。
末中の炭化珪素SiGは、実施例2とは異なり、殆ど窒
化珪素S!JLおよび炭素Cに分解されなかった。
(実施例3)
純度が95重量%以上でかつ平均外径および平均長さが
それぞれ0.5pLおよび20gである炭化珪素ウィス
カ中の炭化珪素SiCを、 100気圧以上の窒素置圧
を有する雰囲気中て、1700℃の温度に加熱して熱間
静水圧プレス処理を2時間にわたり実行した。
それぞれ0.5pLおよび20gである炭化珪素ウィス
カ中の炭化珪素SiCを、 100気圧以上の窒素置圧
を有する雰囲気中て、1700℃の温度に加熱して熱間
静水圧プレス処理を2時間にわたり実行した。
これにより炭化珪素ウィスカ中の炭化珪素SiCは、第
2表に示した如く、全て窒化珪素5iJ4および炭素C
に分解され、窒化珪素および炭素のウィスカ複合物が生
成された。
2表に示した如く、全て窒化珪素5iJ4および炭素C
に分解され、窒化珪素および炭素のウィスカ複合物が生
成された。
窒化珪素および炭素のウィスカ複合物は、表面が黒色を
呈していたが、大気中で0.5時間にわたり800℃の
温度に加熱することによって酸化したところ、白色ない
し白縁色を呈するようになった。
呈していたが、大気中で0.5時間にわたり800℃の
温度に加熱することによって酸化したところ、白色ない
し白縁色を呈するようになった。
そののち窒化珪素および炭素のウィスカ複合物の組成を
分析したところ、大半の炭素Cが酸化され二酸化炭素C
02として除去されており、炭素Cか0.5重量%に減
少していた。このとき大気中の酸素02は、窒化珪素Σ
よび炭素のウィスカ複合物の内部に対して侵入しないこ
とが知られているのて、その表面の色彩の変化から炭素
Cの酸化はその表面て生しており、ひいては炭素Cがそ
の表面近傍にに存在していたものと判断てきた。
分析したところ、大半の炭素Cが酸化され二酸化炭素C
02として除去されており、炭素Cか0.5重量%に減
少していた。このとき大気中の酸素02は、窒化珪素Σ
よび炭素のウィスカ複合物の内部に対して侵入しないこ
とが知られているのて、その表面の色彩の変化から炭素
Cの酸化はその表面て生しており、ひいては炭素Cがそ
の表面近傍にに存在していたものと判断てきた。
(実施例4)
熱間静水圧プレス処理の実行された雰囲気中の窒素分圧
か1000気圧とされ、そのときの温度か1450℃と
されたことを除き、実施例3が反復された。
か1000気圧とされ、そのときの温度か1450℃と
されたことを除き、実施例3が反復された。
この時の結果は、第2表に示されており、実施例3と同
様に、炭化珪素ウィスカ中の炭化珪素SiCが、全て窒
化珪素Si、N4および炭素Cに分解され、ひいては窒
化珪素および炭素のウィスカ複合物が生成された。
様に、炭化珪素ウィスカ中の炭化珪素SiCが、全て窒
化珪素Si、N4および炭素Cに分解され、ひいては窒
化珪素および炭素のウィスカ複合物が生成された。
(比較例6)
熱間静水圧プレス処理の実行された雰囲気中の窒素分圧
か9気圧とされ、そのときの温度が1770℃とされ、
かつ時間か10時間とされたことを除き、実施例3か反
復された。
か9気圧とされ、そのときの温度が1770℃とされ、
かつ時間か10時間とされたことを除き、実施例3か反
復された。
この時の結果は、第2表に示されているが、炭化珪素ウ
ィスカ中の炭化珪素SiCは、実施例3とは異なり、窒
化珪素SiJ<および炭素Cに全く分解されなかった。
ィスカ中の炭化珪素SiCは、実施例3とは異なり、窒
化珪素SiJ<および炭素Cに全く分解されなかった。
(比較例7および8)
熱間静水圧プレス処理の実行された雰囲気中のの温度が
1250℃および1450℃とされ、かつ時間か4時間
および2時間とされたことを除き、それぞれ実施例3か
反復された。
1250℃および1450℃とされ、かつ時間か4時間
および2時間とされたことを除き、それぞれ実施例3か
反復された。
この時の結果は、第2表に示されているが、炭化珪素ウ
ィスカ中の炭化珪素SiCは、実施例3とは異なり、殆
ど窒化珪素Si:+N4および炭素Cに分解されなかっ
た。
ィスカ中の炭化珪素SiCは、実施例3とは異なり、殆
ど窒化珪素Si:+N4および炭素Cに分解されなかっ
た。
(比較例9および10)
熱間静水圧プレス処理の実行された雰囲気中のの温度か
1350℃および1450℃とされ、かつ時間か4時間
および2時間とされたことを除き、それぞれ実施例4か
反復された。
1350℃および1450℃とされ、かつ時間か4時間
および2時間とされたことを除き、それぞれ実施例4か
反復された。
この時の結果は、第2表に示されているが、炭化珪素ウ
ィスカ中の炭化珪素SiCは、実施例4とは異なり、殆
ど窒化珪素5iJ4および炭素Cに分解されなかった。
ィスカ中の炭化珪素SiCは、実施例4とは異なり、殆
ど窒化珪素5iJ4および炭素Cに分解されなかった。
(実施例5)
純度か50重量%以上でかつ平均外径が15用てあって
切断により平均長さかIOc!1とされた炭化珪素繊維
(日本カーボン■社製の炭化珪素繊維「ニカロン」゛)
中の炭化珪素SiCを、 100気圧以上の窒素分圧を
有する雰囲気中で、1700℃の温度に加熱して熱間静
水圧プレス処理を2時間にわたり実行した。
切断により平均長さかIOc!1とされた炭化珪素繊維
(日本カーボン■社製の炭化珪素繊維「ニカロン」゛)
中の炭化珪素SiCを、 100気圧以上の窒素分圧を
有する雰囲気中で、1700℃の温度に加熱して熱間静
水圧プレス処理を2時間にわたり実行した。
これにより炭化珪素繊維中の炭化珪素SiCは、第3表
に示した如く、全て窒化珪素5iJ4および炭素Cに分
解され、窒化珪素および炭素の繊維状複合物か生成され
た。
に示した如く、全て窒化珪素5iJ4および炭素Cに分
解され、窒化珪素および炭素の繊維状複合物か生成され
た。
窒化珪素および炭素の繊維状複合物は、表面か黒色を呈
していたが、大気中て0.5時間にわたり800℃の温
度に加熱することによって酸化したところ、白色ないし
白縁色を呈するようになった。
していたが、大気中て0.5時間にわたり800℃の温
度に加熱することによって酸化したところ、白色ないし
白縁色を呈するようになった。
そののち窒化珪素および炭素の繊維状複合物の組成を分
析したところ、大半の炭素Cか酸化され二酸化炭素C0
2として除去されており、炭素Cが0.5重量%に減少
していた。このとき大気中の酸素02は、窒化珪素およ
び炭素の繊維状複合物の内部に対して侵入しないことか
知られているのて、その表面の色彩の変化から炭素Cの
酸化はその表面で生じており、ひいては炭素Cがその表
面近傍にに存在していたものと判断てきた。
析したところ、大半の炭素Cか酸化され二酸化炭素C0
2として除去されており、炭素Cが0.5重量%に減少
していた。このとき大気中の酸素02は、窒化珪素およ
び炭素の繊維状複合物の内部に対して侵入しないことか
知られているのて、その表面の色彩の変化から炭素Cの
酸化はその表面で生じており、ひいては炭素Cがその表
面近傍にに存在していたものと判断てきた。
(実施例6)
熱間静水圧プレス処理の実行された雰囲気中の窒素分圧
か1000気圧にとされ、そのときの温度か1450℃
とされたことを除き、実施例5が反復された。
か1000気圧にとされ、そのときの温度か1450℃
とされたことを除き、実施例5が反復された。
この時の結果は、第3表に示されており、実施例5と同
様に、炭化珪素繊維中の炭化珪素SiCが、全て窒化珪
素Si:+N、+および炭素Cに分解され、ひいては窒
化珪素および炭素の繊維状複合物か生成された。
様に、炭化珪素繊維中の炭化珪素SiCが、全て窒化珪
素Si:+N、+および炭素Cに分解され、ひいては窒
化珪素および炭素の繊維状複合物か生成された。
(比較例11)
熱間静水圧プレス処理の実行された雰囲気中の窒素分圧
か9気圧とされ、そのときの温度か177000とされ
、かつ時間が10時間とされたことを除き、それぞれ実
施例5が反復された。
か9気圧とされ、そのときの温度か177000とされ
、かつ時間が10時間とされたことを除き、それぞれ実
施例5が反復された。
この時の結果は、第3表に示されているが、炭化珪素繊
維中の炭化珪素SiCは、実施例5とは異なり、窒化珪
素Si、N4および炭素Cに全く分解されなかった。
維中の炭化珪素SiCは、実施例5とは異なり、窒化珪
素Si、N4および炭素Cに全く分解されなかった。
(比較例12および13)
熱間静水圧プレス処理の実行された雰囲気中の温度か1
250℃および1450℃とされ、かつ時間が4時間お
よび2時間とされたことを除き、それぞれ実施例5か反
復された。
250℃および1450℃とされ、かつ時間が4時間お
よび2時間とされたことを除き、それぞれ実施例5か反
復された。
この時の結果は、第3表に示されているが、炭化珪素繊
維中の炭化珪素SiCは、実施例5とは異なり、殆ど窒
化珪素Si3N4および炭素Cに分解されなかった。
維中の炭化珪素SiCは、実施例5とは異なり、殆ど窒
化珪素Si3N4および炭素Cに分解されなかった。
(比較例14および15)
熱間静水圧プレス処理の実行された雰囲気中の温度か1
200℃および1350℃とされ、かつ時間が4時間お
よび2詩間とされたことを除き、それぞれ実施例6が反
復された。
200℃および1350℃とされ、かつ時間が4時間お
よび2詩間とされたことを除き、それぞれ実施例6が反
復された。
この時の結果は、第3表に示されているが、炭化珪素繊
維中の炭化珪素SiGは、実施例6とは異なり、殆ど窒
化珪素SiJ、+および炭素Cに分解されなかった。
維中の炭化珪素SiGは、実施例6とは異なり、殆ど窒
化珪素SiJ、+および炭素Cに分解されなかった。
(3)発明の効果
上述より明らかなように本発明にかかる窒化珪素および
炭素の複合物は、 窒化珪素および炭素を同一の粉末粒子。
炭素の複合物は、 窒化珪素および炭素を同一の粉末粒子。
ウィスカもしくは繊維内に包有し
てなるので、
(i)窒化珪素粉末、窒化珪素ウィスカもしくは窒化珪
素繊維を炭素によって微細 に複合化てきる効果 を有し、ひいては (ii)窒化珪素粉末、窒化珪素ウィスカもしくは窒化
珪素繊維の素材強化能力な ど(たとえば破壊靭性値の改善渣力) の特性を一層改善てきる効果 を有する。
素繊維を炭素によって微細 に複合化てきる効果 を有し、ひいては (ii)窒化珪素粉末、窒化珪素ウィスカもしくは窒化
珪素繊維の素材強化能力な ど(たとえば破壊靭性値の改善渣力) の特性を一層改善てきる効果 を有する。
また本発明にかかる窒化珪素および炭素の複合物の製造
方法は、 純度か50重量%以上である炭化珪素粉末。
方法は、 純度か50重量%以上である炭化珪素粉末。
炭化珪素ウィスカもしくは炭化珪素繊維中の炭化珪素を
分解して窒化珪素および炭素を生成する分解工程 を包有してなるのて、 (i) 炭化珪素粉末、炭化珪素ウィスカもしくは炭化
珪素繊維から直接に窒化珪素 および炭素の複合物を生成てきる効果 を有し、ひいては (i i)同時に大量の窒化珪素および炭素の複合物を
廉価に生成できる効果 を有し、併せて (iii)炭化珪素粉末、炭化珪素ウィスカもしくは炭
化珪素繊維のサイズを予め選択 することにより、窒化珪素および炭素 の複合物のサイズを適宜に調節できる 効果 を有する。
分解して窒化珪素および炭素を生成する分解工程 を包有してなるのて、 (i) 炭化珪素粉末、炭化珪素ウィスカもしくは炭化
珪素繊維から直接に窒化珪素 および炭素の複合物を生成てきる効果 を有し、ひいては (i i)同時に大量の窒化珪素および炭素の複合物を
廉価に生成できる効果 を有し、併せて (iii)炭化珪素粉末、炭化珪素ウィスカもしくは炭
化珪素繊維のサイズを予め選択 することにより、窒化珪素および炭素 の複合物のサイズを適宜に調節できる 効果 を有する。
Claims (3)
- (1)窒化珪素および炭素を同一の粉末粒子、ウィスカ
もしくは繊維内に包有してなることを特徴とする窒化珪
素および炭素の複合物。 - (2)純度が50重量%以上である炭化珪素粉末、炭化
珪素ウィスカもしくは炭化珪素繊維中の炭化珪素を分解
して窒化珪素および炭素を生成する分解工程を包有して
なることを特徴とする窒化珪素および炭素の複合物の製
造方法。 - (3)分解工程が、100気圧以上の窒素分圧を有する
雰囲気中で1200℃以上の温度に加熱して熱間静水圧
プレス処理を行なうことにより達成されてなることを特
徴とする特許請求の範囲第(2)項記載の窒化珪素およ
び炭素の複合物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63002683A JP2553371B2 (ja) | 1988-01-09 | 1988-01-09 | 窒化珪素および炭素の複合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63002683A JP2553371B2 (ja) | 1988-01-09 | 1988-01-09 | 窒化珪素および炭素の複合物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01179707A true JPH01179707A (ja) | 1989-07-17 |
JP2553371B2 JP2553371B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=11536094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63002683A Expired - Lifetime JP2553371B2 (ja) | 1988-01-09 | 1988-01-09 | 窒化珪素および炭素の複合物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553371B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019105A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Ibiden Co Ltd | 複合セラミック粉末とその製造方法ならびに不定形耐火物 |
CN114014659A (zh) * | 2021-11-05 | 2022-02-08 | 新疆农六师碳素有限公司 | 一种铝用炭素产品高端化新型材料及其制备方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6163509A (ja) * | 1984-07-02 | 1986-04-01 | ダウ コ−ニング コ−ポレ−シヨン | 窒化珪素含有セラミツクの製造法 |
JPS62125015A (ja) * | 1985-11-19 | 1987-06-06 | Toa Nenryo Kogyo Kk | 高純度窒化珪素繊維およびその製法 |
-
1988
- 1988-01-09 JP JP63002683A patent/JP2553371B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6163509A (ja) * | 1984-07-02 | 1986-04-01 | ダウ コ−ニング コ−ポレ−シヨン | 窒化珪素含有セラミツクの製造法 |
JPS62125015A (ja) * | 1985-11-19 | 1987-06-06 | Toa Nenryo Kogyo Kk | 高純度窒化珪素繊維およびその製法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019105A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Ibiden Co Ltd | 複合セラミック粉末とその製造方法ならびに不定形耐火物 |
CN114014659A (zh) * | 2021-11-05 | 2022-02-08 | 新疆农六师碳素有限公司 | 一种铝用炭素产品高端化新型材料及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2553371B2 (ja) | 1996-11-13 |
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