JPH04147480A - テープリール - Google Patents

テープリール

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Publication number
JPH04147480A
JPH04147480A JP27395290A JP27395290A JPH04147480A JP H04147480 A JPH04147480 A JP H04147480A JP 27395290 A JP27395290 A JP 27395290A JP 27395290 A JP27395290 A JP 27395290A JP H04147480 A JPH04147480 A JP H04147480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
reel hub
magnetic tape
rubber elastic
elastic body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27395290A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayo Ohata
久代 大畑
Kunio Hibino
邦男 日比野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP27395290A priority Critical patent/JPH04147480A/ja
Publication of JPH04147480A publication Critical patent/JPH04147480A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、金属粉末塗布型磁気テープあるいは金属薄膜
蒸着型磁気テープを巻回して使用されるテープリールに
関するもので・ある。
従来の技術 従来、広く用いられているVH8用ビデオカセット及び
、8 mm用ビデオカセットにおいて、テープリールは
、第3図に示す様な形状のプラスチック部品で構成され
ている。すなわち、リールハブ2の外周の一部に設けら
れた凹部3に、磁気テープ5に係合されたリーダーテー
プ4a及び、トレーラ−テープ4bの端部を入れ、クラ
ンプ6を凹部3に嵌合させて、リーダーテープあるいは
トレーラ−テープ4を押さえ、磁気テープ5をリールハ
ブ2の外周面に巻回し、カセットケース内に回転可能に
収納して使用される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、近年の磁気記録の進展に伴い、磁気記録
層の平滑化、磁気テープ全体厚みの薄型化が進んできた
ため、上記の様な構成では第4図に示す様にクランプ6
とリールハブ2の外周面との間に段差が生じているため
、長期間や高温環境の保存によってリールハブ2に巻回
された磁気テープ5に段差形7が転写したり、磁気テー
プが何層にも巻かれた時に生じる巻き締まりにより、磁
気テープのバックコート層の表面形状が、磁気テープの
磁気記録層に転写するため、カセットケース内に収納し
て使用する際、ドロップアウトが発生したり、C/N特
性が低下するなどの問題点を有していた。
本発明は上記問題に鑑み、リールハブの外周面に、ゴム
性弾性体を配することにより、クランプとリールハブ外
周面との間に生しる段差や、磁気テープバックコート層
の表面形状が磁気テープの磁気記録層に転写することを
抑えるようにしたテープリールを提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のテープリールは、リ
ールハブの外周面にゴム性弾性体を配し、更にはリーダ
ーテープ及びトレーラ−テープをゴム性弾性体の切り込
みに挟み込み保持するという構成を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、クランプとリールハブ
外周面との間に生じる段差や、磁気テープバックコート
層の表面形状が、リールハブの外周面に配したゴム性弾
性体の応力により吸収され、磁気テープの磁気記録層に
転写されることなく、これにより、カセットケース内に
収納して使用する際、ドロップアウトの発生やC/N特
性低下を抑制できることとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例のテープリールについて、図面
を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の分解斜視図を示すもの
である。第1図において、8はリールハブ2の外周面に
配したゴム性弾性体である。ゴム性弾性体8の材料とし
ては、ブタジェンゴム、スチレン・ブタジェンゴム、ブ
ヂルゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム
、ニトリルゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムなどが有
効であるが、保存耐食性の点からクロロプレンゴムの様
な塩素を含むゴムは、長時間または高温環境保存時に腐
食性物質の発生のおそれがあり、その使用は望ましくな
い。ゴム性弾性体の厚みについては、薄すぎるとクラン
プの段差形及びバックコート層表面の形状を充分に吸収
しきれないため、100μm以上とすることが望ましい
。また、硬度については小さすぎるとクランプの段差形
を吸収しきれず、逆に硬くなりすぎるとバックコート層
表面の形状を吸収することができなくなるため、JIS
硬さ20〜80位とすることが望ましい。
第2図は本発明の第2の実施例の分解斜視図を示すもの
である。第1図の構成と異なるのは、リールハブ2に凹
部3を設けず、磁気テープ5と係合したリーダーテープ
及びトレーラ−テープ4を保持する方法として、リール
ハブ2の外周面に配したゴム性弾性体8の切り込み9に
挟み込み、保持した点である。
以上の様に構成されたテープリールの外周面に、コバル
ト−ニッケルの合金からなる金属薄膜蒸着型磁気テープ
を巻回し、カセットケース内に回転可能に収納し、ビデ
オ用カセットを作成し、環境保存テストを行なった。
各実施例と比較例のテープリールの条件と環境保存テス
トの結果をまとめて表に示した。
環境保存テストは、温湿度40℃80%の条件下に1力
月間放置し、収納した磁気テープのドロップアウト及び
C/N特性を測定した。また、磁気テープの磁気記録層
表面の観察を行なった。
ドロップアウトは、得られたビデオ用カセットをビデオ
デツキに装填してビデオ信号を記録し、再生した時の出
力が15μsec以上の時間に16dB以上低下した時
を1個とカウントし、その1分間の発生数を測定した。
C/N特性は、得られたビデオ用カセットをビデオデツ
キに装填してビデオ信号を記録し、再生した時のC/N
を測定し、温湿度40℃80%の条件下に放置する前の
C/Nと比較した。表面観察は目視及び光学顕微鏡(倍
率100倍)で行ない、磁気テープの磁気記録層表面に
おけるクランプの段差形及び、バックコート層の表面形
状の転写の有無を調べた。
(以 下 余 白) 表かられかるように第1の実施例のテープリールを使用
することで、クランプの段差形及び、バックコート層表
面の形状転写を抑制することができる。ゴム性弾性体の
厚みは100μm以上、硬度はJIS硬さ20以上80
以下とすることが好ましい。更に、クランプを使用しな
い第2の実施例のテープリールを使用することで、クラ
ンプの段差形は全く転写せずより高いレベルでの保存信
頼性を得ることができる。
尚、以上の例では、金属薄膜蒸着型磁気テープを用いた
が、金属粉末塗布型磁気テープについても同様の効果が
あることを確認した。
発明の効果 以上のように本発明のテープリールは、いずれも従来の
テープリールに比し、リールハブの外周面に巻回された
磁気テープへの形状転写が抑えられ、ドロップアウトや
C/N特性の低下を抑制するといったすぐれた効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例のテープリールを示す分
解斜視図、第2図は本発明の第2の実施例の分解斜視図
、第3図、第4図は従来のテープリールを示す分解斜視
図である。 1・・・・・・リールフランジ、2・・・・・・リール
/’%ブ、4・・・・・・リーダーテープあるいはトレ
ーラ−テープ、5・・・・・・磁気テープ、8・・・・
・・ゴム性弾性体、9・・・・・・切り込み。 代理人の氏名 弁理士小蝦治明 ほか2名クニ +r+’rsh+°I’、i 栽Q++ハlh l虐 ) ) )−Lil ’76 ′〜w’oooン 区 城 ’+7”l二 ゆ ′  峰 11’+ ’rl ”r’t l h −1!全 上 −へ lh  ;′I 墾 NLN特 L/)−000 区 域 −つ 第 因 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リールハブ外周面に磁気テープを巻回し、カセッ
    トケース内に収納して使用されるテープリールであって
    、前記リールハブの外周面にゴム性弾性対を配したこと
    を特徴とするテープリール。
  2. (2)磁気テープに係合するリーダーテープ及びトレー
    ラーテープをゴム性弾性体の切り込みに挟み込み保持し
    た請求項1記載のテープリール。
JP27395290A 1990-10-11 1990-10-11 テープリール Pending JPH04147480A (ja)

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JP27395290A JPH04147480A (ja) 1990-10-11 1990-10-11 テープリール

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JP27395290A JPH04147480A (ja) 1990-10-11 1990-10-11 テープリール

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Publication Number Publication Date
JPH04147480A true JPH04147480A (ja) 1992-05-20

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ID=17534859

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27395290A Pending JPH04147480A (ja) 1990-10-11 1990-10-11 テープリール

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JP (1) JPH04147480A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10529370B1 (en) * 2018-06-25 2020-01-07 International Business Machines Corporation Hub compliance layer for reducing media stress

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