JPH0414351Y2 - - Google Patents

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JPH0414351Y2
JPH0414351Y2 JP1986193559U JP19355986U JPH0414351Y2 JP H0414351 Y2 JPH0414351 Y2 JP H0414351Y2 JP 1986193559 U JP1986193559 U JP 1986193559U JP 19355986 U JP19355986 U JP 19355986U JP H0414351 Y2 JPH0414351 Y2 JP H0414351Y2
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JP
Japan
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side plates
pair
vertical side
grooves
plates
Prior art date
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Expired
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JP1986193559U
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JPS6397630U (ja
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Priority to JP1986193559U priority Critical patent/JPH0414351Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ケーキ等の販売店が顧客にケーキ等
を販売する際、顧客が持ち帰りに便利なように使
用する組立自在の化粧箱に関するものである。
(従来技術) 従来、この種のケーキ等を入れて持ち帰るため
の化粧箱は、それを販売店で保管しておく際、ス
ペースを取られないよう折り畳み形式のものが用
いられ、その結果折り畳みが可能なようにその材
質は一枚の薄手の紙からなつているのが一般的で
ある。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記のような化粧箱では、満員電車や
人込みの中を顧客が自宅まで持ち帰る間に外部か
らの圧力により化粧箱が容易に変形し、そのため
収納されているケース等も形を崩してしまうとい
う欠点がある。また、収納される中身について重
量があるものについては底が抜けてしまう危険が
ある等の欠点がある。
(本考案の目的) 本考案は、従来技術の上記のような欠点に鑑
み、販売店で保管する際にはスペースを取らず、
顧客が持ち帰りの際には外部からの圧力によつて
も容易に変形することがないと共に、重量のある
ものにも耐えうる一方、天板のみを取外すだけで
中身を取り出すことのできる化粧箱を提供するこ
とを目的とするものである。
(考案の構成) このため本考案では、両端部に上向きの切欠溝
を有する一対の縦側板と、両端部に該縦側板の切
欠溝とそれぞれ係合する下向きの切欠溝を有する
一対の横側板と、少なくとも縦側板と横側板のい
ずれか一方に設けられた係止溝と係合する係合突
起を有する底板と、少なくとも縦側板と横側板の
いずれか一方に設けられた側板上端部から側板中
心へと向かう切欠溝と係合する切欠溝を有する一
対の天板とを備えるようにしたものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案に係る組立て自在の化粧箱の各
部材の展開図、第2図は縦側板を組み込む際の斜
視図、第3図は天板を組み込む際の斜視図、第4
図は組立完了後の斜視図である。
第1図に示すように本考案に係る化粧箱は、一
対の縦側板1,1と、一対の横側板2,2と、底
板3と、一対の天板4,4とからなつている。縦
側板1は、その両端部に上向きの切欠溝1a,1
aを有しており、また上端部には側板上端部から
側板の中心へと向かう切欠溝1b,1bが設けら
れている。さらにこの縦側板1の下端部には、底
板3の側面に設けられた一対の係合突起3c,3
cと係合する係止溝1c,1cが設けられてい
る。横側板2には一対の縦側板1,1に設けられ
た切欠溝1a,1aとそれぞれ係合する下向きの
切欠溝2a,2aがその両端部に設けられてい
る。天板4,4には一対の縦側板1,1に設けら
れた切欠溝1b,1bと係合する切欠溝4b,4
bが設けられていると共に把手となるための長穴
4cがその略中間部に設けられている。これらの
各部材はベニヤ板等の木板が用いられ、その表面
には任意の図柄(図示せず)が描かれており、各
部材の製造は表面に描かれた任意の図柄と共にプ
レス加工による打ち抜きによつて容易に製造され
るようになつている。
次に本実施例における化粧箱の組立について説
明する。第2図、第3図に示すように、まず縦側
板1の係止溝1cに底板3の係合突起3cを係合
させ、一対の縦側板1,1を起立させる。次に、
この起立した縦側板1,1の下方から縦側板1,
1の切欠溝1a,1aに係合するように横側板
2,2の切欠溝2a,2aを係合させ、一対の横
側板2,2を起立させる。そして、その中にケー
キ等を入れた後、縦側板1,1に切欠溝1b,1
bに天板4の切欠溝4b,4bを挿入して一対の
天板4,4を取付ければ、第4図に示すような建
物の形をした化粧箱が完成する。また、化粧箱内
のケーキ等を取出すに際しては、第3図に示すよ
うに、前記一対の天板4,4を取外すだけでよい
ので、中身の取出しが容易であると共に、再度使
用するに際しても、最初から組立て直す必要がな
く、一対の天板4,4を取付けるだけで済む。
尚、上記実施例では底板3の係合突起3cを縦
側板1と係合するように設けたが、必ずしもこれ
に限定されるものではなく、係合突起3cを横側
板2側に設け、これと対応して係止溝1cを横側
板2側に設けてもよい。また、本実施例では天板
4と係合する切欠溝1aを縦側板1の上端部に設
けたが、必ずしもこれに限定されるものではな
く、第6図に示すように天板4との係合溝を横側
板2の上端部に設けてもよい。さらに、上記実施
例では、化粧箱が密閉型になつているが、各部材
に任意の図柄を描く際、第5図に示すように打ち
抜き図柄をいれてもよい。
(考案の効果) 本考案は、以上のように構成したので、販売店
については組立前のこれらの部材を分解して保管
しておくことができるため、保管のためのスペー
スを要せず、また顧客にとつては各部材がベニヤ
板等の強固な材料で作ることが可能なため外力が
加わつても収納物であるケーキ等が容易に変形す
ることがないというすぐれた効果を有する。ま
た、この化粧箱を持ち帰つた顧客がその中身を取
出すに際しては、一対の天板を取外すだけでよい
ので、中身の取出しが容易であると共に、他の用
途に使用するに際しても、最初から組立て直す必
要はなく、一対の天板を取付けるだけで済むとい
うすぐれた効果を有する。さらに、すぐに他の用
途に使用する可能性がない場合には、これを分解
して保管しておけば、必要時に組立てて使用する
ことができるというすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る組立て自在の化粧箱の各
部材の展開図、第2図は縦側板を組み込む際の斜
視図、第3図は天板を組み込む際の斜視図、第4
図は組立完了後の斜視図、第5図は打ち抜き図柄
が入つた化粧箱の斜視図、第6図は他の実施例を
示す斜視図である。 1……縦側板、1a……切欠溝、1b……切欠
溝、1c……係止溝、2……横側板、2a……切
欠溝、3……底板、3c……係合突起、4……天
板、4b……切欠溝、4c……長穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端部に上向きの切欠溝を有する一対の縦側板
    と、両端部に該縦側板の切欠溝とそれぞれ係合す
    る下向きの切欠溝を有する一対の横側板と、少な
    くとも縦側板と横側板のいずれか一方に設けられ
    た係止溝と係合する係合突起を有する底板と、少
    なくとも縦側板と横側板のいずれか一方に設けら
    れた側板上端部から側板中心へと向かう切欠溝と
    係合する切欠溝を有する一対の天板とを備えてな
    る組立自在の化粧箱。
JP1986193559U 1986-12-15 1986-12-15 Expired JPH0414351Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986193559U JPH0414351Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

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JP1986193559U JPH0414351Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6397630U JPS6397630U (ja) 1988-06-24
JPH0414351Y2 true JPH0414351Y2 (ja) 1992-03-31

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ID=31149692

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JP1986193559U Expired JPH0414351Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

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JP (1) JPH0414351Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549558U (ja) * 1977-06-22 1979-01-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549558U (ja) * 1977-06-22 1979-01-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6397630U (ja) 1988-06-24

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