JPH04140122A - 射出成形品のスプール切除方法 - Google Patents

射出成形品のスプール切除方法

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JPH04140122A
JPH04140122A JP26261690A JP26261690A JPH04140122A JP H04140122 A JPH04140122 A JP H04140122A JP 26261690 A JP26261690 A JP 26261690A JP 26261690 A JP26261690 A JP 26261690A JP H04140122 A JPH04140122 A JP H04140122A
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JP
Japan
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mold
cavity
spool
cylindrical cutter
molded product
Prior art date
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Pending
Application number
JP26261690A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Matsui
松井 久司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH04140122A publication Critical patent/JPH04140122A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/38Cutting-off equipment for sprues or ingates

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は射出成形品のスプール切除方法に関し、詳しく
はスプールゲートを採用した金型装ぽにおけるスプール
の切除方法に関する。
[従来の技術] 射出成形品は、一般に、金型を組み合わせて画成したキ
ャビティ内に、一方の金型に形成されたスプールを介し
て可塑化した樹脂を射出し、樹脂が固化したのち金型を
開いて製品を取り出している。
また、射出成形用金型装置には、上記スプールをゲート
、すなわち樹脂が直接キャビティー内に入る箇所とした
、いわゆるスプールゲート(ダイレクトゲート)を採用
しているものがある。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記スプールゲートを採用した金型装置では
、製品に直接スプールが突設されてしまうため、金型を
開いて製品を取り出したのち、ニッパ等の工具を用いて
、作業員が一つ一つの製品部から上記スプールを除去す
る作業が必要となり、もって射出成形品の生産能率を著
しく低下させていた。
本発明は上記実状に鑑みて、成形品の生産能率を向上さ
せることのできる射出成形品のスプール切除方法を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] そこで本発明では、一方の金型と他方の金型とを互いに
組み付けてキャビティーを画成するとともに、一方の金
型に上記キャビティーに臨むスプールを設け、他方の金
型における上記スプールの開口と対向する部位に、開口
縁部に切り刃を備えた筒状カッタを、成形品の肉厚方向
に進退自在に設置して成る金型装置において、可塑化溶
融した樹脂材料をキャビティー内に射出充填したのち、
上記キャビティー内の樹脂が凝固する以前に、切り刃を
一方の金型のキャビティー内面に可及的に近接させるべ
く筒状カッタを移動させ、次いで一方の金型と他方の金
型とを開いたのち、スプール突起を成形品の一部ととも
に製品部から切除するべく筒状カッタを移動させること
によって上記目的を達成した。
[作用〕 上記構成によれば、筒状カッタの移動によって、スプー
ル突起が成形品の一部とともに切除される。
[実施例] 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第8図は、本発明に関わる射出成形品のス
プール切除方法を採用した射出成形用金型装置を示して
いる。
この金型装置1は、一方の金型としての上型2と、他方
の金型としての下型3とを具備しており、第1図に示す
如く、上型2と下型3とを互いに組み付けることによっ
てキャビティー4が画成されている。また、上記上型2
には、上下方向に沿って延びるスプール5が形成されて
おり、該スプール5の開口5aは上記キャビティー4に
臨んでいる。ここで、上記キャビティー4の形状から明
らかなように、上記金型装置1によれば薄肉の射出成形
品が製造される。
上記下型3の下方域には、第1図中の上下方向に移動す
るエジェクタープレート6が設置されており、該プレー
ト6には、スライドブロック7とリフトブロック8とが
配設されている。
上記スライドブロック7は、油圧シリンダアクチュエー
タ9の伸張縮退動作により、上記エジェクタープレート
6に固定された一対のガイドブロック10.10に案内
されつつ、第1.2図中の左右方向に移動する。また、
上記スライドブロック7は、第1図に示すように自身の
移動方向(図中左右方向)に対して右下がりに形成され
た一対のガイド突条7a、7aを有している。なお、図
中符号6aは、上記スライドブロック7の移動を規制す
るためのストッパブロックである。
一方、上記リフトブロック8は、上記エジェクタープレ
ート6に対して、第1図の上下方向にのみ移動自在に設
置されており、さらに該リフトブロック8には、上記ス
ライドブロック7のガイド突条7aと遊嵌する一対のガ
イドs8aが形成されている。そして上記スライドブロ
ック7を第1図の状態から右行させると、上記ガイド突
条7aとガイド溝8aとの協働作用によって、上記リフ
トブロック8が上動する。
第1図に明示するように、下型3における、上型2に形
成されたスプール5の開口5aと対向する部位には、図
中上下方向に沿って延びる筒状カッタ11が上下動自在
に設置されている。
上記筒状カッタ11は、その上端開口縁部に切り刃11
aを備えているとともに、その下端部11bは上記リフ
トブロック8に固定されており、よって上記筒状カッタ
11は、上記リフトブロック8の上下動に伴って、第1
図の上下方向、言い換えれば、キャビティー4によって
形成される製品の肉厚方向に移動する。
また、上記筒状カッタ11は、その軸心を上記スプール
5の軸心と一致させて配置されており、さらに上記筒状
カッタ11の内径は、上記スプール5の開口5aの径よ
りも大きく設定されている。
上記筒状カッタ11には、コアビン12が嵌挿されてお
り、このコアビン12は、上記リフトブロック8を貫通
して、上記エジェクタプレート6に固定されている。言
い換えれば、上記リフトブロック8および筒状カッタ1
1は、上記コアピン12に案内されて上下動する。
第1図に示すように、上型2と下型3とが互いに組み付
けられた状態では、エジェクタプレート6が最下位に占
位しているとともに、スライドブロック7は図中左方に
占位している。これにより、上記筒状カッタ11は、そ
の切り刃11. aをキャビティー4内に僅かに入り込
ませた初期位置に占位し、また上記コアビン12は、そ
の上端面12aが上記筒状カッタ11の切り刃11aよ
りも下がった初期位置に占位している。
第95図は、上記構成の金型装置1による射出成形品の
製造工程を示すタイムチャートであり、チャートAは上
型2、チャートBは筒状カッタ11、チャートCはコア
ビン12、チャートDはノックアウトピン13の動作態
様をそれぞれ示しており、以下では、上記タイムチャー
トを参照しながら金型装置1による射出成形品の製造工
程を説明する。
上記構成の金型装置1によって射出成形品を製造するに
は、まず第1図に示すように上型2と下型3とを互いに
組み付けてキャビティー4を画成し、次いで第4図に示
すように上記キャビティー4内に上型2のスプール5を
介して可塑化溶融した樹脂材料を射出充填する。(第9
図a)こののち、樹脂材料の冷却前、言い換えれば上記
キャビティー4内に充填された樹脂材料が完全に凝固す
る以前に、第5図に示す如く油圧シリンダアクチュエー
タ9を伸張させてスライドブロック7を右行させ、筒状
カッタ11の切り刃11aが上型2におけるキャビティ
ー4の内面に可及的に近接する位置まで上記筒状カッタ
11を上動させる。(第9図b) 上記キャビティー4内の樹脂が硬化したのち、上型2を
上動させて型を開くことにより、第6図に示す如く薄肉
の製品部100aと、この製品部100aの上方に立設
したスプール突起IQObと、上記筒状カッタ9の上端
部および上記コアビン10の上端面により形成された突
部100cとから成る樹脂成形品100が露呈する。
型を開いたのち、第7図に示すように、油圧シリンダア
クチュエータ9をさらに伸張させ、スライドブロック7
をストッパブロック6aに当接するまで右行させると、
筒状カッタ11がさらに上動し、これにより上記筒状カ
ッタ11の切り刃11aによって、スプール突起100
bと突部100cとを含む成形品100の中央部100
dが、製品部100aから切り離される。すなわち、こ
の工程においてスプール突起100bが製品部100a
から切除されることとなる。
ところで、第5図に示す工程で筒状カッタ11を上動さ
せたことにより、凝固形成された樹脂成形品100には
、第6図に示すように筒状カッタ11の上端部が深く食
込んでいる。
このため、第7図に示す工程において、筒状カッタ11
によって成形品100を切断する際、製品部100aの
全肉厚(第9図TI)に対し、筒状カッタ11が実際に
切断する肉厚(第9図72)は極めて薄い。
よって、成形品100の切断時、大きな切断抵抗を伴わ
ないので、製品部100aを変形させることなく成形品
100からスプール突起100b切除することができる
また、切断時の抵抗が小さいため成形品100の切断が
確実に行なわれ、しかも製品部100aにおける切除面
がきれいに仕上がる。
さらに、−回の切断動作における切断距離が短く、かつ
切断抵抗が小さいことにより、上記筒状カッタ11にお
ける切り刃11gの磨耗が少なく、よって筒状カッタ1
1の工具寿命が長いものとなる。
なお、上記筒状カッタ11によって、スプール突起10
0bを切除する際、成形品100の製品部100aは、
複雑な形状と凝固収縮とに起因して下型3に密着してい
るため、上記筒状カッタ11の上昇により上記製品部1
00aが下型3から取り外されてしまうことはない。
製品部100aからスプール突起100bを切除したの
ち、第8図に示すようにエジェクタプレート6を上動さ
せると、筒状カッタ11およびコアピン12が上動して
、中央部100dを下型3から離隔させるとともに、上
記エジェクタプレート6とともに上動するノックアウト
ピン13.13によって、製品部100aが下型3から
取り外される。(第9図C) 上記製品部100aと、廃棄物としての中央部100d
とを、下型3から取り除いたのち、エジェクタプレート
6を下降させてコアピン12を下降させるとともに、ス
ライドブロック7を左行させて筒状カッタ11を下降さ
せることにより、金型装置1は第1図に示す初期状態に
復帰する。
これによって射出成形品における製造工程の1サイクル
(第9図S)が終了し、以下、上述した工程に基づいて
射出成形品の製造が繰り返し行なわれる。
[発明の効果] 以上、詳述した如く、本発明に関わる射出成形品のスプ
ール切除方法によれば、他方の金型に設けられた筒状カ
ッタの動作によって、成形品の一部とともにスプールが
製品部から切除されるので、従来、作業員の手作業によ
って行なっていたスプールの除去作業が不要となり、も
って射出成形品の生産能率を向上させることが可能とな
った。
また本発明では、キャビティー内の樹脂材料が凝固する
以前に筒状カッタを動作させることにより、凝固形成さ
れた成形品に該筒状カッタの切り刃を食込ませているの
で、筒状カッタが実際に切断する肉厚は極めて薄く、よ
って成形品切断時に大きな切断抵抗を伴うことがない。
この結果、製品部を変形させることなくスプールを切除
することができ、しかも成形品の切断が確実に行なわれ
、製品部における切除面もきれいに仕上がる。
第1図は本発明に関わる射出成形品のスプール切除方法
を採用した射出成形用金型装置の概念的な断面側面図、 第2図は第1図の■−■線断面図、 第3図は第1図のm−m線断面図、 第4図ないし第8図は本発明に関わる射出成形品のスプ
ール切除方法を採用した射出成形用金型装置の動作態様
を順を追って示す概念的な断面側面図、 第9図は上記射出成形用金型装置における上型。
筒状カッタ、コアピン、およびノックアウトピンの、本
発明に基づく動作タイミングを示すタイムチャートであ
る。
1・・・射出成形用金型装置、 2・・・上型(一方の金型)、 3・・・下型(他方の金型)、 4・・・キャビティー  5・・・スプール、5a・・
・開口、  6・・・エジェクタプレート、7・・・ス
ライドブロック、 8・・・リフトブロック、11・・
・筒状カッタ、 11a・・・切り刃、1゛2・・・コ
アピン、  13・・・ノックアウトピン、100・・
・成形品、 100a・・・製品部、100b・・・ス
プール突起、 100C・・・突部、100d・・・中
央部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一方の金型と他方の金型とを互いに組み付けてキャビテ
    ィーを画成するとともに、一方の金型に上記キャビティ
    ーに臨むスプールを設け、上記他方の金型における上記
    スプールの開口と対向する部位に、開口縁部に切り刃を
    備えた筒状カッタを、成形品の肉厚方向に進退自在に設
    置して成る金型装置における射出成形品のスプール切除
    方法であって、 可塑化溶融した樹脂材料を上記キャビティー内に射出充
    填する第1の工程と、 上記キャビティー内の樹脂が凝固する以前に、上記切り
    刃を一方の金型のキャビティー内面に可及的に近接させ
    るべく上記筒状カッタを移動させる第2の工程と、 上記一方の金型と他方の金型とを開いたのち、スプール
    突起を成形品の一部とともに製品部から切除するべく上
    記筒状カッタを移動させる第3の工程と、 を含んで成ることを特徴とする射出成形品のスプール切
    除方法。
JP26261690A 1990-09-30 1990-09-30 射出成形品のスプール切除方法 Pending JPH04140122A (ja)

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