JPH04135813A - 樹脂成形品の成形方法 - Google Patents

樹脂成形品の成形方法

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JPH04135813A
JPH04135813A JP26106590A JP26106590A JPH04135813A JP H04135813 A JPH04135813 A JP H04135813A JP 26106590 A JP26106590 A JP 26106590A JP 26106590 A JP26106590 A JP 26106590A JP H04135813 A JPH04135813 A JP H04135813A
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JP
Japan
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mold
cavity
cavity mold
molded product
coating material
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Pending
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JP26106590A
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English (en)
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Kazuhisa Fuji
和久 藤
Shinji Sasaki
真二 佐々木
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は樹脂成形品の成形方法に関する。
(従来の技術) 補強用繊維に未硬化の熱硬化性樹脂を含浸したシート状
成形材料であるSMC(シートモールデイングコンパウ
ンド)を用いてシート状成形品を得るSMC法は一般に
知られている。そして、このSMC法による成形品のピ
ンホール対策として、例えば特開昭61−273921
号公報や実開昭63−43709号公報に記載されてい
るHPIP(ハイプレソシャインモールトプロセス)に
より、型内で成形品本体の表面にコート層を形成すると
いう技術も一般に知られている。
ところで、上記SMC法に続いてHPIPを行なって周
縁にフランジを有する成形品を得る場合、第6図乃至第
8図に示す工程が採用されることになる。
すなわち、第6図はコア型aにシート状樹脂材料(SM
C)cを載せる工程を示す。bはキャビ型であり、その
成形面の一側に、つまり、キャビ型の成形面中央から偏
った位置にコート材料の吐出孔dか開口している。この
場合、シート状樹脂材料Cはコア型aにその中心から上
記吐出孔d側へ偏心させて載置される。
第7図は圧縮成形工程を示し、上記シート状樹脂材料C
は上記偏心載置の・結果、キャビ型すか傾いて板厚か金
型の吐出孔d側からその反対側へ漸減した成形品本体e
に圧縮成形される。
第8図はコート材料吐出工程を示し、コート材料fか上
記偏った位置から成形品本体eとキャビ型すとの間に高
圧で吐出注入される結果、上記キャビ型すの傾きかさら
に大きくなるとともに、上記吐出孔d側に多くのコート
材料fか(f存する状態となる。なお、このコート材料
の吐出はキャビ型すによる成形品本体eの加圧を解除し
た状態で行われる。また、シート状樹脂44料cをコア
型aの上に偏心させて載置しない場合においても、コー
ト材料の分布不均一が原因となって、上記キャビ型すの
傾斜を生ずる。
しかる後に、キャビ型すか水星になるように上記成形品
本体eを加圧する。これにより、上記コート材料fか吐
出孔d側から反対側へ押し拡げられて、成形品本体eの
表面全体に行き渡る。その後、上記キャビ型すの上昇が
行われる。
(発明か解決しようとする課題) しかし、第9図に示すように、上記キャビ型すを上Rさ
せると、瞬間的に成形品gにおける吐出孔d側の部位か
キャビ型すに付着して持ち上かり、反対側の部位がコア
型aに付むして残り、このために成形品gか変形して、
この変形部において成形品本体またはコート層にクラッ
クを生したり、コート層が成形品本体から剥離し易くな
るという問題かある。
そして、本発明者は、上記問題について検討したところ
、次の現象を把握したものである。
すなわち、成形品gのフランジは、略垂直になっていて
、キャビ型すに何名し易い状況にあるが、フランジの吐
出孔d側の部分は、その上さらにコート材料が反対側よ
りも多量に被覆されるため、キャビ型すによく付着する
ものである。一方、フランジにおける吐出孔dの反対側
部分は、コート材料の被覆量か吐出孔d側よりも相対的
に少なくてキャビ型すに付着し難く、且つ、キャビ型す
の傾きの影響が残っていて、このキャビ型Bとコア型a
との各々略垂直になったフランジ成形面間に挾み込まれ
た状況になって、コア型a側によく付着するものである
(課題を解決するための手段) そこで、本発明は、キャと型の吐出孔側に形成されてい
る上記フランジ成形面のような縦成形面をスライドキャ
ビて構成し、コート(イ料を成形品本体とキャビ型との
間に吐出注入した後に、スライドキャビを後退させて成
形品本体とキャビ型本体との間の余分なコート(」材を
スライドキャビ側に流出せしめるとともに、この流出に
よってキャビ型の傾きを少なくすることにより、上記課
題を解決するものである。
そのための具体的な手段は、シート状樹脂材料を載せる
コア型と、上記コート層を形成するためのコート材料の
吐出孔か型中央より一つだ部位に開口し且つこの吐出孔
が開口した側の縁部に略垂直下方に延びる縦成形面をH
するキャビ型とにより、成形用キャビティか構成されて
いる金型を用い、シート状樹脂材料から成形品本体を圧
縮成形した後、キャビ型の吐出孔からコート材料を成形
品本体とキャビ型との間に吐出注入して型内で上記成形
品本体の表面に樹脂コート層を形成するにあたり、 上記キャビ型の縦成形面をキャと型本体に対して外側方
へスライド可能なスライドキャビによって措成し、 コア型とキャビ型とにより成形品本体を圧縮成形した後
、加圧力を減少させてコート(イ料を成形品本体とキャ
ビ型との間に吐出注入し、次いで上記スライドキャビを
外側方へ後退させることにより、成形品本体と上記縦成
形面との間隔を広くし、しかる後に、コア型とキャビ型
とによる再加圧を行なうことにより、上記成形品本体と
縦成形面との間に成形品本体とキャビ型本体との間のコ
ート材料の一部を流出せしめるようにしたことを特徴と
する樹脂成形品の成形方法である。
(作用) 上記成形方法においては、コー1−44料を成形品本体
とキャビ型との間に吐出注入した段階では、吐出孔か偏
って配置されている関係で、コート材料は吐出孔側に多
量にあって反対側へいくに従ってその量か漸減した状態
になり、つまり、キャビ型がコア型に対して傾いた状態
になる。そして、スライドキャビを後退させて再加圧す
ると、成形品本体とキャビ型本体との間のシート材料の
一部か上記成形品本体と一編成1じ血との間に流出し、
上記吐出孔側とその反対側との間でコート材料の均一化
か図れるとともに、これにより、キャビ型の傾きか少な
くなる。
よって、コート材料の分酊の均一化とキャビ型の傾きの
減少とにより、成形品の吐用孔側上その反対側とは、キ
ャビ型ないしはコア型に対する付着性に差かあまりなく
なるものである。
(発明の効果) 従って、本発明によれば、ツー1料を成形品本体とキャ
ビ型との間に吐出注入した後に、吐出孔側に設けたスラ
イドキャビを後退させて再加圧し、成形品本体とキャビ
型本体との間のコート材料の一部をスライドキャビ側に
流出せしめるようにしたから、上記吐出孔側とその反対
側との間でのコート材料の均一化と、キャビ型の傾きの
減少とを図って、成形品の吐出孔側とその反対側とのキ
ャビ型ないしはコア型に対する付着性を同程度のものに
し、キャビ型をコア型から離反上昇せしめる際の成形品
の変形、及びそれに伴うクラックの発生やコート層のj
lliW、あるいは成113品表面の波打ちの発生を防
止することかできる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基ついて説明する。
第1図において、1はシート状樹脂材料(S MC)を
載せるコア型、2はコア型1と共に上記シート状樹脂材
料から成形品本体3を圧縮成形するするキャビ型である
。成形品本体3は、平板状本体3aの全周縁にフランジ
3bを有するものである。
そして、キャビ型2には、その型中央より偏った部位、
つまりの略水平に拡かる成形面6aと、この成形面6a
の周縁より略垂直下方に延びるフランジ成形面(縦成形
面)6bとの境部に、成形品本体3とキャビ型2との間
に樹脂コート材料を吐出注入するコート・材料の吐出孔
7か開口している。また、コア型1は、キャビ型2の成
形面6aとフランジ成形面6bとにそれぞれ対向する成
形面8aとフランジ成形面8bとを有する。
そうして、上記キャビ型2は、吐出孔7か開口した側の
フランジ成形面6aかキャビ型本体2aにり・1し外側
方へスライド可能なスライドキャビ2bにて構成されて
いる。すなわち、第2図にも示すように、スライドキャ
ビ2bは、油圧シリンダ9によって水平に進退可能に構
成されていて、油圧シリンダ9は、キャビ型本体2aに
ブロック2Cを介して固定されている。
成形にあたっては、第3図に示すように、SMC法を実
施するための一次加圧工程、減圧後のコート材料吐出工
程、コート材料吐出工程、及び11)加圧工程を順に行
なうものである。
第1図は一次加圧工程を・Rし、コア型1の族113面
8aの上にシート状樹脂材料をaZし、スライドキャビ
2bを成11ユ位置に前進せしめたキャビ型2を下降さ
せて上記シー1−状樹脂材料を加圧し成形品本体3を圧
縮成形する。
第4図はシート材料吐出工程を示し、キャビ型本体2a
の吐出孔7からコート材料IOを成形品本体3とキャビ
型2との間に高圧で吐出注入する。
これにより、吐出孔7が偏って配置されでいる関係て、
コー材付料10は吐出孔7側に多急にあって反対側へい
くに従ってその量が漸減した状態になり、つまり、キャ
ビ型2がコア型1に対して傾いた状態となる。この工程
は、実棲例では加圧力を実質的に解除した状、聾で行な
ったが、縦成形面か多いような成)[3型の場合、加圧
力を幾分残すことにより、流動抵抗を略均等にしてコー
ト+イ峯−110の吐出注入を行なうようにしてもよい
第5図はコート材料流出上程を示し、コート材f4]0
か硬化する前に、スライドキャビ2bをキャビ型本体2
aがら後辺させて、このスライドキャビ2bによるフラ
ノ/成形面6bと成1じ品本体3のフラノン3bとの間
隔を広くし、しかる後にキャビ型2により成形品を「[
r加圧することにより、フラノ/成形面6bとフラノン
3bとの間に成形品本体3とキャビ型本体2aとの間の
コート材料10の一部を流出せしめる。これにより、上
記吐出孔7側とその反対側との間でコート材料119の
均一化が図れるとともに、キャビ型2の傾きが少なくな
るものである。
その後、減圧してキャビ型2を上シ11せしめる。
この場合、上述の如く、上記吐出孔7側とその反ス1側
との間でのコートナイ1[10の略均−となり、また、
キャビ型2の傾きの減少しているから、成形品の吐出孔
7側とその反に一1側とのキャビ型2ないしはコア型〕
に対する付着性か同程度のものになっている。よって、
本ヤヒ型2をコア型]から離反上昇せしめた際、成)[
3品はその全体かキャビ型2に付着した状態で上昇し、
成形品における吐出孔7側の部位かキャビを2に付着し
て持ち上かり、反対側の部位かコア型1に付着して残る
という事態を避けることかできる。
なお、上記実施例では、全周縁に7ランシを白−する成
形品の成形に関するか、本発明がツー1料吐出サイトに
のみフラノンをaする成1し品、あるいはフラン、か無
くて単に略垂直t」側面を有する成形品の成形にも適用
できることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の実施例を示し、第1図は金
型で成形品本体が成形された状態を小す断面図、第2図
はスライドキャビ部分の水T ItI+而図、面゛3図
はプレス圧力の経時変化を示す圧ソノ特性図、第4図は
成![二品本体の表面にコート材t−1が吐出注入され
た状態の断面図、第5図はコート材料を流出せしめた状
態を示す断面図、第6図Jl、至第9図は従来の問題点
を説明するための樹脂成11ニの各に程を示す断面図で
ある。 1  ・コア型 2 ・・キャビ型 3  成形品本体 31:l・ フラノン 6b、8b・・・・・フラノ/成形面(編成jに面〕7
 ・・・コート+4料吐出孔 1(−1・・・・コート材料 C・・シート状樹脂材料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート状樹脂材料を載せるコア型と、上記コート
    層を形成するためのコート材料の吐出孔が型中央より偏
    った部位に開口し且つこの吐出孔が開口した側の縁部に
    略垂直下方に延びる縦成形面を有するキャビ型とにより
    、成形用キャビティが構成されている金型を用い、シー
    ト状樹脂材料から成形品本体を圧縮成形した後、キャビ
    型の吐出孔からコート材料を成形品本体とキャビ型との
    間に吐出注入して型内で上記成形品本体の表面に樹脂コ
    ート層を形成するにあたり、 上記キャビ型の縦成形面をキャビ型本体に対して外側方
    へスライド可能なスライドキャビによって構成し、 コア型とキャビ型とにより成形品本体を圧縮成形した後
    、加圧力を減少させてコート材料を成形品本体とキャビ
    型との間に吐出注入し、次いで上記スライドキャビを外
    側方へ後退させることにより、成形品本体と上記縦成形
    面との間隔を広くし、しかる後に、コア型とキャビ型と
    による再加圧を行なうことにより、上記成形品本体と縦
    成形面との間に成形品本体とキャビ型本体との間のコー
    ト材料の一部を流出せしめるようにしたことを特徴とす
    る樹脂成形品の成形方法。
JP26106590A 1990-09-28 1990-09-28 樹脂成形品の成形方法 Pending JPH04135813A (ja)

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