JPH0413731Y2 - - Google Patents
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- JPH0413731Y2 JPH0413731Y2 JP1986040908U JP4090886U JPH0413731Y2 JP H0413731 Y2 JPH0413731 Y2 JP H0413731Y2 JP 1986040908 U JP1986040908 U JP 1986040908U JP 4090886 U JP4090886 U JP 4090886U JP H0413731 Y2 JPH0413731 Y2 JP H0413731Y2
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- 238000004088 simulation Methods 0.000 claims description 52
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術分野]
この考案は、個人の銀行口座等における引落と
し額や残高等を記憶する決済口座用小型電子式計
算機に関する。
し額や残高等を記憶する決済口座用小型電子式計
算機に関する。
[従来技術とその問題点]
従来より、銀行の口座の残高データと種々のク
レジツト金額のデータとを記憶部に記憶してお
き、それぞれのクレジツト金額のデータを指定し
て決済の演算を行なわせることによりその時点で
の口座の残高データを更新設定する決済口座用の
小型電子式計算機があつた。この種の小型電子式
計算機は、自己の口座の管理を行なう際に有用な
もので、その時々の口座残高を簡単なキー操作で
認識することのできるものであつた。
レジツト金額のデータとを記憶部に記憶してお
き、それぞれのクレジツト金額のデータを指定し
て決済の演算を行なわせることによりその時点で
の口座の残高データを更新設定する決済口座用の
小型電子式計算機があつた。この種の小型電子式
計算機は、自己の口座の管理を行なう際に有用な
もので、その時々の口座残高を簡単なキー操作で
認識することのできるものであつた。
しかしながらこのような小型電子式計算機にお
いては、決済の演算により口座の残高データをい
つたん更新設定すると、その値はもう元に戻すこ
とができない。したがつて、口座データの決済を
仮に行ない、決算後の口座データやクレジツト金
額のデータを知りたい場合には、その演算はすべ
てマニユアルで実行しなければならなつた。
いては、決済の演算により口座の残高データをい
つたん更新設定すると、その値はもう元に戻すこ
とができない。したがつて、口座データの決済を
仮に行ない、決算後の口座データやクレジツト金
額のデータを知りたい場合には、その演算はすべ
てマニユアルで実行しなければならなつた。
[考案の目的]
この考案は上記のような実情に鑑みてなされた
もので、口座決済のシミユレイシヨンを実行する
ことのできる決済口座用小型電子式計算機を提供
することを目的とする。
もので、口座決済のシミユレイシヨンを実行する
ことのできる決済口座用小型電子式計算機を提供
することを目的とする。
[考案の要点]
この考案は、口座の残高データを記憶する口座
記憶部と決済項目の金額データを記憶する項目記
憶部の他にシミユレイシヨン用の記憶部を設け、
このシミユレイシヨン用の記憶部に、決済項目の
決済ごとに演算された残高データ及びその対応す
る日付データ、最初に残高が負になつた時点での
残高データ及びその対応する日付データ、残高が
最小になつた時点での残高データ及びその対応す
る日付データ等をそれぞれ演算して記憶させるこ
とにより、現在使用可能な金額や口座残高の不足
額及びその入金期日等を認識することができるよ
うにしたものである。
記憶部と決済項目の金額データを記憶する項目記
憶部の他にシミユレイシヨン用の記憶部を設け、
このシミユレイシヨン用の記憶部に、決済項目の
決済ごとに演算された残高データ及びその対応す
る日付データ、最初に残高が負になつた時点での
残高データ及びその対応する日付データ、残高が
最小になつた時点での残高データ及びその対応す
る日付データ等をそれぞれ演算して記憶させるこ
とにより、現在使用可能な金額や口座残高の不足
額及びその入金期日等を認識することができるよ
うにしたものである。
[考案の実施例]
以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明
する。
する。
第1図はその回路構成を示すものである。同図
において11はキー入力部であり、このキー入力
部11には数値データを入力するテンキー11
a、文字データを入力する文字キー11bの他
に、バンク(BANK)キー11c、デート
(DATE)キー11d、アイテム(ITEM)キー
11e、「¥」キー11f、シミユレイシヨンキ
ー(図では「SML」と表わす)11g、決済キ
ー11h、セツト(SET)キー11i及び入金
キー(図では「ADD」と表わす)11jが備え
られる。これらの各キーによるキー入力信号は、
制御部12からのキーサンプリング信号に応じて
キー判断部13に送られる。キー判断部13は、
キー入力部11のキー入力信号から操作されたキ
ーを判断するもので、操作されたキーが実行キー
であつた場合には制御部12に、データキーであ
つた場合には入力バツフア14に判断結果を送出
する。制御部12は、キー判断部13から送られ
てくるキー判断信号に従つて他の各回路の制御動
作を行なうもので、入力バツフア14、表示制御
部15、アドレス制御部16〜18にそれぞれ制
御指令を出力する一方、演算部19とデータの入
出力を行なう。上記入力バツフア14は、制御部
12からの指令によりキー判断部13から送られ
てきたキー入力データを表示制御部15、口座記
憶部20、項目記憶部21、シミユレイシヨン記
憶部22に送出する。これら口座記憶部20、項
目記憶部21及びシミユレイシヨン記憶部22
は、それぞれアドレス制御部16〜18にアドレ
ス制御される位置でデータの書込み/読出しを行
なうものであり、読出されたデータは演算部19
に送られる。この演算部19は、制御部12から
の演算指令により口座の決済に関する演算を実行
し、その演算結果を表示制御部15あるいは口座
記憶部20、項目記憶部21、シミユレイシヨン
記憶部22に送出する。そして、表示制御部15
は、制御部12からの制御指令により、入力バツ
フア14あるいは演算部19から送られてくるデ
ータに従つて表示部23を駆動制御し、表示動作
を行なわせる。
において11はキー入力部であり、このキー入力
部11には数値データを入力するテンキー11
a、文字データを入力する文字キー11bの他
に、バンク(BANK)キー11c、デート
(DATE)キー11d、アイテム(ITEM)キー
11e、「¥」キー11f、シミユレイシヨンキ
ー(図では「SML」と表わす)11g、決済キ
ー11h、セツト(SET)キー11i及び入金
キー(図では「ADD」と表わす)11jが備え
られる。これらの各キーによるキー入力信号は、
制御部12からのキーサンプリング信号に応じて
キー判断部13に送られる。キー判断部13は、
キー入力部11のキー入力信号から操作されたキ
ーを判断するもので、操作されたキーが実行キー
であつた場合には制御部12に、データキーであ
つた場合には入力バツフア14に判断結果を送出
する。制御部12は、キー判断部13から送られ
てくるキー判断信号に従つて他の各回路の制御動
作を行なうもので、入力バツフア14、表示制御
部15、アドレス制御部16〜18にそれぞれ制
御指令を出力する一方、演算部19とデータの入
出力を行なう。上記入力バツフア14は、制御部
12からの指令によりキー判断部13から送られ
てきたキー入力データを表示制御部15、口座記
憶部20、項目記憶部21、シミユレイシヨン記
憶部22に送出する。これら口座記憶部20、項
目記憶部21及びシミユレイシヨン記憶部22
は、それぞれアドレス制御部16〜18にアドレ
ス制御される位置でデータの書込み/読出しを行
なうものであり、読出されたデータは演算部19
に送られる。この演算部19は、制御部12から
の演算指令により口座の決済に関する演算を実行
し、その演算結果を表示制御部15あるいは口座
記憶部20、項目記憶部21、シミユレイシヨン
記憶部22に送出する。そして、表示制御部15
は、制御部12からの制御指令により、入力バツ
フア14あるいは演算部19から送られてくるデ
ータに従つて表示部23を駆動制御し、表示動作
を行なわせる。
次に上記各記憶部の構成について第2図を用い
て説明する。
て説明する。
第2図1は項目記憶部21の構成を示すもので
ある。同図に示すように項目記憶部21は、各決
済すべき項目に対してその項目名、金額及び決済
日を記憶するようになるもので、ここではクレジ
ツト「A」,「B」,「C」,「D」の項目と2つの入
金の項目がその金額のデータと共に、決済の日付
順に記憶されているものとする。なお、入金の項
目の金額に関しては、決済の際に口座記憶部20
に記憶される残高データからこの項目記憶部21
の金額のデータを減算する関係上、「−」の符号
を付して記憶するものとする。
ある。同図に示すように項目記憶部21は、各決
済すべき項目に対してその項目名、金額及び決済
日を記憶するようになるもので、ここではクレジ
ツト「A」,「B」,「C」,「D」の項目と2つの入
金の項目がその金額のデータと共に、決済の日付
順に記憶されているものとする。なお、入金の項
目の金額に関しては、決済の際に口座記憶部20
に記憶される残高データからこの項目記憶部21
の金額のデータを減算する関係上、「−」の符号
を付して記憶するものとする。
続いて第2図2は口座記憶部20の構成を示す
ものである。口座記憶部20は、現時点での口座
残高(B)データを記憶するレジスタとその残高
になつた日付(B)を記憶するレジスタからな
る。ここでは、残高(B)を記憶するレジスタに
残高データ「5000」が、また、その日付(B)を
記憶するレジスタに日付データ「851225(85年12
月25日の意)」が記憶されているものとする。
ものである。口座記憶部20は、現時点での口座
残高(B)データを記憶するレジスタとその残高
になつた日付(B)を記憶するレジスタからな
る。ここでは、残高(B)を記憶するレジスタに
残高データ「5000」が、また、その日付(B)を
記憶するレジスタに日付データ「851225(85年12
月25日の意)」が記憶されているものとする。
そして、第2図3はシミユレイシヨン記憶部2
2の構成を示すものである。シミユレイシヨン記
憶部22は、口座決済の際の残高データと日付デ
ータを記憶するもので、残高(X)データを記憶
するレジスタとその日付(X)を記憶するレジス
タ、残高(Y)データを記憶するレジスタとその
日付(y)を記憶するレジスタ、残高(Z)デー
タを記憶するレジスタとその日付(z)を記憶す
るレジスタ、日付(s)を記憶するレジスタ及び
日付(e)を記憶するレジスタからなる。
2の構成を示すものである。シミユレイシヨン記
憶部22は、口座決済の際の残高データと日付デ
ータを記憶するもので、残高(X)データを記憶
するレジスタとその日付(X)を記憶するレジス
タ、残高(Y)データを記憶するレジスタとその
日付(y)を記憶するレジスタ、残高(Z)デー
タを記憶するレジスタとその日付(z)を記憶す
るレジスタ、日付(s)を記憶するレジスタ及び
日付(e)を記憶するレジスタからなる。
次いで上記実施例の動作について説明する。
第3図は口座決済のシミユレイシヨンを行なう
際の処理を示したものである。初めに「86年1月
30日」に口座残高がいくらになるかを調べるシミ
ユレイシヨンの実行について説明する。なお、第
4図はこの時のシミユレイシヨン記憶部22の各
レジスタの内容の変化を表わしている。まずステ
ツプS01に示すようにキー入力部11のシミユレ
イシヨンキー11gを操作する。このキー入力は
キー判断部13で判断されて制御部12に送出さ
れ、制御部12はこれに従つて動作モードをシミ
ユレイシヨンモードとする。その後、ステツプ
S02においてバンクキー11cの操作があつたか
否か判断される。これは、バンクキー11c操作
によつて残高の初期値を設定するか否かを判断す
るもので、バンクキー11cが操作されたと判断
された場合は、次にステツプS03に進んで、残高
データ及び日付データをキー入力し、これをシミ
ユレイシヨン記憶部22の残高(X),(Y),
(Z)のデータ及び日付(s)のデータとしてそ
れぞれ対応するレジスタに記憶設定させる。ここ
では、バンクキー11cを操作しないので、判断
結果はNOとなり、次にステツプS04に至る。ス
テツプS04では、バンクキー11c操作に伴うキ
ー入力による残高データ及び日付データの設定の
代わりに、口座記憶部20に記憶されている残高
(B)のデータ「5000」及び日付(B)のデータ
「851225」がシミユレイシヨン記憶部22の残高
(X),(Y),(Z)のデータ及び日付(s)のデ
ータとしてそれぞれ対応するレジスタに記憶設定
される。
際の処理を示したものである。初めに「86年1月
30日」に口座残高がいくらになるかを調べるシミ
ユレイシヨンの実行について説明する。なお、第
4図はこの時のシミユレイシヨン記憶部22の各
レジスタの内容の変化を表わしている。まずステ
ツプS01に示すようにキー入力部11のシミユレ
イシヨンキー11gを操作する。このキー入力は
キー判断部13で判断されて制御部12に送出さ
れ、制御部12はこれに従つて動作モードをシミ
ユレイシヨンモードとする。その後、ステツプ
S02においてバンクキー11cの操作があつたか
否か判断される。これは、バンクキー11c操作
によつて残高の初期値を設定するか否かを判断す
るもので、バンクキー11cが操作されたと判断
された場合は、次にステツプS03に進んで、残高
データ及び日付データをキー入力し、これをシミ
ユレイシヨン記憶部22の残高(X),(Y),
(Z)のデータ及び日付(s)のデータとしてそ
れぞれ対応するレジスタに記憶設定させる。ここ
では、バンクキー11cを操作しないので、判断
結果はNOとなり、次にステツプS04に至る。ス
テツプS04では、バンクキー11c操作に伴うキ
ー入力による残高データ及び日付データの設定の
代わりに、口座記憶部20に記憶されている残高
(B)のデータ「5000」及び日付(B)のデータ
「851225」がシミユレイシヨン記憶部22の残高
(X),(Y),(Z)のデータ及び日付(s)のデ
ータとしてそれぞれ対応するレジスタに記憶設定
される。
ステツプS03あるいはステツプS04で残高
(X),(Y),(Z)と日付(s)のデータ設定を
行なつた後には、ステツプS05でシミユレイシヨ
ンしたい日付、「86年1月30日」を入力する。こ
れは、デートキー11dを操作した後にテンキー
11aにより「860130」とキー入力するもので、
この日付データ「860130」はキー判断部13でキ
ー判断され、入力バツフア14で保持された後
に、制御部12からの指令によりシミユレイシヨ
ン記憶部22の日付(e)のデータとして対応す
るレジスタに記憶される。次のステツプS06にお
いて、項目記憶部21のアドレス制御を行なうア
ドレス制御部17の内容がリセツトされる。この
リセツトされた内容に従い、続くステツプS07で
項目記憶部21から最初の項目データ、ここでは
項目名「A」、金額「1000」及び決済日
「860110」、を読出す。次のステツプS08におい
て、この読出した項目データのうちの決済日のデ
ータが、シミユレイシヨン記憶部22に記憶され
た日付(s)のデータより後であり、なおかつ、
日付(e)のデータ以前であるか否か判断する。
ここで日付(s)のデータは「851225」、日付
(e)のデータは「860130」であり、決済日のデ
ータは「860110」であるので、判断結果は(Y)
ESとなり、次にステツプS09に進む。このステツ
プS09では、残高(X)のデータ「5000」と上記
ステツプS07で読出した項目データのうちの金額
データ「1000」により、減算 5000−1000 を行ない、その演算結果「4000」を新たに残高
(X)のデータとして更新設定すると共に、上記
読出した項目データのうちの決済日「860110」を
新たに日付(X)のデータとして更新設定する。
その後、ステツプS10で今度は残高(Y)のデー
タ「5000」が「0」より小さいか否か判断する。
判断結果はNOとなるので、次にステツプS11に
進み、残高(X)のデータ「4000」が残高(Y)
のデータ「5000」より小さいか否か判断される。
この判断の結果は(Y)ESとなり、次にステツ
プS12に進んで、残高(X)のデータ「4000」を
残高(Y)のデータとして新たに入力設定する一
方、決済日のデータ「860110」を日付(y)のデ
ータとして新たに入力設定する。この後、ステツ
プS13において、残高(X)のデータ「4000」を
残高(Z)のデータとして新たに入力設定すると
共に、決済日のデータ「「860110」を日付(z)
のデータとして新たに入力設定する。
(X),(Y),(Z)と日付(s)のデータ設定を
行なつた後には、ステツプS05でシミユレイシヨ
ンしたい日付、「86年1月30日」を入力する。こ
れは、デートキー11dを操作した後にテンキー
11aにより「860130」とキー入力するもので、
この日付データ「860130」はキー判断部13でキ
ー判断され、入力バツフア14で保持された後
に、制御部12からの指令によりシミユレイシヨ
ン記憶部22の日付(e)のデータとして対応す
るレジスタに記憶される。次のステツプS06にお
いて、項目記憶部21のアドレス制御を行なうア
ドレス制御部17の内容がリセツトされる。この
リセツトされた内容に従い、続くステツプS07で
項目記憶部21から最初の項目データ、ここでは
項目名「A」、金額「1000」及び決済日
「860110」、を読出す。次のステツプS08におい
て、この読出した項目データのうちの決済日のデ
ータが、シミユレイシヨン記憶部22に記憶され
た日付(s)のデータより後であり、なおかつ、
日付(e)のデータ以前であるか否か判断する。
ここで日付(s)のデータは「851225」、日付
(e)のデータは「860130」であり、決済日のデ
ータは「860110」であるので、判断結果は(Y)
ESとなり、次にステツプS09に進む。このステツ
プS09では、残高(X)のデータ「5000」と上記
ステツプS07で読出した項目データのうちの金額
データ「1000」により、減算 5000−1000 を行ない、その演算結果「4000」を新たに残高
(X)のデータとして更新設定すると共に、上記
読出した項目データのうちの決済日「860110」を
新たに日付(X)のデータとして更新設定する。
その後、ステツプS10で今度は残高(Y)のデー
タ「5000」が「0」より小さいか否か判断する。
判断結果はNOとなるので、次にステツプS11に
進み、残高(X)のデータ「4000」が残高(Y)
のデータ「5000」より小さいか否か判断される。
この判断の結果は(Y)ESとなり、次にステツ
プS12に進んで、残高(X)のデータ「4000」を
残高(Y)のデータとして新たに入力設定する一
方、決済日のデータ「860110」を日付(y)のデ
ータとして新たに入力設定する。この後、ステツ
プS13において、残高(X)のデータ「4000」を
残高(Z)のデータとして新たに入力設定すると
共に、決済日のデータ「「860110」を日付(z)
のデータとして新たに入力設定する。
次いでステツプS14に進み、項目記憶部21の
アドレス制御を行なうアドレス制御部17の内容
が「+1」更新設定される。次のステツプS15
で、この更新設定されたアドレス制御部17の内
容に応じた項目記憶部21のアドレス位置に項目
データが記憶されているか否か判断される。ここ
では項目名「(B)」の項目データが記憶されてい
るので判断結果は(Y)ESとなり、上記ステツ
プS07からの処理を行なう。ステツプS07では、
この更新設定された内容に従つて項目記憶部21
から項目データ、すなわち項目名「B」、金額
「3000」及び決済日「860115」を読出す。この読
出した項目データのうちの決済日のデータ
「860115」が、次のステツプS08でシミユレイシ
ヨン記憶部に記憶された日付(s)のデータ
「851225」より後であり、なおかつ、日付(e)
のデータ「860130」以前にあると判断されると、
次にステツプS09に進む。このステツプS09で、
残高(X)のデータ「4000」と読出した項目デー
タのうちの金額データ「3000」により、減算 4000−3000 を行ない、その演算結果「1000」を新たに残高
(X)のデータとして更新設定すると共に、上記
読出した項目データのうちの決済日「860115」を
新たに日付(x)のデータとして更新設定する。
その後、今度はステツプS10で残高(Y)のデー
タ「4000」が「0」より小さいか否か判断する。
判断結果はNOとなるので、次にステツプS11に
進み、残高(X)のデータ「1000」が残高(Y)
のデータ「4000」より小さいか否か判断される。
この判断の結果は(Y)ESとなり、次にステツ
プS12に進んで、残高(X)のデータ「1000」を
残高(Y)のデータとして新たに入力設定する一
方、決済日のデータ「860115」を日付(y)のデ
ータとして新たに入力設定する。この後、ステツ
プS13において、残高(X)のデータ「1000」を
残高(Z)のデータとして新たに入力設定すると
共に、決済日のデータ「860115」を日付(z)の
データとして新たに入力設定する。
アドレス制御を行なうアドレス制御部17の内容
が「+1」更新設定される。次のステツプS15
で、この更新設定されたアドレス制御部17の内
容に応じた項目記憶部21のアドレス位置に項目
データが記憶されているか否か判断される。ここ
では項目名「(B)」の項目データが記憶されてい
るので判断結果は(Y)ESとなり、上記ステツ
プS07からの処理を行なう。ステツプS07では、
この更新設定された内容に従つて項目記憶部21
から項目データ、すなわち項目名「B」、金額
「3000」及び決済日「860115」を読出す。この読
出した項目データのうちの決済日のデータ
「860115」が、次のステツプS08でシミユレイシ
ヨン記憶部に記憶された日付(s)のデータ
「851225」より後であり、なおかつ、日付(e)
のデータ「860130」以前にあると判断されると、
次にステツプS09に進む。このステツプS09で、
残高(X)のデータ「4000」と読出した項目デー
タのうちの金額データ「3000」により、減算 4000−3000 を行ない、その演算結果「1000」を新たに残高
(X)のデータとして更新設定すると共に、上記
読出した項目データのうちの決済日「860115」を
新たに日付(x)のデータとして更新設定する。
その後、今度はステツプS10で残高(Y)のデー
タ「4000」が「0」より小さいか否か判断する。
判断結果はNOとなるので、次にステツプS11に
進み、残高(X)のデータ「1000」が残高(Y)
のデータ「4000」より小さいか否か判断される。
この判断の結果は(Y)ESとなり、次にステツ
プS12に進んで、残高(X)のデータ「1000」を
残高(Y)のデータとして新たに入力設定する一
方、決済日のデータ「860115」を日付(y)のデ
ータとして新たに入力設定する。この後、ステツ
プS13において、残高(X)のデータ「1000」を
残高(Z)のデータとして新たに入力設定すると
共に、決済日のデータ「860115」を日付(z)の
データとして新たに入力設定する。
次のステツプS14において項目記憶部21のア
ドレス制御を行なうアドレス制御部17の内容が
「+1」更新設定され、続くステツプS15で、こ
の更新設定されたアドレス制御部17の内容に応
じた項目記憶部21のアドレス位置に項目データ
が記憶されているか否か判断される。ここでは項
目名「入金」の項目データが記憶されているので
判断結果は(Y)ESとなり、上記ステツプS07か
らの処理を行なう。ステツプS07では、この更新
設定された内容に従つて項目記憶部21から項目
データ、すなわち項目名「入金」、金額「−5000」
及び決済日「860125」を読出す。この読出した項
目データのうちの決済日のデータ「860125」が、
次のステツプS08でシミユレイシヨン記憶部に記
憶された日付(s)のデータ「851225」より後で
あり、なおかつ、日付(e)のデータ「860130」
以前であると判断されると、次にステツプS09に
進む。このステツプS09で、残高(X)のデータ
「1000」と読出した項目データのうちの金額デー
タ「−5000」により、減算 1000−(−5000) を行ない、その演算結果「6000」を新たに残高
(X)のデータとして更新設定すると共に、上記
読出した項目データのうちの決済日「860125」を
新たに日付xのデータとして更新設定する。その
後、ステツプS10で今度は残高(Y)のデータ
「1000」が「0」より小さいか否か判断する。判
断結果はNOとなるので、次にステツプS11に進
み、残高(X)のデータ「6000」が残高(Y)の
データ「1000」より小さいか否か判断される。こ
の判断の結果がNOとなるため、ステツプS12,
S13の処理は行なわずに、再度上記ステツプS14
からの処理を繰返す。
ドレス制御を行なうアドレス制御部17の内容が
「+1」更新設定され、続くステツプS15で、こ
の更新設定されたアドレス制御部17の内容に応
じた項目記憶部21のアドレス位置に項目データ
が記憶されているか否か判断される。ここでは項
目名「入金」の項目データが記憶されているので
判断結果は(Y)ESとなり、上記ステツプS07か
らの処理を行なう。ステツプS07では、この更新
設定された内容に従つて項目記憶部21から項目
データ、すなわち項目名「入金」、金額「−5000」
及び決済日「860125」を読出す。この読出した項
目データのうちの決済日のデータ「860125」が、
次のステツプS08でシミユレイシヨン記憶部に記
憶された日付(s)のデータ「851225」より後で
あり、なおかつ、日付(e)のデータ「860130」
以前であると判断されると、次にステツプS09に
進む。このステツプS09で、残高(X)のデータ
「1000」と読出した項目データのうちの金額デー
タ「−5000」により、減算 1000−(−5000) を行ない、その演算結果「6000」を新たに残高
(X)のデータとして更新設定すると共に、上記
読出した項目データのうちの決済日「860125」を
新たに日付xのデータとして更新設定する。その
後、ステツプS10で今度は残高(Y)のデータ
「1000」が「0」より小さいか否か判断する。判
断結果はNOとなるので、次にステツプS11に進
み、残高(X)のデータ「6000」が残高(Y)の
データ「1000」より小さいか否か判断される。こ
の判断の結果がNOとなるため、ステツプS12,
S13の処理は行なわずに、再度上記ステツプS14
からの処理を繰返す。
さて、ステツプS14でアドレス制御部17の内
容をさらに「+1」更新設定し、続くステツプ
S15で、この更新設定したアドレス制御部17の
内容に応じた項目記憶部21のアドレス位置に項
目データが記憶されていると判断されると、ステ
ツプS07からの処理を行なう。ステツプS07では、
この更新設定された内容に従つて項目記憶部21
から項目データ、すなわち項目名「C」、金額
「7000」及び決済日「860215」を読出す。この読
出した項目データのうちの決済日のデータ
「860215」が、次のステツプS08でシミユレイシ
ヨン記憶部に記憶された日付(s)のデータ
「851225」より後ではあるが、日付(e)のデー
タ「860130」以前ではないと判断されると、次に
ステツプS14に進み、次の項目データに移る。
容をさらに「+1」更新設定し、続くステツプ
S15で、この更新設定したアドレス制御部17の
内容に応じた項目記憶部21のアドレス位置に項
目データが記憶されていると判断されると、ステ
ツプS07からの処理を行なう。ステツプS07では、
この更新設定された内容に従つて項目記憶部21
から項目データ、すなわち項目名「C」、金額
「7000」及び決済日「860215」を読出す。この読
出した項目データのうちの決済日のデータ
「860215」が、次のステツプS08でシミユレイシ
ヨン記憶部に記憶された日付(s)のデータ
「851225」より後ではあるが、日付(e)のデー
タ「860130」以前ではないと判断されると、次に
ステツプS14に進み、次の項目データに移る。
次の項目データ「D」及び「入金」は決済日が
共に日付(e)のデータより後であるので、上記
のようにステツプS08でNOと判断され、ステツ
プS15で次の項目データが無いと判断されるとス
テツプS16に進む。そして、ステツプS16では、
以上の処理により第4図に示すように記憶内容を
更新設定されてきたシミユレイシヨン記憶部22
の残高(X),(Y),(Z)及びそれらの日付x,
(y),(z)を記憶するレジスタの記憶内容を読
出し、これらを表示制御部15に送出して表示部
23に表示させる。この表示部23に表示される
データ(第4図の最下段のデータ)から、「86年
1月15日(860115)」に口座の残高が「1000」円
となり、また、「86年1月25日(860125)」に
「5000」円の入金があるので、口座の残高が最終
的には「6000」円となることがわかる。つまり、
最終的な残高「6000」円は「86年1月25日」の入
金によるものであり、現在時点で「6000」円の余
裕はない。また、残高(Z)のデータとして示さ
れる金額はシミユレイシヨン期間中の最低残高を
示すものであるので、現在の状態で使用できるの
は「1000」円であることがわかる。
共に日付(e)のデータより後であるので、上記
のようにステツプS08でNOと判断され、ステツ
プS15で次の項目データが無いと判断されるとス
テツプS16に進む。そして、ステツプS16では、
以上の処理により第4図に示すように記憶内容を
更新設定されてきたシミユレイシヨン記憶部22
の残高(X),(Y),(Z)及びそれらの日付x,
(y),(z)を記憶するレジスタの記憶内容を読
出し、これらを表示制御部15に送出して表示部
23に表示させる。この表示部23に表示される
データ(第4図の最下段のデータ)から、「86年
1月15日(860115)」に口座の残高が「1000」円
となり、また、「86年1月25日(860125)」に
「5000」円の入金があるので、口座の残高が最終
的には「6000」円となることがわかる。つまり、
最終的な残高「6000」円は「86年1月25日」の入
金によるものであり、現在時点で「6000」円の余
裕はない。また、残高(Z)のデータとして示さ
れる金額はシミユレイシヨン期間中の最低残高を
示すものであるので、現在の状態で使用できるの
は「1000」円であることがわかる。
これをもつて「86年1月30日(860130)」に口
座にいくらの残高があるかを確かめるシミユレイ
シヨン動作を終了する。
座にいくらの残高があるかを確かめるシミユレイ
シヨン動作を終了する。
次に「86年3月20日(860320)」に口座の残高
がいくらかになつているかを調べるシミユレイシ
ヨンを実行する際の動作について説明する。な
お、第5図はこのシミユレイシヨンにおけるシミ
ユレイシヨン記憶部22の各レジスタの内容の変
化を表わしたものである。
がいくらかになつているかを調べるシミユレイシ
ヨンを実行する際の動作について説明する。な
お、第5図はこのシミユレイシヨンにおけるシミ
ユレイシヨン記憶部22の各レジスタの内容の変
化を表わしたものである。
まず動作当初においては、上述した第3図のス
テツプS01に示すようにキー入力部11のシミユ
レイシヨンキー11gを操作してモードをシミユ
レイシヨンモードに設定する。その後、ステツプ
S02でバンクキー11cの操作があつたか否か判
断される。ここでは、バンクキー11cを操作し
ないので、判断結果はNOとなり、次にステツプ
S04に至る。ステツプS04では、バンクキー11
c操作に伴うキー入力による残高データ及び日付
データの設定の代わりに、口座記憶部20に記憶
される残高(B)のデータ「5000」及び日付
(B)のデータ「851225」がシミユレイシヨン記
憶部22の残高(X),(Y),(Z)のデータ及び
日付(s)のデータとしてそれぞれ対応するレジ
スタに記憶設定される。
テツプS01に示すようにキー入力部11のシミユ
レイシヨンキー11gを操作してモードをシミユ
レイシヨンモードに設定する。その後、ステツプ
S02でバンクキー11cの操作があつたか否か判
断される。ここでは、バンクキー11cを操作し
ないので、判断結果はNOとなり、次にステツプ
S04に至る。ステツプS04では、バンクキー11
c操作に伴うキー入力による残高データ及び日付
データの設定の代わりに、口座記憶部20に記憶
される残高(B)のデータ「5000」及び日付
(B)のデータ「851225」がシミユレイシヨン記
憶部22の残高(X),(Y),(Z)のデータ及び
日付(s)のデータとしてそれぞれ対応するレジ
スタに記憶設定される。
ステツプS04で残高(X),(Y),(Z)と日付
(s)のデータ設定を行なつた後には、ステツプ
S05でシミユレイシヨンしたい日付として「86年
3月20日」を入力する。これは、デートキー11
dを操作した後にテンキー11aにより
「860320」はキー入力するもので、この日付デー
タ「860320」はキー判断部13でキー判断され、
入力バツフア14で保持された後に、制御部12
からの指令によりシミユレイシヨン記憶部22の
日付(e)のデータとして対応するレジスタに記
憶される。
(s)のデータ設定を行なつた後には、ステツプ
S05でシミユレイシヨンしたい日付として「86年
3月20日」を入力する。これは、デートキー11
dを操作した後にテンキー11aにより
「860320」はキー入力するもので、この日付デー
タ「860320」はキー判断部13でキー判断され、
入力バツフア14で保持された後に、制御部12
からの指令によりシミユレイシヨン記憶部22の
日付(e)のデータとして対応するレジスタに記
憶される。
以後、項目記憶部21の第3番目の項目データ
として項目名「入金」、金額「−5000」及び決済
日「860125」が読出され、この読出された項目デ
ータによりステツプS08〜S11の処理が行なわれ
て、シミユレイシヨン記憶部22の残高(X),
(Y),(Z)のデータ「6000」「1000」「1000」及
び日付x,(y),(z)のデータ「860125」
「860115」「860115」が第4図に示すように入力設
定されるまでは、上述した「86年1月30日
(860130)までの口座残高を調べるシミユレイシ
ヨンの動作と同様であるので、その説明は省略す
る。
として項目名「入金」、金額「−5000」及び決済
日「860125」が読出され、この読出された項目デ
ータによりステツプS08〜S11の処理が行なわれ
て、シミユレイシヨン記憶部22の残高(X),
(Y),(Z)のデータ「6000」「1000」「1000」及
び日付x,(y),(z)のデータ「860125」
「860115」「860115」が第4図に示すように入力設
定されるまでは、上述した「86年1月30日
(860130)までの口座残高を調べるシミユレイシ
ヨンの動作と同様であるので、その説明は省略す
る。
そして、ステツプS14でアドレス制御部17の
内容を「+1」更新設定し、次のステツプS15
で、この更新設定されたアドレス制御部17の内
容に応じた項目記憶部21のアドレス位置に項目
データが記憶されていると判断された後に、ステ
ツプS07でこの項目データ、すなわち項目名
「C」、金額「7000」及び決済日「860125」を読出
す。この読出した項目データのうちの決済日のデ
ータ「860215」が、次のステツプS08でシミユレ
イシヨン記憶部に記憶された日付(s)のデータ
「851225」より後であり、なおかつ、日付(e)
のデータ「860320」以前であると判断されると、
次にステツプS09に進む。このステツプS09で、
残高(X)のデータ「6000」と読出した項目デー
タのうちの金額データ 「7000」により、減算 6000−7000 を行ない、その演算結果「−1000」を新たに残高
(X)のデータとして更新設定すると共に、上記
読出した項目データのうちの決済日「860215」を
新たに日付(x)のデータとして更新設定する。
その後、今度はステツプS10で残高(Y)のデー
タ「1000」が「0」より小さいか否か判断する。
判断結果はNOとなるので、次にステツプS11に
進む。ステツプS11では、残高(X)のデータ
「−1000」が残高(Y)のデータ「1000」より小
さいか否か判断される。この判断の結果は(Y)
ESとなり、次にステツプS12に進んで、残高
(X)のデータ「−1000」を残高(Y)のデータ
として新たに入力設定する一方、決済日のデータ
「860215」を日付(y)のデータとして新たに入
力設定する。この後、ステツプS13において、残
高(X)のデータ「−1000」を残高(Z)のデー
タとして新たに入力設定すると共に、決済日のデ
ータ「860215」を日付(z)のデータとしても新
たに入力設定する。
内容を「+1」更新設定し、次のステツプS15
で、この更新設定されたアドレス制御部17の内
容に応じた項目記憶部21のアドレス位置に項目
データが記憶されていると判断された後に、ステ
ツプS07でこの項目データ、すなわち項目名
「C」、金額「7000」及び決済日「860125」を読出
す。この読出した項目データのうちの決済日のデ
ータ「860215」が、次のステツプS08でシミユレ
イシヨン記憶部に記憶された日付(s)のデータ
「851225」より後であり、なおかつ、日付(e)
のデータ「860320」以前であると判断されると、
次にステツプS09に進む。このステツプS09で、
残高(X)のデータ「6000」と読出した項目デー
タのうちの金額データ 「7000」により、減算 6000−7000 を行ない、その演算結果「−1000」を新たに残高
(X)のデータとして更新設定すると共に、上記
読出した項目データのうちの決済日「860215」を
新たに日付(x)のデータとして更新設定する。
その後、今度はステツプS10で残高(Y)のデー
タ「1000」が「0」より小さいか否か判断する。
判断結果はNOとなるので、次にステツプS11に
進む。ステツプS11では、残高(X)のデータ
「−1000」が残高(Y)のデータ「1000」より小
さいか否か判断される。この判断の結果は(Y)
ESとなり、次にステツプS12に進んで、残高
(X)のデータ「−1000」を残高(Y)のデータ
として新たに入力設定する一方、決済日のデータ
「860215」を日付(y)のデータとして新たに入
力設定する。この後、ステツプS13において、残
高(X)のデータ「−1000」を残高(Z)のデー
タとして新たに入力設定すると共に、決済日のデ
ータ「860215」を日付(z)のデータとしても新
たに入力設定する。
その後、ステツプS14でアドレス制御部17の
内容を「+1」更新設定し、次のステツプS15
で、この更新設定されたアドレス制御部17の内
容に応じた項目記憶部21のアドレス位置に項目
データが記憶されていると判断された後に、ステ
ツプS07でこの項目データ、すなわち項目名
「D」、金額「3000」及び決済日「860310」を読出
す。この読出した項目データのうちの決済日のデ
ータ「860310」が、次のステツプS08でシミユレ
イシヨン記憶部に記憶された日付(s)のデータ
「851225」より後であり、なおかつ、日付(e)
のデータ「860320」以前であると判断されると、
次にステツプS09に進む。このステツプS09で、
残高(X)のデータ 「−1000」と読出した項目データのうちの金額デ
ータ「3000」により、減算 −1000−3000 を行ない、その演算結果「−4000」を新たに残高
(X)のデータとして更新設定すると共に、上記
読出した項目データのうちの決済日(860310」を
新たに日付(x)のデータとして更新設定する。
その後、今度はステツプS10で残高(Y)のデー
タ「−1000」が「0」より小さいか否か判断す
る。判断結果は(Y)ESとなるので、次にステ
ツプS17に進む。ステツプS17では、残高(X)
のデータ「−4000」が残高(Y)のデータ「−
1000」より小さいか否か判断される。この判断の
結果は(Y)ESとなり、次にステツプS18に進ん
で、残高(X)のデータ 「−4000」を残高(Z)のデータとして新たに入
力設定する一方、決済日のデータ「860310」を日
付(z)のデータとして新たに入力設定する。
内容を「+1」更新設定し、次のステツプS15
で、この更新設定されたアドレス制御部17の内
容に応じた項目記憶部21のアドレス位置に項目
データが記憶されていると判断された後に、ステ
ツプS07でこの項目データ、すなわち項目名
「D」、金額「3000」及び決済日「860310」を読出
す。この読出した項目データのうちの決済日のデ
ータ「860310」が、次のステツプS08でシミユレ
イシヨン記憶部に記憶された日付(s)のデータ
「851225」より後であり、なおかつ、日付(e)
のデータ「860320」以前であると判断されると、
次にステツプS09に進む。このステツプS09で、
残高(X)のデータ 「−1000」と読出した項目データのうちの金額デ
ータ「3000」により、減算 −1000−3000 を行ない、その演算結果「−4000」を新たに残高
(X)のデータとして更新設定すると共に、上記
読出した項目データのうちの決済日(860310」を
新たに日付(x)のデータとして更新設定する。
その後、今度はステツプS10で残高(Y)のデー
タ「−1000」が「0」より小さいか否か判断す
る。判断結果は(Y)ESとなるので、次にステ
ツプS17に進む。ステツプS17では、残高(X)
のデータ「−4000」が残高(Y)のデータ「−
1000」より小さいか否か判断される。この判断の
結果は(Y)ESとなり、次にステツプS18に進ん
で、残高(X)のデータ 「−4000」を残高(Z)のデータとして新たに入
力設定する一方、決済日のデータ「860310」を日
付(z)のデータとして新たに入力設定する。
それからステツプS14でアドレス制御部17の
内容を「+1」更新設定し、次のステツプS15
で、この更新設定されたアドレス制御部17の内
容に応じた項目記憶部21のアドレス位置に項目
データが記憶されていると判断された後に、ステ
ツプS07でこの項目データ、すなわち項目名「入
金」、金額「−5000」及び決済日「860315」を読
出す。この読出した項目データのうちの決済日の
データ「860315」が、次のステツプS08でシミユ
レイシヨン記憶部により記憶された日付(s)の
データ「851225」より後であり、なおかつ、日付
(e)のデータ「860320」以前であると判断され
ると、次にステツプS09に進む。このステツプ
S09で、残高(X)のデータ 「−4000」と読出した項目データのうちの金額デ
ータ「−5000」により、減算 −4000−(−5000) を行ない、その演算結果「1000」を新たに残高
(X)のデータとして更新設定すると共に、上記
読出した項目データのうちの決済日「860315」を
新たに日付(x)のデータとして更新設定する。
その後、今度はステツプS10で残高(Y)のデー
タ「−1000」が「0」より小さいか否か判断す
る。判断結果は(Y)ESとなるので、次にステ
ツプS17に進む。ステツプS17では、残高(X)
のデータ「1000」が残高(Y)のデータ「−
1000」より小さいか否か判断される。この判断の
結果はNOとなり、次にステツプS14に進む。
内容を「+1」更新設定し、次のステツプS15
で、この更新設定されたアドレス制御部17の内
容に応じた項目記憶部21のアドレス位置に項目
データが記憶されていると判断された後に、ステ
ツプS07でこの項目データ、すなわち項目名「入
金」、金額「−5000」及び決済日「860315」を読
出す。この読出した項目データのうちの決済日の
データ「860315」が、次のステツプS08でシミユ
レイシヨン記憶部により記憶された日付(s)の
データ「851225」より後であり、なおかつ、日付
(e)のデータ「860320」以前であると判断され
ると、次にステツプS09に進む。このステツプ
S09で、残高(X)のデータ 「−4000」と読出した項目データのうちの金額デ
ータ「−5000」により、減算 −4000−(−5000) を行ない、その演算結果「1000」を新たに残高
(X)のデータとして更新設定すると共に、上記
読出した項目データのうちの決済日「860315」を
新たに日付(x)のデータとして更新設定する。
その後、今度はステツプS10で残高(Y)のデー
タ「−1000」が「0」より小さいか否か判断す
る。判断結果は(Y)ESとなるので、次にステ
ツプS17に進む。ステツプS17では、残高(X)
のデータ「1000」が残高(Y)のデータ「−
1000」より小さいか否か判断される。この判断の
結果はNOとなり、次にステツプS14に進む。
ステツプS14でアドレス制御部17の内容を
「+1」更新設定し、その後にステツプS15で、
この更新設定されたアドレス制御部17の内容に
応じた項目記憶部21のアドレス位置には項目デ
ータは記憶されていないと判断されると、次にス
テツプS16に至る。そして、ステツプS16では、
以上の処理により第5図に示すように記憶内容を
更新設定されてきたシミユレイシヨン記憶部22
の残高(X),(Y),(Z)及びそれらの日付
(x),(y),(z)を記憶するレジスタの記憶内
容を読出し、これらを表示制御部15に送出して
表示部23に表示させる。この表示部23に表示
されるデータ(第5図の最下段のデータ)から、
最終的には「86年3月15日(860315)」に「5000」
円の入金があるので、口座の残高が「1000」円と
なるが、「86年2月15日(860215)」に残高が「−
1000」円となるので決済が不可能となり、また
「86年3月10日(860310)」には残高が「−4000」
円となつているので、「86年2月15日」までに最
低 「1000」円あるいは「4000」円の入金が必要であ
ることがわかる。
「+1」更新設定し、その後にステツプS15で、
この更新設定されたアドレス制御部17の内容に
応じた項目記憶部21のアドレス位置には項目デ
ータは記憶されていないと判断されると、次にス
テツプS16に至る。そして、ステツプS16では、
以上の処理により第5図に示すように記憶内容を
更新設定されてきたシミユレイシヨン記憶部22
の残高(X),(Y),(Z)及びそれらの日付
(x),(y),(z)を記憶するレジスタの記憶内
容を読出し、これらを表示制御部15に送出して
表示部23に表示させる。この表示部23に表示
されるデータ(第5図の最下段のデータ)から、
最終的には「86年3月15日(860315)」に「5000」
円の入金があるので、口座の残高が「1000」円と
なるが、「86年2月15日(860215)」に残高が「−
1000」円となるので決済が不可能となり、また
「86年3月10日(860310)」には残高が「−4000」
円となつているので、「86年2月15日」までに最
低 「1000」円あるいは「4000」円の入金が必要であ
ることがわかる。
この表示をもつて「86年3月20日(860320)」
に口座にいくらの残高があるかを確かめるシミユ
レイシヨン動作を終了する。
に口座にいくらの残高があるかを確かめるシミユ
レイシヨン動作を終了する。
なお、上記実施例では示さなかつたが、シミユ
レイシヨン期間に口座の残高に付される利子を算
出し、これを口座残高に加えて計算することによ
り、より正確なシミユレイシヨンを実行すること
が可能となる。
レイシヨン期間に口座の残高に付される利子を算
出し、これを口座残高に加えて計算することによ
り、より正確なシミユレイシヨンを実行すること
が可能となる。
[考案の効果]
以上詳記したようにこの考案によれば、口座の
残高データを記憶する口座記憶部と決済項目の金
額データを記憶する項目記憶部の他にシミユレイ
シヨン用の記憶部を設け、このシミユレイシヨン
用の記憶部に、決済項目の決済ごとに演算された
残高データ及びその対応する日付データ、最初に
残高が負になつた時点での残高データ及びその対
応する日付データ、残高が最小になつた時点での
残高データ及びその対応する日付データ等をそれ
ぞれ演算して記憶させることにより、現在使用可
能な金額や口座残高の不足額及びその入金期日等
の認識することができるようにしたので、口座決
済のシミユレイシヨンを簡単なキー操作で実行
し、口座に余分に入金されている金額あるいはさ
らに入金の必要な金額を知ることのできる決済口
座用小型電子式計算機を提供することができる。
残高データを記憶する口座記憶部と決済項目の金
額データを記憶する項目記憶部の他にシミユレイ
シヨン用の記憶部を設け、このシミユレイシヨン
用の記憶部に、決済項目の決済ごとに演算された
残高データ及びその対応する日付データ、最初に
残高が負になつた時点での残高データ及びその対
応する日付データ、残高が最小になつた時点での
残高データ及びその対応する日付データ等をそれ
ぞれ演算して記憶させることにより、現在使用可
能な金額や口座残高の不足額及びその入金期日等
の認識することができるようにしたので、口座決
済のシミユレイシヨンを簡単なキー操作で実行
し、口座に余分に入金されている金額あるいはさ
らに入金の必要な金額を知ることのできる決済口
座用小型電子式計算機を提供することができる。
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は回路構成を示すブロツク図、第2図は各記憶
部の構成を示す図、第3図はシミユレイシヨン動
作の処理内容を示すフローチヤート、第4図及び
第5図はそれぞれシミユレイシヨン動作に応じて
変化するシミユレイシヨン記憶部の記憶内容を示
す図である。 11……キー入力部、11a……テンキー、1
1b……文字キー、11c……バンク(BANK)
キー、11d……デート(DATE)キー、11
e……アイテム(ITEM)キー、11f……
「¥」キー、11g……シミユレイシヨンキー
(SML)、11h……決済キー、11i……セツ
ト(SET)キー、11j……入金キー(ADD)、
12……制御部、13……キー判断部、14……
入力バツフア、15……表示制御部、16,1
7,18……アドレス制御部、19……演算部、
20……口座記憶部、21……項目記憶部、22
……シミユレイシヨン記憶部、23……表示部。
図は回路構成を示すブロツク図、第2図は各記憶
部の構成を示す図、第3図はシミユレイシヨン動
作の処理内容を示すフローチヤート、第4図及び
第5図はそれぞれシミユレイシヨン動作に応じて
変化するシミユレイシヨン記憶部の記憶内容を示
す図である。 11……キー入力部、11a……テンキー、1
1b……文字キー、11c……バンク(BANK)
キー、11d……デート(DATE)キー、11
e……アイテム(ITEM)キー、11f……
「¥」キー、11g……シミユレイシヨンキー
(SML)、11h……決済キー、11i……セツ
ト(SET)キー、11j……入金キー(ADD)、
12……制御部、13……キー判断部、14……
入力バツフア、15……表示制御部、16,1
7,18……アドレス制御部、19……演算部、
20……口座記憶部、21……項目記憶部、22
……シミユレイシヨン記憶部、23……表示部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 口座の残高データ及びその残高の決済を行なつ
た日付データを記憶する口座用記憶手段と、 決済すべき項目の金額データ及びその決済日デ
ータを記憶する項目用記憶手段と、 シミユレイシヨン演算時の口座の残高データ及
びその日付データ、残高が最初に負となつた際の
残高データ及びその日付データ、最小値となつた
際の残高データ及びその日付データをそれぞれ記
憶するシミユレイシヨン用記憶手段と、 特定される期間での口座決済のシミユレイシヨ
ンを指示するキー入力手段と、 上記口座用記憶手段及び項目用記憶手段の記憶
内容に応じて上記キー入力手段に指示される特定
期間内での口座決済に関するシミユレイシヨン演
算を行なう演算手段と、 この演算手段の演算内容を指示制御すると共
に、演算の結果得られたデータを適宜上記シミユ
レイシヨン用記憶手段に記憶設定する制御手段
と、 この制御手段により上記シミユレイシヨン用記
憶手段に記憶設定されたデータを読出して表示部
に表示する表示手段とを具備したことを特徴とす
る決済口座用小型電子式計算機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986040908U JPH0413731Y2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986040908U JPH0413731Y2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62154563U JPS62154563U (ja) | 1987-10-01 |
JPH0413731Y2 true JPH0413731Y2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=30855417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986040908U Expired JPH0413731Y2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0413731Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-20 JP JP1986040908U patent/JPH0413731Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62154563U (ja) | 1987-10-01 |
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