JPH0414306A - 雑音低減回路 - Google Patents
雑音低減回路Info
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- JPH0414306A JPH0414306A JP11716590A JP11716590A JPH0414306A JP H0414306 A JPH0414306 A JP H0414306A JP 11716590 A JP11716590 A JP 11716590A JP 11716590 A JP11716590 A JP 11716590A JP H0414306 A JPH0414306 A JP H0414306A
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- noise
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- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
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- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は各種の信号処理における雑音を減衰させる雑
音低減回路に関するものである。
音低減回路に関するものである。
第3図は、従来の雑音低減回路を示すブロック図であり
、図において、信号入力端子(10)には入力信号の高
周波成分を取り出す1次の高域通過フィルタ(2)が接
続され、この1次の高域通過フィルタ(2)の出力側に
は増幅器(8)が接続されている。この増幅器(8)の
出力側には該増幅器の出力振幅レベルを制限する第1の
振幅制限器(4)と該出力振幅レベルを該第1の振幅制
限器と同じレベルで制限する第2の振幅制限器(5)が
並列に接続されており、この第1.第2の振幅制限器(
4)、 (5)の出力側は第1の振幅制限器(4)の
出力信号から第2の振幅制限器(5)からの出力信号を
減算する第1の減算器(7)に接続されている。入力信
号から上記第1の減算器(7)出力を減算する第2の減
算器(9)は、その出力側が信号出力端子(11)に接
続されている。
、図において、信号入力端子(10)には入力信号の高
周波成分を取り出す1次の高域通過フィルタ(2)が接
続され、この1次の高域通過フィルタ(2)の出力側に
は増幅器(8)が接続されている。この増幅器(8)の
出力側には該増幅器の出力振幅レベルを制限する第1の
振幅制限器(4)と該出力振幅レベルを該第1の振幅制
限器と同じレベルで制限する第2の振幅制限器(5)が
並列に接続されており、この第1.第2の振幅制限器(
4)、 (5)の出力側は第1の振幅制限器(4)の
出力信号から第2の振幅制限器(5)からの出力信号を
減算する第1の減算器(7)に接続されている。入力信
号から上記第1の減算器(7)出力を減算する第2の減
算器(9)は、その出力側が信号出力端子(11)に接
続されている。
次に動作について説明する。1次の高域通過フィルタ(
2)は信号入力端子(10)から入力した入力信号の高
周波成分(信号の変移部及び高域雑音を含む)を抜き出
し、この抜き出した高周波成分を増幅器(8)を通して
増幅し、第1の振幅制限器(4)と第2の振幅制限器(
5)に人力する。ここで、第2の振幅制限器(5)は第
1の振幅制限器(4)と利得は異なるが、振幅制限レベ
ルは等しい。
2)は信号入力端子(10)から入力した入力信号の高
周波成分(信号の変移部及び高域雑音を含む)を抜き出
し、この抜き出した高周波成分を増幅器(8)を通して
増幅し、第1の振幅制限器(4)と第2の振幅制限器(
5)に人力する。ここで、第2の振幅制限器(5)は第
1の振幅制限器(4)と利得は異なるが、振幅制限レベ
ルは等しい。
ついで、第1の振幅制限器(4)からの出力信号と第2
の振幅制限器(5)からの出力信号とを第1の減算器(
7)に入力するにより両川力信号の差成分を抽出する。
の振幅制限器(5)からの出力信号とを第1の減算器(
7)に入力するにより両川力信号の差成分を抽出する。
そして、この抽出した差成分と上記入力信号とを第2の
減算器(9)に入力することにより、入力信号成分から
差成分である高域雑音を減算し、雑音の低域された出力
信号を信号出力端子(11)に得るものである。
減算器(9)に入力することにより、入力信号成分から
差成分である高域雑音を減算し、雑音の低域された出力
信号を信号出力端子(11)に得るものである。
以下、入力信号振幅レベル別に回路の伝達特性を示し、
上記の雑音低減効果をより詳細に説明する。
上記の雑音低減効果をより詳細に説明する。
まず、1次の高域通過フィルタ(2)の伝達関数は、R
を抵抗値、Cをコンデンサ値とすると、S・RC 1+S◆RC・・・(1) で表われる。
を抵抗値、Cをコンデンサ値とすると、S・RC 1+S◆RC・・・(1) で表われる。
ここで、増幅器(8)、第1の振幅制限器(4)、第2
の振幅制限器(5)の各々の利得をG8.G4.G5と
し、第1.第2の振幅制限器(41,(5)の制限レベ
ルをLとし、入力信号の振幅レベルをvinとすると、 vin<L/G8・G4 で表わされる振幅制限器の制限がかからない小信号入力
の場合、第1の減算器(7)の抽出差成分は、(1)式
より 1+5−RC ・・・ (2) と表わせるから、出力信号の振幅レベルv OUTは(
2)式より S @ RC ・G8・ (G4−65) ・ vin・・・ (3) 従って、伝達関数は(3)式より OUT vin 1+5−RCfl−08・(G4−G;5)1″”
1+5−RC ・・・ (4) ここで、0くG8・ (G4−05)<2ならば(4)
式は低域通過特性を持つ。
の振幅制限器(5)の各々の利得をG8.G4.G5と
し、第1.第2の振幅制限器(41,(5)の制限レベ
ルをLとし、入力信号の振幅レベルをvinとすると、 vin<L/G8・G4 で表わされる振幅制限器の制限がかからない小信号入力
の場合、第1の減算器(7)の抽出差成分は、(1)式
より 1+5−RC ・・・ (2) と表わせるから、出力信号の振幅レベルv OUTは(
2)式より S @ RC ・G8・ (G4−65) ・ vin・・・ (3) 従って、伝達関数は(3)式より OUT vin 1+5−RCfl−08・(G4−G;5)1″”
1+5−RC ・・・ (4) ここで、0くG8・ (G4−05)<2ならば(4)
式は低域通過特性を持つ。
G8・ (G4−G5)−1・・・(5)また、上記(
5)式の時、上記(4)式はvoUT −1/(1+5
−RC) −(6)vin となり、カットオフ周波数が1/2πRCである1次の
低域通過フィルタ特性となり、雑音低域が実現出来る。
5)式の時、上記(4)式はvoUT −1/(1+5
−RC) −(6)vin となり、カットオフ周波数が1/2πRCである1次の
低域通過フィルタ特性となり、雑音低域が実現出来る。
L/G8・G4・くvin<L/G8・G5で表わされ
る第1の振幅制限器(4)の制限はかかるが、第2の振
幅制限器(5)の制限はかからない小信号入力の場合、
雑音レベルは0と考えられるので、第1の減算器(7)
の抽出差成分を導くと、 1+5−RC ・・・ (7) と表わせるから −RC ・G8・ (−05) ・ vjn ・・ (8) 従って、 OUT vin 1+5−RC ・・・ (9) となり、高域ブースト特性を示し、雑音をブーストして
しまう。
る第1の振幅制限器(4)の制限はかかるが、第2の振
幅制限器(5)の制限はかからない小信号入力の場合、
雑音レベルは0と考えられるので、第1の減算器(7)
の抽出差成分を導くと、 1+5−RC ・・・ (7) と表わせるから −RC ・G8・ (−05) ・ vjn ・・ (8) 従って、 OUT vin 1+5−RC ・・・ (9) となり、高域ブースト特性を示し、雑音をブーストして
しまう。
vin>L/G8 ・G4
で表わされる大信号入力の場合、第1.第2の振幅制限
器(4)、(5)とも振幅制限がかかつてしますので、
第1の減算器(7)の抽出差成分は、0となり、信号出
力端子(11)には入力信号がそのまま出力されること
となる。
器(4)、(5)とも振幅制限がかかつてしますので、
第1の減算器(7)の抽出差成分は、0となり、信号出
力端子(11)には入力信号がそのまま出力されること
となる。
従って、伝達関数は
vOUT 、1 −(10)ln
と表わせる。
従って、大きな信号変移部分において、振幅制限器によ
る出力信号の波形欠落は発生しない。ただし、この期間
、あくまでも入力信号そのものを出力しているため、雑
音低減効果はない。つまり、雑音低減効果があるのは、
小信号入力時だけであり、大信号入力時は入力信号をそ
のまま出力し、小信号入力時は逆に雑音をブーストして
しまうという弊害がある。
る出力信号の波形欠落は発生しない。ただし、この期間
、あくまでも入力信号そのものを出力しているため、雑
音低減効果はない。つまり、雑音低減効果があるのは、
小信号入力時だけであり、大信号入力時は入力信号をそ
のまま出力し、小信号入力時は逆に雑音をブーストして
しまうという弊害がある。
従来の雑音低減回路は以上のように構成されているので
、信号変移が中程度の部分、すなわち、第1の振幅制限
器(4)の制限にはかかるが、第2の振幅制限器(5)
の制限にはかからない程度の信号変移部分に重畳された
雑音に対しては、雑音成分もブーストしてしまうという
問題点があった。
、信号変移が中程度の部分、すなわち、第1の振幅制限
器(4)の制限にはかかるが、第2の振幅制限器(5)
の制限にはかからない程度の信号変移部分に重畳された
雑音に対しては、雑音成分もブーストしてしまうという
問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消することを課題に
なされたもので、信号変移が中程度の部分に重畳された
雑音に対しても、雑音成分を低減できる雑音低減回路を
得ることを目的とする。
なされたもので、信号変移が中程度の部分に重畳された
雑音に対しても、雑音成分を低減できる雑音低減回路を
得ることを目的とする。
この発明に係る雑音低減回路は、入力信号より高周波成
分を取り出す高域通過フィルタからの出力信号の増幅後
の振幅レベルを制限する第1.第2の振幅制限器の差出
力を出力し、この差出力を上記高域通過フィルタの前段
に設けた第1の減算器に雑音を含んだ高周波成分として
帰還する第2の減算器を具備したものである。
分を取り出す高域通過フィルタからの出力信号の増幅後
の振幅レベルを制限する第1.第2の振幅制限器の差出
力を出力し、この差出力を上記高域通過フィルタの前段
に設けた第1の減算器に雑音を含んだ高周波成分として
帰還する第2の減算器を具備したものである。
この発明における雑音低減回路は、第1.第2の振幅制
限器の差出力を雑音を含んだ高周波成分として高域通過
フィルタの前段に設けた第1の減算器に帰還して入力信
号から減算することにより、入力信号の信号変移が中程
度の部分に重畳された雑音に対しても雑音レベルを低減
することかでき、しかも、大きな信号変移部における雑
音残留期間も大幅に短くすることを可能とする。
限器の差出力を雑音を含んだ高周波成分として高域通過
フィルタの前段に設けた第1の減算器に帰還して入力信
号から減算することにより、入力信号の信号変移が中程
度の部分に重畳された雑音に対しても雑音レベルを低減
することかでき、しかも、大きな信号変移部における雑
音残留期間も大幅に短くすることを可能とする。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、信号入力端子(]C0には入力信号から雑
音を含んだ高周波成分を減算する第1の減算器(1)が
接続され、この第1の減算器(1)の出力側には高周波
成分を抜き出す高域通過フィルタ(2)が接続されてい
る。
図において、信号入力端子(]C0には入力信号から雑
音を含んだ高周波成分を減算する第1の減算器(1)が
接続され、この第1の減算器(1)の出力側には高周波
成分を抜き出す高域通過フィルタ(2)が接続されてい
る。
この高域通過フィルタ(2)の出力側には増幅器(3)
が接続され、この増幅器(3)の出力側には該増幅器の
出力振幅レベルを制限する第1の振幅制限器(4)と該
出力振幅レベルを該第1の振幅制限器(4)と同じレベ
ルで制限する第2の振幅制限器(5)が並列に接続され
ている。
が接続され、この増幅器(3)の出力側には該増幅器の
出力振幅レベルを制限する第1の振幅制限器(4)と該
出力振幅レベルを該第1の振幅制限器(4)と同じレベ
ルで制限する第2の振幅制限器(5)が並列に接続され
ている。
そして、この第1.第2の振幅制限器の出力側は第1の
振幅制限器(4)の出力信号から第2の振幅制限器(5
)からの出力信号を減算する第2の減算器(6)に接続
され、この第2の減算器(6)の出力側は上記第1の減
算器(1)に接続されている。また、この第1の減算器
(1)の出力側が信号出力端子(11)に接続されてい
る。
振幅制限器(4)の出力信号から第2の振幅制限器(5
)からの出力信号を減算する第2の減算器(6)に接続
され、この第2の減算器(6)の出力側は上記第1の減
算器(1)に接続されている。また、この第1の減算器
(1)の出力側が信号出力端子(11)に接続されてい
る。
次に上記実施例の動作を、入力信号振幅レベル別に回路
の伝達特性を示し、それにより雑音低減効果を説明する
。
の伝達特性を示し、それにより雑音低減効果を説明する
。
まず、1次の高域通過フィルタ(2)の伝達関数は、R
1は抵抗値、C1はコンデンサ値とすると、 −RIC1 1+5−RICI ・・・(11)で
表われる。
1は抵抗値、C1はコンデンサ値とすると、 −RIC1 1+5−RICI ・・・(11)で
表われる。
ここで、増幅器(3)、第1の振幅制限器(4)、第2
の振幅制限器(5)の各々の利得をG3.G4.G5と
し、第1.第2の振幅制限器(4)、 (5)の制限
レベルをLとし、入力信号の振幅レベルをvinとする
と、 vin< (G5/G4) 拳 Lの場合で表わさ
れる振幅制限器の制限がかからない程小信号入力の場合
、出力信号の振幅レベルをv OUTとすると、第2の
減算器(6)の抽出差成分は、(11)式より S争RIC1 1+5−RICI ・G3 ・(G4−G゛5) ・vOLIT −
(12)と表わせるから、出力信号の振幅レベルV O
UTは(12)式より −RICI ・G3 ・ (G4−05) ・ vOUT・・・ (
13) 従って、伝達関数は(13)式より OUT vin 1+5RIC1fl+G3・ (G4−G5)1・・・
(14) となり、カットオフ周波数が1/2πRI C1(1+
GB (G4・G5))で1/2πRI C1まで一6
dB10ctの特性で1/2πRI C1以上の周波数
では、振幅が1/ fl十GB (04−G5)l一定
となる低域通過フィルタ特性を持ち、雑音低減が実現で
きる。
の振幅制限器(5)の各々の利得をG3.G4.G5と
し、第1.第2の振幅制限器(4)、 (5)の制限
レベルをLとし、入力信号の振幅レベルをvinとする
と、 vin< (G5/G4) 拳 Lの場合で表わさ
れる振幅制限器の制限がかからない程小信号入力の場合
、出力信号の振幅レベルをv OUTとすると、第2の
減算器(6)の抽出差成分は、(11)式より S争RIC1 1+5−RICI ・G3 ・(G4−G゛5) ・vOLIT −
(12)と表わせるから、出力信号の振幅レベルV O
UTは(12)式より −RICI ・G3 ・ (G4−05) ・ vOUT・・・ (
13) 従って、伝達関数は(13)式より OUT vin 1+5RIC1fl+G3・ (G4−G5)1・・・
(14) となり、カットオフ周波数が1/2πRI C1(1+
GB (G4・G5))で1/2πRI C1まで一6
dB10ctの特性で1/2πRI C1以上の周波数
では、振幅が1/ fl十GB (04−G5)l一定
となる低域通過フィルタ特性を持ち、雑音低減が実現で
きる。
(G5/G4) ・L<vin<し
て表わされる第1の振幅制限器(4)の制限はかかるが
、第2の振幅制限器(5)の制限はかからない小信号入
力の場合、雑音レベルは0と考えられるので、第2の減
算器(6)の抽出差成分を導くと、 −RIC1 1+S −RICl ・G3 ・ (0−G5) ・vOUT −(
15)と表わせるから −RICI ・G3・ (0−65) ・vOUT ・・・ (16) 従って、 vOUT 1+S e RI C1vin
” 1−5 − RI C1(G3 ・
G5)となり、カットオフ周波数が1/2πRIC1
(G3・G5)で1/2πRI C1まて一6dB/
o c tの特性で、1/2πRIC1以上の周波数で
は、振幅が1/G3・G5一定となる低域通過フィルタ
特性を持ち、雑音低減が実現できる。
、第2の振幅制限器(5)の制限はかからない小信号入
力の場合、雑音レベルは0と考えられるので、第2の減
算器(6)の抽出差成分を導くと、 −RIC1 1+S −RICl ・G3 ・ (0−G5) ・vOUT −(
15)と表わせるから −RICI ・G3・ (0−65) ・vOUT ・・・ (16) 従って、 vOUT 1+S e RI C1vin
” 1−5 − RI C1(G3 ・
G5)となり、カットオフ周波数が1/2πRIC1
(G3・G5)で1/2πRI C1まて一6dB/
o c tの特性で、1/2πRIC1以上の周波数で
は、振幅が1/G3・G5一定となる低域通過フィルタ
特性を持ち、雑音低減が実現できる。
v il> L
で表わされる大信号入力の場合、第1.第2の振幅制限
器(4)、 (5)はともに制限がかかるので、第2
の減算器(6)の抽出差成分は、0となり、帰還がかか
らない状態と同じになるので、信号出力端子(11)に
は入力信号がそのまま出力されることとなり、伝達関数
は、 0LIT 、 −1・・・(18) ln と表わせる。
器(4)、 (5)はともに制限がかかるので、第2
の減算器(6)の抽出差成分は、0となり、帰還がかか
らない状態と同じになるので、信号出力端子(11)に
は入力信号がそのまま出力されることとなり、伝達関数
は、 0LIT 、 −1・・・(18) ln と表わせる。
従って、大信号入力の場合は、従来回路と同様に大きな
信号変移部分において、振幅制限器による出力信号の波
形欠落は発生しないが、雑音は入力の状態のまま残留す
る。但し、この場合でも、小信号入力時のカットオフ周
波数を従来回路と同じにすると、(6)式、(14)式
よりRC−RICI fl+G3 (G4−G5)1
となるから、大きな信号変移部分での時定数が、従来回
路では、小信号変移部分と同じRCであるのに対し、こ
の発明囲路では帰還がほぼOになることがらRI C1
(−RC/ fl十G3 (G4−G5)l)となり、
大きな信号変移部分における残留雑音期間を第2図に示
すように大幅に短くすることができる。
信号変移部分において、振幅制限器による出力信号の波
形欠落は発生しないが、雑音は入力の状態のまま残留す
る。但し、この場合でも、小信号入力時のカットオフ周
波数を従来回路と同じにすると、(6)式、(14)式
よりRC−RICI fl+G3 (G4−G5)1
となるから、大きな信号変移部分での時定数が、従来回
路では、小信号変移部分と同じRCであるのに対し、こ
の発明囲路では帰還がほぼOになることがらRI C1
(−RC/ fl十G3 (G4−G5)l)となり、
大きな信号変移部分における残留雑音期間を第2図に示
すように大幅に短くすることができる。
以上のように、この発明によれば、高域通過フィルタで
入力信号から取り出した高周波成分を増幅後節1.第2
の振幅制限器に入力し、第2の減算器から出力した上記
両振幅制限器の差出力を上記高域通過フィルタの前段に
設けた第1の減算器に雑音を含んだ高周波成分として帰
還して、上記入力信号から減算するように構成したので
、入力信号の生信号変移部分に重畳された雑音に対して
も雑音低減効果があるばかりでなく、大きな信号変移部
における雑音残留期間も短くするという効果かある。
入力信号から取り出した高周波成分を増幅後節1.第2
の振幅制限器に入力し、第2の減算器から出力した上記
両振幅制限器の差出力を上記高域通過フィルタの前段に
設けた第1の減算器に雑音を含んだ高周波成分として帰
還して、上記入力信号から減算するように構成したので
、入力信号の生信号変移部分に重畳された雑音に対して
も雑音低減効果があるばかりでなく、大きな信号変移部
における雑音残留期間も短くするという効果かある。
第1図はこの発明の一実施例による雑音低減回路を示す
ブロック図、第2図は波形応答と雑音処理期間を表示し
た回路動作の説明図、第3図は従来の雑音低減回路を示
すブロック図である。 図において(1)は第1の減算器、(2)は高域通過フ
ィルタ、(3)は増幅器、(4)、 (5)は第1.
第2の振幅制限器、(6)は第2の減算器である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 弁理士 吉 1)研 二 (外2名) 回路すtlVTO説88m 第88 5、補正の対象 平成 2年12月28日 明細書の発明の名称、特許請求の範囲及び発明の詳細な
説明の欄及び図面。
ブロック図、第2図は波形応答と雑音処理期間を表示し
た回路動作の説明図、第3図は従来の雑音低減回路を示
すブロック図である。 図において(1)は第1の減算器、(2)は高域通過フ
ィルタ、(3)は増幅器、(4)、 (5)は第1.
第2の振幅制限器、(6)は第2の減算器である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 弁理士 吉 1)研 二 (外2名) 回路すtlVTO説88m 第88 5、補正の対象 平成 2年12月28日 明細書の発明の名称、特許請求の範囲及び発明の詳細な
説明の欄及び図面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 入力信号から雑音を含んだ高周波成分を減算する第1の
減算器と、 この第1の減算器からの出力信号より高周波成分を取り
出す高域通過フィルタと、 この高域通過フィルタからの出力信号を増幅する増幅器
と、 この増幅器からの出力信号の振幅レベルを制限する第1
の振幅制限器と、 前記増幅器からの出力信号の振幅レベルを前記第1の振
幅制限器と同じレベルに制限する第2の振幅制限器と、 前記第1の振幅制限器の出力信号から前記第2の振幅制
限器の出力信号を減算し減算出力を前記雑音を含んだ高
周波成分として前記第1の減算器に入力する第2の減算
回路とを備えた雑音低域回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2117165A JP2549449B2 (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 雑音低減回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2117165A JP2549449B2 (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 雑音低減回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0414306A true JPH0414306A (ja) | 1992-01-20 |
JP2549449B2 JP2549449B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=14705061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2117165A Expired - Fee Related JP2549449B2 (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 雑音低減回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549449B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008032763A1 (ja) * | 2006-09-14 | 2010-01-28 | 日本電気株式会社 | 増幅回路、増幅回路の低雑音化処理方法及びそのプログラム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6310907A (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 雑音除去回路 |
-
1990
- 1990-05-07 JP JP2117165A patent/JP2549449B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6310907A (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 雑音除去回路 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008032763A1 (ja) * | 2006-09-14 | 2010-01-28 | 日本電気株式会社 | 増幅回路、増幅回路の低雑音化処理方法及びそのプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2549449B2 (ja) | 1996-10-30 |
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