JPH04136561A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH04136561A
JPH04136561A JP2255930A JP25593090A JPH04136561A JP H04136561 A JPH04136561 A JP H04136561A JP 2255930 A JP2255930 A JP 2255930A JP 25593090 A JP25593090 A JP 25593090A JP H04136561 A JPH04136561 A JP H04136561A
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pressure
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渡辺 収
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動変速機の変速制御装置、特にデユーティ制
御式のライン圧制御手段が設けられて、変速時にライン
圧を低下させるようにした自動変速機における変速制御
装置に関する。
(従来の技術) 一般に自動車に搭載される自動変速機は、トルクコンバ
ータと変速歯車機構とを組合せ、この変速歯車機構の動
力伝達経路をクラッチやブレーキ等の複数の摩擦締結要
素の選択的作動により切り換えて、所定の変速段に自動
的に変速するように構成したもので、この種の自動変速
機には、上記各摩擦締結要素のアクチュエータに対する
油圧の給排を制御する油圧制御回路が設けられる。
この油圧制御回路には、オイルポンプの吐出圧を所定の
ライン圧に調整するレギュレータバルブ、手動操作によ
ってレンジを切り換えるマニュアルバルブ、運転状態に
応じて作動して上記各アクチュエータに通じる油路を切
り換えることにより、複数の摩擦締結要素を選択的に締
結させる複数のシフトバルブ等が設けられる。また、近
年においては、上記レギュレータバルブによるライン圧
の調整値をエンジンのスロットル開度等の運転状態に応
じて変化させるためのデユーティソレノイドバルブや、
変速時に上記シフトバルブを作動させる0N−OFFソ
レノイドバルブ等を備え、これらを電気的に制御するこ
とにより、変速制御の精度を向上させることが行われて
いる。
一方、この種の自動変速機においては、変速時における
摩擦締結要素の締結もしくは解放動作に伴っていわゆる
変速ショックが発生し、これが乗員に不快感を与えると
いう問題がある。そこで、上記のようなライン圧制御用
のデユーティソレノイドバルブが備えられている自動変
速機においては、変速時に、該バルブを作動させてライ
ン圧を低下させることにより、変速ショックを低減させ
ることが行われる場合がある。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記デユーティソレノイドバルブは、その周
期的なON、OFFにより制御用油圧を例えばエンジン
のスロットル開度等に応じた値に調整するものであるか
ら、上記制御用油圧は脈動を伴い、そのため、レギュレ
ータバルブでこの制御用油圧に応じてライン圧を調整す
る場合、該ライン圧にも脈動が生じることになる。そし
て、この脈動は、第23図に符号イで示すように、上記
制御用油圧の変化に伴うライン圧の変化時に顕著となる
一方、変速時にライン圧に基いて摩擦締結要素に供給さ
れる締結圧は急激に立ち上がらせず、第23図に符号口
で示すように、その供給回路に設けたアキュムレータの
作用により中間的な圧力で一時的に保持した上で供給す
るのが通例である。
これは、当該摩擦締結要素の締結時にいわゆる半クラツ
チ状態を経由させることにより、該摩擦締結要素の急激
な締結による変速ショックを防止するなめである。
そして、上記のように、変速時にデユーチインレノイド
バルブの作動によりライン圧を低下させる制御を行った
場合、該ライン圧の低下に伴う脈動により、第23図に
符号ハで示すように、締結圧が中間的な圧力で保持され
ている状態で変動することになる。そのため、当該摩擦
締結要素は、半クラツチ状態でその締結力ないし伝達ト
ルクが変動し、不快な振動が発生するのである。
本発明は、上記のようにデユーティソレノイドバルブを
用いてライン圧制御を行い、且つこのライン圧を変速時
に低下させるようにした自動変速機における上記のよう
な問題に対処するもので、変速時における摩擦締結要素
の締結圧の変動に伴う不快な振動の発生を防止すること
を課題とする。
なお、特公昭49−9536号公報によれば、自動変速
機において、変速時に作動圧を低下させると共に、この
作動圧の低下後に変速動作を開始させる構成が開示され
ているが、これはライン圧の制御をデユーティソレノイ
ドバルブによって行うものではなく、デユーティソレノ
イドバルブによるライン圧制御を行う場合の上記のよう
な問題に対処する本発明とは異なるものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明は次のように構成した
ことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に係る発明(以下、第1発明とい
う)は、複数の摩擦締結要素を選択的に締結させて変速
歯車機構の動力伝達経路を切り換える油圧制御回路に、
ライン圧を運転状態に応じて変化させるデユーティ制御
式のライン圧制御手段と、駆動信号に応じて作動して、
上記各摩擦締結要素に対する締結圧の供給状態を変更す
ることにより変速段を切り換える変速段切換手段とが備
えられた自動変速機において、変速判定時に、上記ライ
ン圧制御手段によりライン圧を低下させると共に、その
ライン圧低下指令の出力後、所定時間遅延させて上記変
速段切換手段に駆動信号を出力する変速制御手段を設け
たことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明(以下、第2発明という)は
、油圧制御回路に、上記第1発明と同様に、デユーティ
制御式のライン圧制御手段と、駆動信号によって作動す
る変速段切換手段とが備えられた自動変速機において、
変速判定時に、上記ライン圧制御手段によりライン圧を
低下させると共に、シフトアップ変速時にのみ、ライン
圧低下指令の出力後、所定時間遅延させて上記変速段切
換手段に駆動信号を出力する変速制御手段を設けたこと
を特徴とする。
さらに、請求項3に係る発明(以下、第3発明という)
は、同じく、油圧制御回路に、デユーティ制御式のライ
ン圧制御手段と、駆動信号によって作動する変速段切換
手段とが備えられた自動変速機において、変速判定時に
、上記ライン圧制御手段によりライン圧を低下させると
共に、エンジン負荷の変化によらない変速時にのみ、ラ
イン圧低下指令の出力後、所定時間遅延させて上記変速
段切換手段に駆動信号を出力する変速制御手段を設けた
ことを特徴とする。
(作  用) 上記の構成によれば、まず、第1発明の場合、変速時に
、ライン圧が低下した後に摩擦締結要素に対する締結圧
の供給動作が開始されることになる。従って、この変速
時に所定の摩擦締結要素が半クラツチ状態を経由して締
結される場合に、ライン圧の低下に伴う脈動が収束して
から該摩擦締結要素が半クラツチ状態となる。これによ
り、締結圧がライン圧の脈動に伴って変動している状態
で摩擦締結要素が半クラツチ状態となることによる締結
力ないし伝達トルクの変動や、これに起因する振動が防
止されることになる。
ところで、運転者のアクセルペダルの踏み込み操作によ
る急加速時には、上記のような振動が余り問題となるこ
とがない反面、シフトダウン変速を速かに行って良好な
加速応答性を確保しなければならないという要請がある
これに対して、第2発明によれば、上記のような摩擦締
結要素に対する締結圧供給動作の遅延がシフトアップ変
速時にのみ行われ、シフトダウン変速時には、ライン圧
の低下制御と締結圧の供給による変速段の切換制御とが
並行して行われることになる。従って、変速動作の遅れ
が問題とならないシフトアップ変速時には、締結圧供給
動作の遅延により上記のような振動が防止されると共に
、この振動が余り問題とならないシフトダウン変速時に
は、所要の加速応答性が得られることになる。
また、第3発明によれば、同様の問題に対して、摩擦締
結要素に対する締結圧供給動作の遅延が、車速もしくは
これに対応するトルクコンバータのタービン回転数の変
化による変速時にのみ行われ、エンジン負荷の変化によ
る変速時には、ライン圧の低下制御と変速段の切換制御
とが並行して行われることになる。つまり、運転者のア
クセル操作に伴う変速時には、その要求に応じた変速が
直ちに行われて、変速動作の応答性の悪化が防止される
ことになる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例について説明する。
まず、第1図によりこの実施例に係る自動変速機の機械
的構成を説明すると、この自動変速機10は、主たる構
成要素として、トルクコンバータ20と、該コンバータ
20の出力により駆動される変速歯車機構30と、該機
構30の動力伝達経路を切換えるクラッチやブレーキ等
の複数の摩擦締結要素41〜46及びワンウェイクラッ
チ51.52とを有し、これらにより走行レンジとして
のり、2,1.Hの各レンジと、Dレンジでの1〜4速
、2レンジでの1〜3速、ルンジでの1〜2速とが得ら
れるようになっている。
上記トルクコンバータ20は、エンジン出力軸1に連結
されたケース21内に固設されたポンプ22と、該ポン
プ22に対向状に配置されて該ポンプ22により作動油
を介して駆動されるタービン23と、該ポンプ22とタ
ービン23との間に介設され且つ変速機ケース11にワ
ンウェイクラッチ24を介して支持されてトルク増大作
用を行うステータ25と、上記ケース21とタービン2
3との間に設けられ、該ケース21を介してエンジン出
力軸1とタービン23とを結合するロックアツプクラッ
チ26とで構成されている。そして、上記タービン23
の回転がタービンシャフト27を介して上記変速歯車機
構30側に出力されるようになっている。ここで、上記
エンジン出力軸1にはタービンシャフト27内を貫通す
るポンプシャフト12が連結され、該シャフト12によ
り変速機後端部に備えられたオイルポンプ13が駆動さ
れるようになっている。
一方、上記変速歯車機構30はラビニョ型プラネタリギ
ヤ装置で構成され、上記タービンシャフト27上に遊嵌
合された小径のスモールサンギヤ31と、該サンギヤ3
1の後方において同じくタービンシャフト27上に遊嵌
合された大径のラージサンギヤ32と、上記スモールサ
ンギヤ31に噛合された複数個のショートピニオンギヤ
33と、前半部が該ショートピニオンギヤ33に噛合さ
れ且つ後半部が上記ラージサンギヤ32に噛合されたロ
ングピニオンギヤ34と、該ロングピニオンギヤ34及
び上記ショートピニオンギヤ33を回転自在に支持する
キャリヤ35と、ロングピニオンギヤ34に噛合された
リングギヤ36とで構成されている。
そして、上記タービンシャフト27とスモールサンギヤ
31との間に、フォワードクラッチ41と第1ワンウエ
イクラツチ51とが直列に介設され、またこれらのクラ
ッチ41.51に並列にコーストクラッチ42が介設さ
れていると共に、タービンシャフト27とキャリヤ35
との間には3−4クラツチ43が介設され、さらに該タ
ービンシャフト27とラージサンギヤ32との間にリバ
ースクラッチ44が介設されている。また、上記ラージ
サンギヤ32とリバースクラッチ44との間にはラージ
サンギヤ32を固定するバンドブレーキでなる2−4ブ
レーキ45が設けられていると共に、上記キャリヤ35
と変速機ケース11との間には、該キャリヤ35の反力
を受は止める第2ワンウエイクラツチ52と、キャリヤ
35を固定するローリバースブレーキ46とが並列に設
けられている。そして、上記リングギヤ36が出力ギヤ
14に連結され、該出力ギヤ14から差動装置を介して
左右の車輪(図示せず)に回転が伝達されるようになっ
ている。
ここで、上記各摩擦締結要素41〜46及びワンウェイ
クラッチ51.52の作動と変速段との関係をまとめる
と第1表のようになる。
(以下、余白) 一方、この自動変速機には、第2図に示すように、上記
各摩擦締結要素41〜46を第1表に従って選択的に作
動させて、運転状態に応じた変速段を形成するための油
圧制御回路60が備えられている。この油圧制御回路6
0には、各IFJI締結要素41〜46に通じる締結圧
供給回路を切り換える変速用の第1〜第3ソレノイドバ
ルブ61〜63と、ロックアツプクラッチ26の制御用
の第4ソレノイドバルブ64と、ライン圧を制御するた
めのデユーティソレノイドバルブ65とが設けられてい
る。
そして、これらのソレノイドバルブ61〜65を制御す
るコントローラ70が備えられ、該コントローラ70に
、トルクコンバータ20のタービン回転数を検出するタ
ービン回転数センサ(もしくは当該車両の車速を検出す
る車速センサ)71からの信号と、エンジンのスロット
ル開度を検出するスロットル開度センサ72がらの信号
と、作動油の油温を検出する油温センサ73からの信号
とが入力され、上記センサ71.72の出力信号が示す
タービン回転数(もしくは車速)とスロットル開度とに
基いて変速制御とロックアツプ制御とを行い、また、各
センサ71〜73の出力に応じて変速中及び非変速中の
ライン圧制御を行うようになっている。
次に、第3図により上記各摩擦締結要素41〜46のア
クチュエータに対して油圧を給排する油圧制御回路につ
いて説明する。
この油圧制御回路60には、第1図に示すオイルポンプ
13からメインライン101に吐出された作動油の圧力
を所定のライン圧に調整するレギュレータバルブ81が
備えられ、該レギュレータバルブ81によって調整され
るライン圧が上記デユーティソレノイドバルブ65によ
って可変制御されるようになっている。
つまり、ソレノイドレデューシングバルブ82によって
一定圧とされた油圧が、デユーティソレノイドバルブ6
5によりデユーティ率(1ON−OFFサイクル中のO
N時間比率)に応じた値のパイロット圧に調整され、こ
のパイロット圧がライン102を介してレギュレータバ
ルブ81の増圧ボート81aに導入されることにより、
ライン圧が該パイロット圧ないし上記デユーティ率に応
じた値に調整されるのである。
このライン圧は、運転者により手動操作されるマニュア
ルバルブ83の入力ポートaに供給され、該バルブ83
のシフト位置(レンジ)P。
R,N、D、2.1に応じて、出力ボートb。
c、d、eに選択的に出力されるようになっている。つ
まり、Dレンジではボートb、cに、2レンジではボー
トb、cに、ルンジンではボートb、dに、Rレンジで
はボートeにそ゛れぞれ出力される。
そして、D、2.1の各前進レンジでライン圧が出力さ
れるボートbは、ライン103を介して1−2シフトバ
ルブ84に連通されている。この1−2シフトバルブ8
4は、上記第1ソレノイドバルブ61によって切り換え
作動され、1速では該ソレノイドバルブ61がOFF 
(閉)とされることにより、スプール84aが図面上(
以下、同様)左側に位置し、2−4ブレーキ45のアプ
ライ室45aに通じるライン104をドレンさせる。ま
た、2〜4速では上記第1ソレノイドバルブ61がON
 (IIFりとなることにより、スプール84aが右側
に位置して、上記ボートbから導かれたライン103を
上記ライン104に連通させ、ライン圧を上記2−4ブ
レーキ45のアプライ室45aに導入させる。さらに、
この1−2シフトバルブ84は、lレンジの1速では、
上記ボートdからローレデューシングバルブ85が設け
られたライン105を介してライン圧が供給され、これ
をライン106.107を介してローリバースブレーキ
46に供給する。
また、上記マニュアルバルブ83のボートbからのライ
ン圧は、ライン103,108,109を介して2−3
シフトバルブ86の一端にパイロット圧として供給され
ると共に、該2−3シフトバルブ86にはボートcから
ライン110を介してライン圧が供給される。そして、
上記パイロット圧が第2ソレノイドバルブ62によって
給排制御されることにより、該ソレノイドバルブ62が
ON (F!J)となる1、2速では、2−3シフトバ
ルブ86のスプール86aが右側に位置して、3−4ク
ラツチ43に通じるライン111がドレンされると共に
、0FF(閉)となる3、4速では、スプール86aが
左側に位置して、上記ライン110からのライン圧をラ
イン111を介して3−4クラツチ43に供給する。
誌な、上記ライン111は、3−4シフトバルブ87に
も導かれている。この3−4シフトバルブ87は、第3
ソレノイドバルブ63によってパイロット圧の給排が制
御され、該ソレノイドバルブ63がON(開)となるD
レンジの1.2.4速、及び2レンジの1速では、スプ
ール87aが右側に位置することにより、2−4ブレー
キ45のリリーズ室45bに通じるライン112をドレ
ンさせる。また、該ソレノイドバルブ63が0FF(閉
)となるDレンジの3速、2レンジの2゜3速、及びl
レンジの1,2速では、該3−4シフトバルブ87のス
プール87aが左側に位置して、2−3シフトバルブ8
6に接続されているライン111を上記ライン112に
連通させる。
従って、2−3シフトバルブ86のスプール86aの位
置に応じて、2−4ブレーキ45のリリーズ室45bに
ライン圧が供給される。
さらに、この3−4シフトバルブ87は、マニュアルバ
ルブ83のボートbにライン103゜108を介して接
続されたライン113とコーストクラッチ42に通じる
ライン114とを連通し、もしくは遮断することにより
、該コーストクラッチ42の作動を制御する。
このようにして、第1〜第3ソレノイドバルブ61〜6
3のON、OFF動作により各摩擦締結要素が要求され
ている変速段に応じて、第1表に従って選択的に締結さ
れるようになっている。そして、この油圧制御回路60
には、変速ショックの低減等のため、上記の各バルブに
加えて、1−2アキユムレータ88.2−3アキユムレ
ータ89.2−3タイミングバルブ90、N−Dアキュ
ムレータ91.N−Rアキュムレータ92.3−2タイ
ミングパルプ93、及びバイパスバルブ94等が備えら
れている。さらに、第4ソレノイドバルブ64によって
パイロット圧の給排が制御されて、ロックアツプクラッ
チ26を締結させもしくは解放されるロックアツプコン
トロールバルブ95、及びトルクコンバータ20に供給
される作動圧を調整するコンバータリリーフバルブ96
等が備えられている。
次に、上記デユーティソレノイドバルブ65及び第1〜
第3ソレノイドパルプ61〜63によるライン圧制御と
変速制御の具体的動作を、第4図以下のフローチャート
に従って説明する。
第4図のフローチャートはライン圧制御のメインルーチ
ンを示すもので、このルーチンでは、まずステップS、
で変速すべき時期であるが否かを判定し、変速時期でな
いと判定した場合には、ステップS2による非変速中の
ライン圧制御を、変速時期であると判定した場合には、
ステップs3による変速中のライン圧制御をそれぞれ実
行する。また、変速時期であると判定した場合は、ステ
ップS4でその変速がシフトアップ変速であるか否かを
判定し、シフトアップ変速時にはステップS5による変
速時間の学習によるライン圧の補正制御を、シフトダウ
ン変速時にはステップs6による吹き上がり回転数の学
習によるライン圧の補正制御をそれぞれ行う。
上記ステップS2による非変速中のライン圧制御は、第
5図にフローチャートを示すサブルーチンに従って次の
ように行われる。
このサブルーチンでは、ステップSll、Sl□で、エ
ンジンのスロットル開度及びトルクコンバータのタービ
ン回転数を第2図に示すそれぞれのセンサ71,72が
らの信号に基いて読み込み、次いでステップS13で、
これらのスロットル開度及びタービン回転数に応じたラ
イン圧の目標値Pを予め設定されたマツプから読み取る
そして、ステップS14で、この目標ライン圧Pに対応
するデユーティソレノイドバルブ65のデユーティ率り
を後述するサブルーチンに従って決定すると共に、ステ
ップS+5で、該デユーティソレノイドバルブ65に出
力するデユーティ駆動信号の周波数を例えば35Hzに
設定し、さらにステップSlで、このデユーティ率りと
駆動周波数の逆数である周期とに基いて、デユーティソ
レノイドバルブ65の1ON−OFFサイクル中のON
時間を算出する。そして、ステップS17で、このよう
にして求めたON時間となるように、デユーティソレノ
イドバルブ65にデユーティ駆動信号を出力する。これ
により、第2図に示すレギュレータバルブ81により、
ライン圧が上記ステップS13でマツプから求めた目標
ライン圧Pに調整されることになる。
一方、第4図のステップS、による変速中のライン圧制
御は、第6図にフローチャートを示すサブルーチンに従
って次のように行われる。
このサブルーチンでは、ステップS21で、今回の変速
がシフトアップ変速であるが否かを判定し、シフトアッ
プ変速である場合には、ステップS22でスロットル開
度を読み込むと共に、ステップS23で、このスロット
ル開度と当該変速前後の変速段とに基いて目標ライン圧
Pを設定する。つまり、コントローラ70のメモリには
、第7図(a)に示すように、スロットル開度と変速前
後の変速段の組み合せとに応じた目標ライン圧Pが予め
マツプとして設定されており、このマツプから今回の変
速時における目標ライン圧を読み取るのである。これは
、シフトアップ変速時における各摩擦締結要素の必要ト
ルク容量が、入力トルクに対応するスロットル開度によ
って変化するだけなく、いずれの変速段間の変速である
かによっても興なることに着目し、各変速段間のシフト
アップ変速について、常に最適のトルク容量が得られる
ようにするものである。具体的には、第7図(b)に示
す従来のライン圧P′より低めに設定され、且つ各変速
段の組み合せによって興なる特性とされている。なお、
このようにして設定される目標ライン圧Pは、第4図の
ステップS5による変速時間の学習による補正制御にお
いて、後述するサブルーチンに従って補正される。
また、今回の変速がシフトダウン変速である場合は、ス
テップS24で3−2シフトダウン変速であるか否かを
判定し、そうでない場合には、ステップS25で第4図
のステラ7S、による制御と同様の制御、つまり第5図
にサブルーチンを示す非変速中のライン圧制御を実行す
る。
これに対して、今回の変速が3−2シフトダウン変速で
ある場合には、ステップS26でタービン回転数を読み
込むと共に、ステップS27で、このタービン回転数に
応じたベースライン圧Poを第8図に示すように予め設
定されたマツプから読み取る。ここで、3−2シフトダ
ウン変速時にのみ、このようなベースライン圧P0を設
定するのは、この変速時には第1図及び第3図に示す3
−4クラツチ43の解放動作と2−4ブレーキ45の締
結動作が同時に行われるため、これらの動作のタイミン
グを調整する必要があると共に、特に2−4ブレーキ4
5の最適締結タイミングがタービン回転数によって異な
るため、ライン圧もタービン回転数に対応させて変化さ
せるのである。なお、このベースライン圧Poは、第4
図のステッブS6による補正制御において、後述するサ
ブルーチンに従って補正される。
そして、この3−2シフトダウン変速時には、次にステ
ップS2gでスロットル開度の変化率を算出すると共に
、ステップ529で、このスロットル開度変化率に応じ
て第9図に示すような特性で予め設定されたマツプから
補正係数CIを求め、この補正係数CIを上記ベースラ
イン圧P。に掛けることにより目標ライン圧Pを設定す
る。これは、スロットル開度変化率が大きいときは、シ
フトダウン変速によるタービン回転数の上昇速度も大き
くなるので、これに対応させて2−4ブレーキ45の締
結タイミングを早めるためである。
そして、以上のようにして、ステップ92Bまたはステ
ップS29で目標ライン圧Pが設定されると、ステップ
SSO〜SS3で、前述の非変速中のライン圧制御を示
す第5図のフローチャートのステップSI4〜S17と
同様にして、目標ライン圧Pに応じたデユーティ率りの
決定、デユーティ駆動信号の周波数の設定、デユーティ
ON時間の算出、及びデューラインレノイドバルブ65
へのデユーティ駆動信号の出力の各動作を行なう、これ
により、変速中におけるライン圧がそれぞれの変速に適
した値に制御されることになる。ここで、この変速中に
おいては、ライン圧制御の応答性を高めるため、上記デ
ユーティ駆動信号の周波数は例えば70Hzに設定され
る。
次に、第5図のステップS14及び第6図のステップS
、。によるデユーティ率りの決定動作のサブルーチンを
第10図のフローチャートによって説明する。
このサブルーチンでは、ステップS41で、第5図また
は第6図のサブルーチンで設定された目標ライン圧Pを
読み込み、次いでステ・ンブS4□で第2図に示す油温
センサ73からの信号に基いて、当該自動変速機の作動
油の油温を読み込む、そして、ステップSt3で、その
ときの油温とライン圧とに応じたベースデユーティ率り
。を、第11図に示すように複数の油温について予め設
定されたマツプから求める。ここで、ペースデユーティ
率Doを設定するためのパラメータとして油温を用いる
のは、目標ライン圧Pを得るためのデユーティ率りが油
温によって異なるからであり、また、実際の油温が予め
マツプが設定されている油温に該当しないときは、これ
らのマツプから線形補間法によってベースデユーティ率
り。が求められる。
次に、ステップS44で、エンジンのキーオン後の経過
時間を測定し、ステップSaSでこの経過時間に応じた
補正係数02を第12図に示すように予め設定されたマ
ツプから読み取る。つまり、エンジンないし自動変速機
の作動直後においては、油圧制御回路中におけるエアの
存在により、デユーティ率に対する制御圧の特性が通常
時とは異なるので、これを補正するのである。
そして、ステップS46で、この補正係数02を上記ペ
ースデユーティ率Doに掛けることにより最終デユーテ
ィ率りを算出し、これを第5図及び第6図のライン圧制
御で用いる。
また、第4図のフローチャートのステップS5で行われ
る変速時間の学習によるライン圧補正制御、つまり第6
図に示す変速中のライン圧制御において、ステップS2
Sで求められたシフトアップ変速時の目標ライン圧Pを
補正する制御は、第13図にフローチャートを示すサブ
ルーチンによって行われる。
このサブルーチンでは、まずステップS51でタービン
回転数を読み込み、次いでステップS52で変速前のタ
ービン回転数から変速後の目標タービン回転数を算出す
る。そして、ステップSSSで、変速動作が終了したか
否か、即ちタービン回転数がシフトアップ変速により上
記目標回転数まで低下したか否かを判定し、該目標回転
数まで低下したときに変速動作が終了したものと判定し
て、次にステップS54で変速動作の開始時から終了時
までの変速時間Tを算出する。
次いで、ステップS55で、上記のようにして求めた実
際の変速時間Tと、第14図に実線で示すように、予め
設定されたタービン回転数の最適変化に要する目標変速
時間Toとを比較し、その偏差ΔT (=T  To 
)を算出する。そして、ステップS56で、上記偏差Δ
Tに応じた補正係数C5を第15図に示すように予め設
定されたマツプから読み取り、ステップS57で、この
補正係数C5を第6図のステップS23で設定された目
標ライン圧Pに掛けることにより、該目標ライン圧Pを
補正する。その場合に、変速時間Tの目標時間T0に対
する偏差ΔTがOであれば補正係数C3=1とされ、該
偏差ΔTが正のとき(変速時間が第14図のT1のよう
に目標時間TOより大きいとき)は、補正係数C5〉1
とされ、また偏差ΔTが負のとき(変速時間が第14図
のT2のように目標時間Toより小さいとき)は、補正
係数C3く1とされる。つまり、変速時間Tが長すぎる
場合には目標ライン圧Pを高くする方向に補正し、短か
すぎる場合には該目標ライン圧Pを低くする方向に補正
して、変速時間Tをタービン回転数の変化が最適となる
目標変速時間TOに収束させるのである。
tな、第4図のステップS6による吹き上がり回転数の
学習によるライン圧補正制御、つまり、第6図のステッ
プS27で設定される3−2シフトダウン変速時におけ
るベースライン圧Poに対する補正制御は、第16図に
フローチャートを示すサブルーチンによって行われる。
このサブルーチンでは、ステップS61でタービン回転
数を読み込み、次いでステップS62で、変速前のター
ビン回転数から変速後の目標タービン回転数N。を算出
する0次に、ステップS63で、タービン回転数の変化
率を算出すると共に、ステップS64で、この変化率が
所定値以下となったか否か、つまり第17図に示すター
ビン回転数の変化における変速終了時期に相当する点X
oに達したか否かを判定する。そして、この点XOに達
すれば、ステップS65でそのときのタービン回転数N
を読み込むと共に、ステップS66で、この変速終了時
のタービン回転数Nの上記変速後の目標タービン回転数
Noに対する偏差ΔN <=N−N。)を算出する。
そして、ステップS67で、上記偏差ΔNに応じた補正
係数04を第18図に示すように予め設定されたマツプ
から読み取り、ステップ368で、この補正係数04を
第6図のステップS27で設定された3−2シフトダウ
ン変速時のベースライン圧Poに掛けることにより、該
ベースライン圧POを補正する。その場合に、変速終了
時のタービン回転数Nの目標回転数NOに対する偏差Δ
Nが0であれば補正係数C4;1とされ、該偏差ΔNが
正のとき(変速終了時のタービン回転数が第17図のN
、のように目標回転数N。より太き1Aとき)は、補正
係数04〉1とされ、また偏差ΔNが負のとき(変速終
了時のタービン回転数が第17図のN2のように目標回
転数NOより小さいとき)は、補正係数C4く1とされ
る。つまり、3−2シフトダウン変速の終了時にタービ
ン回転数ないしエンジン回転数が吹き上がる場合にはベ
ースライン圧Poを高くする方向に補正し、該回転数が
引き込まれる場合には該ベースライン圧POを低くする
方向に補正し、これによって当該3−2シフトダウン変
速時における3−4クラ・ンチ43の解放動作と2−4
ブレーキ45の締結動作とが最適タイミングで行われる
ことになる。
以上のようにして、変速中及び非変速中のライン圧制御
が行われるのであるが、特に変速中のライン圧制御にお
いては、変速シヨ・ンクの低減のため、基本的に非変速
中よりもライン圧を低下させるように制御される。この
場合、前述のように、デユーティソレノイドバルブ65
の周期的ON。
OFF動作に起因して、ライン圧の低下時に該ライン圧
の脈動ないし摩擦締結要素に供給される締結圧の変動が
著しくなると共に、この状態で該摩擦締結要素が半クラ
ツチ状態となると、その締結力もしくは伝達トルクが変
動し、不快な振動が発生することになる。
そこで、第2図に示すコントローラ70は、変速時に上
記の変速中のライン圧制御と共に行われる変速制御とし
て、上記のような振動を抑制するための次のような制御
を行う。
この制御は、第19図、第21図または第22図にフロ
ーチャートを示すサブルーチンによって行われる。
まず、第19図のサブルーチンでは、ステップSKIで
変速時期であると判定したときに、ステップS72で第
6図に示す変速中のライン圧制御を開始すると共に、ス
テップS73で今回の変速がシフトアップ変速であるか
否かを判定する。そして、シフトダウン変速である場合
は、ステップS74で、その変速が行われるように、第
2図及び第3図に示す第1〜第3ソレノイドバルブ61
〜63に変速指令としてソレノイド駆動信号を出力する
。従って、この場合は、ライン圧制御と並行して当該摩
擦締結要素の締結もしくは解放動作が行われることにな
って、要求されたシフトダウン変速が遅滞なく実行され
、良好な加速応答性が得られることになる。
一方、今回の変速が、摩擦締結要素の締結中における振
動が運転者に不快感を与える反面、変速動作の応答性が
特に要求されないシフトアップ変速時には、上記ステッ
プS7□によるライン圧制御を開始した後、ステップ5
73からステップS75を実行してタイマをセットする
と共に、ステップS76で該タイマの設定時間が経過し
たか否かを判定する。そして、ライン圧制御の開始時か
ら設定時間が経過したときに、上記ステップS74によ
り駆動信号を第1〜第3ソレノイドバルブ61〜63に
出力する。これにより、第20図に示すように、ライン
圧の低下制御が終了して該ライン圧の脈動が収束してか
ら、当該摩擦締結要素に該ライン圧が締結圧として供給
されることになり、従って、該締結圧が変動している状
態で摩擦締結要素が半クラツチ状態となることによる振
動の発生が防止される。
また、第21図のサブルーチンでは、第19図のサブル
ーチンと同様に、ステップS81、S82で変速判定時
に変速中のライン圧制御を開始すると共に、ステップS
S3でスロットル開度の変化率が設定値より小さいか否
かを判定する。そして、該変化率が設定値以上のとき、
換言すれば、今回の変速が専ら運転者のアクセルペダル
の操作によるものである場合は、ステップ5J14によ
り第1〜第3ソレノイドバルブ61〜63に駆動信号を
直ちに出力する。従って、この場合は、運転者の操作に
対して応答性よく変速動作が行われることになる。
一方、上記スロットル開度の変化率が設定値より小さい
とき、換言すれば、今回の変速が専らタービン回転数も
しくは車速の変化によるもので、変速動作の応答性が特
に要求されない反面、上記振動の運転者に与える影響が
大きい場合には、上記ステップS83からステップSS
S、S86を実行し、タイマの設定時間が経過するのを
待つ。
そして、ライン圧制御の開始時から設定時間が経過した
ときに、上記ステップ5II4により駆動信号を第1〜
第3ソレノイドバルブ61〜63に出力する。従って、
この実施例によっても、応答性が特に要求されない変速
時には、ライン圧の脈動が収束してから摩擦締結要素に
締結圧が供給されることになって、上記のような振動の
発生が防止される。
さらに、第22図のサブルーチンでは、ステップS91
、S92で変速判定時に変速中のライン圧制御を開始す
ると共に、ステップS93で今回の変速がシフトアップ
変速であるか否かを判定し、シフトアップ変速である場
合には、さらにステップS、4でスロットル開度の変化
率が設定値より小さいか否かを判定する。そして、シフ
トダウン変速である場合、或いはシフトアップ変速であ
っても、スロットル開度の変化率が設定値以上の運転者
のアクセルペダルの操作による変速である場合、即ち加
速応答性ないし変速応答性が要求される場合には、直ち
にステップS95を実行し、第1〜第3ソレノイドバル
ブ61〜63に駆動信号を出力する。
一方、今回の変速がシフトアップ変速であり、且つスロ
ットル開度の変化率が設定値より小さくて専らタービン
回転数もしくは車速の変化による変速である場合、つま
り上記のような加速応答性ないし変速応答性は特に要求
されないが、前述の振動が運転者に不快感を与え易い変
速である場合には、上記ステップS 9B、 S 94
からステ・ンプS96S97を実行し、タイマの設定時
間が経過した後、上記ステップS95により第1〜第3
ソレノイドバルブ61〜63に駆動信号を出力する。従
って、この実施例の場合も、応答性が特に要求される変
速の場合には、良好な加速応答性もしくは変速応答性が
得られると共に、これらの要求度合いが低い変速の場合
には変速時の振動が抑制され、良好なフィーリングが得
られることになる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、デユーティソレノイドバ
ルブを用いてライン圧制御を行い、且つこのライン圧を
変速時に低下させるようにした自動変速機において、変
速時に、ライン圧の低下制御の後に変速段の切り換え動
作を行わせるようにしたから、ライン圧の低下時に該ラ
イン圧の脈動に伴って締結圧が変動している状態で摩擦
締結要素が半クラツチ状態となることによる振動の発生
が防止されることになり、この種の自動変速機における
変速フィーリングが改善されることになる。
そして、特に第2、第3発明によれば、シフトアップ変
速時もしくは運転者のアクセルペダルの操作によらない
変速時、つまり上記のような振動が特に運転者に不快感
を与える反面、加速応答性や変速応答性が特に要求され
ない変速時には、上記振動が確実に防止されると共に、
シフトダウン変速時或いは運転者のアクセルペダルの操
作による変速時には、良好な加速応答性ないし変速応答
性が得られることになり、もって変速時のフィーリング
と応答性が共に優れた自動変速機が実現されることにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜22図は本発明の実施例を示すもので、第1図は
自動変速機の機械的構成を示す骨子図、第2図は制御シ
ステム図、第3図は油圧制御回路図、第4図はライン圧
制御のメインルーチンを示すフローチャート図、第5、
第6図はそれぞれ非変速中及び変速中のライン圧制御の
サブルーチンを示すフローチャート図、第7図(a>、
  (b)、第8図及び第9図はこれらのサブルーチン
で用いられるマツプの説明図、第10図はデユーティ率
決定のサブルーチンを示すフローチャート図、第11図
(a)、(b)、(c)及び第12図はこのサブルーチ
ンで用いられるマツプの説明図、第13図は変速時間の
学習によるライン圧補正制御のサブルーチンを示すフロ
ーチャート図、第14図及び第15図はこのサブルーチ
ンで用いられるマツプの説明図、第16図は吹き上がり
回転数の学習によるライン圧補正制御のサブルーチンを
示すフローチャート図、第17図及び第18図はこのサ
ブルーチンで用いられるマツプの説明図、第19図は変
速制御のサブルーチンを示すフローチャート図、第20
図はこの制御による油圧の変化を示すタイムチャート図
、第21図及び第22図はそれぞれ他の変速制御のサブ
ルーチンを示すフローチャート図である。また、第23
図は従来の変速時における油圧の変化を示すタイムチャ
ート図である。 10・・・自動変速機、60・・・油圧制御回路、61
〜63・・・変速段切換手段(第1〜第3ソレノイドパ
ルプ)、65・・・ライン圧制御手段(デユーティソレ
ノイドバルブ)、7o・・・変速制御手段(コントロー
ラ)。 第 図 笛6 図 第 図 第7図 スロ1ソトル関度 第 図 第 図 第 図 スロットル関1L− 第 10 図 第 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の摩擦締結要素を選択的に締結させて変速歯
    車機構の動力伝達経路を切り換える油圧制御回路に、ラ
    イン圧を運転状態に応じて変化させるデューティ制御式
    のライン圧制御手段と、駆動信号によって作動し、上記
    各摩擦締結要素に対する締結圧の供給状態を変更するこ
    とにより変速段を切り換える変速段切換手段とが備えら
    れた自動変速機において、変速判定時に、上記ライン圧
    制御手段によりライン圧を低下させると共に、そのライ
    ン圧低下指令の出力後、所定時間遅延させて上記変速段
    切換手段に駆動信号を出力する変速制御手段を設けたこ
    とを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  2. (2)複数の摩擦締結要素を選択的に締結させて変速歯
    車機構の動力伝達経路を切り換える油圧制御回路に、ラ
    イン圧を運転状態に応じて変化させるデューティ制御式
    のライン圧制御手段と、駆動信号によって作動し、上記
    各摩擦締結要素に対する締結圧の供給状態を変更するこ
    とにより変速段を切り換える変速段切換手段とが備えら
    れた自動変速機において、変速判定時に、上記ライン圧
    制御手段によりライン圧を低下させると共に、シフトア
    ップ変速時にのみ、ライン圧低下指令の出力後、所定時
    間遅延させて上記変速段切換手段に駆動信号を出力する
    変速制御手段を設けたことを特徴とする自動変速機の変
    速制御装置。
  3. (3)複数の摩擦締結要素を選択的に締結させて変速歯
    車機構の動力伝達経路を切り換える油圧制御回路に、ラ
    イン圧を運転状態に応じて変化させるデューティ制御式
    のライン圧制御手段と、駆動信号によって作動し、上記
    各摩擦締結要素に対する締結圧の供給状態を変更するこ
    とにより変速段を切り換える変速段切換手段とが備えら
    れた自動変速機において、変速判定時に、上記ライン圧
    制御手段によりライン圧を低下させると共に、エンジン
    負荷の変化によらない変速時にのみ、ライン圧低下指令
    の出力後、所定時間遅延させて上記変速段切換手段に駆
    動信号を出力する変速制御手段を設けたことを特徴とす
    る自動変速機の変速制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN102141143A (zh) * 2010-02-03 2011-08-03 本田技研工业株式会社 变速控制装置

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