JPS6320335Y2 - - Google Patents

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JPS6320335Y2
JPS6320335Y2 JP317084U JP317084U JPS6320335Y2 JP S6320335 Y2 JPS6320335 Y2 JP S6320335Y2 JP 317084 U JP317084 U JP 317084U JP 317084 U JP317084 U JP 317084U JP S6320335 Y2 JPS6320335 Y2 JP S6320335Y2
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JP
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belt
backpack
bag
backpack belt
fixing base
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JP317084U
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JPS60115017U (ja
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  • Portable Outdoor Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、バツグ類の背負ベルトの止め具に関
する。
旅行または登山用のバツグ類においては、内容
物が相当に重くなるので、単に手提げハンドルだ
けでなく、地上を転動して運ぶためにバツグの底
にキヤスタを付けたり、或は、バツグを背負うた
めのベルトを装着したものが知られている。また
この背負ベルトの長さを任意に調整するために尾
錠を設けることも古くからランドセル等において
使用されている構造である。
本考案は、バツグ類の背負ベルトの長さを任意
に調整する点においては従来と同様の目的を有す
るものであるけれども、単にそれだけではなく下
記に挙げるような利点すなわち便利性を有する有
用な構成を持つているものである。
1 バツグを背負う人の体格に合わせて容易に背
負ベルトを延伸または短縮することができる。
2 バツグを背負つた状態で、更に自分で背負ベ
ルトを引き締め、または引き伸ばすことが容易
である。
3 背負つたバツグを下ろすときに、単に腕を背
負ベルトから抜くことに困難(ランドセルの場
合は、尾錠を外している)であるのでベルトを
迅速かつ十分に緩めることができるようにす
る。
本考案の背負ベルト止め具は、上記の利点を得
るために、極めて簡単な機構によつてその目的を
達成することを図面を参照して以下説明する。
第1図は、旅行バツグ10を例示する斜視図で
あつて、図示はしないが、バツグの底部にキヤス
タをつけたものもあり、手提バンド1によつて持
ち運ぶのが通例であつて、バツグ本体2は、上部
のチヤツク3によつて開閉され、側部の袋区割
4,5も同様にチヤツクで開閉される。
本考案の背負ベルトは、第1図に例示した旅行
バツグ10の背面を示す第2図において、一本の
長いベルト6として示すように、バツグ側面上部
の7,7およびバツグ底部9に接近する好ましく
は下向きの部分11の8,8の位置にバツグに固
着した本考案の止め具によつてバツグ側面に背負
ベルト状に取付けられている。止め具7,7より
上方のベルトは、第1図の手提バンド1に相当す
る部分であるので1′の符号も重複して付けてあ
る。
止め具8,8より下方のベルトは、適当の余裕
長の部分であつて、その先端には、このベルトを
各止め具7,8を通した後に適当に設けた抜け止
め片12がある。
本考案のベルト止め具7,8は、第2図では図
示の関係上、単なる四角片として示したけれど
も、これを拡大して示す斜視図が第3図である。
止め具7および8は、本質的に同一の構造で差
支ないので第3図により7,8として共通的に説
明する。
本考案のベルト止め具7,8は、バツグ本体の
布地に止め鋲13によつて固着される細長い固定
台15と、この固定台の中心に設けた細長い貫通
スロツト16から第3図のように首を出している
ベルトの途中18に引つかけられた棒状部分(首
を出したベルト18の中に巻き込まれた部分)1
7を有するリング20とから成つている。従つ
て、第3図においてバツグの布地は、第3図の紙
面で示されていることになる。なお、固定台7,
8の側縁は、ベルト6が通り易いために低いゲー
ト状の切欠部21を設けて示したが、実際には、
この切欠部がなくても、バツグ布地自身が柔軟な
場合にはベルト6の通過に支障は来たさないこと
が分つた。
或は、また、ベルト6の表面がむしろ滑りやす
いナイロン製などの場合には固定台15の貫通ス
ロツト16やゲート状の切欠部21に適当の鋸歯
状の摩擦部(図示せず)を設けてもよい。
以上の説明で、本考案のベルト止め具7,8の
各固定台を第2図のようにバツグ側面および下面
付近に鋲で取付けること、そして、それらの固定
台15の側方から下を通つてベルト6を通しなが
ら、固定台のスロツト16から首を出して折り返
し、これにリング20を通して(ベルト6から見
れば、リング20の中を通つて棒状部分17を巻
き込んで)最終的に第2図に示すようにベルト6
の両先端に抜け止め12を設けることによつて第
3図のように止め具7,8によつて止められた背
負ベルト6が第2図の状態となることが分るであ
ろう。
次に、第3図および本考案の止め具の作用を説
明するための第4図AおよびBを参照して本考案
の特徴について更に具体的に述べる。
説明の順序として、いま背負ベルト6が第2図
のようにその腕を通す部分が或る長さにあるとき
に、その長さを変えようと思う場合には、第3図
の状態にあるリング20を指先で持つて引つぱれ
ばベルト6は容易に引き出されるので、いま上方
の止め具7について説明すれば、その際に他方の
手でベルト6を固定台7の上方22または下方2
3で抑えて(バツグ側面に押しつけて)いれば、
リング20によつて引き出されるベルトの部分
は、それぞれ腕を通す部分6と手提バンド部分
1′とであるので、次にベルトを抑える側を反対
にしてベルトを上下方向に引き伸せば、リング2
0によつて引き出された長さだけベルトの固定位
置が調整されたことになる。
同様に、バツグ下方の止め具8についても同様
の操作で背負ベルト6の長さを調整することがで
きることについては、同様(背負ベルト6と止め
具8との上下関係位置は変るけれども)であるの
で説明を繰り返す必要はないであろう。
このような、背負ベルト長の調整動作は、バツ
グ10を背中から下ろした第2図の状態だけでな
く、自分の背中に背負つたまゝでも自分の手で行
なうことができ、リング20はそのために指先で
持ち易い形状に作ることが好ましく、希望なら
ば、リング20の把手部20′に図示しない適当
の紐、鎖などを結びつけて更に引き易くすること
もできる。
更に、図示はしないが、好ましい実施例として
説明を付加すれば固定台15の長さ、従つて細長
スロツト16の長さをバツグ側面の許容範囲にお
いて横方向、すなわち人の肩幅の方向に長くする
ことによつて、背負ベルト6の固定位置すなわち
人の肩幅方向の位置を自由に調整できるので便利
である。
以上で、本考案の背負ベルト止め具の動作説明
を終るが、次にこの止め具の設計上の問題に触れ
ておく。
第4図Aおよび第4図Bは、第3図−線に
おける要部の断面を示す2つの実施例である。第
4図Aは最も好ましい寸法関係を示し、第4図B
は特別の考慮を含まない一般的の状態を示す。
まづ、最も好ましい寸法関係とは何かについて
説明すると、第4図Aにおいて固定台15の細長
スロツト16の幅をDとしリング20の棒状部分
17の直径をdとし、ベルト6の厚さをtとする
と、 d+2t>D ……(1) d<D ……(2) なる関係が成立するように設計することである。
それによつて得られる止め具としての効果は、バ
ツグ10を背負つたときにバンド6に加わる張力
を考えれば容易に理解されるように、リングの棒
状部分17は、固定台のスロツト16内に引つぱ
り込まれようとするときにベルト厚の2倍だけ直
径が大きくなつた楔となつてスロツト16に押し
込まれることになるので背負ベルト6に張力が加
わるほど止め具としてのベルト把持作用は強固と
なることが有利な特徴ということができる。
第4図Bは、特に上記のような楔作用を期待し
てはいないけれども、前述の本考案止め具の一般
目的を達成するに十分な一例を示し、この場合に
は、リングの棒状部分17′とベルト厚18′およ
び固定台の細長スロツト16の幅との寸法関係に
は特別の力学的効果は期待しないけれども、むし
ろリングの棒状部分17′の直径dを固定台スロ
ツト16の幅より大きくした場合、或は、固定台
スロツト16の幅をベルト6の2つ折り厚さ2tが
通り得る程度とした場合を示すものと考えて差支
ない。この場合であつても、リング棒状部分1
7′とベルト6との接触面、固定台スロツト16
とベルト6との接触面がよほどの滑り易い面でな
い限り、通常の摩擦によつてベルト止め具として
の効果は十分に期待されるものである。
なお、図面には、意識的にこれらの部分間の接
触部分を丸味を持つように示したけれども、通常
の角部を有するものでは、部分相互間の摺動は生
じ難いので更にベルト止め具としての効果が大き
くなることはいうまでもない。いいかえれば本考
案のベルト止め具は、強いて第4図のように接触
摺動部分に丸味をつける必要はないことを意味し
ている。
以上、本考案の背負ベルトの止め具について例
示的に説明したが、止め具7,8のバツグへの取
付位置の多少の変更、リング20の形状構造の多
少の変化などは、本考案の要旨以内において適宜
に実施できることは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、旅行バツグ等を例示する斜視図、第
2図は、第1図の旅行バツグの背面斜視図であつ
て、本考案の背負ベルト止め具を略示する図、第
3図は、第2図に略示した背負ベルト止め具の使
用状態を示す拡大斜視図、第4図AおよびBは、
第3図−線に沿う断面図であつて、本考案の
止め具の2実施例を示す説明図である。 1……手提バンド、2……バツグ本体、3……
上部チヤツク、4,5……側部の袋、6……背負
ベルト、7,8……ベルト止め具、9……バツグ
底部、10……バツグ、11……バツグの下向部
分、12……抜け止め片、13……止め鋲、15
……止め具の固定台、16……固定台の細長貫通
スロツト、17……リングの棒状部分、18……
ベルトの折り返し部分、20……リング、20′
……リング把手部分、21……固定台の切欠部、
22,23,24,25……背負ベルト長を調整
するとき抑える部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 バツグ類の一側面の上部および下部に2個づ
    つ並べて固着され、前記バツグを背負うための
    ベルトを通し、かつ前記背負ベルトの有効長を
    調整することのできる止め具であつて、前記止
    め具7,8の各々は、前記背負ベルト6を折り
    重ね状態で通すことのできる幅と長さとを持つ
    細長い貫通スロツト16を持ち前記バツグ側面
    に鋲着される細長い固定台15と、前記背負ベ
    ルト6の幅よりも少なくも長い棒状部分17を
    持つリング20とを有し、前記背負ベルト6が
    前記固定台15の一側方から前記固定台の下を
    通り、前記細長貫通スロツト16をいつたん通
    過して前記リング20の棒状部分17を巻き込
    みながら折り返して前記細長貫通スロツト16
    を再び通り、前記固定台の下から他の側方に出
    るように構成されたバツグ類の背負ベルトの止
    め具。 2 前記背負ベルト6に巻き込まれる前記リング
    20の前記棒状部分17の長さは、前記固定台
    15の前記細長スロツト16の長さにほぼ等し
    いことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載のバツグ類の背負ベルトの止め具。 3 前記固定台15の前記細長スロツト16の長
    さは、前記背負ベルト6の幅よりも長く形成さ
    れることによつて前記バツグに対する背負ベル
    ト6の固定位置を水平方向に調整できることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載のバツグ類の背負ベルトの止め具。 4 前記固定台15の細長スロツト16の幅D
    と、前記リング20の棒状部分17の直径d
    と、前記ベルト6の厚さtとの寸法関係は、 d+2t>D ……(1) d<D ……(2) であることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項乃至第3項のいづれかに記載のバツグ
    類の背負ベルトの止め具。 5 前記固定台15の前記両側方に前記背負ベル
    ト6の通るための切欠部21を有することを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項乃至第
    4項のいづれかに記載のバツグ類の背負ベルト
    の止め具。 6 前記背負ベルト6と接触する前記固定台15
    の部分16,21に鋸歯状の摩擦部を形成した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項乃至第5項のいづれかに記載のバツグ類の背
    負ベルトの止め具。
JP317084U 1984-01-13 1984-01-13 バツグ類の背負ベルトの止め具 Granted JPS60115017U (ja)

Priority Applications (1)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP317084U JPS60115017U (ja) 1984-01-13 1984-01-13 バツグ類の背負ベルトの止め具

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Publication Number Publication Date
JPS60115017U JPS60115017U (ja) 1985-08-03
JPS6320335Y2 true JPS6320335Y2 (ja) 1988-06-06

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ID=30477544

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JP317084U Granted JPS60115017U (ja) 1984-01-13 1984-01-13 バツグ類の背負ベルトの止め具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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PL2706885T3 (pl) * 2011-05-07 2018-05-30 Corey David Nielsen Podnośnik pasowy do użycia pomiędzy dwoma osobami

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JPS60115017U (ja) 1985-08-03

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