JPH04136856A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents

感光性樹脂組成物

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JPH04136856A
JPH04136856A JP2262563A JP26256390A JPH04136856A JP H04136856 A JPH04136856 A JP H04136856A JP 2262563 A JP2262563 A JP 2262563A JP 26256390 A JP26256390 A JP 26256390A JP H04136856 A JPH04136856 A JP H04136856A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、たとえば超LSIなとの半導体デバイスの微
細パターンを形成するために使用される放射線感応性レ
ジストに用いる感光性樹脂組成物に関する。
〔従来の技術・発明が解決しようとする課題〕従来から
半導体デバイスの高集積化が求められており、それに対
応して微細加工技術の開発が進められている。この技術
を実現するためにいくつかの手法が検討されているが、
なかでも光リソグラフィー技術で使用する光源を短波長
化するためにエキシマレーザを露光線源に使用すること
や、光学干渉などの問題を無視できる電子線、X線を露
光線源に使用した露光技術などが注目されている。
従来、光リソグラフィー用のレジストとして、ノボラッ
ク樹脂とナフi・キノンアシドとからなるレジストが知
られており、このレジストは高解像度、ドライエツチン
グ耐性、高感度などの優れた特性を有しているか、露光
線源の波長か短波長化するにしたがって感光波長の不適
合や、該短波長の光に対するレジスト自体の透過率が低
くなるなどの問題が生ずるため、エキシマレーザ、電子
線、X線を露光線源とするレジストとしては不適当であ
る。
そこで、電子線、X線用のレジストとじて、ポリメタク
リレ−1・樹脂やポリオレフィンスルホン樹脂などから
なるポジ型レジストや、クロロメチル化ポリスチレンな
どからなるネガ型レジストか開発されている。しかし、
前者はドライエツチング耐性が低く低感度であるという
欠点を有し、後記は現像液による膨潤のために解像度か
低下するという欠点を有している。
さらに、高感度のレジストをうるためのものとして、特
開昭6O−17504fi号公報には、露光前はアルカ
リ溶液に対して溶解抵抗性があり、放射線の露光を受け
るとその部分がアルカリ可溶性となる組成物であって、
アルカリ可溶性フェノール樹脂と放射線感応性オニウム
塩との組成物が開示されており、特開昭63−591.
3L号公報には、アルカリ可溶性の高分子化合物と、高
エネルギー放射線の照射によってエステルが分解し、カ
ルボン酸を生成するアルカリ不溶性有機酸エステルとの
組成物が開示されている。
しかし、前記公報に開示されている組成物は、いずれも
解像度、感度なとの性能のある程度の向上はみられるも
のの、実用的なレベルにまで向上したものではない。
また、[ジャーナル オブ ザ エレクトロケミカルソ
ザイアティ(J、Electrochem、Soc、)
 136(+) 、p、241〜245」には、トリフ
ェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネ−1・が
紫外線の照射を受けて酸を発生し、その酸によるポリ(
クロロまたはブロモフタルアルデヒド)の解重合につい
て記載されているが、これらの組成物では解重合による
気体の発性が著しいために、生成するパターンの形状が
悪化してしまう。
本発明は、前記のような従来の技術の問題点を解決し、
放射線露光に対する高い感度を有し、露光された部分だ
けが忠実に極性溶媒に可溶化し、かつ非極性溶媒に不溶
化して高解像度のパターンを形成しうるポジ型としても
ネガ型としても使用しうる放射線感応レジスi・を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた
結果、放射線に感光して酸または塩基を発生ずる化合物
および一般式(I): (式中、R1−R6はそれぞれ水素原子、アルキル基、
ハロゲン化アルキル基、アルコキシ基、アルケニル基、
アルキニル基、フェニル基または置換フェニル基を示し
、またR とRRとR6がそれぞれ環構造をなしていて
もよい、Arは芳香環を含有する基を示す)で表わされ
る単位からなる化合物を含有することを特徴とする感光
性樹脂組成物が、高感度で高解像度の放射線感応レジス
トとなることを見出し、本発明に到達した。
〔作 用〕
本発明の組成物に放射線が照射されると、放射線に感光
して酸または塩基を発生ずる化合物から発生した酸また
は塩基か、アルカリ水溶液なとの極性溶媒に不溶で非極
性溶媒に可溶の一般式(Ilで表わされる単位からなる
化合物の一部を分解し、その部分を極性溶媒に可溶で非
極性溶媒に不溶にする。その結果、極性溶媒を現像液に
用いるとポジ型のパターンを形成することかでき、非極
性溶媒を現像液に用いるとネガ型のパターンを形成する
ことができる。
また、この分解反応を起こすために必要な酸または塩基
を発生ずる化合物は、加熱することにより大幅に感度を
向上させることが可能となるばあいか多い。
〔実施例〕
本発明の感光性樹脂組成物には、一般式(I)。
し以1.下余白] で表わされる単位からなる化合物が用いられる。
一般式(I)中のR1−R6はそれぞれ水素原子;メチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基なとのアルキル
基;クロロメチル基、トリクロロメチル基、トリフルオ
ロメチル基、ペンタフルオロエチル基などのハロゲン化
アルキル基;メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、
ブトキシ基などのアルコキシ基;ビニル基、アリル基な
どのアルケニル基;エチニル基なとのアルキニル基;フ
ェニル基;メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ
基、ビニル基、アリル基、エチニル基、フェニル基、二
1・四基、シアノ基、ヒドロキシ基、アミノ基、メチル
アミノ基、ジメチルアミノ基、エチルアミノ基、ジエチ
ルアミノ基、塩素原子、臭素原子、フッ素原子など置換
された置換フェニル基である。
R1−R6はそれぞれ同種でもよく、異種でもよく、 
Rと R1?  と RかそれぞれC112CH2CI
I2CH2C112−−CI12CH2CI12CH2
0−などの環構造をなしていてもよい。
一般式(1)中のArは芳香環を有する基であり、その
具体例としては、たとえばベンゼン、ナフタレン、アン
!・ラセン、ベンゾフェノン、ナフトキノン、アントラ
キノン、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン
、トリアジン、テトラジン、ピロール、イミダゾール、
ピラゾール、トリアゾール、フェナントレン、フェナン
トレン、ベンゾシンノリン、キノキサリン、フェナジン
、アサベンゾナフテン、ポリアサフェナントレン、オキ
サジアジン、ペンゾオキザシアジン、ジオキサジアジン
、インドール、ベンゾイミダゾール、カルバゾール、キ
ノリン、アクリジン、ピロコリン、フラン、ベンゾフラ
ン、クロモン、クロメン、キザントン、チオフェン、ベ
ンゾチオフェン、オキサゾール、イソオキサゾール、チ
アゾール、ベンゾチアゾール、オキサゾリン、オキサゾ
リジン、ベンゾオキサチイン、イサチン、インドレニン
、ピペリドン、イソキノリン、アクリドン、トロピノン
、ピロン、ピロリドン、411−ピラン−4−オンなど
から水素原子などを除いた基かあげられる。
これらの申では単環芳香環が望ましい。
前記芳香環を有する基は、ハロゲン原子、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基なとのアルキル基;メI
・キシ基、エトキシ基、プロポキン基、ブトキシ基など
のアルコキシ基、アリル基、ビニル基などのアルケニル
基;エチニル基なとのアルキニル基;フェニル基;メチ
ル乱、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、ビニル基、
アリル基、エチニル基、フェニル基、二1・四基、シア
ノ基、ヒドロキシ基、アミノ基、メチルアミノ基、ジメ
チルアミノ基、エチルアミノ基、ジエチルアミノ基、塩
素原子、臭素原子、フッ素原子などで置換された置換フ
ェニル基;二1・ロ基;シアノ基:ヒドロキシ基;アミ
ノ基;メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、エチルアミ
ノ基、ジエチルアミノ基などの置換アミノ基なとで置換
されていてもよい。
前記−能代[11で表わされる単位からなる化合物は、
1種の単位からなっていてもよく、2種以」二の単位か
らなっていてもよい。
一般式(I)で表わされる単位の繰り返し数は、4〜1
00、さらには10〜50であるのが好ましい。該数が
10未満では成膜性が低下し、100をこえると溶媒に
解けにくくなる傾向がある。
前記−能代(■)で表わされる単位からなる化合物は、
たとえば芳香族ジアルデヒドとマロン酸をピペラジンの
存在下に脱水縮合させ、芳香族ジアクリル酸を合成し、
これを常法によりエステル化することによってモノマー
を合成したのち、このモノマーを高圧水銀灯の照射によ
って光重合させることによりうろことができる。
本発明に用いられる放射線に感光して酸または塩基を発
生する化合物(以下、酸または塩基発生化合物ともいう
)のうち、酸を発生ずる化合物の具体例としては、たと
えばトリフェニルスルホニウムテトラフルオロボレイト
、トリフェニルスルホニウムへキザフルオロアンチモネ
イト、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロアルシ
ネイト、l・リフェニルスルホニウムへキサフルオロホ
スフェイト、トリフェニルスルホニウムトリフルオロス
ルホネイI・、4−チオフェノキシジフェニルスルホニ
ウムテトラフルオロボレイト、4−チオフェノキシジフ
ェニルスルホニウムヘキサフルオロアルシネイト、4−
チオフェノキシジフェニルスルホニウムヘキサフルオロ
アルシネイト、4−チオフェノキシジフェニルスルホニ
ウムへキサフルオロホスフェイト、4−チオフェノキシ
ジフェニルスルホニウムトリフルオロスルホネイト、4
−1ert−プチルフェニルジフェニルスルホニウムテ
トラフルオロボレイト、4−1ert−プチルフェニル
ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネイト
、4tert−ブチルフエニルジフェニルスルホニウム
ヘキサフルオロアルシネイト、4−tert−ブチルフ
エニルジフェニルスルホニウムへキサフルオロホス] 
1 フエイト、4−tert−プチルフェニルジフェニルス
ルホニウムトリフルオロスルホネイト、トリス(4メチ
ルフエニル)スルホニウムテトラフルオロボレイト、ト
リス(4−メチルフェニル)スルホニウムへキザフルオ
ロアンチモネイト、トリス(4メチルフエニル)スルホ
ニウムへキサフルオロアルシネイト、トリス(4−メチ
ルフェニル)スルホニウムへキサフルオロホスフェイト
、トリス(4メチルフエニル)スルホニウムトリフルオ
ロスルホネイl−1I−リス(4−メトキンフェニル)
スルホニウムテトラフルオロボレイト、トリス(4−メ
トキシフェニル)スルホニウムヘキサフルオロアンチモ
ネイト、i・リス(4−メトキンフェニル)スルホニウ
ムへキサフルオロアルシネイト、トリス(4メトキシフ
ェニル)スルホニウムへキサフルオロホスフェイト、ト
リス(4−メトキシフェニル)スルポニウムトリフルオ
ロスルホネイト、ジフェニルヨウドニウムテトラフルオ
ロポレイト、シフェニルヨウトニウムヘキザフルオロア
ンチモネイト、ジフェニルヨウトニウムへキサフルオロ
アルシネイト、ジフェニルヨウドニウムへキサフルオロ
ホスフェイト、ジフェニルヨウドニウムトリフルオロス
ルホネイト、3,3”−ジニトロジフェニルヨウドニウ
ムテトラフルオロボレイト、3.3−ジニトロジフェニ
ルヨウドニウムヘキサフルオロアンチモネイト、3,3
−ジニトロジフェニルヨウドニウムヘキサフルオロアル
シネイト、3,3”−ジニトロジフェニルヨウドニウム
へキサフルオロホスフェイト、3,3°−ジニトロジフ
ェニルヨウドニウムトリフルオロスルホネイト、4,4
゛−ジメチルジフェニルヨウドニウムテトラフルオロボ
レイト、4.4°−ジメチルジフェニルヨウドニウムヘ
キサフルオロアンチモネイト、4,4°−ジメチルジフ
ェニルヨウドニウムヘキサフルオロアルシネイト、4゜
4′−ジメチルジフェニルヨウドニウムヘキサフルオロ
ホスフエイト、4,4”−ジメチルジフェニルヨウドニ
ウムトリフルオロスルホネイト、4.4−ジtert−
プチルジフェニルヨウドニウムテトラフルオ口ボレイト
、4,4−ジtert−プチルジフェニルヨウドニウム
へキザフルオロアンチモネイl−14,4] 3 ジter L−プチルシフェニルヨウトニウムヘキサフ
ルオロアルシネイト、4,4−ジtert−プチルジフ
ェニルヨウドニウムへキサフルオロホスフェイト、4.
4−ジLert−プチルジフェニルヨウドニウムトリフ
ルオ口スルホネイトなどのオニウム塩や、2,46−ト
リス(+−リクロロメチル)  l−リアジン、2−ア
リル−4,6−ビス(トリクロロメチル)トリアジン、
α α α−トリブロモメチル−フェニルスルホン、α
、α、α、α 、α 、α −ヘキサクロロキシリレン
、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−Ll、l、3,3.3−へキサフルオロプロ
パン、1.1.1−トリス(3,5−ジブロモ−4−ヒ
ドロキシフェニル)エタンなどのハロゲン含有化合物や
、(2−二トロベンジルトシレイト、2,6−シニトロ
ベンジルI・シレイ1−12.4−ジニトロベンジルト
シレイト、メチルスルホン酸2−ニトロベンジルエステ
ル、酢酸2−ニトロベンジルエステル、p−ニトロベン
ジル9.10−ジメトキシアントラセン− 1、2.3−トリス(メタンスルホニルオキシ)ベンゼ
ン、1,2.3−1−リス(エタンスルホニルオキシ)
ベンセン、1,2.3−1−リス(プロパンスルホニル
オキシ)ベンゼンなどのスルホン酸エステルなとがあげ
られる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用
してもよい。
また、塩基を発生する化合物の具体例としては、たとえ
ばl・リフェニルメタノール、その誘導体、0−ニトロ
ペンジル力ルパメ−1・などがあげられる。
これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよ
い。
前記一般式(Ilて表わされる単位からなる化合物と酸
または塩基発生化合物の配合割合は、一般式(I)で表
わされる単位からなる化合物/酸または塩基発生化合物
が重量比で70/ 80〜99/1、さらには80/ 
20〜98/2であるのが好ましい。前記一般式(I)
で表わされる化合物が99/1をこえるとパタニングが
行ないにくくなる傾向があり、70/ 30未満では相
溶性か低下して均一にしくくなり、形成されるパターン
の不良か発生しやすくなる。
また、レジスト膜の形成をさらに容易にするために、ア
ルカリ可溶性の高分子化合物を配合して] 6 もよい。
アルカリ可溶性の高分子化合物としては、たとえば−0
11 、−COOII 、−N82などのようなアルカ
リ可溶性の官能基を有する高分子化合物を使用すること
かできる。このような高分子化合物の具体例としては、
たとえばポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリ−α
−クロロアクリル酸、ポリヒドロキシスチレン、ポリ−
α−メチルヒドロキシスチレン、ポリスチレンカルボン
酸、ポリアミノスチレン、ポリアリルアミンなどの単独
重合体またはこれらとポリスチレンまたはポリメチルメ
タクリレートなどとの共重合体、フェノールノボラック
樹脂、クレゾールノボラック樹脂、ナフトールノボラッ
ク樹脂なとがあげられる。これらの高分子化合物は1.
11独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
アルカリ可溶性高分子化合物の配合量は、一般式(1)
で表わされる化合物との合計重量に対して80%以ドが
好ましい。配合量が80%より多くなるとえられるレジ
スト膜かアルカリ可溶性となり、パターンの形成が困難
になる。
さらに本発明の組成物には、基板とレジストとの密着性
を向上させるためのアミノシラサン、アミノアルコキシ
シラザン、アルキルアルコキシシラザンなどの密着性向
上剤をはじめ、その他必要に応じて目的にあった化合物
を配合してもよい。
本発明の樹脂組成物は、通常、前記の成分を溶媒に溶解
させて、レジスト溶液として使用される。
前記溶媒としては、前記成分を溶解し、かつそれらと反
応しないものであればとくに限定なく使用できるが、沸
点が100〜220℃の範囲のものが好ましい。沸点が
100°Cより低いものではむらができやすく、沸点が
220℃より高いものでは溶媒を乾燥させにくくなる。
このような溶媒の具体例としては、たとえばメチルセロ
ソルブ、エチルセロソルブ、ジメチルグライム、ジエチ
ルグライム、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、γ
ーブチロラクトン、酢酸イソアミル、クロロベンセンな
とかあげられる。
前記レジスト溶液を、たとえばンリコンウエハ] 8 なとの基板」二にスピンコ−1・法などの方法によって
乾燥膜厚が02〜2JXf1程度になるように塗布し、
ブリベイクし、UV光、ディープUV光、軟X線、電子
線などの放射線を照射したのち、80〜150℃程度で
30秒〜20分間加熱し、ついて現像を行なうことによ
ってパターンか形成される。
レジストの現Ig!液としては、アルカリ性水溶液また
は有機溶媒を用いることができる。また、極性溶媒を用
いるとポジ型のパターンを形成することができ、非極性
溶媒を用いるとネガ型のパタンを形成することがてきる
アルカリ性水溶液としては、たとえばアンモニア、トリ
エチルアミン、ジメチルアミノメタノール、テトラメチ
ルアンモニウムヒドロキサイド、水酸化すl・リウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、コリンなとの水溶液
かあげられる。
また有機溶媒としてはジクロロメタン、クロロホルム、
トリクロロエチレン、酢酸エチル、酢酸イソアミル、メ
タノール、イソプロパツール、これらの混合溶媒なとが
あげられる。
以下に本発明の組成物を実施例によってさらに具体的に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない
実施例1 第1表に示す基を有する一般式(1)で表わされる単位
からなるポリ(p−フェニレンジアクリル酸ジーter
t−ブチルエステル)(化合物1)2gとトリフェニル
ホスホニウムトリフレイI−0,1gを10m1のシク
ロヘキサノンに溶解させて調製したレジスト溶液を、シ
リコン基板上に300Orpmでスビンコトシ、80℃
で15分間加熱してレジスI・膜を作製した。このとき
の膜厚は2/]mであった。この膜にに「Fエキシマレ
ーザ光(8mJ/cJ)をマスクを介して照射したのち
、100℃で5分間加熱した。
そののち2.38%テトラメチルアンモニウムヒドロキ
シド水溶液で60秒間現像を行なったところ、0.30
.のラインアンドスペースのポジ型パターンか解像でき
た。
また、現像液をクロロホルム/メタノールが3/1(容
積比)の混合溶媒にかえて現像を行な] 9 ったところ、0.3J+mのラインアンドスペースのネ
ガ型パターンが解像できた。
さらに前記レジスト膜に加速電圧20kVの電子線を1
.5μC/caて照射し、100℃で5分間加熱した。
そののち、前記と同様にして2.38%テトラメチルア
ンモニウムヒドロキシト水溶液またはクロロホルム/メ
タノールが3/1の混合溶媒で現像したところ、エキシ
マレーザを照射したときと同様に良好なポジ型パターン
とネガ型パターンかえられた。
実施例2〜32 第1表に示す基を有する一般式(I)で表わされる単位
からなる化合物(化合物2〜21)を用い、第2表に示
す組成のレジスト溶液を調製したほかは実施例]と同様
にしてレジスト膜を作製し、エキシマレーザまたは加速
電圧20kVの電子線を露光し、2.38%テトラメチ
ルアンモニウムヒドロキンドまたはクロロホルム/メタ
ノールが3/]の混合溶媒で現像を行なって、感度と解
像度を調べた。結果を第2表に示す。
第2表より、いずれの実施例でも050加以下の解像度
と30mJ/c♂以下の感度かえられていることがわか
る。       − 〔発明の効果〕 本発明の感光性樹脂組成物は、放射線露光に対して高い
感度と高い解像度を有する感光性樹脂組成物であり、放
射線感応レジスト材料として極めて有用であり、微細パ
ターンが必要とされる超LSIなどの半導体デバイスの
製造にとくに有用である。
代 理 人 大 石 増 雄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)放射線に感光して酸または塩基を発生する化合物
    および一般式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) (式中、R^1 〜R^6はそれぞれ水素原子、アルキ
    ル基、ハロゲン化アルキル基、アルコキシ基、アルケニ
    ル基、アルキニル基、フェニル基または置換フェニル基
    を示し、R^2とR^3、R^5とR^6がそれぞれ環
    構造をなしていてもよい、Arは芳香環を有する基を示
    す)で表わされる単位からなる化合物を含有することを
    特徴とする感光性樹脂組成物。
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