JPH04145488A - 蛍光表示管のフィラメント駆動回路 - Google Patents
蛍光表示管のフィラメント駆動回路Info
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- JPH04145488A JPH04145488A JP26847590A JP26847590A JPH04145488A JP H04145488 A JPH04145488 A JP H04145488A JP 26847590 A JP26847590 A JP 26847590A JP 26847590 A JP26847590 A JP 26847590A JP H04145488 A JPH04145488 A JP H04145488A
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- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、蛍光表示管のフィラメントを駆動する回路に
関する。
関する。
[従来の技術]
従来の車両用蛍光表示管のフィラメント駆動回路には、
フィラメントに流す電流が直流のものと交流のものかあ
るか、バッテリを電源として用いているので、直流型の
方が交流型に比べて構成か簡単である。
フィラメントに流す電流が直流のものと交流のものかあ
るか、バッテリを電源として用いているので、直流型の
方が交流型に比べて構成か簡単である。
第6図に示すように、従来の直流型のフィラメント駆動
回路は、バッテリvbからグランドに向かって順に抵抗
11とツェナーダイオード12(定電圧付与手段)を直
列接続することにより構成されている。そして、このツ
ェナーダイオード12に蛍光表示管のフィラメントFが
並列接続されている。
回路は、バッテリvbからグランドに向かって順に抵抗
11とツェナーダイオード12(定電圧付与手段)を直
列接続することにより構成されている。そして、このツ
ェナーダイオード12に蛍光表示管のフィラメントFが
並列接続されている。
上記構成では、バッテリvbの電圧が変動しても、抵抗
11での電流およびこれに伴う電圧降下が変化するだけ
で、フィラメントFでの印加電圧および電流は変化しな
い。これによりフィラメントFの発熱量を一定にするこ
とができ、ひいては蛍光表示管を安定した輝度で表示さ
せることができる。
11での電流およびこれに伴う電圧降下が変化するだけ
で、フィラメントFでの印加電圧および電流は変化しな
い。これによりフィラメントFの発熱量を一定にするこ
とができ、ひいては蛍光表示管を安定した輝度で表示さ
せることができる。
[発明が解決しようとする課題]
上記構成の駆動回路では、バッテリvbの電圧(例えば
12v)とツェナーダイオード12の設定電圧(例えば
3V)との差を得るために、上記抵抗11での電圧降下
、電力消費が必要があり、この電圧降下、11力消費に
起因して次の欠点があった。すなわち、バッテリ電圧が
大きく低下した場合でもフィラメント印加電圧を一定に
保つために抵抗11の抵抗値を小さくすると、抵抗11
に電流が多く流れるため、定格電力の大きなものを使う
必要があり形状が大きくなるばかりでなく、発熱が大き
くなり周囲の半導体等に熱ストレスを与える。反対に抵
抗11の抵抗値を太き(して電力消費1発熱量を抑えよ
うとすると、電圧降下が大きくなるため、バッテリ電圧
の変動時に、フィラメント電圧を安定化することが困難
になる。すなわち、バッテリ電圧が低下した時に、フィ
ラメント電圧への印加電圧を一定に維持できなくなるこ
とがある。
12v)とツェナーダイオード12の設定電圧(例えば
3V)との差を得るために、上記抵抗11での電圧降下
、電力消費が必要があり、この電圧降下、11力消費に
起因して次の欠点があった。すなわち、バッテリ電圧が
大きく低下した場合でもフィラメント印加電圧を一定に
保つために抵抗11の抵抗値を小さくすると、抵抗11
に電流が多く流れるため、定格電力の大きなものを使う
必要があり形状が大きくなるばかりでなく、発熱が大き
くなり周囲の半導体等に熱ストレスを与える。反対に抵
抗11の抵抗値を太き(して電力消費1発熱量を抑えよ
うとすると、電圧降下が大きくなるため、バッテリ電圧
の変動時に、フィラメント電圧を安定化することが困難
になる。すなわち、バッテリ電圧が低下した時に、フィ
ラメント電圧への印加電圧を一定に維持できなくなるこ
とがある。
上記のような欠点、及び/又は他の欠点を解消するため
に、発明者はまず、フィラメントと直列にスイッチング
素子を接続し、このスイッチング素子をパルス発生回路
からのパルスにより動作させて、フィラメント給電を間
欠的に行うことを考えた。しかし、このような構成では
、パルス発生回路の故障により、その出力かスイッチン
グ素子をオンにするレベルのまま固定されてしまった場
合、フィラメントの過熱およびそれに伴う損焼のおそれ
があった。
に、発明者はまず、フィラメントと直列にスイッチング
素子を接続し、このスイッチング素子をパルス発生回路
からのパルスにより動作させて、フィラメント給電を間
欠的に行うことを考えた。しかし、このような構成では
、パルス発生回路の故障により、その出力かスイッチン
グ素子をオンにするレベルのまま固定されてしまった場
合、フィラメントの過熱およびそれに伴う損焼のおそれ
があった。
[課題を解決するための手段]
本発明は上記課題を解消するために、次の構成を備えた
ことを特徴とする蛍光表示管のフィラメント駆動回路を
要旨とする。
ことを特徴とする蛍光表示管のフィラメント駆動回路を
要旨とする。
(イ)上記フィラメントへの給電を制御するスイッチン
グ素子。
グ素子。
(ロ)上記スイッチング素子の制御端子に周期的にパル
スヲ出力するパルス発生回路。このパルスに応答してス
イッチング素子がオンすると、上記フィラメントに電源
からの電流が供給される。
スヲ出力するパルス発生回路。このパルスに応答してス
イッチング素子がオンすると、上記フィラメントに電源
からの電流が供給される。
(ハ)上記スイッチング素子の制御端子とパルス発生回
路との間に配置されたバイパスフィルタ。
路との間に配置されたバイパスフィルタ。
[作用]
パルス発生回路の故障により、その出力がスイッチング
素子をオンにするレベルのまま固定されてしまっても、
上記パルス発生回路とスイッチング素子の制御端子との
間には!・イバスフィルタが配置されているので、スイ
ッチング素子をオフのまま維持することができる。この
結果、フィラメントの過熱およびそれに伴う損焼を防止
することができる。
素子をオンにするレベルのまま固定されてしまっても、
上記パルス発生回路とスイッチング素子の制御端子との
間には!・イバスフィルタが配置されているので、スイ
ッチング素子をオフのまま維持することができる。この
結果、フィラメントの過熱およびそれに伴う損焼を防止
することができる。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図に基づいて説
明する。第2図には車両に用いられる蛍光表示管1が示
されている。蛍光表示管1は、チューブ2内に収容され
たフィラメントFとグリッドGとセグメントアノードA
とを備えている。フィラメントFは、フィラメント駆動
回路3により駆動され、グリッドGはグリッド駆動回路
4により駆動され、セグメントアノードAはアノード駆
動回路5により駆動される。グリ、ド駆動回路4および
アノード駆動回路5は、バッテリvb(直流電源)に接
続された定電圧回路からの定電圧を受け、この定電圧の
グリッドG、γノードAへの印加をそれぞれ制御する。
明する。第2図には車両に用いられる蛍光表示管1が示
されている。蛍光表示管1は、チューブ2内に収容され
たフィラメントFとグリッドGとセグメントアノードA
とを備えている。フィラメントFは、フィラメント駆動
回路3により駆動され、グリッドGはグリッド駆動回路
4により駆動され、セグメントアノードAはアノード駆
動回路5により駆動される。グリ、ド駆動回路4および
アノード駆動回路5は、バッテリvb(直流電源)に接
続された定電圧回路からの定電圧を受け、この定電圧の
グリッドG、γノードAへの印加をそれぞれ制御する。
上記フィラメント駆動回路3は、第1図に示されるよう
に、バッテリvbからグランドに向かって順に接続され
たトランジスタ13(スイッチング素子)と抵抗11と
ツェナーダイオード川2を備えている。抵抗11とツェ
ナーダイオード12により定電圧回路10が構成されて
いる。トランジスタ13はPNP型のものであり、エミ
ッタがバッテリvbに接続され、フレフタか抵抗11に
接続されている。ツェナーダイオード12には、上記フ
ィラメントFが並列接続されている°。
に、バッテリvbからグランドに向かって順に接続され
たトランジスタ13(スイッチング素子)と抵抗11と
ツェナーダイオード川2を備えている。抵抗11とツェ
ナーダイオード12により定電圧回路10が構成されて
いる。トランジスタ13はPNP型のものであり、エミ
ッタがバッテリvbに接続され、フレフタか抵抗11に
接続されている。ツェナーダイオード12には、上記フ
ィラメントFが並列接続されている°。
フィラメント駆動回路3はさらにパルス発生回路15を
備えている。このパルス発生回路15の出力段とバッテ
リvbとの間には、コンデンサ21、 2つの抵抗22
.23が直列をなして接続されている。これら抵抗22
.23間の接続点は上記トランジスタ13のベースに接
続されている。
備えている。このパルス発生回路15の出力段とバッテ
リvbとの間には、コンデンサ21、 2つの抵抗22
.23が直列をなして接続されている。これら抵抗22
.23間の接続点は上記トランジスタ13のベースに接
続されている。
コンデンサ21と抵抗22.23はバイパスフィルタ2
0を構成している。
0を構成している。
トランジスタ13のベースとバッテリvbとの間には、
カソードをバッテリvbに向けたダイオード24か接続
されている。このダイオード24は、上記パルス出力回
路15からの出力レベルがローレベルからハイレベルに
切り替わった時に、トランジスタ13のベース・エミッ
タ間に付与されようとする逆バイアスを逃がすためのも
のである。
カソードをバッテリvbに向けたダイオード24か接続
されている。このダイオード24は、上記パルス出力回
路15からの出力レベルがローレベルからハイレベルに
切り替わった時に、トランジスタ13のベース・エミッ
タ間に付与されようとする逆バイアスを逃がすためのも
のである。
上述構成において、パルス発生回路15から例、tlf
20KHzでローレベルのパルスが出力されるたび(こ
、バッテリvbからバイパスフィルタ20を経、パルス
発生回路15に向かって電流が流れ、抵抗23での電圧
降下によりトランジスタ13がバイアスされてオンする
。トランジスタ13がオンすると、バッテリvbからの
電流が抵抗11を流れ、さらにフィラメントFとツェナ
ーダイオード12に流れる。この際、バッテリvbの電
圧が変動しても抵抗11を流れる電流およびこれに伴う
電圧降下が変動するだけで、ツェナーダイオード12の
両端間電圧、換言すればフィラメントFへの印加電圧は
一定に保たれる。したがって、フィラメントFは、上記
ツェナーダイオード12の設定電圧とパルスのデユーテ
ィ比に応じて一定の発熱量を維持できる。
20KHzでローレベルのパルスが出力されるたび(こ
、バッテリvbからバイパスフィルタ20を経、パルス
発生回路15に向かって電流が流れ、抵抗23での電圧
降下によりトランジスタ13がバイアスされてオンする
。トランジスタ13がオンすると、バッテリvbからの
電流が抵抗11を流れ、さらにフィラメントFとツェナ
ーダイオード12に流れる。この際、バッテリvbの電
圧が変動しても抵抗11を流れる電流およびこれに伴う
電圧降下が変動するだけで、ツェナーダイオード12の
両端間電圧、換言すればフィラメントFへの印加電圧は
一定に保たれる。したがって、フィラメントFは、上記
ツェナーダイオード12の設定電圧とパルスのデユーテ
ィ比に応じて一定の発熱量を維持できる。
また、上記抵抗11の発熱量は、下記の(イ)。
(ロ)の理由により、第6図に示す従来の直流型フィラ
メント駆動回路に比べて小さくすることができる。
メント駆動回路に比べて小さくすることができる。
イ)抵抗11には常時電流が流れず、パルス発生回路1
5からローレベルのパルスが出力された時だけ電流が流
れる。したがって、このパルスのデユーティ比に応じて
電流が流れる時間を短くすることができる。
5からローレベルのパルスが出力された時だけ電流が流
れる。したがって、このパルスのデユーティ比に応じて
電流が流れる時間を短くすることができる。
口)フィラメントFへの電流供給時間がデユーティ比に
応じて短くなるから、フィラメントFの適正な発熱量を
維持するためには、フィラメントFの印加電圧、すなわ
ちツェナーダイオード12の設定電圧を高くする必要が
ある。この結果、抵抗11で要求される電圧降下は小さ
くて済む。
応じて短くなるから、フィラメントFの適正な発熱量を
維持するためには、フィラメントFの印加電圧、すなわ
ちツェナーダイオード12の設定電圧を高くする必要が
ある。この結果、抵抗11で要求される電圧降下は小さ
くて済む。
また、上記抵抗11に期待する電圧降下が低いので、定
格電力の小さな抵抗を使用してもツェナーダイオードを
充分にバイアスすることができるため、バッテリ電圧か
大幅に低下しても、ツェナータイオード12の作用を確
保でき、フィラメン]・電圧を一定に維持できる。
格電力の小さな抵抗を使用してもツェナーダイオードを
充分にバイアスすることができるため、バッテリ電圧か
大幅に低下しても、ツェナータイオード12の作用を確
保でき、フィラメン]・電圧を一定に維持できる。
さらに、パルス発生回路15の故障により、その出力が
ローレベルのまま、すなわちトランジスタ13をオンに
するレベルのまま固定されてしまっても、パルス発生回
路15とトランジスタ13のベースとの間にはバイパス
フィルタ20が配置されているので、トランジスタ13
のベース電圧をバッテリvbの電圧にすることができ、
トランジスタ13をオフに維持することができる。この
結果、フィラメントFの過熱およびそれに伴う損焼を防
止することができるとともに、抵抗11゜ツェナーダイ
オード12の過熱により周囲の素子に熱ストレスが付与
されるのを防止することができる。
ローレベルのまま、すなわちトランジスタ13をオンに
するレベルのまま固定されてしまっても、パルス発生回
路15とトランジスタ13のベースとの間にはバイパス
フィルタ20が配置されているので、トランジスタ13
のベース電圧をバッテリvbの電圧にすることができ、
トランジスタ13をオフに維持することができる。この
結果、フィラメントFの過熱およびそれに伴う損焼を防
止することができるとともに、抵抗11゜ツェナーダイ
オード12の過熱により周囲の素子に熱ストレスが付与
されるのを防止することができる。
なお、本実施例ではトランジスタ13を定電圧回路10
より電源vb側に配置したことにより次の利点も有する
。パルス発生回路15からの出力がローレベルでトラン
ジスタ13がオンの時には、従来の駆動回路と同様に、
抵抗11の電圧降下により、フィラメントFの電圧はバ
ッテリvbの電圧より低く、グリッドG、アノードAの
電圧より低い。パルス発生回路15からの出力がハイレ
ベルでトランジスタ13がオフの時には、フィラメント
Fの電圧は接地電圧になる。このように、トランジスタ
13のオン、オフに拘わらずフィラメントFの電圧は常
にグリッドG、アノードAの電圧より低いので、フィラ
メントFからアノードAへの電子の移動が常時確実に行
われる。その結果、蛍光表示管の良好な表示機能を維持
できる。
より電源vb側に配置したことにより次の利点も有する
。パルス発生回路15からの出力がローレベルでトラン
ジスタ13がオンの時には、従来の駆動回路と同様に、
抵抗11の電圧降下により、フィラメントFの電圧はバ
ッテリvbの電圧より低く、グリッドG、アノードAの
電圧より低い。パルス発生回路15からの出力がハイレ
ベルでトランジスタ13がオフの時には、フィラメント
Fの電圧は接地電圧になる。このように、トランジスタ
13のオン、オフに拘わらずフィラメントFの電圧は常
にグリッドG、アノードAの電圧より低いので、フィラ
メントFからアノードAへの電子の移動が常時確実に行
われる。その結果、蛍光表示管の良好な表示機能を維持
できる。
第3図は本発明の他の実施例を示す。この実施例におい
て第1図に対応する構成部材には同符号を付してその詳
細な説明を省略する。第3図の例では、トランジスタ1
3′はNPN型のものであり、定電圧回路10よりグラ
ンドGD側に配置されており、そのエミッタが接地され
ている。この実施例では、パルス発生回路15からの出
力がハイレベルになった時にトランジスタ13′がオン
する。重要な作用については上記第1図の実施例と同じ
であるので省略する。
て第1図に対応する構成部材には同符号を付してその詳
細な説明を省略する。第3図の例では、トランジスタ1
3′はNPN型のものであり、定電圧回路10よりグラ
ンドGD側に配置されており、そのエミッタが接地され
ている。この実施例では、パルス発生回路15からの出
力がハイレベルになった時にトランジスタ13′がオン
する。重要な作用については上記第1図の実施例と同じ
であるので省略する。
第4図に示す実施例は、パルス発生回路15バイパスフ
イルタ20.ダイオード24を備えている点は第1図、
第3図と同じであるが次の点で異なる。第4図の実施例
は、2段のトランジスタ13A、13Bを備えている。
イルタ20.ダイオード24を備えている点は第1図、
第3図と同じであるが次の点で異なる。第4図の実施例
は、2段のトランジスタ13A、13Bを備えている。
前段トランジスタ13Aはパルス発生回路15からの出
力に応答してオン、オフする。前段トランジスタ13A
のコレクタは後段トランジスタ13Bのベースに接続さ
れている。後段トランジスタ13BはフィラメントFの
給電制御として用いられる。後段トランジスタ13Bの
エミッタ側にフィラメントFが接続され、後段トランジ
スタ13Bのコレクタが抵抗100を介してバッテリv
bに接続されている。
力に応答してオン、オフする。前段トランジスタ13A
のコレクタは後段トランジスタ13Bのベースに接続さ
れている。後段トランジスタ13BはフィラメントFの
給電制御として用いられる。後段トランジスタ13Bの
エミッタ側にフィラメントFが接続され、後段トランジ
スタ13Bのコレクタが抵抗100を介してバッテリv
bに接続されている。
また、抵抗ittとツェナーダイオード112からなる
定電圧回路110がバッテリvbとグランドとの間に介
在され、抵抗111とツェナータイオード112の接続
点かトランジスタ13Bのベースに接続されている。さ
らに、前段トランジスタ+3Aのコレクタと後段トラン
ジスタ13Bのベースとの間には高周波カット用のフィ
ルタ120か設けられている。このフィルタ120は、
前段トランジスタ13Aのコレクタと後段トランジスタ
13Bのベースとの間に接続された抵抗121と、一端
が抵抗121と後段トランジスタ13Bのベース間に接
続され他端か接地されたコンデンサ122とを有してい
る。
定電圧回路110がバッテリvbとグランドとの間に介
在され、抵抗111とツェナータイオード112の接続
点かトランジスタ13Bのベースに接続されている。さ
らに、前段トランジスタ+3Aのコレクタと後段トラン
ジスタ13Bのベースとの間には高周波カット用のフィ
ルタ120か設けられている。このフィルタ120は、
前段トランジスタ13Aのコレクタと後段トランジスタ
13Bのベースとの間に接続された抵抗121と、一端
が抵抗121と後段トランジスタ13Bのベース間に接
続され他端か接地されたコンデンサ122とを有してい
る。
上記実施例の作用を第5図のタイムチャートを参照しな
から説明する。パルス発生回路15からローレベルのパ
ルスか出力された時に、これに応答して前段トランジス
タ13Aがオフとなり、後段トランジスタ13Bのベー
スに定電圧回路110のツェナーダイオード112の定
電圧か印加される。その結果、後段トランジスタ13B
がオンしてフィラメントFにバッテリvbからの電力か
供給される。この際、フィラメントFの印加電圧は、ツ
ェナーダイオード112の定電圧から、後段トランジス
タ13Bのベース・エミッタ間電圧を差し引いた電圧と
なり、はぼ一定に維持できる。
から説明する。パルス発生回路15からローレベルのパ
ルスか出力された時に、これに応答して前段トランジス
タ13Aがオフとなり、後段トランジスタ13Bのベー
スに定電圧回路110のツェナーダイオード112の定
電圧か印加される。その結果、後段トランジスタ13B
がオンしてフィラメントFにバッテリvbからの電力か
供給される。この際、フィラメントFの印加電圧は、ツ
ェナーダイオード112の定電圧から、後段トランジス
タ13Bのベース・エミッタ間電圧を差し引いた電圧と
なり、はぼ一定に維持できる。
したがって、フィラメン)Fの発熱量も一定である。
バッテリvbが変動すると、トランジスタ13Bのコレ
クタ・エミッタ間の電圧が変動する。この時、抵抗10
0. フィラメントFに流れる電流は一定である。フ
ィラメントFへ印加されるパルス電圧は、フィルタ12
0により高調波成分がカットされるため、破線で示すよ
うな完全な矩形波にならず、実線で示すようになだらか
な波形になる。これにより、ラジオ等へのノイズ発生源
となるのを防ぐことができる。
クタ・エミッタ間の電圧が変動する。この時、抵抗10
0. フィラメントFに流れる電流は一定である。フ
ィラメントFへ印加されるパルス電圧は、フィルタ12
0により高調波成分がカットされるため、破線で示すよ
うな完全な矩形波にならず、実線で示すようになだらか
な波形になる。これにより、ラジオ等へのノイズ発生源
となるのを防ぐことができる。
抵抗100はトランジスタ13Bのコレクタ・エミッタ
間で負担すべき電圧降下を一部分担する役割を担うが、
原理的にはなくてもよい。定電圧回路110はフィラメ
ントFの給電回路に配置されないので、その抵抗111
.ツェナーダイオード112は、定格電力の小さなもの
を用いることができる。
間で負担すべき電圧降下を一部分担する役割を担うが、
原理的にはなくてもよい。定電圧回路110はフィラメ
ントFの給電回路に配置されないので、その抵抗111
.ツェナーダイオード112は、定格電力の小さなもの
を用いることができる。
本発明は上記実施例に制約されず種々の態様が可能であ
る。
る。
[発明の効渠]
以上説明したように、本発明では、バイパスフィルタの
作用により、パルス発生回路か故障してその出力かスイ
ッチング素子をオンするレベルのまま固定されても、ス
イッチング素子をオフに維持することができるから、フ
ィラメントの過熱およびそれに伴う損焼を防止できる。
作用により、パルス発生回路か故障してその出力かスイ
ッチング素子をオンするレベルのまま固定されても、ス
イッチング素子をオフに維持することができるから、フ
ィラメントの過熱およびそれに伴う損焼を防止できる。
第1図は本発明の一実施例を示すフィラメント駆動回路
の回路図、第2図は蛍光表示管の概略構成図、第3図、
第4図はそれぞれ本発明の他の実施例を示すフィラメン
ト駆動回路の回路図、第5図は第4図のフィラメント駆
動回路の作用を説明するタイムチャートである。第6図
は従来の直流型フィラメント駆動回路の回路図である。 vb・・直流電源(バッテリ)、IO・・定電圧回路、
11・・・抵抗、12・・ツェナーダイオード、131
3’、13B・・・スイッチング素子(トランジスタ)
、15・・・パルス発生回路、20・・・バイパスフィ
ルタ。
の回路図、第2図は蛍光表示管の概略構成図、第3図、
第4図はそれぞれ本発明の他の実施例を示すフィラメン
ト駆動回路の回路図、第5図は第4図のフィラメント駆
動回路の作用を説明するタイムチャートである。第6図
は従来の直流型フィラメント駆動回路の回路図である。 vb・・直流電源(バッテリ)、IO・・定電圧回路、
11・・・抵抗、12・・ツェナーダイオード、131
3’、13B・・・スイッチング素子(トランジスタ)
、15・・・パルス発生回路、20・・・バイパスフィ
ルタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 次の構成を備えたことを特徴とする蛍光表示管のフィ
ラメント駆動回路。 (イ)上記フィラメントへの給電を制御するスイッチン
グ素子。 (ロ)上記スイッチング素子の制御端子に周期的にパル
スを出力するパルス発生回路。このパルスに応答してス
イッチング素子がオンすると、上記フィラメントに電源
からの電流が供給される。 (ハ)上記スイッチング素子の制御端子とパルス発生回
路との間に配置されたハイパスフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26847590A JP2895946B2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 蛍光表示管のフィラメント駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26847590A JP2895946B2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 蛍光表示管のフィラメント駆動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04145488A true JPH04145488A (ja) | 1992-05-19 |
JP2895946B2 JP2895946B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=17459019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26847590A Expired - Lifetime JP2895946B2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 蛍光表示管のフィラメント駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2895946B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04260088A (ja) * | 1991-02-14 | 1992-09-16 | Nec Kagoshima Ltd | 蛍光表示管の駆動回路 |
JP2003526299A (ja) * | 2000-03-10 | 2003-09-02 | ノキア コーポレイション | マイクロフォン構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4864393B2 (ja) * | 2005-09-08 | 2012-02-01 | 双葉電子工業株式会社 | 蛍光表示管の駆動回路及び駆動方法 |
-
1990
- 1990-10-08 JP JP26847590A patent/JP2895946B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04260088A (ja) * | 1991-02-14 | 1992-09-16 | Nec Kagoshima Ltd | 蛍光表示管の駆動回路 |
JP2003526299A (ja) * | 2000-03-10 | 2003-09-02 | ノキア コーポレイション | マイクロフォン構造 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2895946B2 (ja) | 1999-05-31 |
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