JP2986770B2 - 輪転印刷機の胴の前に配置された横ビームの調整装置 - Google Patents

輪転印刷機の胴の前に配置された横ビームの調整装置

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JP2986770B2
JP2986770B2 JP9340046A JP34004697A JP2986770B2 JP 2986770 B2 JP2986770 B2 JP 2986770B2 JP 9340046 A JP9340046 A JP 9340046A JP 34004697 A JP34004697 A JP 34004697A JP 2986770 B2 JP2986770 B2 JP 2986770B2
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    • B41F33/00Indicating, counting, warning, control or safety devices
    • B41F33/0027Devices for scanning originals, printing formes or the like for determining or presetting the ink supply
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
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    • B41F33/0063Devices for measuring the thickness of liquid films on rollers or cylinders
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    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
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    • B41F33/0081Devices for scanning register marks

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は輪転印刷機の胴の前
に配置された横ビームの調整装置であって、測定装置が
胴の外套に対して軸方向にホルダを介してこの横ビーム
上で移動可能である形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】輪転印刷機において例えば見当測定又は
インキ測定のためなどのような測定課題を機械運転中に
既に行うために、輪転印刷機の胴の外套に対して軸方向
に横ビーム上に配置された測定装置として役立つセンサ
装置は公知技術に属する。その他の測定課題は湿り測定
装置により行われることのできる湿り測定である。
【0003】オフセット版板上の湿し媒体量を測定する
ための公知の湿り測定装置は光源、光学系、受光装置及
び評価装置を備えている(ドイツ連邦共和国特許出願公
開第3732934号明細書)。この湿り測定装置によ
り、光源の放射光が収束されて、版胴上に張設された版
板のインキのない領域へ向けられ、これにより反射光線
が受光装置内のダイオード列により検出される。版胴も
しくは張設された版板に対する湿り測定装置の向きを調
整するために、湿り測定装置は版胴の軸線に平行に配置
された横ビーム上で前記軸線に対して軸方向に移動可能
であることができる。その場合、張設された版板上の測
定箇所の選択は視覚的に行うことができる。
【0004】センサ装置とも呼ぶことができるこの種の
測定装置の測定フィールド(Messfeld)を、輪転印刷機内
の胴の外套の選択された領域へ位置決めするための装置
も公知技術に属しており、これによれば、パイロット光
源がセンサ装置内に収納されており、このパイロット光
源はセンサ装置と一緒に横ビーム上で胴の外套面に対し
て平行に移動可能である(ドイツ連邦共和国特許出願公
開第4106082号明細書)。しかし、センサ装置内
に組み込まれたパイロット光源によっては、測定フィー
ルドは直接視覚的にしか検知するすべがない。この形式
で検知された測定フィールドの獲得の後に、コンタクト
部材の手動操作により、胴外套面上のパイロット光源の
スポットの位置がコンピュータ/制御装置内に入力さ
れ、その出力により測定装置があとで制御されて、測定
装置が選択された領域からの測定値を供給するようにな
っている。測定に適した無インキ領域の視覚的な選択の
ために、パイロット光源を湿り測定装置とは無関係に版
板の前に配置することもできる。
【0005】上述の装置は、胴に対する横ビームの向き
調整を可能ならしめるために胴の前の横ビームの相対位
置を検知するのには不適当である。胴に対する横ビーム
の正確な方向付けは、例えば特に見当測定及びインキ測
定のために使用されるような従来の光電子的な測定装置
によって信頼し得る正確な測定結果を得るのに極めて重
要である。このことのために、横ビームは特に胴の軸線
もしくは胴の外套面に平行に、かつこの外套面に対して
一定の間隔を保って延びていなければならない。光学的
な測定装置が胴のすべての箇所において外套面の領域を
所定の同じ角度で、かつ同じ光線収束(焦点合わせ)で
検知するように、光学的な測定装置のために横ビームの
平行な延びが重要である。
【0006】それゆえ必要な、横ビームの少なくとも1
回の調整のために、実地においてはアングル測定器及び
間隔測定器が役立てられるが、しかし、これらの測定器
は複雑な調整過程を必要とする。さらに調整の精度は特
に調整を実施する専門家の注意力と熟練度とに依存す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題とすると
ころは、胴に対する横ビームの正確で、かつ複雑でなく
しかも自動化可能な向き調整を可能ならしめると共に、
それにもかかわらず交換可能な、換言すれば予め準備さ
れた輪転印刷機に、必要な場合にのみ適用されるような
冒頭に記載した形式の調整装置を製作することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の構成では、ホルダに光電子的な調整補助装置
が結合可能であり、かつ、この調整補助装置が、光束を
胴へ投射する光学的なエレメントと、胴からの反射光束
を受光するための前記光学的なエレメントから離れて位
置する少なくとも1つの受光器とを備えており、該受光
器が、電子評価装置と関連してセンサ上の反射光束の位
置の検出に適する光電子的なセンサを有しているように
した。
【0009】
【発明の効果】胴に投射される光束の入射角が、測定装
置内の面感応性の光電子的なセンサにより検知された反
射光束の反射角に等しいという原理にもとづき、調整補
助装置は、検出箇所において、胴外套の最も近くに隣合
う領域に対する横ビームの相対位置を検出する。
【0010】光電子的な調整補助装置と、これを受容す
る、調整装置に解離可能に結合されたホルダとの本発明
にもとづく構成によれば、調整補助装置の光路が測定装
置の光軸の高さで延びている。この調整補助装置は例え
ば見当測定又はインキ測定のような測定を行うための調
整補助装置の代わりに、横ビームのホルダに取り付ける
ことができる。
【0011】調整補助装置とホルダとを結合することに
より、同一の調整補助装置を予め準備された多数の輪転
印刷機の調整のために必要に応じて使用することができ
る。
【0012】面感応性の光電子的なセンサが請求項2に
もとづく電子評価装置に関連して、胴から反射した光束
の位置をセンサで検出するのに適しており、かつ検出箇
所における横ビームの偏倚、特に偏倚方向が電気的な信
号への変換の後に表示装置により簡単かつ効果的に示さ
れる。この表示により、調整が例えば手動により、かつ
容易にコントロール可能に行われる。
【0013】本発明のさらに別の構成では、電子評価装
置の出力部を、表示装置へ接続する代りに又はこの接続
に対して付加的に、横ビームの少なくとも一方の端部を
胴に対して移動調整するのに適した少なくとも1つの電
気的な調整手段に接続することができる。この場合、横
ビームの全自動的な調整を行うことができる。このこと
により、読取りエラー及び設定エラーが回避される。
【0014】調整装置のさらに別の構成では、電子評価
装置の出力部が電気的な調整手段に接続されており、そ
の場合、電子評価装置と調整手段との間に別の機能素子
群、特にモータ制御装置を配置することができる。
【0015】請求項4によれば、調整補助装置は光束を
胴上へ投射する光学的なエレメントとして、光線形成用
光学系(Strahlformungsoptik)を備えた半導体レーザ装
置を備えていると特に有利である。この装置は、胴上へ
のレーザ光線の衝突点に小さな点状のスポットだけを生
ぜしめるように形成されており、このような小さな点状
のスポットによれば、調整補助装置の位置、ひいては胴
に対する検出箇所における横ビームの位置の正確な測定
が許容される。
【0016】請求項5によれば、有利には受光器が面感
応性の光電子的なセンサとして4象限センサを備えてお
り、この4象限センサは受光用光学系の光路内に配置さ
れている。受光用光学系は、受光された反射光束により
センサを最適に覆うべく、反射された光束もしくはレー
ザ光束を若干拡大するように形成されている。
【0017】4象限センサに接続されている電子評価装
置は、4つのセンサ領域から受信した信号を増幅後に従
来形式通り評価する。この評価は特に2つの評価段で行
われ、その際、第1の評価段が上方の象限(センサ領
域)の信号の和を下方の象限の信号と比較し、かつ第2
の評価段で左の象限の信号を右の象限の信号と比較す
る。このことから、反射した光束による4象限すべての
均一な負荷により規定可能な目標位置に対する、胴から
センサへ反射したスポットの方向と量とに基づく偏倚を
再現するという結果が得られる。
【0018】4象限センサの代わりに、受光器は光電子
的なセンサとして有利にはPSD素子(Positio
n Sensitive Device)を備えること
ができる。この種の面感応性の光電子的なダイオードは
光学的に活性なポテンショメータを形成しており、この
ポテンショメータから、投射されてこのポテンショメー
タに衝突する光束の位置に応じて1方向又は互いに直角
に向いた2方向で、この位置に相応する電圧分布又は電
流分布がタップされ、かつその位置を後続の光電子回路
により検出することができる。
【0019】請求項7によれば受光器はマトリックスカ
メラを有することができ、このマトリックスカメラは効
果的にはCCDカメラにより実現される。このCCDカ
メラには、感光性素子のマトリックス的な配列上へ反射
されたスポットの位置を画像処理系により検知する電子
評価装置が付属している。さらにまた、スポットの位置
の簡単な表示のためには簡単なビデオモニタを使用すれ
ば十分である。
【0020】請求項9によれば、マトリックスカメラは
効果的には、反射された光束をセンサマトリックスの面
の5〜10%に拡大する光学系を備えている。
【0021】測定装置によるエラー測定を回避すべく、
横ビームを対応する胴の軸線もしくは胴の表面に対して
平行に向け、かつ横ビームと胴の表面との間の間隔を横
ビームに沿ったいかなる箇所でもコンスタントに保つよ
うに調整装置により横ビームを調整するために、横ビー
ムはその両方の外側の端部で互いに無関係に、互いに直
角な2方向で胴の軸線に対して直角に移動調節可能であ
る。
【0022】調整装置による自動的な調整のために、横
ビームは有利には両方の端部で偏心的に調整可能に支承
されており、かつそれぞれの端部で、電子評価装置の出
力側に接続された電気的な駆動装置に結合されている。
これにより、調整の実施後では自縛的なつまりセルフロ
ック性の、摩耗の少ない正確な調整装置が実現される。
【0023】輪転印刷機の最後の印刷ユニットの胴の前
のそのつど調整すべき横ビーム上で移動可能であるホル
ダのところに調整補助装置を順次に使用するために、調
整補助装置はバヨネット結合部材により信頼性よくかつ
再現可能にホルダに結合可能である。その場合、バヨネ
ット結合部材は調整補助装置の光軸が測定装置の軸線と
同じ高さに位置するように、ホルダに位置決めされる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に7つの図面につき本発明を説
明する。
【0025】図1で符号1は胴であって、それも輪転印
刷機の最後の印刷ユニットの圧胴を示し、この圧胴の前
に横ビーム2がその全長にわたり、図示されていない胴
軸線もしくは胴1の外套面に対して可能な限り平行にか
つ同じ間隔で配置されている。横ビーム上にはホルダ3
が移動可能に支承されており、ホルダは図面には詳しく
示されていない光学的な測定装置の受容に役立つことが
できる。測定装置の光路4は1点鎖線により示されてい
る。
【0026】後々の測定に所望される、横ビームの向き
を調整するために、横ビームはその両方の外側の端部で
偏心体内に側方向で支承されている。この種の偏心体は
円形の偏心板5を有しており、この偏心板5は、図2に
おいて部分的に破断して示す印刷機の側部7に設けた、
この偏心板を受容する円形の孔6内に位置している。横
ビーム2は偏心板5内で仮想回転軸線8に対して偏心的
に配置されており、これにより、孔6内での偏心板5の
回転時に偏心作用が得られる。
【0027】ここで注目すべきことは、横ビーム2は必
ずしも円形横断面を有する必要はなく、むしろホルダ3
の案内のためにはその他の横断面を有するように形成さ
れるのが効果的な場合もあることである。
【0028】図2に示された偏心体は横ビーム2の両方
の端部9,10に設けられており、これにより横ビーム
2の移動性は、二重矢印で示されているように互いに直
角であると共に胴の軸線に対しても直角に向いた2方向
で得られる。
【0029】横ビーム2上で図示されていない手段によ
り移動可能なホルダ3は破線で表したバヨネット結合部
材11を備えており、バヨネット結合部材は、図1では
たんに略示した調整補助装置15に設けたバヨネット結
合部材エレメントと関連してこの調整補助装置を解離可
能であると共に正確に位置決めできるようにホルダに結
合せしめるのに適している。その場合、調整補助装置の
図示されていない光軸は本来の測定装置の軸線4と同じ
高さに位置していなければならない。
【0030】図1にはブロック図で示すのみであるが、
調整補助装置15はブロック12で表したモータ制御装
置に結合されている。このモータ制御装置はホルダ3と
一緒に走行する必要はない。モータ制御装置の出力側は
調整モータ13,14に結合されており、いずれの調整
モータも横ビーム2の端部9,10に設けた偏心体にそ
れぞれ回転結合されている。
【0031】図3からは、符号15で示された調整補助
装置が平面図で(カバーを除きもしくは断面されて)略
示されているのが看取される。前面にガラス窓17を備
えたケーシング16内には光線形成用光学系19を備え
た半導体レーザ18が配置されており、光線形成用光学
系は直径の減少したレーザ光束をスポット20として胴
1上に投射する。胴1上に投射されたレーザの光束が符
号21で示されている。胴1により部分的に反射された
反射光束22は、スポット20を起点として受光用光学
系23と光学フィルタ24とを介して4象限センサ25
へ投射される。受光用光学系23は反射光束22を若干
拡大するので、この反射光束22を受光する4象限セン
サの受光面が充分に覆われる。この受光面は図5及び図
7でいずれも符号26で示されている。光学フィルタ2
4は半導体レーザ18の波長に対して透過性であるの
で、外乱光の影響が十分に排除される。
【0032】4象限センサ25には直接的に電子評価装
置27が接続されており、電子評価装置は、図5及び図
7に示された受光面26の4つの象限もしくは面領域か
らの信号を受信して評価する。電子評価装置は2つの評
価段を備えており、その第1の図示されていない評価段
は上方の象限28,29の信号の和を下方の象限30,
31の信号の和と比較する。第2の評価段は左側の象限
28,31の信号を右側の象限29,30の信号と比較
する。
【0033】電子評価装置27の出力部は(図3には詳
細には示されていないが)表示装置32に接続されてお
り、この表示装置により、調整補助装置15の検出箇所
において目標位置からの横ビームの位置がどのように偏
倚しているかが表示される。表示装置は互いに異なる色
彩の発光ダイオードによる適/不適表示であってもよい
し、又は目標位置からの偏倚の量を表示するアナログ表
示であってもよい。
【0034】このことに対して付加的又は代替的に、電
子評価装置27の出力部は図1のブロック12にも接続
することもでき、このブロックは位置偏倚を自動的に補
償するために、モータ制御装置を介してそれぞれ一方の
調整モータ13,14を作動せしめる。
【0035】4象限センサによる位置偏倚の検出の仕方
は図5及び図7に示されており、これらの図面にはそれ
ぞれ4象限センサの受光面26が4つの受光領域もしく
は象限28,29,30,31に分割されて示されてい
る。
【0036】図4と図5とを見比べることから判るよう
に、調整補助装置15から出発した光束21が胴1の外
套に衝突し、反射光束22が同じ高さで調整補助装置内
へ反射され、これにより反射光束22がスポットを受光
面26の中央へ衝突せしめ、換言すれば4つのすべての
象限28,29,30,31の同じ面セグメントが負荷
されると、このことにより胴1に対する横ビーム(図示
せず)の正しい向きが信号化される。この場合には、上
方の両方の象限28,29の信号の和が、その他の両方
の象限30,31の信号の和に等しくなるため、電子評
価装置27は位置偏倚を信号化しない。
【0037】これと異なり図6では、横ビーム2が調整
補助装置15の検出箇所に関連して胴1に対比して著し
く高く位置している。それゆえ、反射光束22は調整補
助装置15から出発した光束21の上方へ投射される。
このことの結果、反射光束22はスポット34を受光面
26の上方の面領域もしくは象限28,29へ生ぜしめ
る。このことはこれに相応した形式で表示装置32によ
り表示され、かつ少なくとも一方の調整モータ13,1
4を介して補償され、その際調整モータは図7のスポッ
ト34が図5のスポット33の位置を占めるまでかつそ
のようになる方向に運動させられる。
【0038】この原理に基づき、以下の測定過程が可能
である。
【0039】胴1に対する横ビーム2の傾斜の測定:調
整補助装置15はホルダ3と一緒に端部9,10のとこ
ろの両方の側方の終端位置のうちの一方の終端位置の近
くの位置へ案内され、その際、調整補助装置は既に胴1
を検出し、換言すれば光束を胴1に投射しており、かつ
反射光束を受けている。反射光束はこの端部における横
ビーム2の位置偏倚の尺度であり、この位置偏倚はすで
に説明した形式で測定しかつ補償することができる。
【0040】一方の側もしくは一方の端部9から他方の
端部10への横ビーム2の傾斜の測定:その場合、測定
補助装置15はまず、第1の位置、例えば端部9にもた
らされ、次いで他の位置、つまり端部10へ移動させら
れる。この過程中にセンサ信号、換言すれば4象限セン
サからの信号が変化してはならない。上方の象限28,
29からの信号と下方の象限30,31からの信号とが
異なる場合には目標位置からの偏倚の方向と量とが与え
られる。
【0041】胴1の外套面に対する横ビーム2の平行性
の測定過程:調整補助装置15はこの場合も側方の終端
位置で横ビームにもたらされる。次いで、両方の左側の
象限28,31が右側の象限29,30と同じ光量の反
射光束22により負荷されるように横ビーム2と胴1と
の間隔が自動的に調整モータ13,14により変化させ
られる。しかる後に、調整補助装置15は連続的に側方
向で他方の側方の終端位置へ向けて移動させられる。こ
の側方向の移動中に、4象限センサの象限からの信号が
変化してはならない。表示に変化が生じた場合には、面
感応性の4象限センサは左側の象限28,31からの信
号と右側の象限29,30からの信号とが異なることに
より、位置偏倚の方向と大きさとが信号化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】輪転印刷機の最後の印刷ユニットの胴に対向し
て配置された横ビームと、これに沿って移動可能なホル
ダとを概略的に破断して示す斜視図である。
【図2】横ビームの両端のうちの一方の端部における横
ビームの偏心支承部を断面して示す図である。
【図3】概略的に縮小して示された胴に対する調整補助
装置とその位置とを示す略示平面図である。
【図4】調整補助装置と胴との相対的な位置をここには
図示されていない横ビームの正しい向きで示す略示側面
図である。
【図5】図4に示す調整補助装置と胴との相対的な位置
において胴から調整補助装置内の面感応性のセンサへ投
射されたスポットの位置を示す図である。
【図6】調整補助装置もしくはここには図示されていな
い横ビームの、胴に対して正しくない向きを示す略示側
面図である。
【図7】図6に示す調整補助装置と胴との相対的な位置
において面感応性のセンサ上の反射されたスポットの正
しくない位置を示す図である。
【符号の説明】
1 胴、 2 横ビーム、 3 ホルダ、 4 測定装
置の光路、 5 偏心板、 6 孔、 7 側部、 8
仮想回転軸線、 9,10 横ビームの端部、 11
バヨネット結合部材、 12 別の機能素子を表すブ
ロック、 13,14 調整モータ、 15 調整補助
装置、 16 ケーシング、 17 ガラス窓、 18
半導体レーザ、 19 光線形成用光学系、 20
光のスポット、 21 光束、 22 反射光束、 2
3 受光用光学系、 24 光学フィルタ、 25 4
象限センサ、 26 受光面、 27 電子評価装置、
28,29,30,31 象限、 32 表示装置、
33,34 スポット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 33/14 B41F 31/02

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪転印刷機の胴の前に配置された横ビー
    ムの調整装置であって、測定装置が胴の外套に対して軸
    方向にホルダを介してこの横ビーム上で移動可能である
    形式のものにおいて、 ホルダ(3)に光電子的な調整補助装置(15)が結合
    可能であり、かつ、この調整補助装置(15)が、光束
    (21)を胴(1)へ投射する光学的なエレメントと、
    胴(1)からの反射光束(22)を受光するための前記
    光学的なエレメントから離れて位置する少なくとも1つ
    の受光器とを備えており、該受光器が、電子評価装置
    (27)と関連してセンサ上の反射光束(22)の位置
    の検出に適する光電子的なセンサを有していることを特
    徴とする、輪転印刷機の胴の前に配置された横ビームの
    調整装置。
  2. 【請求項2】 電子評価装置(27)の少なくとも1つ
    の出力部が、センサ面(26)における反射光束の相対
    位置を表すのに適した表示装置(32)に接続されてい
    る、請求項1の調整装置。
  3. 【請求項3】 電子評価装置(27)の少なくとも1つ
    の出力部が、横ビーム(2)の少なくとも一方の端部を
    胴(1)に対して移動調節する電気的な調整手段に接続
    されている、請求項1記載の調整装置。
  4. 【請求項4】 光束(21)を胴へ投射する光学的なエ
    レメントが半導体レーザ(18)と光線形成用光学系
    (19)とを備えている、請求項1から3までのいずれ
    か1項記載の調整装置。
  5. 【請求項5】 受光器が4象限センサ(25)を備えて
    おり、この4象限センサが受光用光学系(23)の光路
    内に配置されている、請求項1から4までのいずれか1
    項記載の調整装置。
  6. 【請求項6】 受光器がPSD素子(Position
    Sensitive Device)を備えており、
    このPSD素子に、胴(1)からの反射光束が投射可能
    である、請求項1から4までのいずれか1項記載の調整
    装置。
  7. 【請求項7】 受光器がマトリックスカメラを備えてい
    る、請求項1から4までのいずれか1項記載の調整装
    置。
  8. 【請求項8】 マトリックスカメラとしてCCDカメラ
    が設けられている、請求項7記載の調整装置。
  9. 【請求項9】 マトリックスカメラが反射光束(22)
    をセンサマトリクスの面の5〜10%に拡大する光学系
    を有している、請求項7又は8記載の調整装置。
  10. 【請求項10】 マトリクスカメラに接続された画像処
    理系が設けられている、請求項7から9までのいずれか
    1項記載の調整装置。
  11. 【請求項11】 横ビーム(2)が両方の端部(9,1
    0)で偏心的に移動調節可能に支承されており、かつそ
    れぞれの端部(9,10)で電気的な駆動装置に結合さ
    れており、この駆動装置が電子評価装置(27)の1つ
    の出力部に接続されている、請求項3記載の調整装置。
  12. 【請求項12】 調整補助装置(15)がバヨネット結
    合部材(11)を介してホルダ(3)に結合可能であ
    る、請求項1から11までのいずれか1項記載の調整装
    置。
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