JP3417982B2 - 記録媒体交換装置 - Google Patents

記録媒体交換装置

Info

Publication number
JP3417982B2
JP3417982B2 JP23736793A JP23736793A JP3417982B2 JP 3417982 B2 JP3417982 B2 JP 3417982B2 JP 23736793 A JP23736793 A JP 23736793A JP 23736793 A JP23736793 A JP 23736793A JP 3417982 B2 JP3417982 B2 JP 3417982B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elevator
speed
recording medium
voltage value
system controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23736793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0761523A (ja
Inventor
八郎 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP23736793A priority Critical patent/JP3417982B2/ja
Publication of JPH0761523A publication Critical patent/JPH0761523A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3417982B2 publication Critical patent/JP3417982B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は情報の記録再生機器に関
し、詳細には記録媒体を多数収納したマガジン等の格納
部に対し、記録媒体の取出し或いは格納を自動的に行う
記録媒体交換装置に関する。 【0002】 【従来の技術】複数枚の光ディスク等が収納されている
マガジン等の格納部から指定されたディスクを自動的に
取出して再生装置にローディングして再生し、あるいは
再生済のディスクを所定の格納部へアンローディングす
る動作をエレベータ型の装置の昇降動作で行うことは以
前から実用化されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のエレベータの昇
降動作は、目標位置までエレベータモータを一定電圧で
駆動し、目標位置に到達したら駆動電圧をオフするもの
であって、その駆動電圧の時間(t)に対する変化のパ
ターンは図3のようなものであった。従って、エレベー
タが高スピードで移動中に目標位置が検出され、エレベ
ータモータ駆動電圧をオフしてエレベータモータを停止
させることになり、メカニズム部分の慣性でオーバーラ
ンが生じ、停止位置が目標位置からズレるという不都合
なことがあるものであった。本発明はこのような欠点を
解消することを課題とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、それぞれに記録媒体を収納し得る複数の挿入部を設
けたマガジンから前記挿入部に収納された記録媒体を取
出して再生し、或いは再生済みの記録媒体を前記マガジ
ンの所定の挿入部へ格納するために昇降するエレベータ
と、前記エレベータの昇降速度を制御するシステムコン
トローラと、前記エレベータの移動とポテンショメータ
の摺動子の移動とを連動させることによって前記エレベ
ータ装置の位置を電圧値に変換する手段とを備え、前記
システムコントローラは、前記エレベータの動作中の昇
降速度を、所定間隔でサンプリングした前記電圧値の変
化量から演算し、前記演算して得た昇降速度を用いて、
予め設定されたエレベータ速度制御パターンに基づいた
速度でエレベータが昇降するようにエレベータの駆動部
を制御するにより、また、エレベータ速度制御パターン
は、目標記録媒体位置に対応する電圧値と、最大速度
と、減速開始位置に対応する電圧値とにより設定される
ことにより、解決される。 【0005】 【作用】エレベータの現在位置は、一端をVccに接
続、他端を接地した位置検出用ポテンショメータの摺動
子の現在位置と連動するように構成され、システムコン
トローラはサンプリングクロック毎にポテンショメータ
の摺動子から出力される電圧値でエレベータの位置を検
出し、これを演算しエレベータ速度を算出する。目標媒
体位置に対応する電圧値、最大速度、減速開始位置に対
応する電圧値を与えることでシステムコントローラは速
度制御パターンを作成し前記算出された実速度をフィー
ドバックさせ、パターンに基づいてエレベータ駆動速度
を制御するので、メカニズムの慣性の影響のないエレベ
ータの動作速度を得ることができる。 【0006】 【実施例】図1は本発明の一実施例の要部のブロック図
であって、この例では、記録媒体はCDであり、装置は
オーディオ装置のCDチェンジャとなっている。同図に
おいて、1は複数挿入部をもち、それぞれの挿入部にC
D2を収納可能なマガジン、2、2、……は該マガジン
に収納されている複数のCDである。3はエレベータで
前記マガジン1に収納された複数のCD2の各挿入部口
に沿うように昇降動作を行う。4は前記エレベータの駆
動部、5はエレベータを駆動するエレベータモータ、6
はエレベータモータ5をドライブするモータドライバ回
路、7はディスクチェンジ信号を入力されること等で本
装置を制御するシステムコントローラである。8はエレ
ベータ3の位置を検出するためのポテンショメータで、
抵抗部の一方にはVccが与えられ他方は接地されてお
り、摺動子8aは前記エレベータ3の移動に伴い摺動す
るように構成され、エレベータ3の位置を、摺動子8a
が出力する電圧に変換して検出する手段である。9は前
記ポテンショメータ6の出力電圧をA/D変換するA/
Dコンバータである。 【0007】図示しない手段によって、本装置に対しデ
ィスクチェンジ信号等が入力されると、システムコント
ローラ7は、マガジン1内の指定されたディスクの目標
位置に対応する電圧値V1を、予め作成されてシステム
コントローラ7内に用意されている、位置と電圧とを対
比させたROMテーブルから読み出す。 【0008】次にシステムコントローラ7はエレベータ
速度制御パターンを作成する。図2(A)はそのエレベ
ータ速度制御パターンの一例である。横軸を時間値t、
縦軸を速度vとしてあり、最大速度v1、減速開始位置
の電圧V2が設定されることによりパターンが作成され
る。 【0009】前記エレベータ速度制御パターンに従って
システムコントローラ7はモータドライバ回路6を制御
し、エレベータモータ5が駆動開始され、エレベータ駆
動部4によりエレベータ3は移動を開始する。エレベー
タ3の位置の変化は位置検出用ポテンショメータ8が出
力する電圧値の変化として取り扱われ、前記出力はA/
Dコンバータ9によりA/D変換され、これをシステム
コントローラ7が読み込む。 【0010】前記システムコントローラ7によるエレベ
ータ3の位置検出は、システムコントローラ7が出力す
るサンプリングクロックによる一定のサンプリング時間
t1、t2、t3、t4、……tnにおいておこなわれ、そ
れぞれのサンプリング時間におけるポテンショメータ出
力電圧をVp1、Vp2、Vp3、Vp4、……Vpnとす
る。 【0011】エレベータ速度vは一定時間内のポテンシ
ョメータ8の出力電圧変化量から算出されるので、その
関係は 【数1】のようになる。 【数1】v=△V/△t 【0012】従って、t1、t2、t3、t4、……tnに
おけるエレベータ速度vは、 【表1】に示すようになり、例えば、時点t2において
は、(Vp2−Vp1)/(t2−t1)が検出されたエレ
ベータ速度vとなる。 【表1】 【0013】このようにシステムコントローラ7はサン
プリング時間ごとにエレベータ速度を検出し、この検出
結果をフィードバックさせて、モータドライバ6、エレ
ベータモータ5に対するエレベータ駆動電圧を制御して
前記した図2(A)に示すエレベータ速度制御パターン
に基づいた速度となるよう、エレベータを動作させる。
図2(B)は、駆動電圧の一例であって、前記図2
(A)に示すエレベータ速度制御パターンに対応するも
のである。 【0014】従って、検出されたエレベータ速度vが最
大速度v1に達するまでは一定の駆動電圧でエレベータ
3は駆動されるが、最大速度v1に達した後は、速度検
出結果がフィードバックされて、微調整され、減速開始
位置に相当する電圧値V2の若干手前から減速されて、
目標位置にエレベータ3が到達して停止し、ディスクの
取り出し、あるいは格納を行うものである。 【0015】 【発明の効果】 以上のように本発明によれば、速度セ
ンサを用いずに、位置検出用ポテンションメータでエレ
ベータ速度を検出し、フィードバック制御をおこなって
エレベータを駆動するように構成したので、メカニズム
の慣性によるオーバーランのない、目標位置に対し正確
な停止が期待できる安定したエレベータの動作制御を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例の要部のブロック図であ
る。 【図2】本発明の一実施例の、(A)はエレベータ速度
制御パターン、(B)は(A)に対応するエレベータ駆
動電圧の時間的変化曲線の一例である。 【図3】 従来のエレベータ駆動電圧の時間的変化曲線
である。 【符号の説明】 1 マガジン 2 ディスク 3 エレベータ 4 エレベータ駆動部 5 エレベータモータ 6 モータドライバ回路 7 システムコントローラ 8 ポテンショメータ(位置/電圧交換手段)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 それぞれに記録媒体を収納し得る複数の
    挿入部を設けたマガジンから前記挿入部に収納された記
    録媒体を取出して再生し、或いは再生済みの記録媒体を
    前記マガジンの所定の挿入部へ格納するために昇降する
    エレベータと、 前記エレベータの昇降速度を制御するシステムコントロ
    ーラと、 前記エレベータの移動とポテンショメータの摺動子の移
    動とを連動させることによって前記エレベータ装置の位
    置を電圧値に変換する手段とを備え、 前記システムコントローラは、前記エレベータの動作中
    の昇降速度を、所定間隔でサンプリングした前記電圧値
    の変化量から演算し、 前記演算して得た昇降速度を用いて、予め設定された
    標記録媒体位置に対応する電圧値と、最大速度と、減速
    開始位置に対応する電圧値とにより設定されるエレベー
    タ速度制御パターンに基づいた速度でエレベータが昇降
    するようにエレベータの駆動部を制御する、 ことを特徴とする記録媒体交換装置。
JP23736793A 1993-08-30 1993-08-30 記録媒体交換装置 Expired - Fee Related JP3417982B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23736793A JP3417982B2 (ja) 1993-08-30 1993-08-30 記録媒体交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23736793A JP3417982B2 (ja) 1993-08-30 1993-08-30 記録媒体交換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0761523A JPH0761523A (ja) 1995-03-07
JP3417982B2 true JP3417982B2 (ja) 2003-06-16

Family

ID=17014345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23736793A Expired - Fee Related JP3417982B2 (ja) 1993-08-30 1993-08-30 記録媒体交換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3417982B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006202435A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Fujitsu Ten Ltd ディスクチェンジャ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0761523A (ja) 1995-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08167153A (ja) 光ディスク装置
US5001578A (en) Method and system for controlling disk recording and reproduction apparatus for reduced power consumption
JP2781683B2 (ja) 記録情報の再生装置
JP3417982B2 (ja) 記録媒体交換装置
JP2586206B2 (ja) ディスク駆動装置
KR20010008705A (ko) 광 디스크 구동기의 모터 구동장치 및 구동방법
EP0345917B1 (en) Apparatus and method of stop control for a spindle motor
JPH0722760Y2 (ja) 記録媒体の選択装置
JP3315889B2 (ja) 光ディスクのアクセス制御方法
JP4316610B2 (ja) 再生装置のためのディスクトレイメカニズム
JP2548898Y2 (ja) コンパクトディスクのオートチェンジャ装置
JPH05198082A (ja) 情報記録再生装置
JP2935628B2 (ja) 光学ディスク装置
JP2720829B2 (ja) 光ヘッドのシーク速度制御装置
JPH056597A (ja) 記録再生システムの自動検索装置及びその制御方法
JPS6280859A (ja) デイスク自動交換装置
US6714718B1 (en) Recording and reproducing apparatus comprising recording means for recording input image signal or which automatically reviews and produces record images, a reproducing system for use with a recording device recording an image input signal, an apparatus for use with a recording and reproducing system which continuously records a plurality of images, and a reproducing method
JPH03156768A (ja) ディスク搬送装置
JPH07161156A (ja) 情報記録再生装置
JP3227302B2 (ja) 記録媒体再生装置
JPS6284467A (ja) デイスクフアイル装置
JPS6292278A (ja) コンパクトデイスクプレ−ヤ
KR0148167B1 (ko) 광픽업의 기동위치제어장치와 그 방법
JPS6316040Y2 (ja)
JPH0778409A (ja) モータの回転数制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030318

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080411

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090411

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100411

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees