JPH04139199A - ヒトcnp遺伝子及び前駆体蛋白 - Google Patents

ヒトcnp遺伝子及び前駆体蛋白

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JPH04139199A
JPH04139199A JP2259698A JP25969890A JPH04139199A JP H04139199 A JPH04139199 A JP H04139199A JP 2259698 A JP2259698 A JP 2259698A JP 25969890 A JP25969890 A JP 25969890A JP H04139199 A JPH04139199 A JP H04139199A
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Masaharu Tanaka
正治 田中
Kayoko Fuchimura
渕村 佳代子
Yasunori Tawaragi
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    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野] 本発明は、ヒトCN P (human C−type
 natriuretic peptide;hCNP
)の遺伝子及びこの遺伝子にコードされているhCNP
前駆体タンパク(preprohcNP)に関する。
[発明の背景] 近年、各種動物の心房及び脳から、ナトリウム利尿ペプ
チド(mxjriuretic peptide; H
P)と呼ばれる種々のペプチドが発見されてきた。現在
これらNPは、アミノ酸−次配列の類似性及びその前駆
体構造から、3つのタイプ、すなわちA型NP (A−
type natriure)ic peptide;
 ANP) 、B型N P (B−type najr
iuretic peptide; BNP)及びC型
N P (C−type natriuretic p
ep目de; CNP)のいずれかに分類することがで
きる。このうち、ANP −BNPは最初それぞれ心房
、脳から単離。
同定されたことから、ANPは心房性ナトリウム利尿ペ
プチド(atrial nxtriuretic pe
ptide)、BNPは脳ナトリウム利尿ペプチド(b
rxin natriuretic peptide)
とも呼ばれている(Matsuo、[1゜and Nx
kazzto、H,Endocrinol、Metxb
、Cl1n、North Am、、16,43,191
17;  5udoh、T、et  al、Natar
e、332.)8,1988)。しかし、現在A N 
Pは心房のみならず脳にも存在していること、同様にB
NPは脳のみならず心房にも存在していることが判って
きた。また、ANP−BNPはいずれも顕著なナトリウ
ム利尿作用及び血圧降下作用を示すことから、ANP 
−BNPはいずれも心房から血中へ分泌されるホルモン
としてのみならず、脳内においては神経伝達物質として
も作用し、哺乳類の体液量及び血圧の恒常性を調節して
いることが明らかになってきtこ。
一方、GNPはごく最近5udohらにより、ANP 
−BNPのいずれにも帰属されない第3のタイプに分類
されるNPとしてブタ脳から単離・同定された(Sud
oh、T、e+ al、Biochem、Biopby
s、Res、C。
mmun、、168,863.1990) 。すなわち
、まず最初に発見されたGNPは22アミノ酸残基より
成り(なお、本明細書においてこのペプチドを以下pC
NP−22と略す)、ANP−BNPと同様2個のシス
ティン残基を含んでおり、これが分子内でジスルフィド
結合を形成し、17アミノ厳残基より構成された環状構
造をもっている。しかもこの環状構造を形成しているア
ミノ酸−次配列にはANP −BNPのそれらと高い相
同性が見いだされた。
しかしpCNP−22はANP−BNPかいずれも上記
環状構造のC−末端部分にさらに数個のアミノ酸が付加
したいわゆるテイル構造(tail構造)ヲ持っている
のに対し、このtail構造を持っていない。すなわち
、pcNP−22のC−末端はシスティン残基で終わっ
ている。このことからrCNP−22の構造はANP 
−BNPと似ているが、これらとは全く異なっているこ
とが判った。さらに、pCNP−22はナトリウム利尿
作用及び血圧降下作用を示し、かつヒヨコ直腸標本を用
いた弛緩活性でANP −BNPに比へ高い比活性を示
すことが判ったことから、pCNP−22は新しいタイ
プに帰属されるNPであることが判り、このタイプに属
するペプチドはGNPと命名された。
また、pCNP−22に続き、本発明者らにより、CN
Pに帰属される第2のペプチドがブタ脳から単離・同定
された。このペプチドはpGNP−22をC−末端に含
む53アミノ酸残基から成るペプチドであることが判っ
f−(以下、本明細書においてこのペプチドをpcNP
−53と略す)。
言い換えれば、pCNP−53はpCNP−22のN−
末端にさらに31個のアミノ酸残基が付加したペプチド
であることが判った。なお、興味あることにブタ脳では
pcNP−53がpCNP−22より多く存在している
ことが明らかにされている(特願平2−lN5g2)。
さらに、ごく最近の研究で、pCNP−22、pCNP
−53の前駆体タンパクの構造が遺伝子の解析から明ら
かにされ、これらのペプチドの生合成機構についても明
らかにされてきた(特願平2−18658)。すなわち
、本発明者により、pCNP−22、pCNP−53を
コードするブタ染色体遺伝子及びcDNAが単離・同定
され、この解析から、ブタGNP前駆体タンパク(pr
eprop CNP)の構造が明らかにされると共に、
pcNP22、pCNP−53は最初126アミノ酸残
基からなるprepropcNPとしてmRNAから翻
訳され、次にこのN−末端領域に存在するシグナルペプ
チドが分泌過程で切断されpropCNPに転換され、
さらにpropcNPはプロセシング酵素により特異的
に切断されることによりpCNP−53とpCNP−2
2に転換されることが判った。
以上のことから、pCNP−22及びpcNP53につ
いてもANP −BNP同様共通の前駆体タンパク(p
repr@ pCNP)から生合成される分泌ペプチド
であることが判った。
しかしながら、現在までの研究でANP −BNPに帰
属されるペプチド類がいずれも心房から血中に分泌され
るホルモンとしてのみならず、脳内においては神経伝達
物質として作用し、体液量及び血圧の恒常性を調節して
いることが判っているのに対し、GNPの詳細な生体内
分布及び生理作用に関しては不明な点が多い。
また、ANP −BNPに関しては、現在までにヒトの
構造が明らかにされ、医薬への応用が進められているが
、CNPに関しては、現在までのところ、ヒトにおける
構造が明らかにされていない。
[本発明が解決すべき課題] 従って本発明は、ヒトにおけるCNP (hCNP)構
造、特にpCNP−22、pCNP−53に対応するヒ
トGNP構造を明らかにすると共に、この前駆体タンパ
ク(ブタにおけるprepro pcNPに対応する)
の構造をも明らかにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、まずANPのアミノ酸配列及びそれをコ
ードする遺伝子の塩基配列が各種動物間で強く保存され
ていることから、CNPの場合も同様の可能性か高いと
考えた。また、ブタ脳内におけるGNPの存在量はAN
P、BNPのそれに比べきわめて少量であり、しかもこ
れらペプチドの脳内における産生組織が特定されていな
いことから、直接ヒト脳からCNPをペプチドとして単
離、同定すること、及びcDNAを単離し、これを解析
することによりヒトGNPを同定することは困難である
と考えた。そこで、本発明者らは先に得たブタGNP遺
伝子またはcCNPをプローブとして用い、ヒト染色体
遺伝子を単離し、これを解析することにより、ヒトGN
P前駆体タンパクの構造及びpGNP−53、pCNP
−22に対応するヒトCNPの構造を明らかにすること
を計画した。
本発明では、まずpCNPcDNA (特願平2186
583)から制限酵素Dde Iで切り出される約70
0塩基のD N A断片(pCcDNA)をプローブと
して用いる。このプローブは化学的に合成することもで
きる。このプローブを用いヒト染色体遺伝子ライブラリ
ー(λファージにヒト染色体遺伝子断片を組み込んだも
の)をスクリーニングした。このヒト染色体遺伝子ライ
ブラリーは当業者が容易に調製でき、また市販のライブ
ラリー、例えばクローンチック(Clonetech)
社製のものを利用することもできる。その結果、pCc
DNAにhydridixeするクローン(λhCNP
2)が得られた。このクローンを解析したところ、λh
cHP2は約15Kbpのヒト染色体遺伝子を含んでお
り、またこの15Kbpうち、約2KbpからなるEc
oRIDNA断片(hgEco−2)がp Cc DN
Aプローブとhydridizsすることが判った。こ
の約2 kBPからなるhgEco−2を解析した結果
、このDNA断片がhCNP遺伝子の一部を含むことが
明らかとなっt;。(なお、hgEco−2の制限酵素
地図および塩基配列決定のストラテジーを第1図に示す
。) 次に本発明者らは、hcNP前駆体タンパクの全
構造を明らかにする目的で、hgEco−2をプローブ
に用い、再度ヒト染色体遺伝子ライブラリーをスクリー
ニングした。この結果、hgEco−2プローブとhy
dridizeするクローン(λhCNP 1)を得た
。1hCNP1を解析したところ、このクローンは15
Kbp以上のヒト染色体遺伝子を含んでおり、またこの
うち、約4 KbpからなるEcoRl断片(hgEc
o−1)がhgEco−2プローブとhydridiz
eすることが確認された。そこでこのhgEco−1断
片の制限酵素地図を作成し、すでに得ているhgEco
−2と比較したところ(第1図)hgEco−1はhg
Eco−2の5′側にさらに約2 Kbpのヒト染色体
遺伝子を含むDNAであることが明らかとなった。そこ
で、このDNA断片の塩基配列を決定した(なお、hg
Eco−1の塩基配列決定のストラテジーを第1図に示
す)。この結果、第2図に示すようにこのhgEco−
1は、ヒトGNP前駆体タンパクの全アミノ酸配列をコ
ードする構造遺伝子(suucturalgene)領
域のみならず、ヒト染色体遺伝子のプロモーター領域を
も含んでいることが判った。すなわち、まずプロモータ
ー領域に関しては第2図に示すDNA塩基配列番号で1
546番目から1551番目に真核生物遺伝子のプロモ
ーター領域に共通して存在するTATAボックス(TA
TA box)が存在し、またこのTATA boxの
上流には遺伝子発現の制御に関与していると思われるG
Cboxが2個、Y boxが1個存在していることが
判った。これらのことからこの領域はGNP前駆体遺伝
子のプロモーター領域であると判断しt二 。
次に、構造遺伝子領域に関しては、まず、前記のTAT
A boxの下流(3′側)塩基配列番号1722から
1724にA7Gが存在し、このATGはTATA b
OXの下流(3″側)で最初に現れるメチオニンコド〉
・であり、しかもこのコドンの周りの塩基配列は真核生
物で知られている翻訳開始コドンのフンセンサスンーク
エンスA/G NNATG (NはA、T、G、Cいず
れかの塩基を示す)と一致していることから、本発明者
はこのATGがヒ)CNP前駆体の翻訳開始コドンであ
ると推定した。次にもしこのATGを翻訳開始コドンと
すると、すでに明らかとなっているブタCNP染色体遺
伝子の構造との比較から、塩基配列番号1809−18
11811番目しているリジン残基のコドン(AAG)
までが第1エキソンになる。また同様の比較から塩基配
列番号2256−2258258番目しているバリン残
基のコドン(GTC)から第2エキソンか始まることに
なる。なお、初めに解析したhgEco−2は第2エキ
ソン内の塩基配列番号2286以降をコードするDNA
断片となる。これらのことは、塩基配列番号で1810
付近にスプライシングドナーのコンセンサスシーフェン
スとして知られているC/A AGGT A/G AG
Tと似た塩基配列が存在すること、さらに、塩基配列番
号2256の5′側にはスプライシングアクセプターの
コンセンサスシーフェンスとして知られている(Py)
 n N C/T AGG(Pyはピリジン塩基を示し
、NはA、T、C,G、いずれかの塩基を示す)に似た
塩基配列が存在していることからも支持される。これら
のことから、本発明者らは塩基配列番号1812から2
255255番目DNA領域はイントロン(1lron
)であり、この1njronはhcNP前駆体タンパク
をコードする成熟(mature) m RN Aがで
きる際スプライソングにより除かれるのではないかと考
えた。つまり、hCNP前駆体タンパクは塩基配列番号
1722から始まり、1811で終わる第1エクソンと
2256から始まる第2エクソンによりコードされてお
り、ブタ同様全体ではアミノ酸126残基からなるポリ
ペプチドであることが明らかとなっtこ 。
さらに、このようにして明らかにされたhCNP前駆体
タンパク(以降、本発明ではprcpro hCNPと
略す)のアミノ酸−次配列をブタのそれと比較したとこ
ろ、全体で5カ所(第3図prepro hCNPのア
ミノ酸−次配列番号で37.40,56.90および1
01番目)アミノ酸配列が異なっている以外、同じであ
ることが判った。特に、ブタGNPの生合成機構で明ら
かにされている、GNP前駆体タンパクの分泌に関与す
るpreprocNPのN−末端領域に存在するシグナ
ルペプチドのアミノ酸沈配列、及びpreproCNP
からCNP−22、CNP−53が生じる際プロセシン
グ酵素により認識、切断されるCNP−22、GNP−
53のN−末端近傍のアミノ酸配列はヒトとブタで全く
同じであることが判った。
以上のことを総合的に考えると、ヒトCNPの生合成経
路はブタ同様まず126アミノ酸残基からなる pre
pro  hCNP がmRNAから翻訳(trans
ratio++)される。次に、このN−末端領域に存
在するシグナルペプチドは分泌過程で切断されproh
cNPに転換される。さらに、prohCNPはプロセ
シング酵素により特異的に(第3図アミノ酸−次配列番
号で73と74の間、104と105の間)切断される
ことにより、pGNP−53、pCNP−22に対応す
るヒトG N P −53(hcNP−22、第3図ア
ミノ酸−次配列番号74から126番目)、ヒトGNP
−22CbCNP−22i第3図アミノ酸−次配列番号
105から126番目)に転換されることが予測される
ところで、hCNP−22に関しては、pCNP=22
と全く同じアミノ酸−次配列であることから、pCNP
−22と同じ生理活性作用(ナトリウム利尿作用、血圧
降下作用など)を示すことは疑う余地がない。
一方、hCNP−53とPCNP−53では2力所アミ
ノ酸配列が異なる(第3図アミノ酸−次配列番号で90
番目と101番目)ことから、hCNP−53は新規の
ペプチドであり、その生理作用については不明である。
そこで本発明者らは、hCNP−53を化学合成し、こ
の新規ペプチドの生理活性を調へた。この結果hCNP
−53はヒヨコ直腸弛緩作用を示すと共に、ラットに投
与すると明確なナトリウム利尿作用及び血圧降下作用を
示すことを見いだした。
以上まとめると、本発明者らは、hCNP前駆体タンパ
クをコードする染色体遺伝子を単離し、これを解析する
ことにより、そのアミノ酸−次配列を明らかにすること
に成功した。またこの結果、pCNP−22、pGNP
−53に対応するヒトGNP (hCNP−22、hC
NP−53)の構造を明らかにすると共に、hCNP−
53に関しては、これを化学合成し、その生理活性を確
認することにより本発明を完成させた。
なお、本発明で得られたhCNP染色体遺伝子をそのま
ま、あるいは適当なプロモーター(例えはSM40初期
プロモーター)の下流に接続し、適当な哺乳動物細胞(
例えばサル腎臓細胞由来のCO5細胞)に形質導入する
ことによりhCNPcDNAが得られることは自明の事
実である(特願平2−1g65g3)。
このようにして得られるhCNPcDNAの全塩基配列
とこれにコードされるhCNP前駆体タンパクのアミノ
酸−次配列を第3図に示した。
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例1.DNAプローブ(pCcDNA)の作製 ヒトCNP前駆体タンパクをコードする染色体遺伝子を
クローニングするために用いるDNAプローブ(p C
c DNA)の作製は、ブタCNPcDNA (特願平
2−186583)を制限酵素Dde Iで切断し約7
00bpのDNA断片を単離、このDNA断片を[g−
32P] dCTPを用い、ニックトランスレーション
で放射標識することにより作製しt二。
4°Cに保存されたヒト染色体遺伝子ファージDNAラ
イブラリーを大腸菌に12株由来LE392に感染させ
、LB培地(10g  Bactotryptone、
5 g  Yeast extract、5 g  N
aCl、1.5%BICLO!gar全量11)に拡げ
、37°Cで一夜培養した。
プレートを4°Cで30分間冷却した後、7アージプラ
ーク上にニトロセルロースフィルター(Shleich
er & 5cbnel1社製)を5分間放置した。次
にこのフィルターをプレートからはがし、風乾後アルカ
リ変性液(0,SM NaOH,1,sM NaC1)
に1分間浸し、次に中和液(0,5M Tris−HC
I pH7,0,1,sMNACl)に1分間浸した。
その後、3XSSC溶液(2oxssc NaC117
s、3(、クエン酸三ナトリウム8L21全量11)で
ニトロセルロースフィルターをすすぎ、風乾後、減圧下
80°Cl2O分間熱処理を行っl二 。
このようにして調整したニトロセルロースフィルターを
用い、以下に示す条件でプラークハイプリダイゼ−7ヨ
ンを行った。すなわち、ニトロセルロースフィルターを
プレハイブリダイゼーンヨン液HXSSC,1xデンハ
ート液(アルブミン、ポリヒニルビロリドン、フィコー
ル、各々 0.2mg/ml) 、”jヶ精子D N 
A 50 μg/+1.0.1%sDs]に加え、60
℃にて3時間プレハイブリダイゼーシ3ンを行った。次
に2枚のニトロセルロースフィルターあたり、前記p 
Cc D N Aプローブを100万cpm、及び前記
プレハイブリダイゼーンヨン溶液1+alを用い、60
°Cにて一夜ハイブリダイゼーノヨンを行った。次にこ
のフィルターをO,1%SDSを含む3XSSC溶液で
60°C30分間、3回洗浄後、風乾し、オートラジオ
グラフィーを80°Cで一昼夜行った。このようにして
約20万クローンをスクリーニングする二とによりpC
cDNAプローブとハイブリダイズするクローンが1個
得られた。このクローンをλhCNP2と命名し、以後
の解析を行った。
まず常法に従いλhCNP2ファージからDNAを調整
した。次に、このファージDNAを制[酵素EcoRl
を用い切断し、切断されたDNA断片をアガロースゲル
電気泳動で分離・解析した。この結果、λhCNP2は
約15Kbpのヒト染色体遺伝子を含むファージである
ことが判った。まt:、p Cc DNAプローブを用
い、サザンプロット解析を行った結果、λhCNP2は
約21[bpのEcoliI DNA断片(hgEco
−2)がp Cc DNAプローブとハイブリダイズす
ることが判った。
B、hgEco−2DNA断片の塩基配列決定まず、h
gEco−2DNA断片の塩基配列を決定するために、
−旦、hgEco−2DNA断片をプラスミドベクター
pUC118(宝酒造)のEcoRIサイトにサブクロ
ーニングし、pUChCNP2を作製した。次に、pU
ChCNP2を適当な制限酵素を用いて切断し、得られ
たDNA断片をM13ファージにサブクローニングし、
ジデオキ7法で塩基配列を決定した。
その結果、このDNA断片がヒト染色体遺伝子の一部を
コードしていることが明らかとなった。
実施例2で示した方法により調整したニトロセルロース
フィルターを用い、以下に示す条件でプラークハイブリ
ダイゼーションを行った。プローブは前記λhCNP2
由来のhgEco−2約2Kbpにニックトランスレー
ション法でCa−”P]dcTPを用いて放射標識しt
;ものを用いた。以後このプローブをhgEco−2D
NAと記す。
マス、ニトロセルロースフィルターをプレハイブリダイ
ゼーンヨン液[3XSSC,LXデンハート液(アルブ
ミン、ポリビニルピロリドン、フィコール、各々0.2
 mg/ml) 、サケ精子DNA50μg/a+I、
0.1%SDS]に加え、65℃にて3時間プレハイブ
リダイゼーショ〉を行った。次に2枚のニトロセルロー
スフィルターあたり、前記hgEco −2DNAプロ
ーブを100万cpm、及び前記プレハイブリグイゼー
ンヨン溶液1m1l用い、65°Cにて一部ハイブリダ
イゼーションを行った。
次にこのフィルターを0.1%SDSを含む3×ssc
溶液で65℃30分間、3回洗浄後、風乾し、オートラ
ジオグラフィーを一80°Cで一昼夜行った。このよう
にして約50万クローンをスクリーニングすることによ
りhgEco−2DNAプローブとハイブリダイズする
クローンが5個得られた。これらのクローンのうちの一
つをλhcNPIと命名し、以後の解析を行った。
まず常法に従いλhcNP1ファージからDNAを調整
した。次に、このファージD N A ヲ制[酵素Ec
oRlを用い切断し、切断されたDNA断片をアガロー
スゲル電気泳動で分離・解析した。この結果、λhcN
P1は約15Kbp以上のヒト染色体遺伝子を含む7ア
ージであることが判った。
また、hgEco−2DNAプローブを用い、サザンプ
ロット解析を行った結果、約4 KbpのEcoRI 
DNA断片(bgEco−1)がhgli、co−2D
NAプローフ゛とハイブリダイズすることが判っt二。
そこで、hgEco−2DNAプローブとハイブリダイ
ズするDNA断片の塩基配列を、以下に示す方法で決定
した。
B、hgEco−IDNA断片の塩基配列決定まず、h
gEco−IDNA断片の塩基配列を決定するために、
−旦、hgEco−IDNA断片をプラスミドベクター
pUC118(宝酒造)のEcoRlサイトにサブクロ
ーニングし、pUCCNPIを作成した。次に、pUc
cNPlを適当な制限酵素を用いて切断し、得られたD
NA断片をM137アージにサブクローニングし、ジデ
オキシ法で塩基配列を決定した。以上述べた方法で決定
した塩基配列の領域を第1図に実線の矢印で示した。ま
た、hgEco−IDNA断片hgEco−1の1ov
er 5trxndの塩基配列を決定するために、−旦
、hgEco−1をファージ゛ベクターM13mp18
のEcoRlサイトにサブクローニングし、M13hC
Nptを作製した。次に、これをIefflPlate
にしてすでに決定された塩基配列を基に化学合成したオ
リゴヌクレオチドプライマー及び[1niversal
プライマーを用い、ジデオキ7法で塩基配列を決定した
。決定した領域を第1図に点線の矢印で示した。以上の
方法で決定した塩基配列にhgEco−2DNA断片の
塩基配列を合わせてhgEco−IDNA断片の全塩基
配列を完成させた。この塩基配列及びこの塩基配列から
予想されるエクソン部位にコードされるアミノ酸配列を
第2図に示しt;。
実施例6.hCNP−53の化学合成 hCNP−53はアプライドバイオシステム社のペプチ
ド合成機を用い、固相法で合成し、フッ化水素で脱保護
し、分子内S−5結合を形成しl:後、精製した。
最終精製標品のアミノ酸/−クエン/ングの結果を第1
表に、また、アミノ酸分析値を第2表に示す。この結果
から、確かに化学合成したhCNP−53が目的とする
hCNP−53であることを確認した。
第1表は、化学合成したhCNP−53のエドマン分析
法により各サイクルごとに生じるPTH−アミノ酸の収
率を示す表である。なお各アミノ酸は一文字表記で表し
た。
第2表は、化学合成したhCNP−53のアミノ酸分析
値を示す表である。
第1表・合成ヒトCNP 53のアミ ノ酸配列分析 サイクル番号 l  D   349.&pmo1 2  L  4000.6 3  RIO5,9 j  V  3060.1 5  D   292.0 6  T   Hl、1 7  K  2N0.4 8  S   595.3 9  R290,6 0A  2761.i II  A  27116 +2  W  103L4 HA  23B6.8 14  R151,6 Is  L  262g、7 16  L  2701.2 17  Q   762.3 18  E   418.7 +9  H71,0 20P   Isg、。
21  N   47色、6 22  ^ HH,9 23RNa、9 24  K  1176.9 25  Y   67g、9 26  K  1201.6 27  G  1674.0 サイクル番号 +8  A  l621.0 29  N   t+g、3 30  K  1910.6 31  K  11617 32  G   771.0 33  L  1177.0 34 5  159.7 35  K  1204.8 36  G   551g 7CND 38F   998.2 39  G   6612 40  L   9i9.6 41  K   634.2 42  L  1251.3 43  D   141.1 44 2  339.1 46  G   702.7 47  S   163.2 48  M   HQ、9 49  S   6L8 5G  G   430.1 51  L   4GL6 52  G   223.7 3CHD 第2表 合成ヒトCNP−53のアミノ酸組成比sx hr er lx  l y Pr。
la 1/2Cys a1 et 1e eu yr he ys is rp 4.95 0.92 3.59 2.06 7.04 1.01 4.90 1.21 0.97 0.97 0.99 0.97 1.02 6.92 0.97 D 実施例7.hCNP−53の生理活性の測定ヒヨコ直腸
弛緩活性は、Currie等の方法(Currie c
t al、Nature、221.1−13.1983
)に従い測定した。この結果、hCNP−53のEC,
。は0.87±0゜lnMで、α−ANPの約3倍高い
活性を示した。
ナトリウム利尿作用及び血圧降下作用の測定は、DeB
++td等の方法(Life Sci、、28J9−9
4.19g1)に従いラットを用いて測定した。この結
果、hCNP−53は100100n/kg投与で尿排
出量を2.5倍高め、さらに血圧を10%低下させるこ
とが判った。
[発明の効果] 以上のように、本発明者らは、pcNPcDNAをプロ
ーブとして、ヒト染色体遺伝子ライブラリーからhCN
P遺伝子の一部を単離し、さらにこれをプローブとして
、hCNP前駆体の全領域をコードする遺伝子を単離す
ることに成功した。
また、この遺伝子はhCNPのプロモーター領域をも含
むものであった。この結果、まずヒトにおいてもブタ同
様CNPをコードする遺伝子が存在することが明らかと
なり、さらにhCNP前駆体タンパクの全構造か決定さ
れた。hCNP前駆体タンパクは、ブタ同様126個の
アミノ酸残基からなり、そのC−末端には、ブタ脳から
単離されたpGNP−53およびpCNP−22に対応
するアミノ酸配列が存在した。これらのペプチドのプロ
セシング部位のアミノ酸配列はブタとヒトで完全に一致
することからヒトにおいても、本発明者らがすでに明ら
かにしているブタ同様の生合成経路を経てこれらのペプ
チドが作られ、生体内の体液量及び血圧の恒常性を調節
するホルモンまたは神経伝達物質として作用することが
予想される。
本発明で特に注目すべきことは、hCNP−53の構造
をpcNP−53と比較した場合、アミノ酸が2カ所異
なることか明らかとなった点にある。そこで、本発明者
らは、hCNP−53を化学合成し、その生理活性をヒ
ヨコ直腸弛緩作用、ナトリウム利尿及び血圧降圧作用で
確認した。すなわちhCNP−53が生理活性ペプチド
であることを証明しにのである。このことはGNPファ
ミリーに属するペプチドを医薬品に応用する上で、非常
に重要な意味をもつ。たとえば、ヒトと構造の異なるp
CNP−53を医薬品として使用したならば、おそらく
生体内では異物として認識され、抗体が産生される。そ
の結果、I)GNP−53の活性が中和されたり、抗原
抗体コンプレックスによる腎毒性が生じる可能性かある
。また、ヒト細胞のGNPレセプターに対する親和性が
hCNP−53に比へ弱い可能性もあり、その場合は作
用自体が弱くなる。同様のことは、hCNP−53に限
らすhCNP前駆体タンパクから生合成される可能性の
あるペプチド[preprohCNPのアミノ酸−次配
列番号で24から102番目の間には、少なくとも9個
のりジン残基(24,30,5152,55,65,8
9,97および999番目と8個のアルギニン残基(3
3,68,70,)3,76、H,87および95番目
)が存在し、p r o hCNPは生体内においてプ
ロセシング部位により、これら塩基性アミノ酸残基のC
−末端側が特異的に切断される可能性があり、生体内に
おいてhCNP−22およびhCNP53のN−末端に
さらにアミノ酸か付加したペプチドが存在している可能
性が高い。コにおいても言えることである。
さらに、第2図にしめすhCNP前駆体タンパクの遺伝
子は、このタンパクをコードする構造遺伝子領域のみな
らず、この構造遺伝子を発現させるプロモーター領域を
も含んでいることが判った。
このプロモーター領域の下流に、例えばCAT (クロ
ラムフェニコールアセチルトランスフェラーセ)遺伝子
をつなぎ、適当なヒト細胞に形質導入することで、hc
NPの発現調節機構を詳細に検討することが可能になる
以上述べたことから、本発明により明らかにされたbC
NP前駆体タンパクの染色体遺伝子およびアミノ酸−次
配列の情報は、今後、ヒトにおけるGNPの生合成、生
理作用のメカニズムを解明する上で、また、GNPファ
ミリーに属するペプチドを医薬品へと応用する上で大い
に貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はhgEco−2とhgEco−1の制限酵素地
図及び塩基配列決定のストラテジーを示す図である。 第2図は、hCNP前駆体タンパクをフードするhgE
co−1のDNA塩基配列と構造遺伝子領域のエクソン
にコードされているh CN、P前駆体タンパクのアミ
ノ酸配列を示す図である。 第3図は、hCNPcDNAの全塩基配列とこれにコー
ドされるhCNP前駆体タンパクのアミノ酸配列を示す
図である。 代 理 人 弁理士  湯 浅 恭 三(外4名) GAATTCCτGTTTCCTAAGCAAAGTG
ACCTGTGTAGTGGTTGCTCCAATGτ
τGTGAGTCAGGGTATGAGAGTGGGA
AGGGGTAGCCTGAGAAAGGTGCCGA
CAGAGCAGACCATGATGCGG CCGC
CT TAGCAG CTCTGGGTGCGGGGT
CACT GAACCTGGTTCTCCA;心CCCCTCTT
CACTCCAGTTGCCTTCCTGCCT GTCTCCCCAGM              
       〜TCCTGCGGCAACA GCAGCCAGTCATAGATTCCTGCTCT
TCAATCAATTCGGGGGATCTGCCCA CCACACTCCTTAGTGTCCAAGGGAC
CCACGGGGACCTCTCT TGGCGAGCATACGA AGAGCAGTAAC TGAGCATGAATAT TCCTCTGCCTCCCAACCTAACCGGA
GCTGCAATGCCA GTTTGGC TTCTGCCTGTA GCGCCAACT TTCCTCTGAGCC ACGTATCCCTTCCAGGTAGAGTGAG
TGCGATGAGGACCT第2−1 CACCGA        − TTCCCCTGTGCGCTCAGしGAGCCCG
CCGAGCTMGGGAGGGGAGCCCCCGC
GGCCCCCTCCCGGCTGGTGTCATTG
GCTGACATCAGCGGCAGGTTGGATT
A GAGCC;CACCCAGC”          
        CTGCTCGCCCTGCAGC GCCCCTCGACC CCAGCGGCACCATGCA MeヒH工5LeuSerGlnLeuLeuAlaC
ysAlaLeuLTGCTCAC euLeuTh rLeu Le uS e rLe 
uArgP rose rGl uAlaLysP r
oG lyACGCCGCCr laProProLys TGCGCGTG CAGTGTGGCCTGC TGCGGGG CCAAGCTGGCCGGCA ACACCCCTCAGAGTCCC CCGTGCTGCAGCC GACAGGTCCC valProArgThrProProAlaGluG
luLeuAlaGluProGo70 216゜ 225゜ 第2−2図 A                    GGGC
GACMGGCTCCCGGGGlnAlaAlaG 
l yGlyG 1yGlnLy sLy sG 1y
As pLy 5AlaP roG l yGGCGG
GGGCGCCMTCTCAAGGGCGAl yGl
yGl yAlaAs nLeuLysGlyAspA
rgSerArgLeuLeuArgAs pLeuA
rgVa IAs pThrLy s S e rAr
gAlaAlaTrpAlaArgLeuLe uGl
nG 1uHi s P roAsnAlaArgLy
sTyrLysGl yAlaAs nLys I。 CG ysGlyLe userLysGlycysPheG
 l yLeuLys LeuAspArg I 1e
G252゜ GCTCCA                Aly
serMeセ5erGlyLeuGlyCys”★GG
TGAGTACGGCCCACCCGACGCCTGA
ACCGTAGCTGAACTCC AGAGCGC TCTCAGTGCTTGTGGCA 315゜ 第 図 CTATTTCAGGGAATAGGAAAGACAC
TAAAGTAAATATTATTTGCCCCAGC
CTCGAACTCAACACGTCCCAGAGTC
CCTCACCAACCCTGTCCCGACC CACCCCGCACT              
   CTACCGCCACCCCCTGCCGGGT
GCCGCGTGGTGGTAATTTCTCTCCT
CTTTCCCTCCTCTCTATTCCTGCCG
CCTGCCCGTGCCCACTGMTAACATC
CCAGCCTCTGACATTGACAGTCATG
TGCGTTAGGA               
             CTCCAGCTCAGC
AGCTGCCACTGCCTGTCCTCCCAGG
CT           HGAAACCCTTGT
CAGTGTGGATCTTCTCCACTGTCTC TTTTTTA                  
                CATTCACCT
CTCCATATTGAACAGCTT       
           AAGGCACTCTAGGA
CCCACTGCACCCCGAACAGACTCGT
GGAAATATTTGTCAATGACCAGAGA
AACCAGCACA369゜ TAGTTGTCTGTGATCTTGACTCTCC
CCTGCACAGGGAGAAGAATG   39
60GCTACCCTTGGAATG AAACAACAAAGAGACGGAGTCTTTA
AGCATCMGTTCAAACTCTCTCCATT
GGTTCGTACCT   4140CTGGCTG
TC GATGCTGTG   4230 TAGGAGGMTCCACATTGTTMGMTTC
4258o50 GAGGC TAGMC GGAATGCGCATCC

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記のアミノ酸配列を有するポリペプチド。 【遺伝子配列があります。】
  2. (2)請求項第1項記載のアミノ酸配列においてN末端
    からシグナルペプチドが欠損しているポリペプチド。
  3. (3)請求項第1項記載のアミノ酸配列においてN末端
    側の1位及至104位の何れか2個の隣接するアミノ酸
    残基間が切断され、N末端のペプチドが欠損しているポ
    リペプチド。
  4. (4)下記のアミノ酸配列を有するポリペプチド。 【遺伝子配列があります。】
  5. (5)下記のアミノ酸配列を有するポリペプチドをコー
    ドするDNA。 【遺伝子配列があります。】 【遺伝子配列があります。】
  6. (6)下記のアミノ酸配列を有するポリペプチドをコー
    ドするDNA。 【遺伝子配列があります。】
  7. (7)下記の塩基配列を有する請求項第6項記載のDN
    A。 【遺伝子配列があります。】
  8. (8)下記の塩基配列を有する請求項第6項記載のDN
    A。 【遺伝子配列があります。】
  9. (9)請求項第1項記載のアミノ酸配列においてN末端
    からシグナルペプチドが欠損しているポリペプチドをコ
    ードするDNA。
  10. (10)請求項第1項記載のアミノ酸配列においてN末
    端側の1位及至104位の何れか2個の隣接するアミノ
    酸残基間が切断され、N末端のペプチドが欠損している
    ポリペプチドをコードするDNA。
  11. (11)第2図の塩基配列を有するDNA。
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