JPS58194406A - 同軸誘電体共振器 - Google Patents
同軸誘電体共振器Info
- Publication number
- JPS58194406A JPS58194406A JP7682182A JP7682182A JPS58194406A JP S58194406 A JPS58194406 A JP S58194406A JP 7682182 A JP7682182 A JP 7682182A JP 7682182 A JP7682182 A JP 7682182A JP S58194406 A JPS58194406 A JP S58194406A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- frequency
- resonator
- dielectric
- outer conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P7/00—Resonators of the waveguide type
- H01P7/04—Coaxial resonators
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、分布定数型で小型の同軸誘電体共振器に関す
るものである。
るものである。
近年超高周波帯の装置を小型化するために活発な開発が
なされており、フィルタ、分波器1発振器の小型化に対
する要請もきわめて強くなっている。このためには周波
数を選択する手段、即ち共振器を低損失特性を失なわず
に小型化する手段が必要となる。この要求を満すものと
して同軸共振器の内外導体間に低損失、高誘電率特性を
もった誘電体を充填する方法がとられている。最初にこ
の誘電体共振器について説明する。
なされており、フィルタ、分波器1発振器の小型化に対
する要請もきわめて強くなっている。このためには周波
数を選択する手段、即ち共振器を低損失特性を失なわず
に小型化する手段が必要となる。この要求を満すものと
して同軸共振器の内外導体間に低損失、高誘電率特性を
もった誘電体を充填する方法がとられている。最初にこ
の誘電体共振器について説明する。
第1図はVHF−UHF帯でしばしは用いられるように
なった4分の一波長型の誘電体充填構造の同軸共振器の
従来例で、aは軸に平行な方向の断面図、bはa図のA
−A′における断面図を示す。
なった4分の一波長型の誘電体充填構造の同軸共振器の
従来例で、aは軸に平行な方向の断面図、bはa図のA
−A′における断面図を示す。
11は円筒形状の誘電体、12,13.14は誘電体1
1の表面に形成された導体膜で、それぞれ同軸共振器の
外部導体、内部導体、短絡導体を示す。通常外部導体1
2.内部導体13.短絡導体14等の導体膜は、銀の焼
付け、あるいは銅の無電解メッキ等の技術で形成するこ
とができる。15は円柱状の中心導体であり、導電性接
着剤、・・ンダ等で内部導体13に固定される。この円
柱状中心導体16は、外部回路との接続、共振器の固定
に使われるものである。ところでこの共振器は、中心導
体16の一端が短絡、他端が開放となったλg TEMモードー−型の共振器である。共振波長は、誘電
率と1の平方根に逆比例するから、誘電体11を充填す
ることにより、共振器長は1/4ε1に短縮される。ま
た誘電体損失−δが十分小さければ、誘電体11を充て
んすることに帰因する無負荷Qの劣化もほとんどない。
1の表面に形成された導体膜で、それぞれ同軸共振器の
外部導体、内部導体、短絡導体を示す。通常外部導体1
2.内部導体13.短絡導体14等の導体膜は、銀の焼
付け、あるいは銅の無電解メッキ等の技術で形成するこ
とができる。15は円柱状の中心導体であり、導電性接
着剤、・・ンダ等で内部導体13に固定される。この円
柱状中心導体16は、外部回路との接続、共振器の固定
に使われるものである。ところでこの共振器は、中心導
体16の一端が短絡、他端が開放となったλg TEMモードー−型の共振器である。共振波長は、誘電
率と1の平方根に逆比例するから、誘電体11を充填す
ることにより、共振器長は1/4ε1に短縮される。ま
た誘電体損失−δが十分小さければ、誘電体11を充て
んすることに帰因する無負荷Qの劣化もほとんどない。
このように低損失誘電体を用いることにより、小型で高
Qの共振器が実現できるが、この共振器を用いてフィ“
ルタ等の装置を構成する場合、共振周波数のばらつきが
問題となる。
Qの共振器が実現できるが、この共振器を用いてフィ“
ルタ等の装置を構成する場合、共振周波数のばらつきが
問題となる。
第1図に示す共振器において共振器長をL+mm。
誘電率をと1.共振周波数をfrGHz とすると、
λg/4型共振器の場合 となり、εz = 36 、 L+ = 16MMのと
きjr=83QMHzとなる。したがって共振器長L1
と誘電率εrで共振周波数が定寸るがこのうち可変でき
るものは共振器長L1だけであるから、周波数調整には
第1図に示す如く、共振器の開放端を△Lまたけ、研磨
して短くして共振周波数を調整していた。(この手法は
周波数を上げることのみが可能であるがら、共振器長L
1は調整前には目標値より低くなければならない)。
λg/4型共振器の場合 となり、εz = 36 、 L+ = 16MMのと
きjr=83QMHzとなる。したがって共振器長L1
と誘電率εrで共振周波数が定寸るがこのうち可変でき
るものは共振器長L1だけであるから、周波数調整には
第1図に示す如く、共振器の開放端を△Lまたけ、研磨
して短くして共振周波数を調整していた。(この手法は
周波数を上げることのみが可能であるがら、共振器長L
1は調整前には目標値より低くなければならない)。
この調整法は、共振器の外部導体12.誘電体11、内
部導体13.中心導体15をすべて短くする手法であり
、調整(研磨)に時間を要し、長さに対する感度依存性
が高く調整が微妙であり、また調整中に共振周波数をモ
ニタできない等の欠やよ□、1いえ。
j1本発明は、前述の欠点を改善した誘電体
同軸共振器を提供せんとするものである。
部導体13.中心導体15をすべて短くする手法であり
、調整(研磨)に時間を要し、長さに対する感度依存性
が高く調整が微妙であり、また調整中に共振周波数をモ
ニタできない等の欠やよ□、1いえ。
j1本発明は、前述の欠点を改善した誘電体
同軸共振器を提供せんとするものである。
本発明の原理は、周波数調整を同軸共振器の開放端近傍
の外部導体のみ、あるいは外部導体と接している誘電体
の一部を切除して行なわんとするものである。
の外部導体のみ、あるいは外部導体と接している誘電体
の一部を切除して行なわんとするものである。
第2図は本発明の第1の実施例である同軸誘電体共振器
で、aは軸方向の断面図、bはaのA−A′ における
断面図を示す。
で、aは軸方向の断面図、bはaのA−A′ における
断面図を示す。
図において11は誘電体、12は外部導体、13は内部
導体、14は内部導体13と外部導体12とを接続する
短絡導体、16は内部導体13に接続する円柱状中心導
体である。この中心導体16は必らずしも必要でなく、
必要に応じて設ければ良い。
導体、14は内部導体13と外部導体12とを接続する
短絡導体、16は内部導体13に接続する円柱状中心導
体である。この中心導体16は必らずしも必要でなく、
必要に応じて設ければ良い。
本実施例は、外部導体12を開放端部から同じ幅△Lま
たけ除去し、短かくしたことを特徴とし−でいる。
たけ除去し、短かくしたことを特徴とし−でいる。
かかる構成をとることにより従来例と比し長さに71す
る周波数の変化の度合が小さく、微少な周波数制aが可
能になるとともに、外部導体部12だけを除去するだけ
で良いので、研磨等の困難な作業を行うことなくレーザ
・トリミング等の機械的に非接触な調整が可能になる。
る周波数の変化の度合が小さく、微少な周波数制aが可
能になるとともに、外部導体部12だけを除去するだけ
で良いので、研磨等の困難な作業を行うことなくレーザ
・トリミング等の機械的に非接触な調整が可能になる。
壕だ付随的ではあるが、非接触調整であるため共振周波
数を観測しながら調整ができる等の特長をもたせること
ができ調整時間の短縮1歩留りの向上が期待でき大幅な
コストダウンが可能となる。
数を観測しながら調整ができる等の特長をもたせること
ができ調整時間の短縮1歩留りの向上が期待でき大幅な
コストダウンが可能となる。
第3図に本発明の同軸誘電体共振器の第2の実施例を示
す。第2図と共通の部位には同じ番号を付して説明も省
略するが、本実施例は、開放端部において誘電体11と
外部導体12がテーパ状幅△L5に切除されたものであ
る。
す。第2図と共通の部位には同じ番号を付して説明も省
略するが、本実施例は、開放端部において誘電体11と
外部導体12がテーパ状幅△L5に切除されたものであ
る。
第4図に本発明の同軸誘電体共振器の第3の実施例を示
す。本実施例は開放端部において、外部導体12のみな
らず誘電体11の一部を15L4の幅で除去したもので
ある。この場合の外部導体12および誘電体11の除去
は旋盤等で機械的に容易に切削できる。上記第2.第3
の実施例ともに、調整時の共振周波数のモニタは困難で
あるが、きわめて簡便で微妙な調整が可能である利点を
有する。
す。本実施例は開放端部において、外部導体12のみな
らず誘電体11の一部を15L4の幅で除去したもので
ある。この場合の外部導体12および誘電体11の除去
は旋盤等で機械的に容易に切削できる。上記第2.第3
の実施例ともに、調整時の共振周波数のモニタは困難で
あるが、きわめて簡便で微妙な調整が可能である利点を
有する。
なお上記引用例においては、一端短絡、他端開放のλg
/4型同軸誘電体共振器の場合について述べたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、両端開放のλg/
2型同軸誘電体共振器に対しても適用できることは明ら
かである。
/4型同軸誘電体共振器の場合について述べたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、両端開放のλg/
2型同軸誘電体共振器に対しても適用できることは明ら
かである。
以上のように本発明は内部導体と外部導体の間に誘電体
を充填したTEMモードの同軸誘電体共振器の、開放端
近傍の外部導体を少なくとも除去したことを特徴とする
もので、周波数調整が容易かつ精密に行うことができ、
コスト低減が可能となりその工業的価値は極めて太きい
。
を充填したTEMモードの同軸誘電体共振器の、開放端
近傍の外部導体を少なくとも除去したことを特徴とする
もので、周波数調整が容易かつ精密に行うことができ、
コスト低減が可能となりその工業的価値は極めて太きい
。
第1図aは従来の同軸誘電体共振器の軸方向の断面図、
第1図すは第1図aのA−ム′における断面図、第2図
aは本発明の第1の実施例である同軸誘電体共振器の軸
方向の断面図、第2図すは第2図aのム−A′における
断面図、第3図及び第4図は本発明の第2.第3の実施
例である同軸誘電体共振器の軸方向の断面図である。 11・・・・・・誘電体、12・・・・・・外部導体、
13・・・・・・内部導体、14・・・・・・短絡導体
、16・・・・・・円柱状中心導体。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名(1 第1図 第2図 (a) /Aノ27 第3図 If /2
第1図すは第1図aのA−ム′における断面図、第2図
aは本発明の第1の実施例である同軸誘電体共振器の軸
方向の断面図、第2図すは第2図aのム−A′における
断面図、第3図及び第4図は本発明の第2.第3の実施
例である同軸誘電体共振器の軸方向の断面図である。 11・・・・・・誘電体、12・・・・・・外部導体、
13・・・・・・内部導体、14・・・・・・短絡導体
、16・・・・・・円柱状中心導体。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名(1 第1図 第2図 (a) /Aノ27 第3図 If /2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)外部導体と内部導体との間に誘電体が充填され、
少なくとも1つの開放端を有するTEMモード構成をな
し、前記開放端の近傍において少なくとも外部導体が除
去された除去領域を設けたことを特徴とする同軸誘電体
共振器。 (2)除去領域が外部導体を除去することにより構成さ
れているこ吉を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
同軸誘電体共振器。 (3)除去領域が外部導体及び誘電体の一部を除去する
ことにより構成されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の同軸誘電体共振器。 (4)除去領域が開放端面から一定の幅で設けられてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第2項又は第3項に
記載の同軸誘電体共振器。 (6)除去領域がテーパ状をなすことを特徴とする特許
請求の範囲第3項記載の同軸誘電体共振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7682182A JPS58194406A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 同軸誘電体共振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7682182A JPS58194406A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 同軸誘電体共振器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58194406A true JPS58194406A (ja) | 1983-11-12 |
Family
ID=13616331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7682182A Pending JPS58194406A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 同軸誘電体共振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58194406A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6350102A (ja) * | 1986-08-20 | 1988-03-03 | Fujitsu Ltd | 誘電体共振器 |
JPH01151603U (ja) * | 1988-04-12 | 1989-10-19 | ||
JPH0226105A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-29 | Kokusai Electric Co Ltd | 同軸型誘電体共振器の共振周波数調整方法 |
JPH0226104A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-29 | Kokusai Electric Co Ltd | 同軸型誘電体共振器の共振周波数調整方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54154958A (en) * | 1978-05-29 | 1979-12-06 | Oki Electric Ind Co Ltd | High frequency filter |
JPS56146302A (en) * | 1980-04-16 | 1981-11-13 | Alps Electric Co Ltd | Microwave filter |
JPS5757604B2 (ja) * | 1975-10-08 | 1982-12-06 | Tokyo Shibaura Electric Co |
-
1982
- 1982-05-07 JP JP7682182A patent/JPS58194406A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5757604B2 (ja) * | 1975-10-08 | 1982-12-06 | Tokyo Shibaura Electric Co | |
JPS54154958A (en) * | 1978-05-29 | 1979-12-06 | Oki Electric Ind Co Ltd | High frequency filter |
JPS56146302A (en) * | 1980-04-16 | 1981-11-13 | Alps Electric Co Ltd | Microwave filter |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6350102A (ja) * | 1986-08-20 | 1988-03-03 | Fujitsu Ltd | 誘電体共振器 |
JPH01151603U (ja) * | 1988-04-12 | 1989-10-19 | ||
JPH0226105A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-29 | Kokusai Electric Co Ltd | 同軸型誘電体共振器の共振周波数調整方法 |
JPH0226104A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-29 | Kokusai Electric Co Ltd | 同軸型誘電体共振器の共振周波数調整方法 |
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