JPH0414600B2 - - Google Patents

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JPH0414600B2
JPH0414600B2 JP59028975A JP2897584A JPH0414600B2 JP H0414600 B2 JPH0414600 B2 JP H0414600B2 JP 59028975 A JP59028975 A JP 59028975A JP 2897584 A JP2897584 A JP 2897584A JP H0414600 B2 JPH0414600 B2 JP H0414600B2
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JP
Japan
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JP59028975A
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Yukinobu Oomichi
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は乾燥作用に供した乾燥用空気中の湿気
を冷却作用にて凝結させ、機外に排出するいわゆ
る除湿機能を具備した衣類乾燥機の乾燥制御装置
に関するものである。
従来例の構成とその問題点 一般に衣類を乾燥させる場合、衣類の種類およ
び量によつてその乾燥時間が異なるため、従来の
衣類乾燥機では時間制御装置(タイマー)によつ
て適当な時間にセツトするものがほとんどであつ
た。しかしながら、上記の方法では、タイマーの
セツト時間を間違つて長く設定した場合、過剰乾
燥になつて衣類を傷めたり、きわめて不経済なも
のとなる。さらにセツト時間が短かい場合、乾燥
時間が短かすぎて完全に乾燥しないうちに乾燥終
了する。このため再度乾燥しなければならない欠
点があつた、これらの欠点を解決するために種々
の制御方法が考えられる。
例えば、衣類の湿り度の変化を電極に接触する
衣類の平均抵抗の変化で検知しようとするものが
あるが、この方法においては電極が衣類収納庫内
に露出しているため、電気的な安全面に極度の対
策を必要とした。すなわち、電極間にはきわめて
低い電圧しかかけられず回路間抵抗を30MΩ程度
にしなければならない。従つて電極間を流れる電
流は0.3μA程度できわめて微少であるため制御装
置自体での漏えい電流防止にきわめて難しい問題
があつた。
また、乾燥機の衣類収納庫内の温度と乾燥機外
の周囲温度の相対差をそれぞれ感温抵抗素子で検
知して乾燥制御する方法があるが、乾燥される布
の量がきわめて少ない場合には布が充分乾燥して
いないにもかかわらず、排気温度が急上昇し、未
乾燥の状態で終了したり、機体間の検知誤差を修
正するための較正回路が必要となるなどの欠点が
あつた。
発明の目的 本発明は上記した従来の問題点を解決するもの
であり、検出部によつて、熱交換器にて凝縮され
た凝縮水の排出液の透過率を検出し最適な乾燥状
態で乾燥工程を終了するようにした衣類乾燥機の
乾燥制御装置である。
発明の構成 本発明の衣類乾燥機の乾燥制御装置は、熱交換
器からの凝縮水の排出経路壁面の外側に設けた検
出部によつて、乾燥工程中に排出される排出液の
透過率を検出し乾燥工程を制御するものである。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して
説明する。
第1図および第2図は衣類乾燥機の概略構成を
示し、1は回転自在に設けられた衣類収納庫で、
後壁面にはフイルタ2,2′およびフイルタカバ
ー3が装備されている。4は循環フアン、5は熱
交換器で、衣類収納庫1と熱交換器5は、風胴
6,7を介して連通しており、風胴7内には加熱
体8を具備している。即ち、上記衣類収納庫1、
循環フアン4、熱交換器5、風胴6,7によつて
乾燥用空気経路を構成しており、この乾燥用空気
経路途中より乾燥用空気が外部に漏れないように
連結個所等の要部はシールを気密的に施してい
る。
9は冷却用空気経路となる冷却風胴で、内部に
は冷却フアン10を具備している。11はモータ
で、プーリ12,13およびベルト14を介して
循環フアン4を駆動し、またベルト15、プーリ
13,16を介して冷却フアン10を駆動する。
さらに、モータ11は衣類収納庫1を駆動するも
のである。循環フアン4は外気を熱交換器5の表
面に供給し、熱交換器5内を通過する湿気を含む
乾燥用空気を冷却するものである。乾燥中は高温
多湿の空気が熱交換器5で冷却されるため、その
湿気は凝縮され、減湿された空気は加熱体8で再
び衣類収納庫1へ導入される。
熱交換器5内に生じた凝縮水は、凝縮水の排出
経路となる流出管17を経て排水パイプ18より
乾燥機外へ排出される。前記流出管17の一部に
検出部19が設けられている。
第3図は検出部19の詳細図で、熱交換器5の
流出管17に装置してあり、詳しくは発光ダイオ
ード等よりなる発光素子20とこれに対峙して設
けたフオトトランジスタ等よりなる受光素子21
とからなり、取付け部材19aに取付けられてお
り、受光素子21には、発光素子20より発せら
れた光が透光性材料よりなる流出管17内を通つ
て到達する。
すなわち、発光素子20が赤外線領域の光を発
するものであり、流出管17の側壁の少なくとも
検出部分がポリプロピレン製であれば発光素子2
1の光は流出管17を透過できる。これによつて
検出部19は排出液等に直接触れることなく透過
率を検出できる。
第4図は、熱交換器5からの排出液の透過率変
化を検出する発光素子20および受光素子21を
有する検出部19の電気的回路の概略を示し、発
光素子20側には一定電圧が加えられ、これによ
り一定の強さの光を発している。この光を受光す
る受光素子21の出力端子には、発光素子20か
らの光の到達量に応じて出力端子に電圧Eoutが
生じる。そして発光素子20からの光の到達量が
少ない場合は出力端子に生じる電圧Eoutは減少
し、逆に到達する光の量が多いと、出力電圧
Eoutは増加する。
次に上記した乾燥制御装置を第5図に示した制
御回路のブロツク図を用いて説明する。19は発
光素子20と受光素子21とを対峙して設けた検
出部で、排出液の透過率変化を電圧に変換して検
出する。詳しくは、まず1回目の所定時間内、
(例えば数分間程度)に検出部19で透過率変化
の積分値を検出し、その値E1を記憶部22の記
憶23を経て記憶24に記憶する。次に2回
目の所定時間内に検出部19の透過率変化の積分
値を同様に検出し、その値E2を記憶部22の記
憶23で記憶する。そして、両者の検出値の差
(E1−E2)の演算値と、設定部26の設定値E0
の比較を次の比較部25で行う。
この時の設定値E0は、乾燥を終了したい衣類
の状態、すなわちアイロンがけをしたい乾燥率で
90〜95%のやゝ湿つた状態E01、乾燥率が100〜
102%でほぼ全体的に乾燥した状態E02、乾燥率が
102〜104%でやゝ過乾燥した状態E03等によつて、
使用者の設定条件によつて設定され、設定値E0
は(E01>E02>E03)の関係になつている。
いま、演算値(E1−E2)が設定値E0を越える
場合には、乾燥工程を継続し記憶部22の記憶
24の記憶値E1を消去し、記憶23の記憶値
E2を新たに記憶24に記憶し、3回目の透過
率変化の積分値E3を記憶23に記憶して、そ
の差(E2−E3)の演算と設定値E0との比較を次
の比較部25で行い前記した同様の動作を行い、
演算値(Eo−Eo+1)が設定値E0以下に達するま
で検出を繰り返し行う。演算値(Eo−Eo+1)が設
定値E0以下となつた場合には、負荷制御部27
に信号を送り負荷部28の加熱体8、モータ11
を停止する。
上記構成において次に動作を第6図に示したフ
ローチヤートに基づいて説明する。
運転を開始すると、モータ11が回転し衣類収
納庫1と循環フアン4および冷却フアン10を駆
動する。さらに加熱体8に通電される。
乾燥運転が開始され所定時間(10分前後)は、
熱交換器5よりの排出液が発生しない。したがつ
て検知による誤動作を防止するため、検知動作は
行なわず、所定時間t0を経過した後に検知動作を
開始する。検知動作を開始すると、一定時間(例
えば数分間程度)内の排出液による透過率変化を
検知部19により検出してその値E1を記憶部2
2の記憶23に記憶し、記憶24の記憶値と
比較部25により演算比較するが、記憶24に
は記憶値が記憶されていないため、記憶23の
記憶値E1は、記憶24に記憶され、記憶2
3の記憶値E1は消去される。次の一定問間内の
検出値E2を記憶部22の記憶23に記憶、初
回と同様に比較部25にて、その差E1−E2の演
算を行い設定値E0との比較を行い。
設定値より大きい場合、すなわち排出液が時間
とともに増加している場合はさらに乾燥運転を続
行して上記の動作を同様に繰り返して行なう。
そして、Eo−Eo+1の値が設定値E0以下になつ
た時、加熱体8の通電を停止し、所定時間t1(通
常5分程度)の間、冷風運転を行なつた後モータ
11の運転を停止して乾燥運転を停止する。
この時の設定値E0の設定値は、乾燥を終了し
たい衣類の乾燥状態によつて決定され、アイロン
がけをしたい乾燥率で90〜95%のやゝ湿つた状態
では、排水量が直線的な増加から飽和に達する
点、すなわちE0が0Vの付近に設定される。
また、ほぼ乾燥した状態である乾燥率100〜102
%の状態は、排水量が飽和から減少する点、すな
わちE0が負電圧となる初期付近に設定される。
さらに、過乾燥に設定された場合には、E0
負電圧はさらに小さい値に設定される。
この時の乾燥率と単位時間当りの排水量の関係
を示したものを第7図に、さらに受光素子21の
出力電圧の変化、すなわち透過率の変化を表わし
たものを第8図に示す。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、いわゆる除湿型の衣類乾燥機の熱交換器から
の排出液の変化を透過率の変化として受発光素子
により検出することにより、衣類の乾燥終了時点
を制御しているため、衣類の複数の乾燥状態に最
適な時点を検出することができ、従来のように、
乾燥検知後に遅延時間を設定したり、あるいは複
数の検知素子を設ける必要もなく、また、構成も
排出経路に検出部を設けるだけでよいため、検出
部が衣類収納庫内や排出経路内に露出することも
なくきわめて安全性の高いものを提供することが
できる。
また、乾燥中の一定時間の透過率の変化を測定
しているため、検出部の汚れや、経年変化を無視
でき、制御回路を簡素化することができる。さら
に、変化量を検出しているため、乾燥する衣類が
少量の場合にも精度よく検出することができる。
また、乾燥初期の所定時間だけ検知動作を行な
わないことによつて、誤動作を容易に防止するこ
とができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施例における衣類
乾燥機の概略構成を示す縦断面図、第3図はその
検出部近傍の拡大断面図、第4図はその検出部の
電気的回路図、第5図はその乾燥制御装置のブロ
ツク図、第6図はその乾燥制御のフローチヤート
図、第7図は乾燥工程における乾燥率と排水量の
関係を示す特性図、第8図は乾燥工程における受
光素子の出力電圧の特性図である。 1……衣類収納庫、4……循環フアン、5……
熱交換器、8……加熱体、10……冷却フアン、
11……モータ、17……流入管、19……検出
部、20……発光素子、21……受光素子、22
……記憶部、25……比較部、26……設定部、
27……負荷制御部、28……負荷部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 衣類収納庫および加熱体を収容した循環風胴
    を備えた乾燥用空気経路と、この乾燥用空気経路
    内の循環空気を冷却するための冷却用空気経路
    と、前記乾燥用空気中の湿気を、冷却作用にて凝
    縮させ、機外に排出する熱交換器とを具備し、前
    記凝縮水に直接接触しない排出経路壁面の外側に
    排出液の透過率を検出し乾燥制御をする受発光素
    子からなる検出部を設けた衣類乾燥機の乾燥制御
    装置。 2 検出部は、検出値を記憶する記憶部と、前記
    記憶部の複数の記憶値の差と設定値とを比較する
    比較部とに連絡し、前記検出部および記憶部によ
    つて、乾燥中の凝縮水の排出液の透過率を所定時
    間の間検出,記憶し、直前の所定時間内に検出し
    記憶した値と今回検出し記憶した両検出値の差と
    設定値とを前記比較部によつて比較し、設定値以
    下になつたとき乾燥を終了させるように構成した
    特許請求の範囲第1項記載の衣類乾燥機の乾燥制
    御装置。 3 検出部は乾燥運転の開始から所定時間後に測
    定開始時間を設定し、所定時間後から排出液の透
    過率を検出するように構成した特許請求の範囲第
    1項記載の衣類乾燥機の乾燥制御装置。
JP59028975A 1984-02-17 1984-02-17 衣類乾燥機の乾燥制御装置 Granted JPS60171092A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016036481A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 乾燥機
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5570300A (en) * 1978-11-20 1980-05-27 Tokyo Shibaura Electric Co Dryer
JPS5928998A (ja) * 1982-08-09 1984-02-15 三菱電機株式会社 除湿型衣類乾燥機

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