JPH04141589A - 光処理法及び光処理装置 - Google Patents

光処理法及び光処理装置

Info

Publication number
JPH04141589A
JPH04141589A JP26167090A JP26167090A JPH04141589A JP H04141589 A JPH04141589 A JP H04141589A JP 26167090 A JP26167090 A JP 26167090A JP 26167090 A JP26167090 A JP 26167090A JP H04141589 A JPH04141589 A JP H04141589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
substrate
reaction
processing
generation means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26167090A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2840419B2 (ja
Inventor
Yasue Sato
安栄 佐藤
Shinichi Kawate
信一 河手
Toshiyuki Komatsu
利行 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2261670A priority Critical patent/JP2840419B2/ja
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to EP98124751A priority patent/EP0908781A3/en
Priority to EP98124753A priority patent/EP0909988A1/en
Priority to AT91116309T priority patent/ATE200829T1/de
Priority to EP98124754A priority patent/EP0908782A1/en
Priority to EP98124748A priority patent/EP0909986A1/en
Priority to EP98124750A priority patent/EP0909985A1/en
Priority to EP91116309A priority patent/EP0477890B1/en
Priority to EP98124755A priority patent/EP0909989A1/en
Priority to EP98124749A priority patent/EP0909987A1/en
Priority to DE69132587T priority patent/DE69132587T2/de
Publication of JPH04141589A publication Critical patent/JPH04141589A/ja
Priority to US08/251,666 priority patent/US5962194A/en
Priority to US08/429,288 priority patent/US6025115A/en
Priority to US08/429,289 priority patent/US5981001A/en
Priority to US08/429,287 priority patent/US5863706A/en
Priority to US08/428,431 priority patent/US5714306A/en
Priority to US08/428,518 priority patent/US5824455A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2840419B2 publication Critical patent/JP2840419B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、光励起を利用したCVD、エツチング、表面
改質、クリーニングに有用な光処理法及び装置に関する
ものである。 [従来技術〕 半導体装置の高集積化、高性能化に伴ない光照射を利用
したCVD、エツチング、表面改質、クリーニングプロ
セス等が注目されている。これらは光プロセスの大きな
特徴である低温処理可能、低損傷なことの加え、空間的
な選択処理等が半導体製造プロセスで必要不可欠なもの
となってきたためである。ところで光処理を用いた一般
的なプロセスとしては 1)反応ガス雰囲気中で光を照射し該雰囲気中で該反応
ガスの励起、分解により数種のガスを反応させ(気相反
応)、試料の表面に堆積物を堆積させるか、又は該表面
のエツチングやクリーニングを行なうものと、 2)試料表面を光照射によって加熱し、反応ガスと該表
面との熱化学反応を生じさせるか光照射によって該表面
上と反応ガスと光化学反応(表面反応)を生じさせて堆
積物を堆積させるか、又は該表面のエツチングやクリー
ニングを行なうもの、とがある。 前者としては例えばSiH4と02ガス雰囲気中でKr
Fフエキシマレーザーを照射し、気相中でS i H4
と0□を反応させSingを基板上に堆積させる例があ
るがこの方法では反応生物が気相中をランダムに拡散す
るので、基本的に空間的な選択性はない。一方後者とし
てCρ2ガス雰囲気中で基板をエツチングする例を挙げ
ることができる。この方法では反応過程の詳細は解明さ
れていないが、光が照射された表面で励起された電子を
塩素原子が授受しSi基板中に取り込まれ反応が進むの
で、光照射された表面上のみで反応を起こすことができ
空間的に選択処理が可能である。
【発明が解決しようする技術課題】
しかしながら上述したこれらの光励起プロセスでは、半
導体素子の高集積化、高性能化に対応するためには改善
すべき余地が存在している。その1つとして光吸収断面
積や光反応断面積が小さく、処理速度が低いことが挙げ
られる0例えばSi基板の光励起エツチングでは、大部
分の報告ではエッチレートは100〜2000人/m1
n(新電子材料に関する調査研究報告書店、光励起プロ
セス技術調査報告書1、日本電子工業振興会、昭和61
年3月)程度でありこれは従来のプラズマエツチングに
比べ1桁程度低いエッチレートである。又Cotレーザ
ー等による赤外線照射では基板加熱による熱化学反応が
主であるため熱の拡散による像のぼけが生じ、基板表面
の処理を優れた選択性をもって行う場合には問題となる
場合があった。 本発明は上述した技術課題に鑑みてなされたものであっ
て、高速処理が可能な光処理法及び該処理法を適用し得
る処理装置を提供することを目的とする。 また、本発明の別の目的は基板上の所望の領域を優れた
選択性をもって処理する光処理法及び該処理法を適用し
得る処理装置を提供することである。 〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明の光処理
法は、反応容器内に反応ガスと、該反応ガスを励起する
処理光を導入し、励起された前記反応ガスにより前記反
応容器内に配された基板の表面を処理する光処理法にお
いて、前記基板表面を構成する分子の振動を励起・させ
る第1の光発生手段より生じた光と、前記反応ガスと前
記基板表面との光化学反応を生じさせる第2の光発生手
段により生じた光と、を前記基板表面に同時に照射して
該基板の処理を行うことを特徴とする。 また、本発明の光処理装置は、反応容器と、該反応容器
内に反応ガスを導入するガス導入手段と、該反応容器内
に処理光を導入する光導入手段と、を備え、前記反応ガ
スを前記処理光で励起して前記反応容器内に配された基
板の表面を処理する光処理装置において、前記基板の表
面を構成する分子の振動を励起させる光を発生させる第
1の光発生手段と、前記反応ガスと前記基板表面との光
化学反応を生じさせる光を発生させる第2の光発生手段
と、前記第1の光発生手段及び前記第2の光発生手段に
より発生した光を前記基板表面に同時に照射する照射手
段と、を備えたことを特徴とする。 本発明によれば、基板を構成する表面分子の振動を励起
する光と、光化学反応を生じさせる光を同時に基板上に
照射することによって基板と反応ガスとの反応をより促
進させることができるため、基板の処理を高速で行うこ
とができる。また、処理光を照射した表面で選択的に光
化学反応を生じさせることができるので、所望の処理を
選択性良(行うことが出来る。 〔実施例〕 以下、本発明の好適な実施態様例を図面にもとずいて説
明する。 先ず本発明の光処理法を適用できる処理装置の1例を第
1図を用いて説明する。 同図において1は被処理試料(基板)、2はコンピュー
タ(不図示)で制御され、2次元に移動可能なXYステ
ージ3に設置された試料台、4は真空気密可能な処理室
である。5は処理室4内に試料1を搬入量可能で真空気
密可能なゲートバルブ、6は処理室4内に反応ガスを導
入するためのガス導入口、7は処理室4内を真空排気し
たり、処理室内に導入された反応ガスの圧力を一定に保
つ機能を備えた真空排気装置であり、8は処理光を透過
する透過窓である。9は第一の光源であるところのNH
,レーザー10を光励起するためのCO2レーザーであ
り、11a、llbはシャッター、12a、12bはレ
ーザー光の時間的空間的可干渉性をなくし均一なレーザ
ー光にするためのビーム整形器、13a、13bは投影
光学系である。14は二つの異なる波長の光を混合する
透過反射板、15は第二の光源であるところのKrFエ
キシマレーザ−である。そして、16はCO2レーザ−
9とKrFレーザー15を制御するためのレーザー制御
装置、17はシャッター118、llbを制御するため
のシャッター制御装置である。 この装置を用いた光処理工程の1例について説明する。 まず基板1をゲートバルブ5を開は試料台2に載せゲー
トバルブ5を閉める。ここで基板とは単体であっても良
いし、支持体上に堆積膜等が形成されたものであっても
良い。 真空排気装置7によって処理室4内を所望の圧力まで真
空排気する。次にガス導入口6より反応ガスを処理室4
内に導入し、内部の圧力が所望の圧力となるように真空
排気装置7を操作制御する。レーザー制御装置16によ
ってCOtレーザー9とKrFエキシマレーザ−15と
を両レーザーのピークパワーとなる時間が一致するよう
に制御し同期させて発振させる。C02レーザー9で発
振させた光を、NH,レーザー10内のNH。 セルに入射させ、NH,ガスを励起しNH,ガス特有の
波長の光を発振させる。この波長の光は基板の表面を構
成する分子の振動を励起させるものであることが必要で
あり、基板の表面を構成する分子と振動モードが一致す
るので共鳴的に吸収され、基板と反応ガスとの反応を促
進させる。第一の光源であるNH,レーザー10で発振
した光は、シャッター11aに入り、シャッターの開閉
によって変調され基板1の表面上での照射が制御される
。シャッター11a、とllbはシャッター制御装置1
7によって例えば同位相で開閉するように制御される。 なおここでシャッター11a、11bで変調したが、シ
ャッターを用いず、COwレーザー9とKrFエキシマ
レーザ−15の発振をレーザー制御装置16によって制
御しても同様の変調が可能である。変調された光は、ビ
ーム整形器12aによって可干渉性をなくし空間的に均
一化され、投影光学系13aにより基板1上で所望のス
ポットサイズになるように調整される。投影光学系を出
た光は、透過反射板14によって反射され、窓8を通し
て基板1に照射される。ここで透過反射板は例えば厚さ
2 m m合成石英板でできており、反射表面には、特
定波長の光を反射させKrFエキシマレーザ−15発振
光を透過させる高反射膜がコーティングしである。高反
射膜は無機材料からなる多層構造の反射膜が好適に用い
られる。窓8はたとえばNaCρ結晶板で構成されてい
るが、この他意材としてはKCffSrFt結晶等も使
用可能である。 本発明において、基板を構成する表面分子の振動を励起
する光の光源としては具体的にはレーザ、ランプ、放電
管、軌道放射光(SOR光)等を挙げることができるが
、基板を構成する表面分子の振動を励起させるものであ
ればこれに限定されるものではない。一方第二の光源で
あるKrFエキシマレーザ−15発振光は、シャッター
11bにより第一の光源で発振した光と例えば同位相で
オンオフされ、ビーム整形器12bで可干渉性をなくし
空間的に均一化される。次に投影光学系13bによって
、透過反射板14と窓8を通して基板l上に第一の光源
で発振させた光と同様に所望のスポットサイズで照射さ
せる。なお本発明において、反応ガスと基板との間に光
化学反応を生じさせる光の光源としては具体的にはレー
ザーランプ、放電管、軌道放射光(SOR光)等を挙げ
ることができるが、反応ガスと基板との間に光化学反応
を生じさせるものであればこれに限定されるものではな
い。 以下本発明の実施例についてのべるが本発明は実施例に
限定されるものではない。
【実施例1】 第一図に示した装置を用いてSi基板上に成膜した窒化
けい素(SiN)膜のエツチング処理を行った。 ここで第一の光源であるところのNH,レーザー10を
光励起するためのパルス発振型CO2レーザ−9として
50W、繰り返し数1000Hzのものを用いた。また
第二の光源15として20W、繰り返し数1000Hz
のKrFエキシマレーザ−を用いた。 まず試料であるSiN膜を成膜したSi基板1をゲート
パルプ5を開は試料台2に載せた後、ゲートバルブ5を
閉めた。次いで、真空排気装置7によって処理室4内を
10−’torr以下の圧力まで真空排気した0次にガ
ス導入口6より0℃。 ガス処理室4内に導入し、内部の圧力が50torrと
なるように真空排気装置7を操作した。 レーザー制御装置16によってCO2レーザ−9とKr
Fエキシマレーザ−15を制御し両レーザーのビークパ
ワーとなる時間が一致するように同期させて発振させた
。CO,レーザー9で発振させた波長10.6μm赤外
光を、NH,レーザー10内のN Hsセルに入射させ
、NHaガスを励起して波長11.7〜12.5μm(
波数850〜800cm−’)の赤外光を発振させた。 この波長の光は5i−N結合の振動モード(〜850 
cm−’)と一致するので共鳴的に吸収される。 NHIレーザー10で発振した赤外光は、シャッター1
1aに入り、ビーム整形器12aによって可干渉性をな
くし、投影光学系13aによってSi基板1上で所望の
スポットサイズ(本実施例では3μm)になるように調
整された。投影光学系を出た赤外光は、合成石英板から
なる透過反射板14によって反射され、NaCl2結晶
板からなる窓8を通してSi基板1に照射された。ここ
で透過反射板の反射表面には、波長11.7〜125μ
mの赤外光を反射させKrFエキシマレーザ−15の発
振光(248nm)を透過する高反射膜をコーティング
しである。 一方第二の光源であるKrFエキシマレーザ−15から
の発振光(248nm)は、シャッター11bで第一の
光源で発振した赤外光と同位相でオンオフされ、ビーム
整形器12bを経た後、投影光学系13b、透過反射板
14と窓8を通ってSi基板上に第一の光源で発振させ
た赤外光と同様に所望のスポットサイズ(本実施例では
3μm)で照射された。波長11.7〜12.5μmの
赤外光と波長248nmの遠紫外光が照射された基板表
面では、該紫外光によって励起された電子を塩素原子が
授受しSiN膜中に取り込まれる一方、該赤外光によっ
て基板表面の5i−N結合が振動励起され 2SiN+4Cβ。 −2S i Cρ41+NR? の反応速度が上昇し、高速のエツチングが可能となった
。また、従来法との比較をするため赤外光の照射を行わ
ずにエツチング処理を行ったところ、本実施例では、従
来の光エツチング法に比べ20倍程度高いエッチレート
が得られた。 更に照射時にXYステージ3に載せた試料台2を2次元
的に動かしシャッターによる変調を行なうことによって
SiN膜上にエツチングパターンを形成できた。エツチ
ングは照射領域のみで行なわれていて像のぼけはなく、
選択性に優れていることが確認された。
【実施例2】 第二の実施例として、第一の表面振動励起用の光を試料
全面に照射し、第二の光化学反応用の光をマスク(又は
レチクル)を用いて選択的に照射し処理した例を説明す
る。第二図に用いた装置の概要を示す、同図において、
18は第二の光化学反応用の光を試料1表面に選択的に
照射するためのマスク(又はレチクル)、19は該マス
クを照明するための照明光学系であり、その他第1図に
示したものと同一の符号を付したものは同一のものを示
す。 この装置を用いてSi基板上に成膜したSiN膜のエツ
チングを行った。 まず試料であるSiN膜を成膜したSi基板上をゲート
バルブ5を開は試料台2に載せゲートバルブ5を閉めた
。真空排気装置7によって処理室4内を10−’tor
r以下の圧力まで真空排気した後、ガス導入口6よりC
忍2ガスを処理室4内に導入し、内部の圧力が50to
rrとなるように真空排気装置7を操作した。 レーザー制御装置16によってCO□レーザー9とKr
Fエキシマレーザ−15を制御し、両レーザーのビーク
パワーとなる時間が一致するように同期させて発振させ
た。実施例1と同様にN Hsレーザーを発振させ波長
11.7〜12゜5gm(波数850〜800 cm−
’)の赤外光を取り出し、ビーム整形器12a、投影光
学系13a、透過反射板14を通してSt基板全面に均
一に照射した。 一方第二の光源であるKrFエキシマレーザ−15発振
光(248nm)は、ビーム整形器12b、照明光学系
19を通って、マスク又レチクル18に均一に照明され
、投影光学系13b、透過反射板14、と窓8を経てS
i基板上にマスク又レチクル18の像を結像させた。 波長11.7〜12.5μmの赤外光は基板の全面に照
射され、SiN膜表面の5i−N結合が振動励起される
がこれに加えて、波長248nmの紫外光が照射された
表面で、実施例1と同じ反応でエツチングが進んだ。
【実施例3】 実施例2と同じ装置を用いSi基板上に成膜した5is
N4膜に選択的に酸化膜の潜像を形成した。 実施例2と同様に試料であるSiN膜を成膜したSi基
板上をゲートバルブ5を開は試料台2に載せゲートバル
ブ5を閉めた。真空排気装置7によって処理室4内を1
0−’torr以下の圧力まで真空排気した後、ガス導
入口6よりN Otガスを処理室4内に導入し、内部の
圧力が100torrとなるように真空排気装置7を操
作した。 次に実施例2と同様に波長11.7〜12.5μmの赤
外光は全面に、波長248nmの遠紫外光が選択的にS
i基板上に成膜したSt*N4膜を表面に照射した。赤
外光が照射された全面ではSi*N4膜表面の5i−N
結合が振動励起され、波長248nmの遠紫外光が照射
された表面では光化学反応が進み、遠紫外光が照射され
た表面のみに酸化膜が形成された。即ち潜像が形成され
た。形成された酸化膜の厚さは、3分間の照射で50人
程度である。この後形成された酸化膜の潜像をマスクに
エツチングを行なうことによって、マスクレスの微細加
工が可能となった。
【実施例4】 第3図に示す装置を用いて5iOz膜のエツチング処理
を行った。同図において表面分子励起用CO2レーザ−
9はファブリペローエタロンを有していて、ある程度発
振波長を可変できる構造となっている0本実施例では5
i−0結合の振動吸収波長9.5μmに発振波長を一致
させて用いた。20はArKエキシマレーザ−である、
その他第2図に示したものと同一の符号を付したものは
同一のものを示す。 実施例2と同様に試料であるS i N z膜を成膜し
たSi基板1をゲートバルブ5を開は試料台2に載せゲ
ートバルブ5を閉めた後、真空排気装置7によって処理
室4内を10−’torr以下の圧力まで真空排気した
。次にガス導入口6よりNF、を400 s c cr
n、 Hzを50secm処理室4内に導入し、内部の
圧力が2torrとなるように真空排気装置7を操作し
た。 レーザー制御装置16によってCO2レーザ−9とAr
Kエキシマレーザ−20を制御し両レーザーのビークパ
ワーとなる時間が一致するように同期させて発振させた
。CO2レーザーを発振させて波長9.5μm (波数
1054 cm−’)の赤外光を取り出し、ビーム整形
器12a、投影光学系13a、透過反射板14を通して
Si基板全面に均一に照射した。 一方第二の光源であるKrFエキシマレーザ−15の発
振光(193nm)は、ビーム整形器12b、照明光学
系19を介して、マスク又レチクル18に均一に照射さ
れ、投影光学系13b、透過反射板14、窓8を通して
Si基板上にマスク又レチクル18の像を結像させた。 波長9.5μmの赤外光は基板全面に照射されS i 
O2膜表面の5i−0結合を振動励起する一方、波長1
93nmの遠紫外光が照射された表面では、効率よくエ
ツチングが進んだ。 エツチングレートは従来の光エッチングに比べ8倍程度
大きくなり、高速処理が可能になった。 なお以上説明した例の他に、本発明によれば、CVD、
クリーニング等の処理を高速で行なうことができる。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、基板を構成する
表面分子の振動を励起する光と、光化学反応を生じさせ
る光を同時に基板上に照射することによって基板と反応
ガスとの反応をより促進させることができるため、基板
の処理を高速で行うことができる。また、処理光を照射
した表面で選択的に光化学反応を生じさせることができ
るので、所望の処理を選択性良く行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光処理を好適に行いつる光処理装
置の1例を示す模式図、第2図は別の1例を示す模式図
、第3図は更に別の1例を示す模式図である。 第1図乃至第3図において、 1は被処理試料、 2は試料台、 3は2次元に移動可能なXYステージ、4は真空気密可
能な処理室、 5はゲートバルブ、 6はガス導入口、 7は真空排気装置、 8は窓、 9はパルス発振型COwレーザー 11a、llbはシャッター 12a、12bはビーム整形器、 13a、13bは投影光学系、 14は透過反射板、 15はKrFエキシマレーザ− 16はレーザー制御装置、 17はシャッター制御装置、 18はマスク(又はレチクル)、 19は照明光学系、 20はArFエキシマレーザ−である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反応容器内に反応ガスと、該反応ガスを励起する
    処理光を導入し、励起された前記反応ガスにより前記反
    応容器内に配された基板の表面を処理する光処理法にお
    いて、 前記基板表面を構成する分子の振動を励起させる第1の
    光発生手段より生じた光と、前記反応ガスと前記基板表
    面との光化学反応を生じさせる第2の光発生手段により
    生じた光と、を前記基板表面に同時に照射して該基板の
    処理を行うことを特徴とする光処理法。
  2. (2)前記基板として該表面が窒化けい素からなるもの
    を用い、前記第1の光発生手段としてNH_3レーザー
    を用いることを特徴とする請求項第1項記載の光処理法
  3. (3)前記基板として該表面が酸化けい素からなるもの
    を用い、前記第1の光発生手段として外部共振器を有す
    るCO_2レーザーを用いることを特徴とする請求項第
    1項記載の光処理法。
  4. (4)反応容器と、該反応容器内に反応ガスを導入する
    ガス導入手段と、該反応容器内に処理光を導入する光導
    入手段と、を備え、前記反応ガスを前記処理光で励起し
    て前記反応容器内に配された基板の表面を処理する光処
    理装置において、前記基板の表面を構成する分子の振動
    を励起させる光を発生させる第1の光発生手段と、前記
    反応ガスと前記基板表面との光化学反応を生じさせる光
    を発生させる第2の光発生手段と、前記第1の光発生手
    段及び前記第2の光発生手段により発生した光を前記基
    板表面に同時に照射する照射手段と、を備えたことを特
    徴とする光処理装置。
  5. (5)前記光導入手段としてNaCl、SrF_2、K
    Cl結晶から構成される光透過窓を用いることを特徴と
    する請求の項第4項記載の光処理装置。
  6. (6)前記第1の光発生手段により発生した光を反射し
    、前記第2の光発生手段により発生した光を、透過する
    反射膜を有する透過反射板によって前記2つの光発生手
    段により発生した光を混合し、前記基板に同時に照射す
    ることを特徴とする請求項第5項記載の光処理装置。
JP2261670A 1990-09-26 1990-09-29 光処理法及び光処理装置 Expired - Fee Related JP2840419B2 (ja)

Priority Applications (17)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2261670A JP2840419B2 (ja) 1990-09-29 1990-09-29 光処理法及び光処理装置
EP98124753A EP0909988A1 (en) 1990-09-26 1991-09-25 Photolithographic processing method
AT91116309T ATE200829T1 (de) 1990-09-26 1991-09-25 Photolithographisches verarbeitungsverfahren und vorrichtung
EP98124754A EP0908782A1 (en) 1990-09-26 1991-09-25 Photolithographic processing method
EP98124748A EP0909986A1 (en) 1990-09-26 1991-09-25 Photolithographic processing method and apparatus
EP98124750A EP0909985A1 (en) 1990-09-26 1991-09-25 Photolithographic processing method and apparatus
EP91116309A EP0477890B1 (en) 1990-09-26 1991-09-25 Processing method and apparatus
EP98124755A EP0909989A1 (en) 1990-09-26 1991-09-25 Photolithographic processing method and apparatus
EP98124751A EP0908781A3 (en) 1990-09-26 1991-09-25 Photolithographic processing method and apparatus
EP98124749A EP0909987A1 (en) 1990-09-26 1991-09-25 Photolithographic processing method and apparatus
DE69132587T DE69132587T2 (de) 1990-09-26 1991-09-25 Photolithographisches Verarbeitungsverfahren und Vorrichtung
US08/251,666 US5962194A (en) 1990-09-26 1994-05-31 Processing method and apparatus
US08/429,288 US6025115A (en) 1990-09-26 1995-04-25 Processing method for etching a substrate
US08/429,289 US5981001A (en) 1990-09-26 1995-04-25 Processing method for selectively irradiating a surface in presence of a reactive gas to cause etching
US08/429,287 US5863706A (en) 1990-09-26 1995-04-25 Processing method for patterning a film
US08/428,431 US5714306A (en) 1990-09-26 1995-04-25 Processing method and apparatus
US08/428,518 US5824455A (en) 1990-09-26 1995-04-25 Processing method and apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2261670A JP2840419B2 (ja) 1990-09-29 1990-09-29 光処理法及び光処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04141589A true JPH04141589A (ja) 1992-05-15
JP2840419B2 JP2840419B2 (ja) 1998-12-24

Family

ID=17365114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2261670A Expired - Fee Related JP2840419B2 (ja) 1990-09-26 1990-09-29 光処理法及び光処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2840419B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011032511A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Hitachi Zosen Corp 薄膜形成方法および薄膜形成装置
CN109097545A (zh) * 2018-10-08 2018-12-28 吉林大学 激光预热与高频振动耦合非晶合金表面改性装置与方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6132429A (ja) * 1984-07-25 1986-02-15 Hitachi Ltd 半導体素子の製造装置
JPS61177729A (ja) * 1985-02-01 1986-08-09 Toshiba Corp 光励起ドライエツチング方法
JPS63110A (ja) * 1986-06-19 1988-01-05 Nec Corp 薄膜形成方法
JPS63310967A (ja) * 1987-06-12 1988-12-19 Nikon Corp Cvdによる薄膜製造方法及びそれに使用される装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6132429A (ja) * 1984-07-25 1986-02-15 Hitachi Ltd 半導体素子の製造装置
JPS61177729A (ja) * 1985-02-01 1986-08-09 Toshiba Corp 光励起ドライエツチング方法
JPS63110A (ja) * 1986-06-19 1988-01-05 Nec Corp 薄膜形成方法
JPS63310967A (ja) * 1987-06-12 1988-12-19 Nikon Corp Cvdによる薄膜製造方法及びそれに使用される装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011032511A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Hitachi Zosen Corp 薄膜形成方法および薄膜形成装置
CN109097545A (zh) * 2018-10-08 2018-12-28 吉林大学 激光预热与高频振动耦合非晶合金表面改性装置与方法
CN109097545B (zh) * 2018-10-08 2023-09-15 吉林大学 激光预热与高频振动耦合非晶合金表面改性装置与方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2840419B2 (ja) 1998-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0198361B1 (en) Method and apparatus for thin film formation using photo-induced chemical reaction
US4643799A (en) Method of dry etching
JPH04141589A (ja) 光処理法及び光処理装置
KR100544226B1 (ko) 실리콘의 라디칼 산화 방법 및 장치
JPS63137174A (ja) 光化学気相成長法による機能性堆積膜の形成方法
JPS595621A (ja) 薄膜形成方法
JPS59208065A (ja) レ−ザ金属堆積方法
JPS59129774A (ja) 選択的窒化膜の作製方法
JPH0429220B2 (ja)
JP2814998B2 (ja) 半導体素子膜の形成方法およびその形成装置
JPS6132429A (ja) 半導体素子の製造装置
JPS63304631A (ja) 光励起ドライエツチング方法およびその装置
JPS6197912A (ja) Cvd装置
JPS5940523A (ja) 半導体薄膜の製造方法
JPS6130028A (ja) 気相成長法
JPS6328865A (ja) 硬質炭素膜製造装置
JPS61119028A (ja) 光化学気相成長装置
JPH03271372A (ja) エキシマレーザを用いた酸化物薄膜成膜法
JPS60165723A (ja) 微細パタ−ン形成方法
JPS61198733A (ja) 薄膜形成方法
JPS61189644A (ja) ドライエツチング方法
JPS62116786A (ja) 表面選択処理方法
JPH0388328A (ja) レジストアッシング方法
JPS61183920A (ja) レ−ザまたは光による半導体、金属の加工装置
JPH05102110A (ja) 基材の表面加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees