JPH0413732Y2 - - Google Patents

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JPH0413732Y2
JPH0413732Y2 JP1986040909U JP4090986U JPH0413732Y2 JP H0413732 Y2 JPH0413732 Y2 JP H0413732Y2 JP 1986040909 U JP1986040909 U JP 1986040909U JP 4090986 U JP4090986 U JP 4090986U JP H0413732 Y2 JPH0413732 Y2 JP H0413732Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、個人の銀行口座等における引落と
し額や残高等を記憶する決済口座用小型電子式計
算機に関する。
[従来技術とその問題点] 従来より、銀行の口座の残高データと種々のク
レジツト金額のデータとを記憶部に記憶してお
き、それぞれのクレジツト金額のデータを指定し
て決済の演算を行なわせることによりその時点で
の口座の残高データを更新設定する決済口座用の
小型電子式計算機があつた。この種の小型電子式
計算機は、自己の口座の管理を行なう際に有用な
もので、その時々の口座残高の簡単なキー操作で
認識することのできるものであつた。
しかしながらこのような小型電子式計算機にお
いては、決済の演算により口座の残高データをい
つたん更新設定すると、その値はもう元に戻すこ
とができない。したがつて、口座データの決済を
仮に行ない、決算後の口座データやクレジツト金
額のデータを知りたい場合には、その演算はすべ
てマニユアルで実行しなければならなかつた。
[考案の目的] この考案は上記のような実情に鑑みてなされた
もので、口座決済のシミユレイシヨンを実行する
ことのできる決済口座用小型電子式計算機を提供
することを目的とする。
[考案の要点] この考案は、口座の残高データを記憶する口座
記憶部と決済すべき項目の金額データ及び日付デ
ータを記憶する項目記憶部の他にシミユレイシヨ
ン用の記憶部を設け、このシミユレイシヨン用の
記憶部を用いて上記口座記憶部と項目記憶部に記
憶された内容により将来の任意の期日を指定して
口座残高がいくらになるかをシミユレイシヨンす
るようにしたものである。
[考案の実施例] 以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明
する。
第1図はその回路構成を示すものである。同図
において11はキー入力部であり、このキー入力
部11には数値データを入力するテンキー11
a、文字データを入力する文字キー11bの他
に、バンク(BANK)キー11c、デート
(DATE)キー11d、アイテム(ITEM)キー
11e、「¥」キー11f、シミユレイシヨンキ
ー(図では「SML」と表わす)11g、決済キ
ー11h、セツト(SET)キー11i、入金キ
ー(図では「ADD」と表わす)11j、「△」キ
ー11k及び「▽」キー11lが備えられる。こ
れらの各キーによるキー入力信号は、制御部12
からのキーサンプリング信号に応じてキー判断部
13に送られる。キー判断部13は、キー入力部
11のキー入力信号から操作されたキーを判断す
るもので、操作されたキーが実行キーであつた場
合には制御部12に、データキーであつた場合に
は入力バツフア14に判断結果を送出する。制御
部12は、キー判断部13から送られてくるキー
判断信号に従つて他の各回路の制御動作を行なう
もので、入力バツフア14、表示制御部15、ア
ドレス制御部16〜18にそれぞれ制御指令を出
力する一方、演算部19とデータの入出力を行な
う。上記入力バツフア14は、制御部12からの
指令によりキー判断部13から送られてきたキー
入力データを表示制御部15、口座記憶部20、
項目記憶部21、シミユレイシヨン記憶部22に
送出する。これら口座記憶部20、項目記憶部2
1及びシミユレイシヨン記憶部22は、それぞれ
アドレス制御部16〜18にアドレス制御される
位置でデータの書込み/読出しを行なうものであ
り、読出されたデータは演算部19に送られる。
この演算部19は、制御部12からの演算指令に
より口座の決済に関する演算を実行し、その演算
結果を表示制御部15あるいは口座記憶部20、
項目記憶部21、シミユレイシヨン記憶部22に
送出する。そして、表示制御部15は制御部12
からの制御指令により、入力バツフア14あるい
は演算部19から送られてくるデータに従つて表
示部23を駆動制御し、表示動作を行なわせる。
次に上記実施例の動作について説明する。
動作当初には、まずキー入力部11のバンクキ
ー11cを操作し、その後に口座記憶部20に口
座データの設定を行なう。このバンクキー11c
操作によるキー入力信号がキー判断部13に送ら
れると、キー判断部13はこの信号からバンクキ
ー11cが操作されたことを判断し、その判断結
果の信号を制御部12に送出する。制御部12で
は、このキー判断部13からの信号により、続く
データ入力をバンクモードでの口座記憶部20へ
の設定として処理するようになる。ここで、口座
データのうちの残高データとしてテンキー11a
により「5000」を置数し、続けて「¥」キー11
fを操作する。キー判断部13がキー入力データ
「5000」を入力バツフア14に送出した後に、
「¥」キー11fが操作されたことを示す信号を
制御部12に送出すると、制御部12はこの信号
により、入力バツフア14に保持されるキー入力
データ「5000」を出力させると共に、アドレス制
御部16に制御指令を送出する。その結果、入力
バツフア14から出力されたキー入力データ
「5000」は、アドレス制御部16にアドレス指定
される口座記憶部20の残高(B)レジスタ20aに
記憶設定される。同様にして口座データのうちの
日付データとしてテンキー11aにより
「851225」(「85年12月25日」の意。以下同)を置
数し、続けてデートキー11dを操作する。キー
判断部13がキー入力データ「851225」を入力バ
ツフア14に送出した後に、デートキー11dが
操作されたことを示す信号を制御部12に送出す
ると、制御部12はこの信号により、入力バツフ
ア14に保持されるキー入力データ「851225」を
出力させると共に、アドレス制御部16に制御指
令を送出する。その結果、入力バツフア14から
出力されたキー入力データ「851225」は、アドレ
ス制御部16にアドレス指定される口座記憶部2
0の日付(B)レジスタ20bに記憶設定され
る。
以上の処理により、口座記憶部20の残高(B)レ
ジスタ20a、日付(B)レジスタ20bには、第2
図2に示すように85年12月25日には残高5000円で
あることを示す残高データ「5000」と日付データ
「851225」がそれぞれ記憶設定されるようになる。
次にキー入力部11のアイテムキー11eを操
作し、その後に項目記憶部21に決済すべき項目
データの設定を行なう。このアイテムキー11e
操作によるキー入力信号がキー判断部13に送ら
れると、キー判断部13はこの信号からアイテム
キー11eが操作されたことを判断し、その判断
結果の信号を制御部12に送出する。制御部12
では、このキー判断部13からの信号により、続
くデータ入力をアイテムモードでの項目記憶部2
1への設定として処理するようになる。ここで、
第1の項目データとして、初めに項目名データ
「A」を文字キー11bにより入力し、続けてセ
ツトキー11iを操作する。キー判断部13がキ
ー入力データ「A」を入力バツフア14に送出し
た後に、セツトキー11iが操作されたことを示
す信号を制御部12に送出すると、制御部12は
この信号により、入力バツフア14に保持される
キー入力データ「A」を出力させると共に、アド
レス制御部17に制御指令を送出する。その結
果、入力バツフア14から出力されたキー入力デ
ータ「A」は、アドレス制御部17にアドレス指
定される項目記憶部21に第1番目の項目データ
のうちの項目名データとして記憶設定される。続
いてこの第1番目の項目データのうちの金額デー
タとしてテンキー11aにより「1000」を置数
し、続けて「¥」キー11fを操作する。キー判
断部13がキー入力データ「1000」を入力バツフ
ア14に送出した後に、「¥」キー11fが操作
されたことを示す信号を制御部12に送出する
と、制御部12はこの信号により、入力バツフア
14に保持されるキー入力データ「1000」を出力
させると共に、アドレス制御部17に制御指令を
送出する。その結果、入力バツフア14から出力
されたキー入力データ「1000」は、アドレス制御
部17にアドレス指定される項目記憶部21に第
1番目の項目データのうちの金額データとして記
憶設定される。そして、この第1番目の項目デー
タのうち、残つた決済日データとしてテンキー1
1aにより「860110(86年1月10日)」を置数し、
続けてデートキー11dを操作する。キー判断部
13がキー入力データ「860110」を入力バツフア
14に送出した後に、デートキー11dが操作さ
れたことを示す信号を制御部12に送出すると、
制御部12はこの信号により、入力バツフア14
に保持されるキー入力データ「860110」を出力さ
せると共に、アドレス制御部17に制御指令を送
出する。その結果、入力バツフア14から出力さ
れたキー入力データ「860110」は、アドレス制御
部17にアドレス指定される項目記憶部21に第
1番目の項目データのうちの決済日データとして
記憶設定される。
以下同様にして、第2番目の項目データ「B」
「2000」「860115」、第3番目の項目データ「C」
「1500」「860210」を、それぞれセツトキー11
i、「¥」キー11f及びデートキー11d操作
により入力すると、それらのデータが項目記憶部
21に第2番目、第3番目の項目データとして記
憶設定される。
その後、第4番目の項目データとして、口座へ
の入金を設定する。この場合、項目名データ「入
金」を文字キー11bでキー入力した後にセツト
キー11iを操作し、制御部12がこの入力デー
タ「入金」を項目記憶部21に第4番目の項目デ
ータのうちの項目名データとして記憶設定する。
続いてこの第4番目の項目データのうちの金額デ
ータとしてテンキー11aにより「5000」を置数
し、続けて「¥」キー11fと入金キー11jを
操作する。キー判断部13がキー入力データ
「5000」を入力バツフア14に送出した後に、
「¥」キー11f及び入金キー11jが操作され
たことを示す信号を制御部12に送出すると、制
御部12はこの信号により、入力バツフア14に
保持されるキー入力データ「5000」を出力させる
と共に、アドレス制御部17に制御指令を送出す
る。その結果、入力バツフア14から出力された
キー入力データ「5000」は、決済金額ではなく入
金の金額である関係上、符号「−」を付された後
に、アドレス制御部17にアドレス指定される項
目記憶部21に第4番目の項目データのうちの金
額データ「−5000」として記憶設定される。そし
て、この第4番目の項目データのうち、残つた決
済日データとしてテンキー11aにより
「860215」を置数し、続けてデートキー11dを
操作すると、このキー入力データ「860215」は上
記と同様にしてアドレス制御部17にアドレス指
令される項目記憶部21に第1番目の項目データ
のうちの日付データとして記憶設定される。
さらに、第5番目の項目データ「D」 「9000」「860310」を、セツトキー11i、「¥」
キー11f及びデートキー11d操作により入力
すると、それらのデータが項目記憶部21に第5
番目の項目データとして記憶設定される。
以上の処理により、項目記憶部21には、第2
図1に示すように第1番目から第5番目の項目デ
ータがそれぞれ記憶設定されるようになる。
なお、この場合には示さなかつたが、アイテム
モードにおいて項目データを項目記憶部21に記
憶する際には、その項目データは順次決済日デー
タに従つて順序が入替えられて記憶設定される。
上記で設定された口座、項目データにおいて決
済を行なう場合には、アイテムモードにして表示
部23に表示される項目データを「△」キー11
kあるいは「▽」キー11lの操作によつて選択
する。これは、「△」キー11kあるいは「▽」
キー11lのキー操作信号がキー判断部13から
制御部12に送られることにより制御部12がア
ドレス制御部17に制御指令を送出し、項目記憶
部21に記憶されている項目データを読出させ、
演算部19から表示制御部15に送つて表示部2
3に表示させるものである。表示部23に目的と
する項目データが表示された時点で、決済キー1
1hを操作する。このキー操作信号がキー判断部
13から制御部12に送られると、制御部12は
口座記憶部20の残高(B)レジスタ20aに記憶さ
れる残高データと指定された項目データの金額デ
ータとを演算部19に読出し、残高データから金
額データを減算させ、その減算結果を新たに口座
記憶部20の残高(B)レジスタ20aに更新設定す
る。これと共に制御部12は、口座記憶部20の
日付(B)レジスタ20bに記憶される日付データも
指定された項目データの決済日データを用いて更
新設定し、これをもつて決済の処理を終了する。
決済が行なわれた項目データは、項目記憶部21
から消去されるか、あるいは決済終了を示すフラ
グ等の記号が付される。
次いで、シミユレイシヨンモードにおける動作
について説明する。
第3図は口座決済のシミユレイシヨンを行なう
際の処理内容を示すものである。同図のステツプ
S01に示すように、シミユレイシヨンを行なう際
には、まずキー入力部11のシミユレイシヨンキ
ー11gを操作する。このキー入力はキー判断部
13で判断されて制御部12に送出され、制御部
12はこれに従つて動作モードをシミユレイシヨ
ンモードとする。その後、ステツプS02において
バンクキー11cの操作があつたか否か判断され
る。これは、バンクキー11c操作によつて口座
の初期値を新たに設定するか否かを判断するもの
である。ここでバンクキー11cが操作されたと
判断された場合は、次にステツプS03に進んで、
残高データ及び日付データをキー入力する一方、
バンクキー11cが操作されなかつたと判断され
た場合は、ステツプS13に進み、口座記憶部20
に記憶された残高データと日付データがシミユレ
イシヨン記憶部22に入力される。今、バンクキ
ー11cが操作され、例えば口座の初期データと
して残高データ「6000」及び日付データ
「860112」をそれぞれ「¥」キー11f、デート
キー11dと共にキー入力するものとすると、制
御部12の指令により、第2図3に示すように残
高データ「6000」がシミユレイシヨン記憶部22
の残高(s)レジスタ22aに、また、日付データ
「860112」が同シミユレイシヨン記憶部22の日
付(s)レジスタ22bに各々記憶設定される。その
後、次のステツプS04において、さらに続けてデ
ートキー11dの操作があつたか否か判断され
る。このデートキー11d操作に伴つて入力され
た日付データと上記シミユレイシヨン記憶部22
の日付(s)レジスタ22bに記憶された日付データ
とによつてシミユレイシヨンの期間が決定される
もので、もし、デートキー11dが操作されたと
判断された場合は、ステツプS05において日付デ
ータをキー入力し、その日付データ、例えば
「860220」をシミユレイシヨン記憶部22の日付
(x)レジスタ22cに第2図3に示すように記憶設
定される。続くステツプS06では、制御部12か
らアドレス制御部17に指令が送出され、このア
ドレス制御部17の項目記憶部21へのアドレス
指定内容がリセツトされる。次いでステツプS07
で、このリセツトされたアドレス制御部17のア
ドレス指定により、項目記憶部21の第1番目の
項目データ、すなわち項目名データ「A」、金額
データ「1000」及び決済日データ「860110」が続
出される。その後ステツプS08において、続出さ
れた決済日データ「860110」がシミユレイシヨン
記憶部22の日付(s)レジスタ22bに記憶される
日付データ「860112」よりも後であり、なおかつ
日付(x)レジスタ22cに記憶される日付データ
「860220」以前であるか否か演算部19に読出さ
れて判断される。この判断の結果がYESとなる
と、次にステツプS09に進んで決済処理を行なう
が、ここではNOとなるので、ステツプS09の処
理は行なわずにステツプS10に進む。そのため、
シミユレイシヨン記憶部22においては、第4図
1の第1段目に示すように残高sレジスタ22a
に残高データとして依然「6000」が記憶されたま
ま、決済日レジスタ22dには何も記憶されな
い。さて、ステツプS10では、アドレス制御部1
7の項目記憶部21へのアドレス指定内容を「+
1」する。次いでステツプS11において、このア
ドレス制御部17の指定する項目記憶部21のア
ドレス位置に項目データが残つているか否か判断
される。ここでの判断結果はYESとなり、次に
上記ステツプS07からの処理を繰返す。
ステツプS07では、この「+1」されたアドレ
ス制御部17のアドレス指定により項目記憶部2
1の第2番目の項目データ、すなわち項目名デー
タ「B」、金額データ「2000」及び決済日データ
「860115」が続出される。その後ステツプS08に
おいて、続出された項目データのうちの決済日デ
ータ「860115」が日付(s)レジスタ22bに記憶さ
れる日付データ「860112」よりも後であり、なお
かつ日付(x)レジスタ22cに記憶される日付デー
タ「860220」以前であると判断されると、次にス
テツプS09に進む。ステツプS09では、残高(s)レ
ジスタ22aに記憶される残高データ「6000」を
読出した項目データのうちの金額データ「2000」
とによつて演算部19で、減算 6000−2000 が行なわれ、その演算結果「4000」が新たに残高
sレジスタ22aに記憶設定されると共に、読出
した項目データのうちの決済日データ「860115」
が決済日レジスタ22dに記憶される。この時点
でシミユレイシヨン記憶部22においては、第4
図1の第2段目に示すように残高(s)レジスタ22
aに残高データとして「4000」が、決済日レジス
タ22dには「860115」がそれぞれ記憶させるこ
ととなる。このようにして項目記憶部21に記憶
された項目データを順次読出し、決済日がシミユ
レイシヨンの範囲内であれば、シミユレイシヨン
記憶部22の残高sレジスタ22aの内容を残高
(s)データから金額データを減算したものと置換え
て、決済日レジスタ22dにもその項目の決済日
が記憶される。従つて、シミユレイシヨンの範囲
内にある項目「C」「入金」に関して上記の処理
を実行し、シミユレイシヨン記憶部22の残高
(s)、決済日データは第4図1の3段目、4段目の
ように変化する。そして項目「D」が読出される
とステツプS08にて範囲外であると判断され、ス
テツプS10に進み次の項目が指定されるが、項目
データに残りが無いので、ステツプS11ではNO
の判断がなされ、ステツプS12に進む。
そしてステツプS12においては、第4図1の最
下段、この場合は第4段に示すシミユレイシヨン
記憶部22の残高(s)レジスタ22aに記憶される
残高データ「7500」と決済日レジスタ22dに記
憶されるシミユレイシヨン期間内での最終の決済
日データ「860215」が読出され、演算部19を介
して表示制御部15に送られて、表示部23に表
示され、86年2月20日には86年2月15日に行なつ
た決済の結果、残高7500円になることがわかり、
以上でこのシミユレイシヨン処理を終了する。
次にシミユレイシヨン期間を特定しないでシミ
ユレイシヨンを行なう場合の動作について説明す
る。
第3図のステツプS01に示すようきキー入力部
11のシミユレイシヨンキー11gを操作し、動
作モードをシミユレイシヨンモードとする。その
後、ステツプS02でバンクキー11cの操作があ
つたか否か判断する。これは、バンクキー11c
操作によつて口座の初期値を新たに設定するか否
かを判断するもので、ここでバンクキー11cが
操作されなかつたと判断された場合は、次にステ
ツプS13に進み、キー入力のデータに代わつて口
座記憶部20の残高(B)レジスタ20a、日付(B)レ
ジスタ20bに記憶される残高データ「5000」、
日付データ「851225」を、第2図4に示すよう
に、シミユレイシヨン記憶部22の残高(s)レジス
タ22a、日付(s)レジスタ22bに夫々記憶設定
する。その後、次のステツプS04において、さら
に続けてデートキー11dの操作があつたか否か
判断される。このデートキー11d操作に伴つて
入力された日付データと上記シミユレイシヨン記
憶部22の日付(s)レジスタ22bに記憶された日
付データとによつてシミユレイシヨンの期間が決
定されるもので、デートキー11dが操作されな
かつたと判断された場合、すなわち、シミユレイ
シヨン期間を特定しなかつたと判断された場合
は、次にステツプS14に進む。
ステツプS14では、制御部12からアドレス制
御部17に指令が送出され、このアドレス制御部
17の項目記憶部21へのアドレス指定内容がリ
セツトされる。次いでステツプS15で、このリセ
ツトされたアドレス制御部17のアドレス指定に
より、項目記憶部21の第1番目の項目データ、
すなわち項目名データ「A」、金額データ「1000」
及び決済日データ「860110」が読出される。その
後ステツプS16において、残高sレジスタ22a
に記憶される残高データ「5000」と読出した項目
データのうちの金額データ「1000」とによつて演
算部19で、減算 5000−1000 が行なわれ、その演算結果「4000」が新たに残高
sレジスタ22aに記憶設定されると共に、読出
した項目データのうちの決済日データ「860110」
が決済日レジスタ22dに記憶される。この時点
でシミユレイシヨン記憶部22においては、第4
図2の第1段目に示すような残高(s)レジスタ22
aに残高データ「5000」が記憶され、決済日レジ
スタ22dには何も記憶されない状態から、第2
段目に示すように残高sレジスタ22aに残高デ
ータとして「4000」が、決済日レジスタ22dに
は「860110」がそれぞれ記憶される状態に更新設
定される。次いでステツプS17でアドレス制御部
17の項目記憶部21へのアドレス指定内容を
「+1」し、続くステツプS18においてこのアド
レス制御部17の指定する項目記憶部21のアド
レス位置に項目データが残つているか否か判断す
る。ここでの判断結果はYESとなり、次に上記
ステツプS15からの処理を行なう。
このステツプS15で、「+1」されたアドレス
制御部17のアドレス指定により項目記憶部21
の第2番目の項目データ、すなわち項目名データ
「B」、金額データ「2000」及び決済日データ
「860115」が読出される。その後ステツプS16に
おいて、残高(s)レジスタ22aに記憶される残高
データ「4000」と読出した項目データのうちの金
額データ「2000」とによつて演算部19で、減算 4000−2000 が行なわれ、その演算結果「2000」が新たに残高
(s)レジスタ22aに記憶設定されると共に、読出
した項目データのうちの決済日データ「860115」
が決済日レジスタ22dに記憶される。この時点
でシミユレイシヨン記憶部22においては、第4
図2の第3段目に示すように残高(s)レジスタ22
aに残高データとして「2000」が、決済日レジス
タ22dには「860115」がそれぞれ記憶される状
態に更新設定される。次いでステツプS17でアド
レス制御部17の項目記憶部21へのアドレス指
定内容を「+1」し、続くステツプS18において
このアドレス制御部17の指定する項目記憶部2
1のアドレス位置に項目データが残つているか否
か判断する。ここでの判断結果はYESとなり、
次に上記ステツプS15からの処理を繰返す。
以下同様にしてステツプS15〜S18の処理を繰
返し実行し、項目記憶部21に記憶される第3番
目の項目データ「C」「1500」 「860210」、第4番目の項目データ「入金」「−
5000」「860215」、第5番目の項目データ「D」
「9000」「860310」についても順次口座決済のシミ
ユレイシヨンを行なうと、シミユレイシヨン記憶
部22の残高(s)レジスタ22a、決済日レジスタ
22dは、第4図2の第4段目から第6段目に示
すように記憶内容が更新設定される。そして、こ
の第4図2の第6段目に示すようにステツプS16
で残高sレジスタ22aに残高データ「−3500」
が、また決済日レジスタ22dに決済日データ
「860310」が記憶設定された状態で、続くステツ
プS17でアドレス制御部17の項目記憶部21へ
のアドレス指定内容がさらに「+1」され、続く
ステツプS18においてこのアドレス制御部17の
指定する項目記憶部21のアドレス位置にもう項
目データが残つていないと判断されると、次には
ステツプS19に進む。
そしてステツプS19では、第4図2の最下段、
この場合は第6段に示すシミユレイシヨン記憶部
22の残高(s)レジスタ22aに記憶される残高デ
ータ「−3500」と決済日レジスタ22dに記憶さ
れるシミユレイシヨン期間内での最終の決済日デ
ータ「860310」が読出され、演算部19を介して
表示制御部15に送られて、表示部23に表示さ
れ、全ての項目が決済される86年3月10日には口
座が3500円の不足となることがわかり、以上でこ
のシミユレイシヨン処理を終了する。
[考案の効果] 以上詳記したようにこの考案によれば、口座の
残高データを記憶する口座記憶部と決済すべき項
目の金額データ及び日付データを記憶する項目記
憶部の他にシミユレイシヨン用の記憶部を設け、
このシミユレイシヨン用の記憶部を用いて上記口
座記憶部と項目記憶部に記憶された内容により将
来の任意の期日を指定して口座残高がいくらにな
るかをシミユレイシヨンするようにしたので、簡
単なキー操作で口座決済のシミユレイシヨンが可
能となる決済口座用小型電子式計算機を提供する
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は回路構成を示すブロツク図、第2図は各記憶
部の構成を示す図、第3図はシミユレイシヨン動
作の処理内容を示すフローチヤート、第4図はシ
ミユレイシヨン動作に応じて変化するシミユレイ
シヨン記憶部の記憶内容を示す図である。 11……キー入力部、11a……テンキー、1
1b……文字キー、11c……バンク(BANK)
キー、11d……デート(DATE)キー、11
e……アイテム(ITEM)キー、11f……
「¥」キー、11g……シミユレイシヨンキー
(SML)、11h……決済キー、11i……セツ
ト(SET)キー、11j……入金キー(ADD)、
11k……「△」キー、11l……「▽」キー、
12……制御部、13……キー判断部、14……
入力バツフア、15……表示制御部、16〜18
……アドレス制御部、19……演算部、20……
口座記憶部、21……項目記憶部、22……シミ
ユレイシヨン記憶部、23……表示部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 口座の残高データ及びその残高の決済を行なつ
    た日付データを記憶する口座記憶手段と、 決済すべき項目の金額データ及びその決済日デ
    ータを記憶する項目記憶手段と、 シミユレイシヨン期間を示す日付データ、シミ
    ユレイシヨン演算時の口座の残高データ及びその
    日付データを記憶するシミユレイシヨン用記憶手
    段と、 特定期間での口座決済のシミユレイシヨンを指
    示するキー入力手段と、 上記口座記憶手段及び項目記憶手段の記憶内容
    に応じて上記キー入力手段に指示される特定期間
    内での口座決済に関するシミユレイシヨン演算を
    行なう演算手段と、 この演算手段の演算内容を指示制御すると共
    に、演算の結果得られたデータを適宜上記シミユ
    レイシヨン記憶手段に記憶設定する制御手段と、 この制御手段により上記シミユレイシヨン記憶
    手段に記憶設定されたデータを読出して表示部に
    表示する表示手段とを具備したことを特徴とする
    決済口座用小型電子式計算機。
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