JPH04140958A - 画像読取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、カラー原稿を読み取り可能な画像読取り装
置に関するものである。

［従来の技術］ カラーの印刷物や写真等をカラーイメージスキャナでイ
メージ情報として読み取る場合、色調をオリジナル原稿
と同じように読み取ることが重要となる。しかしながら
、カラーイメージスキャナンにとって、光源９色フィル
タ、フォトセンサ等色分離に関与する素子は望ましい色
物性を持ってはいない。各々が本来色毎に−様な特性で
なく、色によって異なる特性を持っている。更には、再
現するカラーデイスプレィやカラープリンタ側の色再現
にも独自の癖を有している。従って、オリジナルに近い
色を再現するためには、イメージスキャナの各種パラメ
ータを最適に選択する必要がある。通常は、何度も各種
パラメータを変更しながら読み取り、確認を繰り返して
漸（所望の色調を得るのが普通であった。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、カラーイメージスキャナを用いて画像を
読み込む時、オリジナルに近い画像を再現する、または
イメージする出力画像を得るためには、読み取り時に多
くのパラメータを適切に設定する必要があり、各種のパ
ラメータを設定して読み取り、所望の画像が得られるま
でこれを繰り返して、試行錯誤的に所望のパラメータを
求めなければならない等の問題点があった。

この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、イメージセンサが読み取る原稿画像の読取り条件
を順次変更設定しながら原稿画像を読み取って外部機器
に読取りデータと設定条件を識別可能に転送することに
より、所望とする画像出力が得られるためのイメージセ
ンサ等に対する読取り条件を容易にイメージ確認しなが
ら自動設定できる画像読取り装置を得ることを目的とす
る。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る画像読取り装置は、イメージセンサが読
み取る原稿画像の読取り条件を順次変更設定する第１の
設定手段と、この第１の設定手段により設定された読取
り条件下でイメージセンサから出力される画像データを
画像処理する画像処理手段と、この画像処理手段から順
次出力される処理データに設定されていた読取り条件を
識別する識別データを付加合成しながら外部機器に転送
する転送手段とを設けたものである。

また、外部機器から入力される識別データに基づいてイ
メージセンサが読み取る原稿画像の読取り条件を設定す
る第２の設定手段を設けたものである。

〔作用〕

この発明においては、第１の設定手段によりイメージセ
ンサが読み取る原稿画像の読取り条件が設定されると、
画像処理手段がイメージセンサが読み取った画像データ
に対して設定された読取り条件下でイメージセンサから
出力される画像データに画像処理を施し、転送手段が画
像処理手段から順次出力される処理データに設定されて
いた読取り条件を識別する識別データを付加合成しなが
ら外部機器に転送し、画像処理結果と設定条件とを同時
に把握させることを可能とする。

また、第２の設定手段は外部機器から入力される識別デ
ータに基づいてイメージセンサが読み取る原稿画像の読
取り条件を設定し、設定された読取り条件下でイメージ
センサ原稿画像を読み取って行く。

［実施例〕 第１図はこの発明の一実施例を示す画像読取り装置の構
成を説明するブロック図であり、１はイメージスキャナ
で、例えば色分解フィルタ、タラシブ。ＣＣＤ等で構成
されるイメージセンサ（密着型またはレンズ結像型）ｌ
ａ等が所定位置に配設され、設定された倍率等に応じた
所定速度で副走査方向に走査を行い、順次光電変換した
画像アナログ信号をＡ／Ｄ変換器に出力し、画像処理手
段（コントラスト処理、明度処理９色調処理、マスキン
グ処理、シャープネス処理、変倍処理、２値化処理等を
含む）およびパソーナルコンピュータ等で構成される外
部機器２に画像データを転送するためのインタフェース
等を備えている。なお、１ｂは画像処理手段、１Ｃは転
送手段でる。

外部機器２はＣＰＵ、ＲＡＭ、ＲＯＭ等を備え、キーボ
ードメモリに格納されたプログラムに基づいて入出力を
制御する。

３は例えばＣＲＴ等で構成されるカラーＣＲＴデイスプ
レィで、イメージスキャナ１より出力される画像データ
およびその読取り条件に対応する識別データとを同時に
表示する機能を備えている。３ａは読取り条件に対応す
る識別画像データで、例えば数値データの場合を示しで
ある。

４はプリンタで、カラーＣＲＴデイスプレィ３に表示さ
れているイメージ情報１文字情報等をカラーまたはモノ
クロで出力することができるように構成されている。

このように構成された画像読取り装置において、第１の
設定手段〔この実施例ではキーボード５等）によりイメ
ージセンサ１ａが読み取る原稿画像の読取り条件が設定
されると、画像処理手段１ｂがイメージセンサ１ａが読
み取った画像データに対して設定された読取り条件下で
イメージセンサ１ａから出力される画像データに画像処
理を施し、転送手段１ｃが画像処理手段１ｂから順次出
力される処理データに設定されていた読取り条件を識別
する識別データを付加合成しながら外部機器２）に転送
し、画像処理結果と設定条件とを同時に把握させること
を可能とする。

また、第２の設定手段（この実施例では外部機器２）は
外部機器２から入力される識別データに基づいてイメー
ジセンサ１ａが読み取る原稿画像の読取り条件を自動設
定し、設定された読取り条件下でイメージセンサ１ａが
原稿画像を読み取って行く。

第２図は、第１図に示したイメージスキャナ１が読み取
る原稿画像の一例を説明する平面図であり、破線領域が
外部機器２等で指定された読取り指定領域である。

第３図は、第１図に示したカラーＣＲＴデイスプレィ３
に表示される画像データ構造を説明する模式図である。

第１図と同一のものには同じ符号を付しである。

以下、第４図に示すフローチャート参照しながらこの発
明に係る画像読取り装置における自動読取り条件設定処
理動作について説明する。

第４図はこの発明に係る画像読取り装置における自動読
取り条件設定処理手順の一例を説明するフローチャート
である。なお、（１）〜（１３）は各ステップを示す。

先ず、初めにイメージスキャナ１によるレイアウト読み
取りが行われる。これは、カラーＣＲＴデイスプレィ３
に原稿画像全体が納まるように、低い解像度で原稿を読
み取り（１）、カラーＣＲＴデイスプレィ３に表示する
ために行う。このレイアウト読み取りで得たカラーＣＲ
Ｔデイスプレィ３上の画像を参照してこの発明のブリス
キャンの読み取り領域、固定するパラメータ、変化させ
るパラメータの初期値および変化量等の指定を行うなお
、この実施例におけるパラメータとは、コントラスト、
明るさ１色調、マスキング係数、シャープネス、変倍率
（拡大率／縮小率）、２値化処理の方法が含まれる。

このようにして、各種コマンドおよび読取り開始指示を
受けたイメージスキャナ１は、プリスキャン動作に入り
（３）１ライン読取り走査を行い（４）、走査終了かど
うかを判定しく５１　　Ｎｏならばステップ（４）に戻
り、ＹＥＳならば指定回数の走査を終了したかどうかを
判定しく６１、ＹＥＳならば処理を終了し、Ｎｏならば
図示しないキャリッジを指定しく７）、パラメータを増
減し読取り条件を変更した後（８）、ステップ（４）に
戻る。

この時、イメージスキャナ１は指定領域をスキャンし、
設定したパラメータで処理した画像データをホストに出
力する。この際、設定中の読取り条件に対応する識別情
報として例えば数値データ「１」を設定し、図示しない
キャラクタジェネレータで作成したキャラクタ（数値デ
ータ）「１」を画像に重ね処理して、例えば第３図に示
すように外部機器２に出力する。そして、指定された読
取り領域を走査し終えたらならば、キャリッジを読取り
領域の先頭に移動し、指定された、各パラメータの変化
量分だけパラメータを増減させて設定し、再度指定され
た画像領域を走査し、得られた画像データをホストに出
力する。この時、識別番号として「２」を設定し、キャ
ラクタジェネレータで作成された数値データ「２」を画
像に重ねて出力する。

以上の動作を指定された回数順次繰り返し、識別番号も
その都度発行され、同様に重ね出力されて行く。これに
より、外部機器２は第３図に示すようなイメージデータ
を受は取ることとなる。

そこで、ユーザがカラーＣＲＴデイスプレィ３またはカ
ラプリンタ４で表示または印刷することにより、オリジ
ナル原稿と比較して一番近い出力なり、一番好みの出力
を選択し、その識別番号をイメージスキャナ１に送出す
る。

ここで、イメージスキャナ１は外部機器２より識別コー
ドを受信したかどうかを判定しく９）Ｎ０ならば、例え
ば初期設定されたパラメータを設定し、　（１０）、１
ライン読取り動作を開始し、、（ｉ＋、）、走査終了ま
でス・デッグ（１１）、　　（１２）を繰り返す。

〜・方、スナップ（９）の判断でＹＥＳの場合は、前回
のブリスキャンで識別番号に基づい″（、設定された当
該パラメータを自動設定しく１３）、ｉ１１記指定領域
また（ｊ原稿全体の読取り開始のため、スブ・ツブ（１
，１）Ｉ：戻−）″″Ｃ１Ｃ１選択ｌた識別−７−１畳
、”対応し７て自動設定された読取り莱件下で出力され
る画像データを外部機器２に出力４゛る。

［発明の効果］ 以ｊ説明し５・たように、この発明はイメージセンサが
読み取る原稿画像の読取り条件を順次変更設定する第１
の設定手段と、この第１の設定手段により設定された読
取り条件十でイメージでンサから出力される画像データ
を画像処理する画像処理手段と、この画像処理手段から
順次出力される処理データに設定さ才１．ていた読取り
条件を識別する識別データなイ・１加合成（２，なから
外部機器１．ご転送づ゛る転送１７段と４１段（イ、１
だのひ、読取り条イ１を設で“、ツ゛るために変更しな
ｃ−ｊ！′７．ばならないバラメー・夕等Ｗ関する予備
知識がなくでも、所定の読取り条件を変更し７ながら読
１み取られた画像状態をイス−８ジ確認できる。

また、外部機器から入力される識別データに基づいてイ
メージセンサが読み取る原稿画像の読取り条件を設定す
る第２の設定手段を設６″ｊかので、人力する原稿画像
に郁・適、かつ所望の読ａ取り条（’Ｉを自動設定する
ことかできる。従−）で、珂べＬ・−タの操作に依存し
でいた煩雑な読取り条件設定が、簡甲な操作で短時間で
・完了し、、例えば所望どする色調を有する好１月こ応
じた画像情報を外部機器に転送することができる等の効
果な奏１

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す画像読取り装置の構
成を説明−４“るブロック図、第２図は、第１図に示し
たイス−・ジスキャナが読み取る原稿画像の一例を説明
する平面図、第３図は、第１図Ｌ１゛；ｉ’；、　シだ
力゛ン−Ｃ，ＲＴデイスジ１／イに表ン１、さ才１．る
障」像５’−タ構造を説明４”る模式図、第４図ｊ、」
：この発明：・、で係る画像読取り装置１７．−１５　
’ｙｊる自動読取り条イ′１設・定処理千１頃の一例を
説明１″るフＸ１Ｅ−チャー１・である。 図中、１はイス　ジスＡ−ヤリ、１．：ｉはイメージや
ン→ｊ、”ｌ　Ｉ）Ｉ’、Ｊ画像処理ｒｊ：Ω□、１ｃ
ｌＪ転送手段、２は外部機器、３はカン〜ＣＲＴデ、イ
スブト・・１′、４　ｔ、；ｊプリンタである。 第 図 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿画像を光電変換して読み取るイメージセンサ
   を備え、原稿走査に応じて読み取った画像データを外部
   機器に出力可能な画像読取り装置において、前記イメー
   ジセンサが読み取る原稿画像の読取り条件を順次変更設
   定する第１の設定手段と、この第１の設定手段により設
   定された読取り条件下で前記イメージセンサから出力さ
   れる画像データを画像処理する画像処理手段と、この画
   像処理手段から順次出力される処理データに設定されて
   いた読取り条件を識別する識別データを付加合成しなが
   ら前記外部機器に転送する転送手段とを具備したことを
   特徴とする画像読取り装置。
2. （２）外部機器から入力される識別データに基づいて前
   記イメージセンサが読み取る原稿画像の読取り条件を設
   定する第２の設定手段を具備したことを特徴とする請求
   項（１）記載の画像読取り装置。