JPH04145316A - ホイールアライメント測定装置 - Google Patents

ホイールアライメント測定装置

Info

Publication number
JPH04145316A
JPH04145316A JP27024690A JP27024690A JPH04145316A JP H04145316 A JPH04145316 A JP H04145316A JP 27024690 A JP27024690 A JP 27024690A JP 27024690 A JP27024690 A JP 27024690A JP H04145316 A JPH04145316 A JP H04145316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
alignment
distance
center
tester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27024690A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Fujimori
藤森 敏夫
Katsutoshi Yamaguchi
勝利 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altia Co Ltd
Original Assignee
Nissan Altia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Altia Co Ltd filed Critical Nissan Altia Co Ltd
Priority to JP27024690A priority Critical patent/JPH04145316A/ja
Publication of JPH04145316A publication Critical patent/JPH04145316A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は被測定車輪に対しアライメントテスタを迅速か
つ高精密に正対させ、アライメントを正確に測定できる
ようにしたホイールアライメント測定装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種測定装置のいわゆるダイナミック測定方式
のなかには、基準位置からタイヤ側面までの距離を、レ
ーザービームや超音波を放射する距離センサを駆使して
、タイヤと無接触状態でアライメントを測定するように
したものがある。
例えば、特開昭63−94103号公報には、複数の光
センサを備えた測定ユニットをタイヤの側方に設置し、
これをタイヤの前後方向に移動させて、タイヤ表面と基
準線との距離を測定し、このデータを基にトーおよびキ
ャンバの値を演算するようにした、ホイールアライメン
ト測定装置が示されている。
また、出願人が既に提案した実開昭63−44107号
公報には、複数の超音波センサをタイヤ側方の所定位置
に配置し、これらセンサからの距離信号に基いて、トー
およびキャンバの値を演算するようにした、ホイールア
ライメント測定装置が示されている。
しかし、この従来の装置では被測定車輪に対する測定ユ
ニットやアライメントテスタの正対関係、つまり被測定
車輪とアライメントテスタ等とのセンタリング調整をア
ライメント測定前に行なっていたが、概して精密性に欠
ける嫌いがあり、アライメントの測定データに、タイヤ
の摩耗や車軸の取付は状態、更にはローラ上での回転状
態等による測定誤差が重畳され、これを適宜補正する場
合でも、個々の状況に応じて的確に補正することは不可
能に近いため、測定精度の正確性や信頼性並びにその再
現性に欠ける等の問題があった。
そこで、出願人は測定前にアライメントテスタの位置セ
ンサをXY力方向移動し、各センサにタイヤのサイドウ
オールのサイドピーク部を検出させて、当該位置にセン
サを位置付けることで、アライメントテスタを被測定車
輪に正対させるようにしたホイールアライメント測定装
置を開発し、これを既に特願平1−129007号とし
て提案している。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この既に提案した装置では、個々のセンサをア
クチュエータによって移動させているため、構造が複雑
で正対調整に時間が掛かり、しかもサイドピーク部まで
のセンサの移動ストロークを要する結果、各種のタイヤ
サイズに対応させる場合は装置が大型化する等の問題が
あった。
また、近時流行の高扁平率のタイヤでは、サイドウオー
ルが扁平でサイドピークを有しないため、上記の装置で
はこの種のタイヤへの対応が困難になり、アライメンテ
スタを正確に正対できないという問題が発生した。
本発明はこのような問題を解決し、タイヤの形状やサイ
ズに拘らずアライメントテスタを迅速かつ高精密に正対
させ、アライメントの測定精度と信頼性を向上できると
ともに、装置の簡潔化と小型化を図れるようにした、ホ
イールアライメント測定装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) このため1本発明のホイールアライメント測定装置は、
被検査車両の車輪を載置して回転可能なローラと、車輪
の側方に設置したアライメントテスタと、該テスタの所
定位置に配置した複数の距離センサと、該センサと車輪
との間の距離信号を入力されてアライメント要素を演算
可能にしたコンピュータを備えたホイールアライメント
測定装置において、上記アライメントテスタの上記距離
センサから等距離位置に、車輪の円弧部を撮像可能なテ
レビカメラを配置し、該カメラの撮像信号を介して車輪
の中心位置と、該中心位置に対するテレビカメラ中心の
XY力方向おける偏位を演算させる一方、上記アライメ
ントテスタをXY力方向移動可能なアクチュエータを設
け、これらアクチュエータに上記偏位修正信号を入力し
、上記テレビカメラ中心を車輪の中心上に位置付け、ア
ライメントテスタを車輪に正対させるようにして、タイ
ヤの形状やサイズに拘らずアライメントテスタを迅速か
つ高精密に正対させ、アライメントの測定精度と信頼性
を向上できるとともに、装置の簡潔化と小型化を図れる
ようにしたことを特徴としている。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により説明すると、第1図
乃至第7図において1および2は、自動車整備工場等の
床面3に設置された各一対の前後輪用ローラで、モータ
等の駆動手段を介して同期回転可能にされており、この
うち後輪用ローラ22は、モータ等の適宜な駆動装置と
リンク機構を介して、前輪用ローラ1,1に対する位置
を調整可能にされ、種々のホイールベースに対応可能に
されている。
この場合、前輪用ローラ1を実施例のようなダブルロー
ラの代わりに、シングルローラとすることも可能である
上記ローラ1.2は、被験車両(図示路)の前後輪4.
5を載置可能にしており、これらローラ1.2の外側側
方位置に、アライメントテスタ67.8.9が設置され
ている。
これらのアライメントテスタ6、.7.8.9は実質的
に同一に構成され、これらは第2図および第3図に示す
ように、床面上3に固定した固定フレーム10と、この
上方に配設した可動フレーム11を有し、これらの間に
各一対のリンク12゜13を起倒可能に配設している。
上記リンク12.13は互いにX字状に配設され、その
交差部にビン14が挿通されていて、それらを同調可能
にしており、これらリンク12゜13の一端は、両フレ
ーム10.11に回動可能に枢着され、この他端はロー
ラ15を介して、両フレーム10.11に転勤可能に配
置されている上記ローラ15のうち、固定フレームlo
上を転動するローラ15,15は、ローラシャフト16
で連結され、また固定フレーム10上にはアクチュエー
タ17が設置されていて、そのブツシュロッド(図示路
)の一端がローラシャフト16に連結されている。
上記アクチュエータ17は後述する制御装置によってO
N・OFF制御さ、れ、前記ブツシュロッドの変位を介
し、リンク13.13の下部を押し引きすることで、可
動フレーム11を上下動可能にさせている。
図中、18は固定フレーム10の一端に突設したストッ
パで、下側のローラ15と当接可能にされている。
可動フレーム11の両端部には、前記ブツシュロッドと
同方向にガイドレール19.19が固定され、該レール
19.19に、載架フレーム20の両端に固定したスラ
イドガイド21.21が摺動可能に嵌合している。
また、可動フレーム11の端部にはアクチュエータ22
が設置され、そのブツシュロッド(図示路)は上記載架
フレーム20に連結されていて、その軸方向の変位を介
し、上記フレーム20を前記ローラ1,2方向へ移動可
能にしている。
すなわち、上記アクチュエータ22は、前後輪用ローラ
1.2上に被験車両の前後輪4.5が乗り上げ、測定準
備が完了したところで作動し、その後アライメントテス
タ6.7,8.9と各車輪との距離が設定距離に到達し
、これを後述する所定の距離センサが検出した際に駆動
を停止し、方、一連の測定終了後は逆作動して、各車輪
から上記テス°り6.7.8.9を後退させ、被験車両
の退出を可能にさせている。
上記載架フレーム20には、前記ガイドレール19と直
交方向にガイドレール23.23が固定され、該レール
23.23に、エアチャンバ24の下端に固定したスラ
イドガイド25.25が摺動可能に嵌合している。
また、上記フレーム20の端部にはアクチュエータ26
が設置され、そのブツシュロッド27がガイドレール2
3と同方向へ配設されていて、これを該フレーム20に
立設したホルダ28.28で支持している。
上記アクチュエータ26は、後述する制御装置によって
0N−OFF制御され、そのブツシュロッド27にはエ
アチャンバ24の下端に突設した接続片29が固定され
ていて、エアチャンバ24を上記ロッド27と同動可能
にしている。
エアチャンバ24は略三角柱状の気密な箱体で構成され
、該チャンバ24の下部中央には前記ローラ1,2側に
開口する凹部30が設けられ、該凹部30の内部に環状
の照明31と、テレビカメラ32が前後に配設されてい
る。
上記テレビカメラ32の焦点距離は、アライメントテス
タ6.7.8.9と各車輪4,5との間の前記設定距離
βに略調節され、その撮像域を、前後輪4.5の各ホイ
ールにおいて精密に寸法管理され、かつ精密な真円を得
られる所定位置、例えばハブ孔やホイールキャップ、ま
たはクリップボルトの回転軌跡円周辺に設定されていて
、その撮像信号を画像処理装置33へ入力可能にしてい
る。
この場合の画像信号は、ローラ1,2上でのタイヤの変
形や動揺によって、複数種の円弧に関する情報を含むた
め、画像処理装置33は、上記入力を条件に予め記憶し
た円弧の中心を算出する演算式に基いて、複数種の円弧
について各ホイールの中心位置を複数演算し、これらの
中心位置を更に平均化して、真正なホイール中心位置O
wを演算するようにしている。
また、画像処理装置33は、各ホイールの真正な中心位
置Owに対する各テレビカメラ32の中心位10TのX
Y力方向おける偏位ΔX、Δyを演算し、それらの処理
信号を制御装置34へ入力可能にしている。
制御装置34は上記処理信号に基いて、各アライメント
テスタ6.7,8.9の各アクチュエータ17.26に
対し、上記偏位ΔX、Δyに対応する偏位修正信号を出
力して、上記アクチュエータ17.26の作動を制御可
能にしている。
この場合、上記円弧の中心を検出する手段として、例え
ば特開昭62−34004号に開示された方法を採用す
ることができる。
一方、上記エアチャンバ24の各車輪4,5に相対する
前面で、前記テレビカメラ32の中心から水平および垂
直方向の等距離位置には、中空筒状の三つの吹出フード
35が突設され、これら内部の同軸位置に、超音波セン
サ等の距離センサ36.37.38が設置されている。
上記センサ36.37.38は、前後輪4.5の各ホイ
ール、またはタイヤサイズによってはタイヤのサイドウ
オールに向けて、1秒間に約100回の割合で超音波を
発射可能にしており、発射後その反射波が戻るまでの所
要時間を計測し、その信号を後述の基準距離較正ととも
に、A/D変換器を内蔵した電圧変換器39を介して、
演算手段としてのコンピュータ40へ入力可能にしてい
る。
上記コンピュータ40には、各測定距離の演算式とその
補正式、各車軸4,5のトーおよびキャンバの演算式が
記憶され、これらの演算式を基に前記入力信号を条件と
して、トーおよびキャンバを演算し、その処理結果を表
示器41に出力して、各個を表示可能にしている。
前記エアチャンバ24の背面には、屈曲可能な送風ダク
ト42の一端が接続され、それらの他端は分岐チャンバ
43に接続されていて、該チャンバ43にブロア44の
吹出口が接続されている。
上記ブロア44はアライメントテスタ6.7゜8.9の
略中央に設置され、各送風ダクト42の長さを略同長に
構成して、各ダクト42内の風圧を略同圧に設定してい
る。
上記分岐チャンバ43には送風ダクト45が接続され、
該ダクト45内には超音波センサ等のリファレンス用距
離センサ46が収容されていて、該センサ46より下流
側の離間位置に基準較正体47が配設されている。
上記較正体47は、上記センサ46から高精密に計測さ
れた既知の基準距離R位置に設置され、該距離を往復す
る超音波の所要時間T、を基準較正信号として、コンピ
ュータ40へ入力可能にしている。
この他、図中48.49は前後車軸である。
(作 用) このように構成したホイールアライメント測定装置は、
アライメントテスタ6.7.8.9の正対を、後述のよ
うにテレビカメラ32を駆使して行なっているから、従
来のように各距離センサを移動させて行なうものに比べ
て、センサ移動用のアクチュエータとその駆動機構が不
要になり、その分構成の簡潔化を図れるとともに、セン
サの移動スペースを節減できるから、それだけ小型軽量
化を図れる。
このようなホイールアライメント測定装置は、常時は各
アクチュエータ17,22.26が作動待機状態に置か
れて、各リンク12.13が折り畳まれ、該リンク11
を固定した可動フレーム11と、この上方の載架フレー
ム20とエアチャンバ24とが最下位置に置かれている
また、載架フレーム20がガイドレール19の後端部に
位置して、上記フレーム20上のエアチャンバ24が、
各ローラ1.2から最も後退した位置で、アクチュエー
タ26寄りに引き寄せられている。
このような状況の下で実際にアライメントを測定する場
合は、被験車両のホイールベースに応じて、予め後輪用
ローラ2の位置を調整して置き、この後被験車両を入場
させ、その前後輪4.5を上記ローラ1,2に乗り上げ
て、当該車両を停止する。
そして、モータ(図示路)等を駆動し、前後輪用ローラ
1,2を回転させて、これらに載置した前後輪4.5を
回転させる。
こうして、測定準備が完了すると、アクチュエータ22
が作動してブツシュロッド(図示路)が突出し、該ロッ
ドに連結した載架フレーム20が押し動かされる。
このため、載架フレーム20がガイドレール19に沿っ
て被験車両側へ移動し、これにエアチャンバ24が同動
する。
一方、上記測定準備完了と同時にブロア44が駆動され
、分岐チャンバ43へ空気が送り込まれると、これが送
風ダクト42を介して、各エアチャンバ24へ導かれ、
該チャンバ24より吹出フード35を介して被験車両側
へ吹き出され、超音波の伝搬路周辺にエアーカーテンを
形成する。
また、上記測定準備完了と同時に、各アライメントテス
タ6.7.8.9の距離センサ36,37.38と、リ
ファレンス用距離センサ46から超音波が発射され、こ
のうち前者は各車輪4.5のサイドウオールまたはホイ
ールキャップに反射し、また後者は較正体47に反射し
、それらの反射波が各センサ36.37,38.46に
到達する所要時間tが距離信号として計測され、また基
準距離Rの往復に要する時間t、が基準距離較正信号と
して計測されて、これらが変換器39に入力される。
上記変換器39はこれらの入力信号を電圧変換し、その
電圧信号を刻々とコンピュータ40へ入力する。
コンピュータ40は上記入力信号を条件に、予め記憶さ
れた測定距離演算式とその補正式に基いて、測定距離を
演算し、かつこの測定距離を、上記基準距離Rと1/1
.との積で求める。
こうして、載架フレーム20とエアチャンバ24が一体
に被験車両側へ移動し、かつ距離センサと車輪4,5と
の距離が、所定の距離センサを介して刻々と計測され、
該距離が前記設定距離2に達すると、これが所定の距離
センサで検出され、各アクチュエータ22の駆動が停止
されて、各アライメントテスタ6.7,8.9が、略設
定距離βだけi!?’、ffL、た位置で各車輪4.5
と対峙する。
また、上記測定準備完了と相前後して、照明31が点灯
し、各車輪4.5のホイールの所定の撮像域を照射する
とともに、テレビカメラ32が上記撮像域を撮影し、そ
の画像信号を画像処理装置33へ入力する。
この場合の画像信号は、ローラ1.2上でのタイヤの変
形と動揺によって、複数種の円弧に関する情報を含んで
いる。したがって、画像処理装置33は、上記入力を条
件に予め記憶した円弧の中心を算出する演算式に基いて
、複数種の円弧について各ホイールの中心位置を複数演
算し、これらの中心位置を更に平均化して、真正なホイ
ール中心位置Owを演算する。
また、画像処理装置33は、各ホイールの真正な中心位
置OWに対する各テレビカメラ32の中心位置0アのX
Y方向における偏位△X、Δyを演算して、それらの処
理信号を制御装置34へ入力する。
制御装置34は上記処理信号に基いて、各アライメント
テスタ6.7.8.9の各アクチュエータ17.26に
対し、上記偏位ΔX、Δyに相当する偏位修正信号を出
力する。
このため、各アライメントテスタ6.7,8゜9のアク
チュエータ17.26が作動し、このうちアクチュエー
タ17にΔyに相当する偏位修正信号が入力されると、
ブツシュロッドが上記信号相当分変位し、これに連係し
たリンク13の下部を引き寄せて、リンク12.13を
上方へ伸長し、可動フレーム11を押し上げる。
このため、可動フレーム11の上方に架設した載架フレ
ーム20と、エアチャンバ24とが一緒に押し上げられ
、該チャンバ24に設置したテレビカメラ32の中心位
置0アが、車輪4.5の中心位置Owに調整される。
また、アクチュエータ26にΔXに相当する偏位修正信
号が入力されると、ブツシュロッド27が上記信号相当
分変位し、これに連結した接続片29を介して、エアチ
ャンバ24が水平方向へ移動する。
このため、エアチャンバ24に設置したテレビカメラ3
2の中心位置oTが、車輪4.5の中心位置owに調整
される。
こうして、各テレビカメラ32の中心位WIOアを、水
平方向へΔX移動させるとともに、垂直方向へΔy移動
させ、上記位置0アを車輪4.5の中心位置owに合致
させることで、各車輪4.5に対するアライメントテス
タ6.7,8.9の正対調整が完了する。
このように、本発明では各アライメントテスタ6.7,
8.9に設置したテレビカメラ32を駆使して、上記テ
スタを車輪4.5に正対させているから、従来のように
個々の距離センサを移動し、その際タイヤのサイドオー
ルの特定箇所の検出を要するものに比べて、タイヤの形
状やサイズ並びに変形に関係なく、正確かつ迅速に正対
させることができる。
こうして、アライメントテスタ6.7,8.9の正対を
完了後、実質的なアライメント測定が開始される。
すなわち、上記測定に際しては各距離センサ36.37
.38から、回転下のホイールキャップまたはタイヤの
サイドウオールに向けて発射される超音波によって、そ
れらの距離信号を多点サンプリング法で多数求め、これ
らをコンピュータ40へ刻々と入力する一方、それらの
平均値を演算し、かつこの平均値を基に予め記憶したア
ライメントの演算式によって、各車輪4,5のトー値T
1〜T4と前後輪のトータルトー値TF、Tll、およ
びキャンバ値C8〜C4を演算する。
例えば、トー値T1〜T4は第5図に示すように、水平
方向に配置した距離センサ36.38を駆使し、それら
から車輪4.5までの距離Ll。
L2を求め、これに既知量である距離センサ3638の
間隔L3を基にして、T+〜T4=tan−’ ((L
、2−L、)/L、)の演算式で求められる。
また、トータルトー値は前後左右輪の各トー値の和で求
められ、前輪4のトータルトー値T1はT+ +Tz 
、後輪5のトータルトー値T7はT3+ T 4で求め
られる。
更に、キャンバ値C5〜C4は第6図に示すように、距
離センサ36.37.38を駆使し、垂直方向に配置し
た距離センサ37から車輪4,5までの距離L4と、前
記距離センサ36,38で求めた距離L1.Liの平均
値Ls  (Ls = (L+Lx)/2)、つまりア
ライメントテスタ67.8.9とホイールとの中心間距
離と、上記センサ37と水平方向に配置した距離センサ
36または38との既知量である垂直距離L6とに基い
て、C+ 〜C4=tan−’ ((LS −L4 )
/L、>の演算式で求められる。
こうして求めた各種のアライメント測定値は、コンピュ
ータ4oから表示器41に出力されて、表示される。
そして、一連の測定作業終了後、アクチュエータ22を
作動し、エアチャンバ24を被験車両から後退させれば
、上記車両の退出が可能になる。
(発明の効果) 本発明のホイールアライメント測定装置は以上のように
、アライメントテスタの距離センサから等距離位置に、
車輪の円弧部を撮像可能なテレビカメラを配置し、該カ
メラの撮像信号を介して車輪の中心位置と、該中心位置
に対するテレビカメラ中心のXY力方向おける偏位を演
算させる一方、上記アライメントテスタをXY力方向移
動可能なアクチュエータを設け、これらアクチュエータ
に上記偏位修正信号を入力し、上記テレビカメラ中心を
車輪の中心上に位置付け、アライメントテスタを車輪に
正対させるようにしたから、従来のように距離センサを
個々に移動させて正対させるものに比べて、タイヤの形
状やサイズに拘らずアライメントテスタを確実かつ迅速
に正対させるこ4゜ とができ、アライメントの測定精度と信頼性を向上でき
るとともに、上記センサ移動用のアクチュエータとその
作動機構、およびセンサの移動スペースを要しないから
、その針装置の簡潔化と小型化を図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図は本発
明に適用したアライメントテスタの一例を示す正面図、
第3図は第2図の側面図、第4図はカメラレンズによる
偏位修正の概要を示す説明図、第5図は本発明によるト
ー値の測定方法を示す説明図、第6図は本発明によるキ
ャンバ値の測定方法を示す説明図、第7図は本発明によ
るアライメント測定の概要を示す説明図である。 1・・・前輪用ローラ、2・・・後輪用ローラ4・・・
前輪、5・・・後輪 6.7,8.9・・・アライメントテスタ17.26・
・・アクチュエータ 32・・・テレビカメラ 36.37.38・・・距離センサ 40・・・ コンピュータ 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被検査車両の車輪を載置して回転可能なローラと、車輪
    の側方に設置したアライメントテスタと、該テスタの所
    定位置に配置した複数の距離センサと、該センサと車輪
    との間の距離信号を入力されてアライメント要素を演算
    可能にしたコンピュータを備えたホィールアライメント
    測定装置において、上記アライメントテスタの上記距離
    センサから等距離位置に、車輪の円弧部を撮像可能なテ
    レビカメラを配置し、該カメラの撮像信号を介して車輪
    の中心位置と、該中心位置に対するテレビカメラ中心の
    XY方向における偏位を演算させる一方、上記アライメ
    ントテスタをXY方向へ移動可能なアクチュエータを設
    け、これらアクチュエータに上記偏位修正信号を入力し
    、上記テレビカメラ中心を車輪の中心上に位置付け、ア
    ライメントテスタを車輪に正対させるようにしたことを
    特徴とするホィールアライメント測定装置。
JP27024690A 1990-10-08 1990-10-08 ホイールアライメント測定装置 Pending JPH04145316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27024690A JPH04145316A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 ホイールアライメント測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27024690A JPH04145316A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 ホイールアライメント測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04145316A true JPH04145316A (ja) 1992-05-19

Family

ID=17483586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27024690A Pending JPH04145316A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 ホイールアライメント測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04145316A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003515157A (ja) * 1999-11-24 2003-04-22 ナムローゼ フェンノートシャップ クリプトン エレクトロニック エンジニアリング 試験台上で車両の動的挙動を測定する方法
JP2012078147A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Honda Motor Co Ltd 車載カメラの光軸検査方法及び光軸検査装置
JP2013076662A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Sumitomo Kinzoku Technol Kk リニアインダクションモータとリアクションプレートとの隙間モニタリング装置
CN115930842A (zh) * 2023-03-09 2023-04-07 荣成康派斯新能源车辆股份有限公司 一种房车车轮车轴定位仪及其车轮车轴定位检测方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6410611B2 (ja) * 1980-03-31 1989-02-22 Rieter Ag Maschf

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6410611B2 (ja) * 1980-03-31 1989-02-22 Rieter Ag Maschf

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003515157A (ja) * 1999-11-24 2003-04-22 ナムローゼ フェンノートシャップ クリプトン エレクトロニック エンジニアリング 試験台上で車両の動的挙動を測定する方法
JP2012078147A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Honda Motor Co Ltd 車載カメラの光軸検査方法及び光軸検査装置
JP2013076662A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Sumitomo Kinzoku Technol Kk リニアインダクションモータとリアクションプレートとの隙間モニタリング装置
CN115930842A (zh) * 2023-03-09 2023-04-07 荣成康派斯新能源车辆股份有限公司 一种房车车轮车轴定位仪及其车轮车轴定位检测方法
CN115930842B (zh) * 2023-03-09 2023-05-16 荣成康派斯新能源车辆股份有限公司 一种房车车轮车轴定位仪及其车轮车轴定位检测方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101423348B1 (ko) 바퀴 조립체 배향 결정 장치 및 차량 바퀴 정렬 위치 결정 방법
US20230213333A1 (en) Wheel aligner with improved accuracy and no-stop positioning using a drive direction calculation
KR101526424B1 (ko) 차량용 헤드 업 디스플레이 검사장치 및 그 방법
US11836947B2 (en) System for calibrating a vehicle camera
EP1216396B1 (en) Method and apparatus for measuring vehicle wheel roll radius
US8538724B2 (en) Apparatus and method for checking the attitude of a vehicle
CN110542376B (zh) 一种用于定位adas标定目标板放置位置的装置和定位方法
CN101553706B (zh) 用于汽车底盘测量的方法、底盘测量装置以及汽车检测线
CN115702322A (zh) 用于校准和对准汽车传感器的设备及方法
US20020080343A1 (en) Wheel alignment apparatus
JP3487726B2 (ja) 自動車整列状態表示方法及び装置
HU220577B1 (hu) Berendezés és eljárás sínhez kötött járművek kerekei gördülési paramétereinek mérésére
KR20230051576A (ko) 센서 교정을 위한 차량 바닥 표적 정렬
JPH04145316A (ja) ホイールアライメント測定装置
JP2000146564A (ja) 接触式管内径測定装置の精度確認装置
JP2000121504A (ja) ホイールアライメント測定装置
JP2000111454A (ja) 車両挙動の不具合評価装置
JP2986770B2 (ja) 輪転印刷機の胴の前に配置された横ビームの調整装置
JPH0690022B2 (ja) ホイールアライメント測定装置
JPH09210665A (ja) 板幅測定方法及び装置
JPH02270682A (ja) ホイールアライメント測定装置
EP4222471A1 (en) Target alignment for vehicle sensor calibration
JPS5822602B2 (ja) 軌道の通り整正機
JPH04177116A (ja) ホイールアライメント測定装置
JPH11314562A (ja) ホイールアライメント測定装置及び回転体の傾き測定装置