JPH04138985A - 衣服捲れ防止具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は衣服捲れ防止具に関し、特に、たとえば、自転
車に騎乗した女性運転者のスカートなどの捲れを防止す
る衣服捲れ防止具に適用して有効な技術に関する。

〔従来の技術〕

たとえば、自転車に騎乗した女性運転者などは、そのス
カートの捲れに気を使いながら運転する。

特に、自転車に騎乗した女性運転者などは、強風時など
においてその一方の手でスカートを押さえながら運転す
る場合がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、前記したようなスカートの捲れに気を使
う運転は、危険性を伴う。

本発明の目的は、スカートなどの衣服の捲れに気を使う
ことなく、安全運転することができる衣服捲れ防止具を
提供することにある。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特微は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
。

〔課題を解決するた給の手段〕

本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、次のとおりである。

すなわち、本発明の衣服捲れ防止具は、自転車。

自動二輪車、自動三輪車などの騎乗型車両側に係止され
る係止具と、前記騎乗型車両に騎乗した運転者の衣服側
に係止される止め具と、前記係止具および前記止め具間
に介在されてその双方を互いに連結している紐状部材と
を備えている構造としたものである。

この場合に、前記紐状部材が弾性伸縮材からなる構造と
することができる。

また、前記紐状部材が長さ調整可能とされている構造と
することができる。

さらに、前記止め具が開閉自在の挟持具からなる構造と
することができる。

また、さらに、前記衣服がスカートとされ、このスカー
トの捲れが防止される構造とすることができる。

〔作用） 前記した衣服捲れ防止具の構造によれば、自転車、自動
二輪車、自動三輪車などの騎乗型車両側に係止される係
止具と、前と騎乗型車両に騎乗した運転者の衣服側に係
止される止め具と、前記係止具および前記止め具間に介
在されてその双方を互いに連結している紐状部材とを備
えているので、前記係止具を前記騎乗型車両側に係止し
、他方、前記止め具を前記騎乗型車両に騎乗した運転者
の衣服の一部、すなわち捲れるおそれのある衣服の一部
に係止してその衣服の捲れが紐状部材のテンションによ
って防止される状態とすることにより、騎乗型車両に騎
乗した運転者はスカートなどの衣服の捲れに気を使うこ
となく、安全運転することができる。

この場合に、前舵紐状部材が弾性伸縮材からなる構造と
すると、その弾性伸縮材の弾性力によるテンションによ
り衣服の捲れを確実に防止することができ、またその弾
性伸縮材の伸縮力により運転者の運転時などにおける動
きが紐状部材によって妨げられることを確実に防止する
ことができる。

また、前記紐状部材が長さ調整可能とされている構造と
すると、その紐状部材の長さの調整により、紐状部材の
テンションや弾性伸縮材からなる紐状部材の弾性力ない
し伸縮力を衣服の捲れや運転者の動きの妨げを防止する
のに最適な状態に調整することができる。

さらに、前記止め具が開閉自在の挟持具からなる構造と
すると、この挟持具により衣服に対する止め具の着脱の
容易化を図ることができる。

〔実施例〕

第１Ｉ！ｌは本発明の一実施例である衣服捲れ防止具を
示す正面図、第２１！Ｉはその側面図、第３図はその使
用状態を示す斜視図である。

第１図に示すように、本実施例における衣服捲れ防止具
は、自転車、自動二輪車、自動三輪車などの騎乗型車両
１側に係止される係止具２と、前記騎乗型車両１に騎乗
した運転者３の衣服３Ａ側に係止される止め具４と、前
記係止具２および前記止め具４間に介在されてその双方
を互いに連結している紐状部材５とを備えている。

前記自転車、自動二輪車、自動三輪車などの騎乗型車両
１側に係止される係止具２は、一対の半リング部材２Ａ
が基端側において互いに軸支され、また各半リング部材
２Ａの自由端側にスナップ機構が形成されて開閉自在と
された構造とされている。

このような構成からなる係止具２は、１１図の一点鎖線
で示すように一対の半リング部材２Ａをその軸支部２Ｂ
を軸芯として開いて、たとえば、自転車などの骨組バイ
ブＩＡなどに遊嵌させた後に、同図実線で示すように軸
支部２Ｂを支点として閉じ、スナップ機構によってその
閉じ状態を保持することにより、騎乗型車両１に係止さ
れる構造とされている。

また、各半リング部材２Ａの内周面側には、天然ゴムや
樹脂ゴムなどからなる弾性材層２Ｃが形成されていて、
この弾性材層２Ｃによって自転車などの骨組バイブＩＡ
に対する滑りを防止するとともにその骨組バイブＩＡに
対する種々な外径の違いを吸収できる構造とされている
。

また、係止具２０半リング部材２Ａの基端側には、前記
紐状部材５の締結用孔２Ｄが形成されている。

前記騎乗型車両１に騎乗した運転者３の衣服３Ａの一部
、すなわち捲れのふそれのあるスカートなどの一部に係
止される止め具４は、一対の挟持板４Ａを有する開閉自
在な挟持具によって構成されている。

止め具４の各挟持板４Ａは互いに対向的に配置されてそ
の中途において軸支され、また各挟持板４Ａの先端側対
向面に滑り止め加工がなされている。

止め具４の各挟持板４Ａは板ばねなどの弾性付勢材４ｂ
によって各挟持板４Ａの先端側が近接する方向に弾性付
勢されていて、この弾性付勢材４ｂの弾性付勢力による
各挟持板４Ａの先端側の挟持力によってスカートなどの
衣服３Ａの一部を挟持し、またその弾性付勢力に抗して
各挟持板４Ａの先端側を第２図の一点鎖線で示すように
拡開させることにより、スカートなどの衣服３Ａに対す
る係止状態が解除される構造とされている。

各挟持板４Ａの基端側には、係止具２と同様に紐状部材
５の締結用孔４Ｃが形成されている。

前言己紐状部材５は、天然ゴムや樹脂ゴムなどの弾性伸
縮材によって形成され、前記係止具２の締結用孔２Ｄお
よび前記止め具４の締結用孔４Ｃを挿通して係止具２お
よび止め具４間に介在してその双方を互いに連結してい
る。

また、本実施例における紐状部材５は、その長さが調整
可能とされている。

長さが調整された連結状紐状部材５は、係止バンド６に
よってその調整後の所定の長さに維持されるようになっ
ている 次に、本実施例の作用について説明する。

たとえば、本実施例の衣照捲れ防止具は、次にようにし
て使用される。

先ず、係止具２の一対の半リング部材２Ａを第１図の一
点鎖線で示すようにその軸支部２Ｂを軸芯として開いて
、たとえば、自転車などの骨組バイブＩＡなどに遊嵌さ
せた後に、同図の実線で示すように軸支部２Ｂを支点と
して閉じ、スナップ機構によってその閉じ状態を保持し
て係止具２を騎乗型車両１に係止させる。

また、止め具４の各挟持板４Ａの先端側を第２図の一点
鎖線で示すように弾性付勢材４ｂの弾性付勢力により抗
して拡開させ、この拡開した各挟持板４Ａの先端側間に
捲れのおそれのあるスカートなどの衣服３Ａの一部を介
在させた後に、同図の実線で示すようにその弾性付勢力
によって閉じてそのスカートなどの衣服３Ａに挟持させ
て係止させる。

このようにして、本実施例の係止具２ふよび止め具４は
、第３図に示すように騎乗型車両１およびスカートなど
の衣服３Ａに夫々係止されるが、この際に、その双方を
連結している紐状部材５の長さを適宜調整しておく。

すなわち、運転者３が騎乗型車両１に騎乗して走行して
いる際に、紐状部材５にテンションが生じ、この紐状部
材５のテンションによって運転者３のスカートなどの衣
ＪＩｉ３Ａが係止具２側に常に引っ張られることにより
衣服３Ａの捲れが防止され、他方、その紐状部材５の引
張によって運転者３０走行時における動きが妨げられな
いように、紐状部材５の長さを適宜調整しておく。

そして、このような調整により、騎乗型車両１に騎乗し
た運転者３は、その紐状部材５のテンションによって衣
服３Ａの捲れが防止され、また運転者３の運転時などに
おける動きが紐状部材５によって妨げられることが防止
される。

この結果、騎乗型車両１に騎乗した運転者３はスカート
などの衣服３Ａの捲れに気を使うことなく、他方、その
運転時の動きが妨げられることなく、安全運転すること
ができる。

特に、本実施例においては、紐状部材５が弾性伸縮材か
らなるため、その弾性伸縮材の弾性力によるテンション
により衣服３Ａの捲れを確実に防止することができ、ま
たその弾性伸縮材の伸縮力により運転者３の運転時など
における動きが紐状部材５によって妨げられることが確
実に防止される。

また、衣服３Ａに係止される止め具４が開閉自在な挟持
具によって構成されているので、この挟持具により衣服
３Ａに対する着脱の容易化を図ることができる。

以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき
具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。

たとえば、前記図示例に右いては、スカートなどの衣服
３Ａの一部が、騎乗型車両１に騎乗した運転者３の前方
斜め下方側に向かって引っ張られることにより、衣服３
Ａの捲れが防止されるように使用されているが、たとえ
ば、本発明においては衣服３Ａが運転者３の後方斜め下
方側に向かって引っ張られることにより、衣服３Ａの捲
れが防止されるように使用することも可能である。

また、前記実施例においては、スカートなどの捲れの防
止に使用されているが、たとえば本発明においてはレイ
ンコートなどの捲れの防止などに使用することも可能で
ある。

さらに、前記紐状部材５のテンションとして弾性伸縮性
が利用されているが、たとえば、本発明においては紐状
部材５を非弾性伸縮性として、衣服３Ａが捲れそうな場
合にのみ、該紐状部材５にテンションが働いてその捲れ
を防止するようにしても良く、あるいは、非弾性伸縮性
の紐状部材５の中間から垂下される重量物によって紐状
部材５に常にテンションがかかることにより、衣服３Ａ
の捲れが防止される構造とすることも可能である。

〔発明の効果〕

本願によって開示される発明のうち、代表的なものによ
って得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりで
ある。

（１）、自転車１　自動二輪車、自動三輪車などの騎乗
型車両側に係止される係止具と、前記騎乗型車両に騎乗
した運転者の衣服側に係止される止め具と、前記係止具
および前記止め具間に介在されてその双方を互いに連結
している紐状部材とを備えているので、前記係止具を前
記騎乗型車両側に係止し、他方、前記止め具を前記騎乗
型車両に騎乗した運転者の衣服の一部、すなわち捲れる
おそれのある衣服の一部に係止してその衣服の捲れが紐
状部材のテンションによって防止される状態とすること
により、騎乗型車両に騎乗した運転者はスカートなどの
衣服の捲れに気を使うことなく、安全運転することがで
きる。

Ｃ２）、前記した場合に、前記紐状部材が弾性伸縮材か
らなる構造とすると、その弾性伸縮材の弾性力によるテ
ンションにより衣服の捲れを確実に防止することができ
、またその弾性伸縮材の伸縮力により運転者の運転時な
どに右ける動きが紐状部材によって妨げられることを確
実に防止することができる。

（３）、前記した場合に、前記紐状部材が長さ調整可能
とされている構造とすると、その紐状部材の長さの調整
により、紐状部材のテンションや弾性伸縮材からなる紐
状部材の弾性力ないし伸縮力を衣服の捲れや運転者の動
きの妨げを防止するのに最適な状態に調整することがで
きる。

（４）、前記した場合に、前記止め具が開閉自在の挟持
具からなる構造とすると、この挟持具により衣服に対す
る止め具の着脱の容易化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である衣服捲れ防止具を示す
正面図、 第２図はその側面図、 第３Ｉ！ｌはその使用状態を示す斜視図である。 １・・・車両、 ＩＡ・・骨組パイプ、 ２・・・係止具、 ２Ａ・・半リング部材、 ２Ｂ・・軸支部、 ２Ｃ・・弾性材層、 ２Ｄ・・締結用孔、 ３・・・運転者、 ３　Ａ ４　・ 　Ａ Ｂ Ｃ ５・ ６　・ ・衣服、 ・止め具、 ・挟持板、 ・弾性付勢材、 ・締結用孔、 ・紐状部材、 ・係止バンド。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、自転車、自動二輪車、自動三輪車などの騎乗型車両
   側に係止される係止具と、前記騎乗型車両に騎乗した運
   転者の衣服側に係止される止め具と、前記係止具および
   前記止め具間に介在されてその双方を互いに連結してい
   る紐状部材とを備えていることを特徴とする衣服捲れ防
   止具。 ２、前記紐状部材が弾性伸縮材からなることを特徴とす
   る請求項１記載の衣服用捲れ防止具。 ３、前記紐状部材が長さ調整可能とされていることを特
   徴とする請求項１、または２記載の衣服捲れ防止具。 ４、前記止め具が開閉自在の挟持具からなることを特徴
   とする請求項１、２、または３記載の衣服捲れ防止具。 ５、前記衣服がスカートとされ、このスカートの捲れが
   防止されることを特徴とする請求項１、２、３または４
   記載の衣服捲れ防止具。