JPH04137901A - 同軸型誘電体共振器の製造方法 - Google Patents
同軸型誘電体共振器の製造方法Info
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- JPH04137901A JPH04137901A JP26098590A JP26098590A JPH04137901A JP H04137901 A JPH04137901 A JP H04137901A JP 26098590 A JP26098590 A JP 26098590A JP 26098590 A JP26098590 A JP 26098590A JP H04137901 A JPH04137901 A JP H04137901A
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- dielectric resonator
- outer conductor
- coaxial dielectric
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 32
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 238000009966 trimming Methods 0.000 abstract description 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は 高周波帯で用いられる同軸型誘電体共振器及
びその製造方法に関するものであム従来の技術 近蝦 高周波帯で使用される各種機器で(表 誘電体を
用いた同軸型共振器が回路に接続され利用されるように
なってきた。
びその製造方法に関するものであム従来の技術 近蝦 高周波帯で使用される各種機器で(表 誘電体を
用いた同軸型共振器が回路に接続され利用されるように
なってきた。
以下、従来の同軸型誘電体共振器について説明する。
第7図・第9図は従来の同軸型誘電体共振器であり、第
8図・第1O図は各々第7図・第9図のA−A’線断面
図である。11はマイカやガラス粒等からなる誘電体、
12は円形又は矩形からなる内部導体、13は円形又は
矩形状の外部導体、14は内部導体12と外部導体I3
を接続する短絡面、15は開放端部、17はステップで
ある。同軸型誘電体共振器はステップ17を有する同軸
状の誘電体IIの内周面に内部導体12を形成し、外周
面には外部導体I3を形成し、前記両導体は短絡面14
で接続され、短絡面14の反対側は導体のない開放端部
15を形成し構成されている。
8図・第1O図は各々第7図・第9図のA−A’線断面
図である。11はマイカやガラス粒等からなる誘電体、
12は円形又は矩形からなる内部導体、13は円形又は
矩形状の外部導体、14は内部導体12と外部導体I3
を接続する短絡面、15は開放端部、17はステップで
ある。同軸型誘電体共振器はステップ17を有する同軸
状の誘電体IIの内周面に内部導体12を形成し、外周
面には外部導体I3を形成し、前記両導体は短絡面14
で接続され、短絡面14の反対側は導体のない開放端部
15を形成し構成されている。
以上のように構成された従来の同軸型誘電体共振器につ
いて、以下その動作を説明する。
いて、以下その動作を説明する。
第8図・第1O図に示される領域I・■の特性インピー
ダンスZl−22の比によりTEM姿懇のスプリアス共
振周波数を制御している。
ダンスZl−22の比によりTEM姿懇のスプリアス共
振周波数を制御している。
発明が解決しようとする課題
しかしなから上記従来の構成では、TEM姿態のスプリ
アス共振周波数しか制御できず、また、同軸型誘電体共
振器の形状は金型等で決定するために、設計の柔軟性に
かけるという問題点かあった。
アス共振周波数しか制御できず、また、同軸型誘電体共
振器の形状は金型等で決定するために、設計の柔軟性に
かけるという問題点かあった。
課題を解決するための手段
本発明は、外部導体上面の少なくとも1部を切り欠いた
ものである。また、その製造方法は、製造工程中に外部
導体上面の一部を切り欠く工程を有するようにしたもの
である。
ものである。また、その製造方法は、製造工程中に外部
導体上面の一部を切り欠く工程を有するようにしたもの
である。
作用
上記構成により、同軸型誘電体共振器の基本外形を変え
ずに、TEM−TE姿態のスプリアス共振周波数を容易
に制御することかできる。
ずに、TEM−TE姿態のスプリアス共振周波数を容易
に制御することかできる。
実施例
第1図は本発明の一実施例における同軸型誘電体共振器
の斜視図であり、第2図は第1図A−A′線断面図であ
る。lは誘電体、2は内部導体、3は外部導体、4は短
絡面、5は開放端部、7はステップであり、これらは従
来例と同様のものであるので説明を省略する。6は外部
導体の開放端部側の上面の角部を一部トリミング等で切
り欠いた切り欠き部である。この切り欠き部の大きさの
範囲を変えることてスプリアス共振周波数を制御するこ
とか可能となり、TE姿態のスプリアス共振周波数は低
い方向に大きく変化する。
の斜視図であり、第2図は第1図A−A′線断面図であ
る。lは誘電体、2は内部導体、3は外部導体、4は短
絡面、5は開放端部、7はステップであり、これらは従
来例と同様のものであるので説明を省略する。6は外部
導体の開放端部側の上面の角部を一部トリミング等で切
り欠いた切り欠き部である。この切り欠き部の大きさの
範囲を変えることてスプリアス共振周波数を制御するこ
とか可能となり、TE姿態のスプリアス共振周波数は低
い方向に大きく変化する。
第3図は他の実施例の同軸型誘電体共振器の斜視図であ
り、第4図はそのA−A’線断面図である。開放端部5
に隣接し矩形の外部導体3の角及び上面の一部をトリミ
ング等で切断して切り欠き部6a、6bか形成されてい
る。この切り欠き部6a、6bの切り欠き面の大きさを
変えることでスプリアス共振周波数を制御することか可
能となり、また、TEM−TE姿態のスプリアス共振周
波数は高くなり、変化量は比較的小さい。
り、第4図はそのA−A’線断面図である。開放端部5
に隣接し矩形の外部導体3の角及び上面の一部をトリミ
ング等で切断して切り欠き部6a、6bか形成されてい
る。この切り欠き部6a、6bの切り欠き面の大きさを
変えることでスプリアス共振周波数を制御することか可
能となり、また、TEM−TE姿態のスプリアス共振周
波数は高くなり、変化量は比較的小さい。
尚、切り欠き部は1乃至複数段けてもよく、また、切り
欠き部は外部導体の一辺や角部と限定する必要はなく、
切り欠き箇所を組み合わせることでスプリアス共tjA
眉波数を容易に制御することかできる。
欠き部は外部導体の一辺や角部と限定する必要はなく、
切り欠き箇所を組み合わせることでスプリアス共tjA
眉波数を容易に制御することかできる。
更に、導体部のみてなく、誘電体の一部をも同時に切り
欠いてもよい。
欠いてもよい。
以上のように構成された本実施例の同軸型誘電体共振器
について、スプリアス共振周波数の変化を調べた。
について、スプリアス共振周波数の変化を調べた。
第5図は、矩形の外部導体の一側壁中央部の上面を一箇
所切り欠いたもの、第6図は、矩形の外部導体の角部を
一箇所切り欠いた同軸型誘電体共振器を用いて行った。
所切り欠いたもの、第6図は、矩形の外部導体の角部を
一箇所切り欠いた同軸型誘電体共振器を用いて行った。
第5図、第6図から、切り欠き部の場所・組み合わせに
よって極めて容易にスプリアス共振周波数を制御するこ
とかできることが判る。
よって極めて容易にスプリアス共振周波数を制御するこ
とかできることが判る。
発明の効果
本発明は、同軸型誘電体共振器の、外部導体又は外部導
体及び誘電体の少なくとも1箇所を切り欠くことにより
、スプリアス共振モードを容易に制御できる。
体及び誘電体の少なくとも1箇所を切り欠くことにより
、スプリアス共振モードを容易に制御できる。
更に、本発明の同軸型誘電体共振器を用いてバンドパス
フィルタ・共用器・VCO等を構成することで高調波を
極めて容易に制御できるものである。
フィルタ・共用器・VCO等を構成することで高調波を
極めて容易に制御できるものである。
第1図・第3図は本発明の一実施例における同軸型誘電
体共振器の斜視図、第2図・第4図は各々第1図・第3
図のA−A’線断面図、第5図・第6図は切り欠き部に
よる共振周波数の変化図、第7図・第9UjJは従来の
同軸型誘電体共振器の斜視図、第8図・第1θ図は各々
第7図・第9図のA−A’線断面図である。 1.1.1・・・誘電体 2.12・・・内部導体3
.13・・・外部導体 4,14・・・短絡面5.15
開放端部 6.6a、6b・・・切り欠き部 7.17・・・ステップ
体共振器の斜視図、第2図・第4図は各々第1図・第3
図のA−A’線断面図、第5図・第6図は切り欠き部に
よる共振周波数の変化図、第7図・第9UjJは従来の
同軸型誘電体共振器の斜視図、第8図・第1θ図は各々
第7図・第9図のA−A’線断面図である。 1.1.1・・・誘電体 2.12・・・内部導体3
.13・・・外部導体 4,14・・・短絡面5.15
開放端部 6.6a、6b・・・切り欠き部 7.17・・・ステップ
Claims (1)
- (1)外部導体と内部導体とを有し、短絡端部で接続さ
れた同軸型誘電体共振器において、外部導体上面の少な
くとも一部に切欠部を設けた事を特徴とする同軸型誘電
体共振器。(2)外部導体と内部導体とを有し、短絡端
部で接続された同軸型誘電体共振器の製造方法において
、外部導体上面の少なくとも一部を所定のスプリアス共
振周波数となる様に切削する事を特徴とする同軸型誘電
体共振器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26098590A JP2917481B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 同軸型誘電体共振器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26098590A JP2917481B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 同軸型誘電体共振器の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04137901A true JPH04137901A (ja) | 1992-05-12 |
JP2917481B2 JP2917481B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=17355473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26098590A Expired - Fee Related JP2917481B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 同軸型誘電体共振器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2917481B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07176921A (ja) * | 1993-12-20 | 1995-07-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 同軸型誘電体共振器 |
EP0827232A2 (en) * | 1996-08-30 | 1998-03-04 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Dielectric filter |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP26098590A patent/JP2917481B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07176921A (ja) * | 1993-12-20 | 1995-07-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 同軸型誘電体共振器 |
EP0827232A2 (en) * | 1996-08-30 | 1998-03-04 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Dielectric filter |
EP0827232A3 (en) * | 1996-08-30 | 1999-03-10 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Dielectric filter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2917481B2 (ja) | 1999-07-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |