JPH0414376B2 - - Google Patents

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JPH0414376B2
JPH0414376B2 JP59040004A JP4000484A JPH0414376B2 JP H0414376 B2 JPH0414376 B2 JP H0414376B2 JP 59040004 A JP59040004 A JP 59040004A JP 4000484 A JP4000484 A JP 4000484A JP H0414376 B2 JPH0414376 B2 JP H0414376B2
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JP
Japan
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program
processing
processing request
request
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Osamu Matsushima
Yukio Maehashi
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP85102394A priority patent/EP0153764B1/en
Priority to DE85102394T priority patent/DE3587643T2/de
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Priority to US07/287,622 priority patent/US5036458A/en
Priority to US07/691,284 priority patent/US5159688A/en
Priority to US07/691,297 priority patent/US5163150A/en
Publication of JPH0414376B2 publication Critical patent/JPH0414376B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/20Handling requests for interconnection or transfer for access to input/output bus
    • G06F13/32Handling requests for interconnection or transfer for access to input/output bus using combination of interrupt and burst mode transfer

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Bus Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は処理要求を発生する回路を外部もしく
は内部に有し、それらの要求に基づき処理を行な
うことのできる機能を備えた情報処理装置に関す
る。
一般に周辺装置等からの処理要求に応答するに
は大きく分けて2つの方法が考えられる。1つは
中央処理装置(以下、CPUという)が常に周辺
装置等からの処理要求の有無をプログラムで監視
する方式で、いわゆるボーリングと呼ばれる方式
である。この方式では周辺装置等から処理要求が
発生するまで、CPUは処理要求の有無を監視す
るのみで自らが主体となつて実質的なデータ処理
を行なうことはできないため、プログラム実行効
率は非常に悪い。
第2は割込み方式である。これはCPUが周辺
装置等を直接監視するのではなく、逆に周辺装置
等からCPUに対して割込みという形態で処理要
求が発生した時のみ、割込み処理プログラムで所
望のデータ処理を行うものである。これは第1の
方式に比べてプログラム実行効率を上げることが
できる。しかしながら、割込み処理モードでは、
正常なプログラムの実行を再開するために、プロ
グラムカウンタの内容、プログラム・ステータ
ス・ワードあるいはレジスタ内容の退避及び復帰
や、割込みベクターへの分岐、復帰処理といつた
一連の処理(オーバーヘツド処理)を本来必要と
されるデータ処理以外に必ず必要である。したが
つて、要求された割込が短時間で終了する処理、
たとえばただ単に周辺装置からデータをメモリ内
のバツフアへ転送するというような処理に対して
も、必ず前記オーバーヘツド処理を実行しなけれ
ばならないので、その処理時間の無駄は無視でき
ない。とくに、このような割込みが頻発するよう
な応用システムでは、かえつてCPUのプログラ
ム実行効率が低下してしまう欠点があつた。
したがつて、本発明はCPUのプログラム実行
効率を低下することなく周辺装置等からの処理要
求を実行できる情報処理装置を提供することを目
的とする。
本発明ではCPUにて実行させるべき処理を要
求する処理要求発生部と、処理要求に基づき処理
を行う実行部と、処理データ及びプログラム等を
記憶するメモリ部とを備えた情報処理装置におい
て、前記処理要求を前記メモリ部に記憶されてい
る処理要求に対応したプログラムの実行により処
理する第1の処理形態、及びプログラム実行中の
前記実行部の状態を保持したまま前記処理要求に
対応した処理を行う第2の処理形態で実行する実
行制御手段と、前記実行制御手段の処理形態を選
択的に指定する処理形態指定手段とを備えた情報
処理装置が得られる。
本発明ではCPUチツプ外(例えばキーボード
やデイスプレイ、プリンタ等の周辺装置)からの
割込み処理要求とチツプ内で発生される処理要求
とを区別することなく同一のレベルの処理要求
(以下、これをI/O要求という)としてとらえ
る。前記I/O要求は後述する指示信号に応答し
て2種類の処理モードのうちのいづれかで処理さ
れる。第1の処理形態は従来からの割り込み処理
モードであり、プログラム処理によりI/O要求
を処理する。ここではプログラムカウンタやレジ
スタ、フラグ等の内容を退避してこれらを割込み
処理のために解放される。すなわち、オーバーヘ
ツド処理が実行される。第2の処理形態は周辺装
置等の制御やデータ授受を行なうために周辺装置
側に設けられている特殊レジスタ(以下、SFR
という)とCPU内に設けられており、データの
リード、ライトを行うことのできるメモリ(以
下、RAMという。)間のデータ転送をオーバー
ヘツド処理を行なうことなく実行するものであ
る。このデータ転送(以下、自動データ転送とい
う。)モードではCPUはI/O要求が発生すると
実行中のプログラムを中断し、その時のCPUの
種々の状態(以下、ステータスという。)及びデ
ータをそれらが現在ある場所に残したままの状態
でCPU自身が自動データ転送処理を行うもので
ある。自動データ転送処理のための特別なハード
ウエアは不要である。CPUは自動データ転送処
理を終了すると、中断したプログラムの実行を再
開する。この時オーバーヘツド処理の必要がない
ので、即刻中断したプログラムの処理を再開する
ことができる。したがつて、ソフトウエアからは
プログラムの中断が見えず、あたかも転送命令が
プログラム処理の中に自動的に挿入されて処理さ
れたかのように映る。
自動データ転送処理はソフトウエア処理が主体
となる割込みの発生頻度を極力少なくし、ソフト
ウエア処理の負担を軽減する効果がある。したが
つてこの処理はたとえばシリアルインターフエー
ス装置とのデータの送受信、A/Dコンバータ装
置における変換データの読み出し等、従来割込み
処理で対応していた周辺装置とメモリのバツフア
領域間の簡単なデータ転送に用いられる。一方、
I/O要求に基づく自動データ転送処理により転
送された一連のデータの編集、平均化処理等を行
うときには従来通りの第1のモードによる割込み
処理によつて対応する。言い換えれば、第2のモ
ードはレジスタやフラグ等を使わなければならな
いような割込み処理に適用でき、第2のモードは
CPU内のメモリと周辺装置との間でのデータ転
送あるいはCPU内部回路間でのデータ転送のよ
うな単純なデータ転送処理に適用できる。従つて
第2のモードではオーバーヘツド処理時間が不要
なため、その分CPUの実効的な処理効率を大幅
に向上させることができる。
次に本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図はその要部ブロツク図を示す。本実施例
は周辺装置等からの処理要求を制御するI/O要
求制御部1、前記I/O要求制御部1から出力さ
れる処理要求に応じた処理を行う実行部2、
RAMとSFRを含んだメモリ部3、I/O要求信
号が転送されるI/O処理実行要求線4、処理の
形態を指定するI/O処理実行形態指定線5、実
行部2とメモリ部3とのデータ授受を行うデータ
転送線6とを有している。周辺装置等からのI/
O要求が発生し、I/O処理実行要求線4がアク
テイブ・レベルなると、実行部2は実行中のプロ
グラムを中断し、そのI/O要求を受付ける。実
行部2はこの時のI/O処理実行形態指定線5の
レベルにより、2種類の処理形態のうち一方を選
択して処理を行う。この例では、I/O処理実行
形態指定線5がロウレベルであればI/O処理要
求を割込み要求として処理し、一方ハイレベルで
あればメモリ部3のSFRからRAM、又はRAM
からSFRへの自動データ転送要求として処理す
る。自動データ転送はデータ転送線6を経由し実
行部の制御の基に行なわれるが、実行部2内のス
テータス及びデータは全てそのままその場所に保
持されるために、割込み処理で必要とされたプロ
グラム・カウンタの内容、プログラム・ステータ
ス・ワードや各種レジスタの内容の退避、復帰操
作、いわするオーバーヘツド処理は不要である。
次に第2図に第1図におけるI/O要求制御部
1のブロツク図を示し、それを用いて動作を説明
する。ここではI/O要求発生源はA、B、Cの
3種を例にあげて説明する。I/O要求制御部1
はI/O要求発生源A、B、Cにそれぞれ対応し
たI/O要求を発生するI/O要求発生部7,
8,9、I/O要求を行うためのI/O要求線1
1A,11Bおよび11C、I/O処理形態を指
定するI/O処理形態指定線12A,12Bおよ
び12C、優先順位判別処理及びI/O処理形態
を実行部へ伝達する処理の制御を行う優先順位判
別及びI/O処理指定部10と、第1図の実行部
2へ接続されるI/O処理実行要求線4、及び
I/O処理実行形態指定線5とを含んでいる。
I/O要求発生源よりI/O要求が発生すると、
対応するI/O要求発生部からのI/O要求線が
アクテイブ・レベルとなる。同時そのI/O要求
発生部は出力したI/O要求を割込み処理(第1
モード)で処理させたいときにはI/O処理形態
指定線12をロウレベルにする。一方、自動デー
タ転送処理(第2モード)で処理させたいときに
は指定線12をハイ・レベルにする。各I/O要
求線11A,11Bおよび11Cは優先順位判別
及びI/O処理指定部10で、11A>11B>
11Cの順に優先順位づけられているものとす
る。優先順位判別部は入力されているI/O要求
のうち最も優先順位の高い要求を選択する。さら
に最も優先順位の高いI/O要求を発生している
I/O要求発生部からのI/O処理形態指定線の
レベルを判断し、それをI/O処理実行形態指定
線5へ出力する。
次に第3図に、第1図における実行部2の詳細
なブロツク図及びメモリ部3を示し、動作を説明
する。第1図におけるI/O要求制御部1のI/
O処理実行要求線4及びI/O処理実行形態指定
線5は実行部2の動作を制御するI/O要求受付
け部15に接続されている。割込み処理プログラ
ム等はプログラムを記憶するプログラム記憶部1
3に格納されており、そのアクセスはプログラ
ム・カウンタ14で行なわれる。実行部全体の動
作状態はプログラム・ステータスワードレジスタ
16に格納されている。さらに実行部は算術論理
演算機能を持つ算術論理演算ユニツト(以下、
ALUという。)17、実行すべき命令群を保持し
ている命令レジスタ18、命令レジスタの内容に
もとづいて各種制御信号を発生する命令デコーダ
19、命令デコーダ19の出力により実行部全体
の動作を制御する実行制御部20を含んでいる。
また実行部は各々がメモリ部3のRAMの番地を
指すことのできるメモリポインタ(以下、MPと
いう。)、周辺装置側にあるSFRの番地を指すこ
とのできるSFRポインタ(以下、SFRPという。)
及び自動データ転送の回数を記憶するターミナル
カウンタ(以下、TCという。)を有し、ソフトウ
エアにより任意の値を書込むことができる自動デ
ータ転送処理用の3つのレジスタ群21,22お
よび23を含む。
実行部では、通常、プログラムカウンタ14の
内容に対応するプログラム記憶部13のアドレス
に記憶されている命令を命令レジスタ18へ転送
し、命令レジスタ18へ転送された命令を命令デ
コーダ19へデコードして、その結果に基いて実
行制御部20が各種制御を行ないプログラムの実
行を実現している。そして1命令実行する毎に、
次に実行する命令が格納されている番地へプログ
ラム・カウンタ14の値を更新している。
ここで、I/O要求受付け部15がI/O処理
実行要求線4がアクテイブ・レベルとなつたこと
を検出するとプログラムの実行を中断し、その時
のI/O処理実行形態指定線5のレベルをサンプ
リングする。I/O処理実行形態指定線5のレベ
ルがロウレベルであれば、I/O要求受付け部1
5は要求が割込み処理要求であることを認識す
る。この状態では実行制御部20からの制御信号
にもとづいて、プログラムカウンタ14の内容及
びプログラムステータスワードレジスタ16の内
容をメモリ部3へ退避させた後、プログラムカウ
ンタ14へ割込み処理プログラムで必要な先頭番
地をセツトする。これにより割込み処理プログラ
ムが開始される。一連のプログラム処理により割
込み処理プログラムを終了すると、メモリ部3の
退避させていた内容をプログラム・カウンタ14
及びプログラム・ステータス・ワードレジスタ1
6へ戻して中断された時の状態へ復帰させる。い
わゆるオーバーヘツド処理が実行される。
一方、I/O処理実行形態指定線5がハイレベ
ルであると、I/O要求受付け部15は要求が自
動データ転送要求であることを認識し、プログラ
ム・カウンタ14及びプログラム・ステータス・
ワードレジスタ16等の内容を夫々の場所に保持
したまま、I/O要求発生源に対応したレジスタ
群の参照を行う。ここでレジスタ群21はI/O
要求発生源A、レジスタ群22はI/O要求発生
源B、レジスタ群23はI/O要求発生源Cにそ
れぞれ対応している。優先順位判別及びI/O処
理指定部10により最も優先順位が高いと判断さ
れ、I/O処理実行形態指定線5がハイレベルで
あるI/O要求発生源が、例えばI/O要求発生
源Aであるとすると、レジスタ群21が参照され
る。さらにI/O要求受付け部15は、後述の説
明からより明らかになるが、自動データ転送処理
に必要な情報を実行部の実行制御部20に供給し
同部20を制御して、MPの指す番地の内容を
SFRPの指す番地へ転送したり、又はSFRPの指
す番地の内容をMPの指す番地へ転送する。これ
は通常の転送命令実行と同様の制御により行うこ
とができる。したがつて自動データ転送処理中に
実行部の動作を停止させることはない。その後、
I/O要求受付け部15からの自動データ転送処
理情報はALU17及び実行制御部20を制御し
て、MPの値を1加算してその答を再びMPへ格
納し、又TCの値を1減算してその答を再びTCへ
格納する処理を行つて一連の自動データ転送処理
を終了する。ただし、TCの値を減算して0とな
つた場合には自動データ転送要求を発生させた
I/O要求発生源に対応した割込み要求を発生さ
せる制御を行ない、一連の自動データ転送処理を
終了する。したがつて自動データ転送処理を終了
すると割込み要求が発生しているため、引きつづ
いて割込み処理を起動し自動データ転送処理によ
り転送されたデータを割込み処理プログラムで処
理することもできる。
次に第4図に第1図におけるI/O要求発生部
7,8,9及び優先順位判別及びI/O処理指定
部10の詳細な論理回路を示し、実行部2とあわ
せてその詳細な動作を説明する。I/O要求発生
部及び優先順位判別及びI/O処理指定部は第2
図におけるI/O要求発生部7及び優先順位判別
及びI/O処理指定部10を含んだ制御回路10
0及び制御回路100と全く等価な回路構成を持
つ制御回路200及び300を含む。制御回路2
00にはI/O要求発生部8が、制御回路300
にはI/O要求発生部9がそれぞれ含まれてい
る。動作も全く等しいため、ここでは制御回路1
00を例にとつて説明する。制御回路100は
I/O要求が発生したことを記憶するセツト・リ
セツト・フリツプ・フロツプ(以下、RSF/F
と略す。)であるI/O要求フリツプ・フロツプ
(以下、I/ORQF/Fという。)104、割込み
処理要求を禁止するための割込みマスクビツト1
05、自動データ転送処理の許可するRSF/F
である自動データ転送処理許可F/F113、実
行部が割込み要求を受付けたときにどの番地のプ
ログラムへ分岐すればよいかを知るためのベクタ
保持部120と、第1図における実行部2へ接続
されているI/O処理実行要求線30及びI/O
処理実行形態指定線34を含む。I/ORQF/F
104のセツト入力にはI/O要求発生源からの
要求線101が接続されて、要求線101がハイ
レベルとなるとオア・ゲート103を通じでI/
ORQF/F104がセツトされる。割込みマスク
ビツト105及び自動データ転送処理許可F/F
113はプログラムにより自由にセツト、リセツ
ト可能で、割込みマスクビツト105は割込み要
求を禁止するときにセツトされ、自動データ転送
処理許可F/FF113は自動データ転送処理を
行ないたいときにセツトされる。
ここで割込みマスクビツト105がリセツトさ
れ、自動データ転送許可F/F113がリセツト
されているときに、I/O要求発生源からの要求
線101がハイレベルとなり、I/ORQF/F1
04がセツトされたときの動作を説明する。自動
データ転送許可F/F113の出力がロウレベル
でかつ、優先順位を制御するための制御入力11
1がロウレベル、I/ORQF/F104の出力及
び割り込みマスクビツト105の出力がロウレベ
ルのためにアンドゲート107の出力はハイレベ
ルとなつて、オアゲート108及び110の出力
はハイレベルとなる。オアゲート110の出力は
オアゲート210に接続され、又オア・ゲート2
10の出力はオア・ゲート310へ接続されてい
るため、I/O処理実行要求線30はオア・ゲー
ト108の出力の状態によりハイレベレウとな
る。実行部2のI/O要求受付け部15は、I/
O処理実行要求線30がハイレベルとなつたこと
を検出すると、実行中のプログラムを中断させ、
I/O要求を受付けたこと示すI/O要求受付け
信号(以下、I/OACK信号という。)32を出
力し、アンドーゲート109を通じて、I/O要
求が受付けられたことを示すRSF/Fである、
I/O要求受付け得F/F(以下、ISF/Fとい
う。)112をセツトする。このとき制御部20
0及び300内でI/O要求が発生していても、
オアゲート110及び210の出力がハイレベル
であるため制御回路100内のオアゲート108
に対応する制御回路200及び300内のオアゲ
ートの出力はハイレベルとなることはなく制御回
路200及び300内のISF/Fがセツトされる
ことはない。すなわちISF/Fは自分自身の制御
回路のI/O要求の優先順位より高い優先順位の
I/O要求発生源がI/O要求を発生していない
ときにI/O要求が受付けられるフリツプフロツ
プである。ISF/F112がセツトされると
ISF/F112の出力が接続されている立上りエ
ツジ検出回路119により立上りエツジが検出さ
れて、I/ORQF/F104がリセツトされ、次
のI/O要求受付けに備える。又トライステート
バツフアである115をアクテイブとし、自動デ
ータ転送許可F/F113の内容をI/O処理実
行形態指定線34へ出力する。実行部のI/O要
求受付け部はI/O処理実行形態指定線34へ出
力されている自動データ転送許可F/F113の
ロウ・レベルをサンプルするため、割込み処理を
行なえば良いことを認識して、プログラム・カウ
ンタやプログラム・ステータスワードの退避等の
割込み処理を開始する。割値込み処理開始後、実
行部のI/O要求受付け部は割込み処理プログラ
ムの先頭が何番地であるかを知るためのベクタ・
リード信号36をハイレベルとする。この結果、
ISF/F112がハイレベルで、自動データ転送
許可F/F113がロウレベルであるためにイン
バータゲート122の出力はハイレベルとなるた
め、アンドゲート121の出力がハイレベルとな
りトライステートバツフア119がアクテイブと
なる。従つて、ベクタ保持部120のベクタ情報
が実行部のバス31へ出力される。このときアン
ドゲート118の出力は自動データ転送許可F/
F113がロウレベルであるのでハイレベルには
ならずトライステートバツフア116はアクテイ
ブにならない。実行部のI/O要求受付け部はバ
ス31上のデータを取込み、第3図の実行制御部
20を制御して取込んだデータに対応した番地に
分岐して割込み処理プログラムの実行を開始する
とともにI/O要求処理を終了したことを示す信
号(以下、EOP信号という。)33をハイレベル
としてISF/F112をリセツトする。一連の割
込み処理プログラムを終了すると、退避していた
プログラム・カウンタ及びプログラム・ステータ
ス・ワードレジスタ等へ退避しておいた内容を復
帰させて中断したプログラム実行を再開する。
次に自動データ転送許可F/F113がセツト
されているときに、I/O要求が発生し、I/
ORQF/F104がセツトされたときの動作を説
明する。このときI/ORQF/F104の出力及
び自動データ転送許可F/F113の出力がハイ
レベルでかつ、優先順位制御のための制御入力1
11がロウレベルであるためにアンドゲート10
6の出力はハイレベルとなり、オアゲート108
及び110の出力がハイレベルとなる。オアゲー
ト110の出力はオアゲート210の入力に接続
され、又オアゲート210の出力はオアゲート3
10の入力に接続されているためI/O処理実行
要求線30が無条件にハイレベルとなる。実行部
のI/O要求受付け部ではI/O処理実行要求線
30がハイレベルとなつたことを検出すると、
I/O要求を受付けて、実行中のプログラムを中
断し、I/OACK信号32を出力し、アンドゲ
ート109を通してISF/F112をセツトし、
ISF/F112の出力が接続されている立上りエ
ツジ検出器119の出力でI/ORQF/F104
をリセツトする。又ISF/F112の出力はトラ
イステートバツフア115はアクテイブとし自動
データ転送許可F/F113の内容をI/O処理
実行形態指定線34へ出力する。実行部のI/O
要求受付け部はこの時、I/O処理実行指定線3
4のハイレベルをサンプルするため、自動データ
転送処理を行なえば良いことを認識する。すると
自動データ転送処理に必要な情報を得るために
I/O要求受付け部ではベクタリード信号36を
ハイレベルとし、アンドゲート118をハイレベ
ルとしてトライステートバツフア116をアクテ
イブとし自動データ転送処理に必要な情報を保持
している処理情報保持部117の情報を実行部の
バス31へ出力する。このとき処理情報保持部1
17から出力される情報は、どのレジスタ群を選
択すれば良いかを示すレジスタ群選択情報及び自
動データ転送の方向、すなわちSFRからRAM
か、RAMからSFRへの転送かを指定する情報か
ら構成される。I/O要求受付け部ではバス31
から得た情報を基にレジスタ群を参照して、参照
されたレジスタ群のポインタと転送方向指定情報
により実行部の実行制御部を制御して通常のデー
タ転送命令実行と同様の制御を行つて転送処理を
終了する。その後、MPの1加算及びTCの1減
算処理を行ない、減算の結果TC=0となると、
I/O要求受付け部では自動データ転送を禁止し
て、割込み処理を行なわせるための自動データ転
送禁止信号35をハイレベルとして、自動データ
転送許可F/F113をハードウエアで強制的に
リセツトする。又ISF/F112の出力がハイレ
ベルであるために自動データ転送禁止信号35を
ハイレベルとすることにより、アンドゲート10
2及びオアゲート103を通じてI/ORQF/F
104がセツトされる。その後、I/O要求受付
け部ではEOP信号33をハイレベルとして、
ISF/F112をリセツトし、一連の自動データ
転送を終了する。ところが、ここで自動データ転
送許可F/F113がリセツトされ、I/
ORQF/F104がセツトされているので、通常
の割込み要求が発生し、割込み処理が起動され、
割込み処理プログラムへ分岐する。割込み処理プ
ログラムでは自動データ転送処理により転送され
たデータを基に種々のプログラム処理を実行す
る。
次に実際の応用を例に取り、前記実施例の説明
を行う。I/O要求発生源としてA/D変換器を
考えると、I/O要求はA/D変換動作の終了時
に発生する。通常A/D変換値というのは数回の
サンプリング値を演算により平均化して用いる。
したがつてTCに平均化したいデータ数を設定し、
又SFRPにはA/D変換値の結果が格納される番
地をメモリポインタには適当なバツフアエリアの
番地を設定し、自動データ転送許可F/F113
をセツトし、割込みマスクビツト105をリセツ
トし、処理情報保持部117には自動データ転送
の方向をSFRからRAMという形で指定し、A/
D変換を開始させる。するとA/D変換終了毎に
A/D変換値がバツフアエリアに自動的に格納さ
れてMPが1加算、TCが1減算される操作がTC
に指定した回数だけ行なわれた時に割込みが発生
する。したがつて割込み処理プログラムではバツ
フアエリアに格納されたデータの平均化処理と、
MP及びTCの再設定をするだけで、割込みの発
生回数を大きく低減し、プログラムの実行効率を
向上させることができる。
又本実施例は自動データ転送処理は実行部の動
作を完全に止めて制御するのではなく、実行部自
らが転送処理を行うために通常のプログラム実行
時の命令実行制御のためのハードウエアを有効に
活用して、自動データ転送処理用の特別のハード
ウエアを付加しないで実現することができる。さ
らに本実施例では優先順位が固定な例を示したが
優先順位の可変な処理要求制御にも容易に対応さ
せることが可能である。又自動データ転送処理は
データの転送のみを考えたが、さらにこれに通常
の命令の比較命令等の制御を組合わせることによ
り、さらに高度な応用にも特殊なハードウエアを
付加することなく非常に柔軟性に富んだ情報処理
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。 1……I/O要求制御部、2……実行部、3…
…メモリ部、4……I/O処理実行要求線、5…
…I/O処理実行形態指定線、6……データ転送
線、 第2図はI/O要求制御部1を示すブロツク図
である。 7,8,9……I/O要求発生部、10……優
先順位判別及びI/O処理指定部、11A,11
B,11C……I/O要求線、12A,12B,
12C……I/O処理形態指定線。 第3図は実行部2の詳細ブロツク図及びメモリ
部を示すブロツク図である。 14……プログラム・カウンタ、15……I/
O要求受付け部、16……プログラム・ステータ
ス・ワード、21,22,23……レジスタ群、 第4図はI/O要求発生部7,8,9及び優先
順位判別及びI/O処理指定部10の論理図であ
る。 100,200,300……制御部、101…
…要求線、104……I/ORQF/F、105…
…割込みマスクビツト、112……ISF/F、1
13……自動データ転送許可F/F、117……
処理情報保持部、120……ベクタ保持部、30
……I/O処理実行要求線、34……I/O処理
実行形態指定線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プログラムを記憶するプログラムメモリと、
    前記プログラムメモリの実行すべき命令の番地を
    指定するプログラムカウンタと、前記プログラム
    メモリから読み出された命令を実行する実行部
    と、前記実行部の動作状態を格納するプログラム
    ステータスワードレジスタと、データメモリと、
    処理要求を発生する処理要求発生部と、前記処理
    要求に応答して、前記処理要求に対する処理を前
    記プログラムメモリに記憶されているプログラム
    により実行させることを指示する第1の割込み処
    理要求か又は前記処理要求に対する処理を前記プ
    ログラムを用いないで実行させることを指示する
    第2の割込み処理要求を発生する処理要求制御部
    とを備え、前記実行部は、前記第1の割込み処理
    要求の発生に応答してプログラムの実行を中断
    し、そのときの前記プログラムカウンタおよび前
    記プログラムステータスワードレジスタの内容を
    退避させ、前記プログラムメモリからプログラム
    を読み出し実行することにより前記処理要求に対
    する処理を実行し、前記第2の割込み処理要求の
    発生に応答してプログラムの実行を中断し、前記
    プログラムカウンタおよび前記プログラムステー
    タスワードレジスタの内容の更新を禁止してこれ
    らの内容を退避することなくそのままの状態に保
    持し、かつ前記プログラムメモリに記憶されてい
    る命令を用いることなく前記処理要求に対する処
    理を実行することを特徴とする情報処理装置。 2 前記処理要求制御部は命令の実行によつて第
    1の状態又は第2の状態に設定されるフラグレジ
    スタを有し、前記フラグレジスタが前記第1の状
    態のときは前記処理要求に応答して前記第1の割
    込み処理要求を発生し、前記フラグレジスタが前
    記第2の状態のときは前記処理要求に応答して前
    記第2の割込み処理要求を発生することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の情報処理装置。 3 プログラムを記憶するプログラムメモリと、
    前記プログラムメモリの実行すべき命令の番地を
    指定するプログラムカウンタと、前記プログラム
    メモリから読み出された命令を実行する実行部
    と、前記実行部の動作状態を格納するプログラム
    ステータスワードレジスタと、データメモリと、
    処理要求を発生する処理要求発生部と、命令の実
    行によつて第1の状態又は第2の状態に設定され
    るフラグレジスタを有し、前記フラグレジスタが
    前記第1の状態のときは前記処理要求に応答して
    前記処理要求に対する処理を前記プログラムメモ
    リに記憶されているプログラムにより実行させる
    ことを指示する第1の割込み処理要求を発生し、
    前記フラグレジスタが前記第2の状態のときは前
    記処理要求に応答して前記処理要求に対する処理
    を前記プログラムを用いないで実行させることを
    指示する第2の割込み処理要求を発生する処理要
    求制御部とを備え、前記実行部は、前記第1の割
    込み処理要求の発生に応答してプログラムの実行
    を中断し、そのときの前記プログラムカウンタお
    よび前記プログラムステータスワードレジスタの
    内容を退避させ、前記プログラムメモリからプロ
    グラムを読み出し実行することにより前記処理要
    求に対する処理を実行し、前記第2の割込み処理
    要求の発生に応答してプログラムの実行を中断
    し、前記プログラムカウンタおよび前記プログラ
    ムステータスワードレジスタの内容の更新を禁止
    してこれらの内容を退避することなくそのままの
    状態に保持し、かつ前記プログラムメモリに記憶
    されている命令を用いることなく前記処理要求に
    対する処理を実行し、さらに前記実行部は、前記
    第2の割込み処理要求の発生にともなう処理を所
    定回数実行すると、前記フラグレジスタに前記第
    1の状態を設定して前記処理要求制御部に前記第
    1の割込み処理を発生させるように制御すること
    を特徴とする情報処理装置。
JP59040004A 1984-03-02 1984-03-02 情報処理装置 Granted JPS60183661A (ja)

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US07/287,622 US5036458A (en) 1984-03-02 1988-12-20 Information processor executing interruption program without saving contents of program counter
US07/691,284 US5159688A (en) 1984-03-02 1991-04-25 Information processor performing interrupt operation in two modes
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