JPH04136396U - プラスチツク製管継手 - Google Patents
プラスチツク製管継手Info
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Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラスチックの継手本体と金属製のインサー
ト金具を結合した管継手の漏水を防止する。 【構成】 プラスチックの継手本体1へ内接するインサ
ート金具2の外周面21へ水膨張ゴムのパッキン3を嵌
め込む 【作用】 継手本体とインサート金具との境界面を伝っ
て管内から漏水が進んできたとき、このパッキンに達す
るとパッキン自体が膨張して境界の両面を強く押圧し、
ここからさらに漏水が進行するのを遮る。
ト金具を結合した管継手の漏水を防止する。 【構成】 プラスチックの継手本体1へ内接するインサ
ート金具2の外周面21へ水膨張ゴムのパッキン3を嵌
め込む 【作用】 継手本体とインサート金具との境界面を伝っ
て管内から漏水が進んできたとき、このパッキンに達す
るとパッキン自体が膨張して境界の両面を強く押圧し、
ここからさらに漏水が進行するのを遮る。
Description
【0001】
本考案は一方がプラスチック管と継合し、他方が水道メータや分水栓その他の
金属製部材と継合する金属製のインサート金具を継合部とするプラスチック製管
継手に係る。
【0002】
プラスチック管は軽量であり耐食性も高いので金属製の管に代って多くの用途
に供されるようになった。この場合、管継手としてもプラスチック製のものを適
用する方が何彼と有利であり、エレクトロフュージョン(電融溶着)方式のよう
にプラスチック独自の継合方法も開発され、この点についても、例えば鋼管と鉄
製の継手の継合より有利な点が多い。
ところで、管路の末端などで一方はプラスチック管と継合するが、他方は金属
製の部材、例えば量水器,分水栓などと継合する場合が必要となり、この必要の
ためプラスチック製の継手本体と金属製のインサート金具を一体的に結合した管
継手を提供しなければならない。すなわち、管継手を製作するに当ってプラスチ
ックの射出成形用の金型内へ予めインサート金具を嵌入しておいて上型,下型,
中子型の組合せで形成した間隙内へプラスチックの溶融体を射出し、インサート
金具と結合したプラスチック継手本体を成形するのである。この管継手において
も他の場合と同様、継合部分から漏水が生じてはならない。しかし、プラスチッ
クの継手本体とインサート金具という異質の部材の組合せより成り立っているか
ら、漏水については単一材料による場合よりも特別な配慮が必要となる。
図2は従来技術の一例であってプラスチック製の継手本体1aの一方の継合部
は電熱線11aを埋設したプラスチック管との継合部を形成し、他方に金属製の
インサート金具2aによる継合部を形成し、管用ねじ22aを刻設して相手部材
のねじと螺合するように構成している。インサート金具2a内を通過する圧力水
が外部へ漏洩しないように、インサート金具の外周形状に複雑に屈折した突条1
01を設けたものである。すなわち、仮に漏水が起ったとしても外面へ到達する
までには複雑で長い距離を浸出しなければならず、そのため漏水が途中で食い止
められるという発想で設計した一例である。
また、図3はこの型式の管継手の別の事例を示し、インサート金具2bの外周
コーナ部分にゴム製のパッキン3bを嵌着し、仮に漏水が起ってもインサート金
具2bの外周面を伝って進行しようとする漏水が、このゴム製パッキン3bに達
すると前進を阻まれ、この点で漏水が阻止するという発想で設計した一例である
。
【0003】
図2のようにインサート金具の形状を複雑にして漏水の進行を阻止しようとす
る方法は、インサート金具そのものの大きさが増加して重量も増え、プラスチッ
ク製の継手本体との強度上や重心上のバランスが大きく崩れる恐れがあるし、こ
れを防止しようとすれば管継手全体の大きさ,重量も増加せざるを得ない。また
例えばポリオレフィン系の樹脂の場合では金属との接着性が悪いから、如何にイ
ンサート金具の外周面を複雑にしてもその割に水封上の効果を期待することはで
きない。また、管継手を製造する時にインサート金具の外周面に複雑な突条が突
設されていると、射出した溶融プラスチックの噴射が衝突して流勢を落し、突条
と突条の間が完全緊密に充填できないという課題が残る。
一方、軟質のゴムなど通常使用されているパッキンをインサート金具の外周面
に嵌着する方法では、あらかじめ嵌着したインサート金具との間には通常のパッ
キン使用部と同様な水封作用が働くが、嵌着後射出成形したプラスチックとの間
に働く押圧力は樹脂の収縮によるものだけに過ぎず、インサート金具とプラスチ
ック継手本体との境界面を伝ってきた漏水がここで前進を阻まれるという期待は
あまりできない。
【0004】
本考案は以上に述べた課題を解決するために、この型式の管継手における継合
部からの漏水を確実に遮断するものの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るプラスチック製管継手は、一方がプラスチック管との継合部を形
成し、他方が管用ねじを刻設した金属製のインサート金具を継合部とする型式で
あり、プラスチックの継手本体へ内接するインサート金具外周面へ水膨張ゴムよ
りなるパッキンを嵌着したことによって前記の課題を解決した。
【0006】
プラスチックの継手本体とインサート金具との間を伝って管内の水が漏洩進行
してきたとき、両部材の境界面を遮って水膨張ゴムよりなるパッキンがあり、漏
水と接触したパッキンは直ちに膨張して自分の容積を増大するから、元の嵌着位
置で接していたプラスチック面とインサート金具面へ強い押圧力を発揮し、漏水
はここで遮断されて以後の進行が停止される。
【0007】
図1は本考案の実施例を示し、プラスチック製の継手本体1の一方は電熱線1
1を埋設したプラスチック管との継合部12を開口し、他方はインサート金具2
と結合している。インサート金具2はプラスチックの継手本体1と内接する外周
面21に水膨張ゴムよりなるパッキン3を嵌着し、他方に金属製部材と継合する
開口部に管用ねじ22を刻設している。パッキン3の実施例としてはEPDM(
エチレン−プロピレン共重合体)に吸水材料としてアクリル系樹脂を配合したも
のが望ましい。
この実施例の物性値は硬さ(JISA)78度、引張強さ66Kgf/cm2、伸び
430%、水膨張性は24時間後に240%、72時間後に420%を保証して
いる。またパッキンが漏水に接触した時、その管路が水道用である場合には有害
物質の溶出が無いことを必要とする。前記実施例ではこのような溶出が認められ
ず、飲料用水として合格していることも確認されている。
図1ではパッキン3の形状を角帯状にしているが、その他Oリング,Dリング
でも差し支えない。
プラスチックの継手本体の材質は、ポリエチレン,ポリブテン,ポリ塩化ビニ
ールなど全ての合成樹脂へ適用が可能であるが、水道用としてはポリエチレン、
それも管よりも密度の高い材料を継手本体に適用すると好成績が得られる。
管と継手本体1との継合は、本例ではエレクトロフュージョン方式を示したが
、勿論その他の方式、例えば接着,メカニカルなどでも適用でることは言うまで
もない。
【0008】
本考案は以上に述べたとおり、プラスチック製の継手本体1と金属製のインサ
ート金具2との間に漏水が生じてもこれが進行して外部へ漏洩することがないか
ら、配管後の保全が有利でトラブルの発生が少ないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】従来の技術を示す断面図である。
【図3】別の従来技術を示す断面図である。
1 継手本体 2 インサート金具
3 パッキン 11 電熱線
12 継合部 21 外周面
22 管用ねじ
Claims (1)
- 【請求項1】 一方がプラスチック管との継合部を形成
し、他方が管用ねじを刻設した金属製のインサート金具
を継合部とするプラスチック製管継手において、プラス
チックの継手本体へ内接するインサート金具外周面へ水
膨張ゴムよりなるパッキンを嵌着したことを特徴とする
プラスチック製管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991053311U JP2519778Y2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | プラスチック製管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991053311U JP2519778Y2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | プラスチック製管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04136396U true JPH04136396U (ja) | 1992-12-18 |
JP2519778Y2 JP2519778Y2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=31929237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991053311U Expired - Lifetime JP2519778Y2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | プラスチック製管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2519778Y2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08135877A (ja) * | 1994-11-02 | 1996-05-31 | Toa Koukiyuu Keishiyu Valve Seizo Kk | エレクトロフュージョン継手ジョイント金具の抜止め装置及びその方法 |
JP2000018466A (ja) * | 1998-07-01 | 2000-01-18 | Shonan Gosei Jushi Seisakusho:Kk | 鍔付枝管とその取付構造及び管ライニング工法 |
JP2006322542A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Sekisui Chem Co Ltd | 管継手 |
JP2010151241A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Mitsubishi Plastics Inc | 管継手 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH026898U (ja) * | 1988-06-29 | 1990-01-17 |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP1991053311U patent/JP2519778Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH026898U (ja) * | 1988-06-29 | 1990-01-17 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08135877A (ja) * | 1994-11-02 | 1996-05-31 | Toa Koukiyuu Keishiyu Valve Seizo Kk | エレクトロフュージョン継手ジョイント金具の抜止め装置及びその方法 |
JP2000018466A (ja) * | 1998-07-01 | 2000-01-18 | Shonan Gosei Jushi Seisakusho:Kk | 鍔付枝管とその取付構造及び管ライニング工法 |
JP2006322542A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Sekisui Chem Co Ltd | 管継手 |
JP2010151241A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Mitsubishi Plastics Inc | 管継手 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2519778Y2 (ja) | 1996-12-11 |
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