JPH04138445U - 梯子を備えた地下構造物用蓋受枠 - Google Patents

梯子を備えた地下構造物用蓋受枠

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JPH04138445U
JPH04138445U JP4769391U JP4769391U JPH04138445U JP H04138445 U JPH04138445 U JP H04138445U JP 4769391 U JP4769391 U JP 4769391U JP 4769391 U JP4769391 U JP 4769391U JP H04138445 U JPH04138445 U JP H04138445U
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武司 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 起伏自在な梯子を備えた地下構造物用蓋受枠
において、簡単な操作で梯子を起立状態に確実に保持す
る。 【構成】 蓋受枠1の内周面に取付座2を設け、この取
付座2に梯子11の左右の取付部材12を枢支する連結
部材8を備えた取付枠3を取付け、取付部材13の基部
を支軸10により起伏可能に枢支する。連結部材8は二
股状の挟持部8aを有し、さらに取付部材13は幅拡部
13aと幅狭片13bとを形成し、この幅狭部13bに
は支軸10が挿通する長孔13cを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、上下水道、電力通信用などの地下構造物として設置された受枠の開 口部に設けられる転落防止及び昇降用の梯子を備えた地下構造物用蓋受枠に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来から転落防止用及び昇降用の梯子を備えた地下構造物用蓋受枠として、例 えば実公昭60−33162号公報に掲載された梯子付のマンホールが知られて いる。
【0003】 このマンホールは、蓋枠の内周面に梯子の左右側杆を枢支する枢着片を突設し 、側杆の基部をピンにより前記枢着片に起伏可能に枢支したものであり、起立状 態で梯子の側杆と枢着片とを直接固定する固定機構を設けている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この固定機構は梯子の側杆の基部と枢着片とを固定する構造である ため、充分な強度を持つことができず、起立した状態での安定性に欠け、ぐらつ く等の問題点がある。また、長孔を長く形成して深く差込む必要があるが、あま り長く形成すると、梯子の先端部に強い荷重がかかった場合など固定機構そのも のが破損するという問題がある。
【0005】 本考案は、このような問題点を解消するものであり、起伏可能な梯子を備えた 地下構造物用蓋受枠において、簡単な操作で梯子を起立状態に確実に保持するこ とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の梯子を備えた地下構造物用蓋受枠は、上記目的を達成するために、受 枠の開口部内周面に取付座を設け、梯子の基端部の取付部材を起伏可能に枢支す る連結部材を備えた取付枠を前記取付座に取付け、前記連結部は二股状の挟持部 を有し、前記取付部材は前記挟持部に挟持される幅狭部とこれに階段状に連なる 幅拡部とを有し、前記梯子を起立させると前記取付部材が梯子とともに下降し、 前記幅拡部の張出面と前記挟持部の上面及び前記幅狭部の面合部と前記挟持部内 の垂直面とがそれぞれ当接する前記取付部材スライド用の長孔を前記幅狭部に形 成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案の梯子を備えた地下構造物用蓋受枠においては、梯子を倒伏状態から起 立させると共に、取付部材の幅拡部の張出面を連結部材の上面に当接させること により、梯子回転を拘束させて起立状態を保持させる。
【0008】
【実施例】
次いで、図に示す実施例に基づいて本考案の特徴を具体的に説明する。
【0009】 図1は梯子の起立状態を示す本実施例の梯子を備えた地下構造物用蓋受枠の斜 視図、図2は梯子の倒伏状態を示す平面図、図3は取付座周辺の分解斜視図、図 4は図2のA−A線矢視断面図、図5は連結部材と取付部材の連結状態を説明す るための斜視図である。
【0010】 1は地下構造物用蓋の受枠であり、開口部内周面に取付座2を設けている。こ の取付座2は、図3に示すように開口部内周面から内方へ向かう弓形状の水平棚 部2aとこの水平棚部2aから上方に突設した突起2bを有しており、受枠1の 内周面に60度の等間隔で6か所設けている。 3は取付枠であり、折り曲げ成形されたフレーム3aとこのフレーム3aを連 結する補強用のロッド3bを備えており、左右一対の取付枠3は固定具4を介し てそれぞれ2か所の取付座2に取付けられている。
【0011】 4は、取付枠3にボルト7a・ナット7bで取付けられた固定具であり、図3 に示すように、受枠1の取付座2に設けた突起2bが嵌入可能な切欠5aとボル ト孔5bを有する上ブロック5と、ボルト孔6aを有する断面逆L字型の下ブロ ック6とで構成されており、この上下ブロック5,6で取付座2を挟みボルト7 a・ナット7bを螺合して締付け固定することができる。
【0012】 連結部材8は取付枠3にボルト・ナット9で固定された断面矩形の部材であり 、図4および図5に示すように、先端部には、後述する梯子11に設けた取付部 材13の幅狭部13bを挟み込む二股状の挟持部8aを形成し、さらに支軸10 挿通用の通孔8bを形成している。
【0013】 梯子11はフレーム11a及びこのフレーム11aを連結する6本の横杆11 bで構成され、梯子11の先端部には梯子11を倒した状態で受枠1の開口部内 周面に設けた取付座2に係止するL型状の係止片12を左右一対設けている。こ の係止片12には取付座2の突起2bに係止する切欠12aが形成されている。 さらに梯子11の基端部にはフレーム11a及び横杆11bと連結された取付部 材13が設けられている。この取付部材13は図4及び図5に示すように一側に は幅拡部13aを形成し、他側には前記した連結部材8の挟持部8aに挟持させ ることができる幅の幅狭部13bを形成し、さらにこの幅狭部13bには縦長の 長孔13cを形成している。13dは幅狭部13bの下端を円弧状に切欠したR 部である。
【0014】 このように、梯子11に設けた取付部材13の幅狭部13bを連結部材8の挟 持部8aに挟み込み、通孔8b及び長孔13cを挿通した支軸10によって梯子 11を起伏可能に取付枠3に連結している。このため、梯子11を起立した状態 では、図4の一点鎖線、あるいは図5に示すように、梯子11の自重によって連 結部材8の上面と取付部材13の幅拡部13aの張出面13d及び幅狭部13b の面合部13eと挟持部8aの垂直面8cとが当接した状態となり、起立状態で 梯子11がぐらつくことがない。また、梯子11を転落防止として使用する際に は、支軸10が長孔13cの下端部に位置するまで梯子11を一端持ち上げ、そ の状態で倒せばよい。
【0015】 なお、取付枠3は固定具4をボルト7a・ナット7bで締付けることによって 、受枠1の取付座2に固定したものである。したがって、ボルト7a・ナット7 bを緩めることにより取外し可能となるため、設置後であっても開口部内周面の 6箇所に設けた取付座2のどの部分にでも付け替えることができる。
【0016】 また、取付枠3は左右一対となっており、それぞれ2箇所の取付座2に取り付 けられているため、連結部材8に加わる荷重を分散してぐらつきや不安定さを解 消している。
【0017】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案の梯子を備えた地下構造物用蓋受枠は、受枠の 開口部内周面に取付座を設け、梯子の基端部の取付部材を起伏可能に枢支する連 結部材を備えた取付枠を前記取付座に取付け、前記連結部は二股状の挟持部を有 し、前記取付部材は前記挟持部に挟持される幅狭部とこれに階段状に連なる幅拡 部とを有し、前記梯子を起立させると前記取付部材が梯子とともに下降し、前記 幅拡部の張出面と前記挟持部の上面及び前記幅狭部の面合部と前記挟持部内の垂 直面とがそれぞれ当接する前記取付部材スライド用の長孔を前記幅狭部に形成し た。このため梯子を起立させ長孔に沿ってスライドさせたときにに取付部材の幅 拡部の張出面と連結部材の上面、及び幅狭部の面合部と挟持部内の垂直面とがそ れぞれ当接した状態となり、梯子の回転を拘束し昇降時にもぐらつくことはなく 、簡単な操作で梯子を起立状態に確実に保持することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】梯子を起立した状態を示す本実施例の梯子を備
えた地下構造物用蓋受枠の斜視図である。
【図2】梯子を倒した状態を示す本実施例の梯子を備え
た地下構造物用蓋受枠の平面図である。
【図3】取付座周辺の分解斜視図である。
【図4】図2のA−A線矢視断面図である。
【図5】連結部材と取付部材の連結状態を説明するため
の斜視図である。
【符号の説明】
1 受枠 2 取付座 2a 水平棚部 2b 突起 3 取付枠 4 固定具 5 上ブロック 6 下ブロック 8 連結部材 8a 挟持部 8b 通孔 8c 垂直面 10 支軸 11 梯子 11a フレーム 11b 横杆 12 係止片 13 取付部材 13a 幅拡部 13b 幅狭部 13c 長孔 13d 張出面 13e 面合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受枠の開口部内周面に取付座を設け、梯
    子の基端部の取付部材を起伏可能に枢支する連結部材を
    備えた取付枠を前記取付座に取付け、前記連結部は二股
    状の挟持部を有し、前記取付部材は前記挟持部に挟持さ
    れる幅狭部とこれに階段状に連なる幅拡部とを有し、前
    記梯子を起立させると前記取付部材が梯子とともに下降
    し、前記幅拡部の張出面と前記挟持部の上面及び前記幅
    狭部の面合部と前記挟持部内の垂直面とがそれぞれ当接
    する前記取付部材スライド用の長孔を前記幅狭部に形成
    したことを特徴とする梯子を備えた地下構造物用蓋受
    枠。
JP1991047693U 1991-06-24 1991-06-24 梯子を備えた地下構造物用受枠 Expired - Lifetime JP2554624Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102619464B1 (ko) * 2022-10-21 2024-01-02 주식회사 호남금속 수압 조절 및 추락 방지 안전 맨홀커버

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013397U (ja) * 1983-07-07 1985-01-29 株式会社 福原鋳物製作所 マンホ−ル
JPS6033162U (ja) * 1983-08-13 1985-03-06 富士高分子株式会社 温風こたつ

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JP2554624Y2 (ja) 1997-11-17

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