JPH04136355A - 異種の金属材料を一部に使用した構造部材による鉄骨構造建築物 - Google Patents

異種の金属材料を一部に使用した構造部材による鉄骨構造建築物

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JPH04136355A
JPH04136355A JP25831590A JP25831590A JPH04136355A JP H04136355 A JPH04136355 A JP H04136355A JP 25831590 A JP25831590 A JP 25831590A JP 25831590 A JP25831590 A JP 25831590A JP H04136355 A JPH04136355 A JP H04136355A
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steel
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stainless
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Yasuyuki Yamauchi
山内 泰之
Nobuo Imanaka
今仲 伸郎
Akitake Takayama
高山 昭武
Yutaka Muranaka
村中 裕
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KENSETSUSHO KENCHIKU KENKYU SHOCHO
Daido Steel Co Ltd
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Sato Kogyo Co Ltd
Original Assignee
KENSETSUSHO KENCHIKU KENKYU SHOCHO
Daido Steel Co Ltd
Sato Kogyo Co Ltd
Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は鉄骨構造建築物の構造部材に用いる異種接合材
に関し、更に詳しくは、降伏点、引張り強さなどの機械
的強度特性を異にする異種の金属材料を接合して、軸方
向力、剪断力、曲げモーメント、これらの組み合わせた
力などが複雑に作用する柱、梁、プレース、仕口部など
の構造部材の端部などの機械的強度を高めるように改良
された構造部材用の金属材料に関する。
[従来の技#I] 鉄骨構造建築物の構造部材には、柱、梁、プレース或い
は仕口部などがあるが、従来これらの部材に用いる金属
材料としては、例えば、JISG310]で定められた
5S41や同じ< JIS G3106の5M5(lな
どの一般構造用鋼か単独で用いられている。
5S41の降伏点は≧25kgf/m■2、引張り強さ
は41〜52kgf/am”とされている。また、5M
50A〜5M5OCの降伏点は≧33kgf/膳12、
引張り強度は50〜62kgf/m+++”、5M50
Yの降伏点は≧37kgf/m履2、引張り強度は50
〜52kgf/am”とされている。
なお、ステンレス鋼やアルミニウム合金、或いは極低降
伏点鋼などは、構造部材としては一般に用いられていな
い。
[発明が解決しようとする課題] 従来の鉄骨構造の建築構造物に地震力か作用すると、柱
、梁、プレース、あるいは仕口部など構造部材には、軸
方向力、剪断力または曲げモーメントのうちのどれか、
あるいはこれらの外力を組み合わせた力か作用する。特
に、各構造部材の端部には、上記3種類の外力に対し、
部材端部以外の部分より大きな外力か作用する。
従来用いられてきた普通鋼(S541 )では、11I
伏強度に対する引張強度か1.64〜2.08程度であ
るので、上記の3種類の外力のうちのどれかが作用して
構造部材が降伏した後に、更に大きな外力が作用した場
合には、外力に対して十分に抵抗できないことかある。
このことは建築構造物の変形を抑制することか困難であ
ることに繋がる。
そこて、本発明は、上記に鑑み、柱、梁、プレース、あ
るいは仕口部などの構造部材の一部、殊に大きい外力の
加わる部分に、主として使われている鋼材(SS4]、
 5M50など)と異なった種類の鋼材(ステンレス鋼
、極低降伏点鋼、アルミニウム合金など)を接合して構
造部材として一体化させて、機械的強度を改良した異種
接合部材を提供することを主目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決する本発明の構造部材は、鉄骨構造建築
物の構造部材に用いられる普通鋼を主材と、して、その
一部分に普通鋼とは機械的強度特性を異にする異種の金
属材料を接合したこと、異種の金属材料かステンレス鋼
であること、異種の金属材料か極低降伏点鋼であること
、異種の金属材料かアルミニウム合金であること、を特
徴とする。
[実施例] 次に、本発明に係る鉄骨構造建築物用の構造部材を添付
の図面に従って説明する。
第1図は、本発明に係る構造部材を用いた鉄骨構造建築
物の概略図であり、10は柱部材、20は梁部材、30
は仕口部、40はプレースである。これらの各部分に用
いる構造部材の断面形状は、H形、■形、O形、口形な
どが考えられるか、′これら以外の形状であってもよい
各構造部材において、特に加わる応力の大きい部分、例
えば、第1図において斜線て示すように、柱部材IOに
おける柱頭J1或いは柱脚12、梁部材20における両
端部21・22に、ステンレス鋼、極低降伏点鋼、アル
ミニウム合金などを用い、他の部分に従来からの普通鋼
を用いる。
仕口部30では、第2図に示すように、仕口部パネル3
1にステンレス鋼、極低降伏点鋼、アルミニウム合金な
どを用い、パネル周辺のフランジに普通鋼を用いる態様
と、フランジ部分を含めてステンレス鋼などを用いる態
様かある。
上記した部分に用いられるステンレス鋼は、降伏強度に
対する引張り強度が約2.3程度で、伸びが普通鋼の約
2倍程度であるもの、極低降伏点鋼としては、降伏強度
が普通鋼よりも小さく伸びが普通鋼の約2倍程度である
もの、アルミニウム合金としては、弾性率が普通鋼の約
3分の1であるもの、などが利用される。
さて、普通鋼で形成される主部材に対して、ステンレス
鋼などの異種金属材料をどのように接合するかの問題で
あるか、これにはアーク溶接、電気抵抗溶接、アモルフ
ァス接合、摩耗溶接等の各種溶接方法やリベット或いは
ボルトナツトなどによる機械的な廠ぎ構造、或いは製造
の段階で、普通鋼に対して一定の間隔でステンレス鋼な
どを鍛接、するか又は圧延加工により、接合する方法な
どが採用される。
更に、本発明は、例えば柱部材を形成する場合を例にと
ると、柱頭及び柱脚部分の普通鋼に代えてステンレス鋼
などを接合する態様に加えて、普通鋼部分をそのまま残
して、ステンレス鋼などを重ね合わせて鍛接などの方法
て接合する態様も包含する。
なお1本発明に用いるステンレス鋼とは。
JIS G 4303(1988)に規定されているオ
ーステナイト系、オーステナイト・フェライト系、フェ
ライト系、マルテンサイト系、析出硬化系等のステンレ
ス鋼を初め各種のステンレス鋼を対象とする。
[発明の効果コ 本発明に係る構造部材を鉄骨構造の建築構造物に用いれ
ば、十分な余力と変形能力を架構に保有させることかで
き、大地震を受けた場合でも建築構造物の変形を抑制す
ることか可能となり、建築構造物全体の崩壊を未然に防
ぐことか可能である。
また、仕口部、柱頭、柱脚部分、梁部材の端部等は、水
蒸気が結露し易く、かかる部所にステンレス鋼やアルミ
ニウム合金を用いることは、建築物の耐用寿命を著しく
高めることにもなる。
なお、ステンレス鋼、極低降伏点鋼、アルミニウム合金
などを個々に用いて建築構造物を構築すると普通鋼で構
築したものよりコスト高にあるが、ステンレス鋼、極低
降伏点鋼、アルミニウム合金などと普通鋼とて構造部材
を構成するのてトータルコストの上昇には、はとんど影
響しなくなる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構造部材を用いた建築物の概略図、第
2図は同しく仕口部の概略図である。 図中において各符号は下記を指示する。 10・・・柱部材 11・・・柱頭 12・・・柱脚 20・・・梁部材 21・・・梁部材の端部 22・・・ツノ 30・・・仕口部 31・・・仕ロバネル 40・・・プレース 日新製鋼株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鉄骨構造建築物の構造部材に用いられる普通鋼を主
    材として、その一部分に普通鋼とは機械的強度特性を異
    にする異種の金属材料を接合したことを特徴とする鉄骨
    構造建築物の構造部材に用いる異種接合材。 2、異種の金属材料がステンレス鋼であることを特徴と
    する請求項1に記載の鉄骨構造建築物の構造部材に用い
    る異種接合材。 3、異種の金属材料が極低降伏点鋼であることを特徴と
    する請求項1に記載の鉄骨構造建築物の構造部材に用い
    る異種接合材。 4、異種の金属材料がアルミニウム合金であることを特
    徴とする請求項1に記載の鉄骨構造建築物の構造部材に
    用いる異種接合材。
JP2258315A 1990-09-26 1990-09-26 異種の金属材料を一部に使用した構造部材による鉄骨構造建築物 Expired - Lifetime JPH0749692B2 (ja)

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JPH04136355A true JPH04136355A (ja) 1992-05-11
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5149144A (ja) * 1974-10-25 1976-04-28 Shozo Inoe Yosetsuyohogomen
JPS5213864A (en) * 1975-07-09 1977-02-02 Kubota Ltd Straw cutting processing device in crawler track for farm machine
JPS5617506A (en) * 1979-07-23 1981-02-19 Sony Corp Digital type gain control device

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JPH0749692B2 (ja) 1995-05-31

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