JPH04137406U - 防塵形配電盤 - Google Patents
防塵形配電盤Info
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- JPH04137406U JPH04137406U JP4586291U JP4586291U JPH04137406U JP H04137406 U JPH04137406 U JP H04137406U JP 4586291 U JP4586291 U JP 4586291U JP 4586291 U JP4586291 U JP 4586291U JP H04137406 U JPH04137406 U JP H04137406U
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- JP
- Japan
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- dust
- door
- opening
- packing
- switchboard
- Prior art date
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- Granted
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims abstract description 36
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract 1
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- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Patch Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 普通一般の配電盤に使用されている両開扉を
防塵形配電盤の両開扉として使用することができ、か
つ、開口部の中央に設けられていた柱枠を省いた防塵形
配電盤を提供する。 【構成】 両開扉を備えた防塵形配電盤において、開口
部15を囲んで設けられ、第1のパッキング16が貼着
されたフランジ枠14の内、前記両開扉を閉じたときに
左右の扉1,2の先端が重なり合う部分を台形の凹部1
7と1,左右両扉1,2の先端折曲部の内側に前記第1
のパッキングと当接する第2,第3のパッキング18,
19を設けるとともに、右側扉2の先端折曲部をさらに
内側に折曲して扉表面と平行にしたフランジ部12の外
側面に第4のパッキング20を貼着する。
防塵形配電盤の両開扉として使用することができ、か
つ、開口部の中央に設けられていた柱枠を省いた防塵形
配電盤を提供する。 【構成】 両開扉を備えた防塵形配電盤において、開口
部15を囲んで設けられ、第1のパッキング16が貼着
されたフランジ枠14の内、前記両開扉を閉じたときに
左右の扉1,2の先端が重なり合う部分を台形の凹部1
7と1,左右両扉1,2の先端折曲部の内側に前記第1
のパッキングと当接する第2,第3のパッキング18,
19を設けるとともに、右側扉2の先端折曲部をさらに
内側に折曲して扉表面と平行にしたフランジ部12の外
側面に第4のパッキング20を貼着する。
Description
【0001】
本考案は、配電盤の内部に塵埃が侵入することを防止した防塵形配電盤に関す
る。
【0002】
図3は両開扉を備えた配電盤の正面図で、1は左側扉,2は右側扉、3はベー
スである。塵埃が配電盤の内部に侵入しないように、開口部にパッキングを設け
た防塵形配電盤の場合には、図3のイ〜イ断面矢視図は図4のようになっている
。
【0003】
図4において、4は筐体、5は開口部を囲んで設けられたフランジ枠、6は開
口部の中央に上下にわたって設けられた柱枠でフランジ部を有し、何れも筐体4
と一体に形成されている。フランジ枠5と柱枠6のフランジ部にはパッキング7
が貼着され、閉じられた扉1aと2aの裏面に当接して塵埃の侵入を防止してい
る。8は扉用の蝶番である。
【0004】
以上に述べた防塵形配電盤は筐体4に扉1aと2aを取り付けた状態で運搬し
、保管されるために盤面数が多くなると運搬効率は悪く、大きく保管場所が必要
となる。
【0005】
防塵形でない両開扉を備えた配電盤の図3におけるイ〜イ断面矢視図は、図5
のようになっており、扉1と2を閉じると扉の先端のフランジ部が重なり合うよ
うになっている。すなわち、左側扉1の先端折曲部をさらに外側に折曲し、右側
扉2の先端折曲部をさらに内側に折曲して扉表面と平行なフランジ部11,12
を形成し、左側扉1を閉じた後右側扉2を閉じることによって両扉のフランジ部
11と12とが重なり合う。左側扉1のフランジ部11の少なくとも上下端部付
近には図6に示すゴムパッド13が取り付けられ、図示を省略した天井枠や底枠
とフランジ部11,フランジ部11とフランジ部12との接触により塗装が傷つ
くことを防止している。9は配電盤の四隅に設けられる柱枠、10は側面板であ
る。
【0006】
最近は、予め量産された部材を必要に応じて組立て配電盤を形成する組立式配
電盤が使用されることが多くなっている。組立式配電盤では天井枠,底枠,柱枠
,扉,側面板,背面板およびベース等がそれぞれ別個に量産され、部材の形で運
搬し、保管されるので箱の形で運搬し、保管する防塵形配電盤の場合と比べると
、運搬効率が良く、保管場所も小さくて済む。
【0007】
また最近は、種々のシール材が市販されており、これら市販されているシール
材を利用することにより組立式配電盤は勿論のこと普通一般の配電盤を防塵形配
電盤として形成することが可能となる。
【0008】
両開扉を備えた防塵形配電盤の扉は、図4に示す扉1a,2aのように、図5
に示す配電盤の扉1,2と異なり、また、開口部の中央には柱枠6が設けられて
いる。従って、配電盤の製作途中に仕様が変更されて防塵形が指定されると、筐
体と扉を作り直さなければならなくなる。
【0009】
組立式配電盤の場合には、市販されているシール材を利用することにより筐体
部分は防塵形に変更することができるが、防塵形用の扉と開口部中央に設ける柱
枠とは別に用意しなければならず、部材として防塵形用扉と柱枠が増えることに
なり好ましくない。
【0010】
図5に示す配電盤の扉1,2を防塵形配電盤にも使用しようとすると、柱枠が
扉1,2の先端に設けられたフランジ部11,12により幅の広いものとなり、
開口部の有効面積が狭くなってしまう。
【0011】
本考案は以上の点に鑑みてなされたもので、両開扉を備えた配電盤の扉を防塵
形配電盤の両開扉として使用することができ、かつ、開口部の中央に設けられて
いる柱枠を省いた防塵形配電盤を提供することを目的としている。
【0012】
開口部を囲んで設けられ、第1のパッキングが貼着されたフランジ部の内、両
開扉を閉じたときに左右の扉の先端が重なり合う部分を台形の凹部とし、左右両
扉の先端折曲部の内側に前記第1のパッキングと当接する第2,第3のパッキン
グを設けるとともに、右側扉の先端折曲部をさらに内側に折曲して扉表面と平行
にしたフランジ面の外側面に、第4のパッキングを貼着する。
【0013】
配電盤の両開扉を防塵用扉として使用することができ、また、開口部の中央に
設けられていた柱枠を省くことができる。
【0014】
図1,図2は本考案の一実施例を示す図で、図1は要部を示す平面断面図、図
2は正面図で右側扉を取り外した状態を示している。なお、図3乃至図6と同一
部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0015】
図1,図2において、14は開口部15を囲んで設けられたフランジ枠で、第
1のパッキング16が貼着されている。17はフランジ枠14の内、左右の扉1
,2を閉じたときに扉の先端のフランジ部11と12が重なり合う部分に設けた
台形の凹部、18は左側扉1の先端折曲部の内側に設けられて、第1のパッキン
グ16と当接する第2のパッキング、19は右側扉2の先端折曲部の内側に設け
られて、第1のパッキング16と当接する第3のパッキングである。20は右側
扉2の先端折曲部をさらに内側に折曲した扉表面と平行なフランジ部12の外側
面に扉2の上端から下端までフランジ部12に沿って貼着した第4のパッキング
である。また、蝶番8がフランジ枠14を貫通する部分はシール材が塗布されて
塵埃の侵入を防止している。
【0016】
扉1を閉じた後扉2を閉じると、開口部15を囲んで設けられたフランジ枠1
4に貼着された第1のパッキング16が、扉1,2の裏面に当接して塵埃の侵入
を防止し、扉1と2のフランジ部11と12が重なり合う部分では、フランジ枠
14の台形の凹部に貼着されている第1のパッキング16と、扉1の先端折曲部
の内側に設けられた第2のパッキング18とが当接し、また、扉2の先端折曲部
の内側に設けられた第3のパッキング19とが当接して塵埃の侵入を防止してい
る。扉1のフランジ部11と扉2のフランジ部12との間の隙間は、扉2のフラ
ンジ部12に貼着された第4のパッキングによって塵埃の侵入を防止しており、
図4に示す開口部の中央に設けられている柱枠6は省かれているが、配電盤内へ
の塵埃の侵入を完全に防止することができるから、扉1と2を防塵形配電盤用の
扉として使用することができる。なお、第1のパッキング16と第4のパッキン
グ20の厚さは図6に示したゴムパッド13の厚さに等しくしてあり寸法的にな
問題を生ずることはない。
【0017】
従って、開口部を囲むフランジ枠と、第1乃至第4のパッキングを使用するこ
とにより、普通一般に使用される配電盤の両開扉を防塵形配電盤の扉として使用
することができ、配電盤の組立配線作業の途中で防塵形とするよう仕様の変更が
合ったとしても筐体や扉を作り直すことなく速やかに仕様の変更に対応すること
ができる。また、防塵形配電盤の開口部中央に設けられていた柱枠が省かれたこ
とにより、配電盤内に設けられる電気機器の盤内への搬入や搬出,着脱作業や配
線接続作業等の作業は容易となる。
【0018】
さらに、組立式配電盤の場合にはフランジ枠とパッキングが増えるのみで、柱
枠,フランジ枠,左側扉,右側扉と防塵形とするために多くの部材を揃える必要
がなく、運搬効率や保管場所の利用効率が高い組立式配電盤の利点はそのまま生
かすことができる。
【0019】
本考案に係る防塵形配電盤は、開口部を囲むフランジ枠とパッキングを用いて
普通一般に使用される配電盤の両開扉を使用して防塵形配電盤を構成したもので
あるから、防塵形への仕様変更に速やかに対応することができ、また、従来の防
塵形配電盤と異なり開口部中央に設けられていた柱枠が省かれたので盤内機器の
搬入,搬出,取り付け,取り外し,配線接続等の作業が極め容易となり、さらに
組立式配電盤の場合にはフランジ枠とパッキングが増えるのみで部材の種類を増
やすことなく防塵形配電盤とすることができる等種々の実用的効果を奏するもの
である。
【図1】本考案の一実施例を示す要部断面平面図。
【図2】図1に示す本考案の一実施例の要部正面図。
【図3】両開扉を備えた配電盤の正面図。
【図4】従来の防塵形配電盤の要部断面平面図。
【図5】図3に示す配電盤の要部断面平面図。
【図6】配電盤の扉先端のフランジ部に取り付けられた
ゴムパッド。
ゴムパッド。
1…左側扉、2…右側扉、12…右側扉先端のフランジ
部、14…フランジ枠、15…開口部、16…第1のパ
ッキング、17…台形の凹部、18…第2のパッキン
グ、19…第3のパッキング、20…第4のパッキン
グ。
部、14…フランジ枠、15…開口部、16…第1のパ
ッキング、17…台形の凹部、18…第2のパッキン
グ、19…第3のパッキング、20…第4のパッキン
グ。
Claims (1)
- 【請求項1】 両開扉を備えた防塵形配電盤において、
開口部を囲んで設けられ、第1のパッキングが貼着され
たフランジ枠の内、前記両開扉を閉じたときに左右の扉
の先端が重なり合う部分を台形の凹部とし、左右両扉の
先端折曲部の内側に前記第1のパッキングと当接する第
2,第3のパッキングを設けるとともに、右側扉の先端
折曲部をさらに内側に折曲して扉表面と平行にしたフラ
ンジ部の外側面に第4のパッキングを貼着してなること
を特徴とする防塵形配電盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991045862U JP2555702Y2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 防塵形配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991045862U JP2555702Y2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 防塵形配電盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04137406U true JPH04137406U (ja) | 1992-12-22 |
JP2555702Y2 JP2555702Y2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=31925601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991045862U Expired - Lifetime JP2555702Y2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 防塵形配電盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555702Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015076909A (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-20 | 富士電機株式会社 | 電気機器収納筐体 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61124578U (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-05 | ||
JPH01120706U (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-16 |
-
1991
- 1991-06-19 JP JP1991045862U patent/JP2555702Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61124578U (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-05 | ||
JPH01120706U (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-16 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015076909A (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-20 | 富士電機株式会社 | 電気機器収納筐体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2555702Y2 (ja) | 1997-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |