JPH04143960A - 記録媒体選択装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は記録媒体選択装置に係り、特にオーディオ用Ｃ
Ｄチェンジャープレーヤ等に通用できる記録媒体選択装
置に関する。

〈従来技術〉 複数枚のＣＤを収納するマカジンと、マガジンより所望
のＣＤを取り出すＣＤ取り出し手段と、ＣＤ取り出し手
段を上下に移動し所望のＣＤ位置に位置決めする移動・
位置決め手段を有するオーディオ用ＣＤチェンジャープ
レーヤがあり、前記移動・位置決め手段は、エレベータ
モータと、該モータから駆動力の供給を受けてＣＤ取り
出し手段を上下移動させるエレベータ機構部と、ＣＤ取
り出し手段が一定の移動位置に来る毎に位置パルスを発
生するパルス発生部と、位置パルスを監視しながらモー
タの駆動制御を行う制御部とを有している。

かかるＣＤチェンジャープレーヤにおいて、エレベータ
モータの回転によりパルス発生部から発生する位置パル
スを計数部で計数し、計数値が操作部より指令されたＣ
Ｄ位置に対応した計数値と一致した時、エレベータモー
タの駆動を停止してＣＤ取り出し手段を所望のＣＤ位置
に位置決めする。

具体的には、例えば第４図のようなＡ位置にＣＤ取り出
し手段が存在し、この位置で操作部より２枚上のＣＤを
選択する指令が出されたとすると、制御部より「Ｈ」レ
ベルのエレベータアップ信号Ｅυをモータドライバへ出
力しモータの直流駆動を行う（エレベータダウン信号Ｅ
Ｄは「Ｌ」とする）、そして、２発目の位置パルスを入
力した時点でエレベータアップ信号ＥＵを「Ｌ」に落と
しモータの駆動を停止するようにしている。

〈発明が解決しようとする問題〉 しかしながら、目標位置に係る位置パルスが入力すれた
時点でエレベータアップ信号Ｅυを「Ｌ」に落としたと
き、エレベータ機構部やモータの機械的慣性のため、Ｃ
Ｄ取り出し手段が目標位置からオーバーランしてしまい
、ＣＤの取り出しミスが起きるという問題があった。

以上から、本発明の目的は媒体取り出し手段の正確な位
置決めができる記録媒体選択装置を提供することである
。

〈課題を解決するための手段〉 上記課題は本発明においては、所望方向にモータを直流
駆動しパルス発生部から所望の数の位置パルスが入力さ
れたところで駆動を停止する第１制御部と、第１制御部
による駆動に続き、モータを第１制御部とは反対方向に
パルス駆動し、パルス発生部から最初の位置パルスが入
力されたところで駆動を停止する第２制御部とにより達
成される。

く作用〉 本発明によれば、まず、所望の移動方向に応じてモータ
を正転方向または逆転方向に直流駆動して媒体取り出し
手段を移動していき、所望の数の位置パルスが発生した
ところで５旦モータの駆動を停止する。続いて、モータ
を反対方向にパルス駆動し、最初の位置パルスが発生し
たところでモータの駆動を停止する。これにより、初め
の直流駆動時にオーバーランが生じても、その分だけパ
ルス駆動で寸動的に目標位置に戻されるので、媒体取り
出し手段の正確な位置決めができ、取り出しミスが起き
ず、しかも、媒体取り出し手段の移動に要する時間は殆
ど変わらない。

〈実施例〉 第１図は本発明の一実施例に係わるＣＤチェンジ中プレ
ーヤの要部構成図、第２図はエレベータモータ周辺の機
構説明図、第３図は本発明の動作説明図である。

第１図中、１は複数のＣＤを上下方向へ収納するマガジ
ン、２は上下に移動して所望のＣＤを取り出すＣＤ取り
出し手段、３はＣＤ取り出し手段と５椰的に上下するＣ
Ｄメカ手段であり、図示しないターンテーブル、スピン
ドルモータ、光ピツクアップ等を有している。

４はＣＤ取り出し手段２とＣＤメカ手段３を上下に移動
するエレベータ機構部、５はエレベータ機構部４に駆動
力を供給するエレベータモータ、６はパルス発生部であ
り、エレベータ機構部４に設けられてＣＤ取り出し手段
２が一定の移動位置に来る毎に位置パルスを発生する。

エレベータ機構部４は第２図に示す如く、エレベータモ
ータ５の回転軸に結合された回転伝達機構７を有してお
り、７ａはラック、７ｂはビニオン、７Ｃは駆動ギア、
７ｄは中間ギア、７ｅはＣＤ取り出し手段２及びＣＤメ
カ手段３を支持する図示しない部材を上下するギアであ
る。

第１図に戻り、パルス発生部６は駆動ギア７ｃとフォト
インクラブタロａからなり、駆動ギア７Ｃは１８０°対
向位置に穴を有し、咳穴がフォトインクラブタロａを通
過する毎に一発の位置パルスを発生する。

８は差動増幅器で構成されたモータドライバ、９は位置
パルスを監視しながらエレベータモータ５の制御を行う
第１制御部、１０はディスク番号の選択を行う操作部、
１１．１２はＯＲ回路である。

第１制御部の内部構成の内、９ａはパルス発生部６で発
生した位置パルスをアップカウントモード（上方移動時
）またはダウンカウントモード（下方移動時）で計数す
る計数部、９ｂは操作部１０で選択された所望ディスク
番号を目標計数値に変換する変換部、９ｃは計数部９ａ
の計数値と変換部９ｂで変換した目標計数値を比較する
比較部、９ｄは比較部９Ｃの比較結果に従いＯＲ回路１
１．１２とモータドライバ８を介してエレベータモータ
５の直流駆動を行う直流駆動制御部である。

ＣＤ取り出し手段２を上方へ移動するとき、直流駆動制
御部９ｄは「Ｈ」レベルのエレベータアップ信号ＥＵを
出力し、逆に下方へ移動するときｒＨ，レベルのエレベ
ータダウン信号ＥＤを出力する。

１３はエレベータモータ５の制御を行う第２制御部であ
り、パルス発生部６からの位置パルスと第１制御部９の
比較部９Ｃからの比較信号を入力し、第１制御部９によ
るエレベータモータ５の制御に続き、比較部９ｃの比較
結果に基づき第１制御部９とは反対方向へエレベータモ
ータ５のパルス駆動を行い、最初の位置パルスが入力さ
れたところで駆動を止める。

第１制御部９が上方への移動制御をしたとき、第２制御
部１３は反対に「Ｈ」レベルのエレベータダウン信号Ｅ
Ｄ’をパルス出力し、逆に、第１制面部９が下方への移
動制御をしたときｒＨ，レベルのエレベータアンプ信号
ＥＵＩパルス出力する。

次に第３図を参照して本実施例の全体的な動作を説明す
る。

予めＣＤ取り出し手段２が「３」の位置にあり、第１制
御部９の計数部９ａの計数値が「７」になっているとす
る。

操作部１０で例えばＮｏ、５のディスクが選択されると
、該選択指令が第１１１１？１部９の変換部９ｂに送ら
れ、目標計数値「９」に変換されて比較部９ｃに送られ
る。比較部９Ｃは計数部９ａの計数値と変換部９ｂから
送られた目標計数値を比較し、目標計数値の方が大きい
ので上昇指令を直流駆動制御部９ｄに与えるとともに、
計数部９ａをアップカウントモードとする。上昇指令を
受けた直流駆動制御部９ｄはｒＨ，レベルのエレベータ
アップ信号ＥｔＪをＯＲ回路１１を介してモータドライ
バ８へ出力し、エレベータモータ５を正転方向へ駆動す
る（エレベータダウン信号ＥＵは「Ｌ」レベルとする）
。

エレベータモータ５の正転により、第２図のラック７ａ
、ピニオン７ｂを介して駆動ギア７Ｃが回転し、更に、
中間ギア７ｄを介してギア７ｅが回転してＣＤ取り出し
手段２が上昇する。駆動ギア７ｃの回転によりこれに設
けられた穴がフォトインタラプタ６ａを通過する際に、
位置パルスが発生する。該位置パルスを計数部９ａがア
ップカウントモードで計数し、計数値が「９」になると
、比較部９ｃは停止指令を直流駆動制御部９ｄに与え、
直流駆動制御部９ｄはエレベータアップ信号ＥＵを「Ｌ
」レベルに落とし、エレベータモータ５の駆動を停止す
る。

このとき、エレベータ機構部４とエレベータモータ５の
機械的な慣性により、実際にはＣＤ取り出し手段２はマ
ガジン１のＮｏ、５のＣＤの位置より少しオーバーラン
している。

比較部９ｃが停止指令を出力すると、第２制御部１３は
、第１制御部９の計数部９ａに計数禁止信号を出力して
計数動作を禁止させ、それまで比較部９ｃが上昇指令を
出力していたので第１制御部９とは反対に「Ｈ」レベル
のエレベータダウン信号ＥＬＩ’をパルス出力し、ＯＲ
回路１２を介してモータドライバ８に入力して、エレベ
ータモータ５を逆転方向へパルス駆動する（エレベータ
アップ信号Ｅｌ’は「Ｌ」レベルとる）。

エレベータモータ５の寸動的な逆転により、前述とは反
対方向に間歇的に、第２図のラック７ａ、ピニオン７ｂ
を介して駆動ギア７Ｃが回転し、更に、中間ギア７ｄを
介してギア７ｅが回転してＣＤ取り出し手段２が間歇的
に下降する。駆動ギア７ｃの反対回転によりこれに設け
られた穴がフオトインタラプタ６ａを通過する際に、位
置パルスが発生する。下降を始めたあと最初の位置パル
スが入力されたところで、第２制御部１３はエレベータ
ダウン信号ＥＤ’を「Ｌ」レベルに落としてエレベータ
モータ５の駆動を停止し、計数部９ａへの計数禁止信号
出力を止める。

下降時のエレベータ機構部４とエレベータモータ５の下
降方向への動作量が少ないこと、及び、間歇的な動作後
に停止することから機械的な慣性力は住じず、素早く正
確に目標位置に戻ることになる。また、計数部９ａの計
数値はＣＤ取り出し手段２の現在位置と一致しており、
次回の移動動作時に目標位置が狂うことはない。

なお、操作部１０でＣＤ取り出し手段２の現在位置より
下側のＣＤ位置が選択されたときも前述と同様にして、
初めＩ！！１制御部９がｒＨ，レベルのエレベータダウ
ン信号ＥＤを出力し、エレベータモータ５を逆転方向に
直流駆動してＣＤ取り出し手段２を下降していき、所望
数の位置パルスが発生したところで駆動を止め、続いて
、第２制御部１３が「Ｈ」レベルのエレベータアップ信
号ＥＵ°をパルス出力して、エレベータモータ５を正転
方向へパルス駆動し、最初の位置パルスが入力されたと
ころで駆動を止める。

〈発明の効果〉 以上本発明のによれば、まず、所望の方向にモータを直
流駆動し媒体取り出し手段を移動していき、所望の数の
位置パルスが発生したところで５旦モータの駆動を停止
し、続いて、モータを反対方向にパルス駆動し、最初の
位夏パルスが発生したところでモータの駆動を停止する
ように構成したから、初めの直流駆動による所望方向へ
の移動時に目標位置からオーバーランしても、その分だ
けパルス駆動で寸動的に目標位置に戻されるので、媒体
取り出し手段を正確に位置決めすることができ、取り出
しミスの発生を防止できる。しかも、媒体取り出し手段
の移動に要する時間は殆ど変わらない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わるＣＤチェンジャープ
レーヤの要部構成図、 第２図は第１図におけるエレベータ機構部の回転伝達機
構を示す説明図、 第３図は本発明に係わる動作説明図、 第４図は従来の動作説明図である。 ｌ・・マガジン ２・・ＣＤ取り出し手段 ４・・エレベータ機構部 ５・・エレベータモータ ６・・パルス発注部 ９・・第１制御部 １３・・第２制御部 特許出願人　　　　　　　　アルパイン株式会社代理人
　　　　　　　　　　弁理士　　齋藤千幹ｕ ＣＤ ＩＦ５図 １１３１！１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　複数枚の記録媒体を収納するマガジンと、該マガジン
   より所望の記録媒体を取り出す媒体取り出し手段と、媒
   体取り出し手段を移動して所望の位置に位置決めする移
   動・位置決め手段とを有し、該移動・位置決め手段は、
   媒体取り出し手段を移動させる移動機構部と、移動機構
   部へ駆動力を供給するモータと、媒体取り出し手段が一
   定の移動位置となる毎に位置パルスを発生するパルス発
   生部と、位置パルスを監視しながらモータの駆動制御を
   行う制御部で構成してなる記録媒体選択装置において、 制御部に、所望方向へモータを直流駆動しパルス発生部
   から所望の数の位置パルスが入力されたところで駆動を
   停止する第１制御部と、 第１制御部による駆動に続き、モータを第１制御部とは
   反対方向にパルス駆動し、パルス発生部から最初の位置
   パルスが入力されたところで駆動を停止する第２制御部
   と、 を設けたことを特徴とする記録媒体選択装置。