JPH03270914A - 樹脂成形品の製造方法 - Google Patents
樹脂成形品の製造方法Info
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- JPH03270914A JPH03270914A JP6844390A JP6844390A JPH03270914A JP H03270914 A JPH03270914 A JP H03270914A JP 6844390 A JP6844390 A JP 6844390A JP 6844390 A JP6844390 A JP 6844390A JP H03270914 A JPH03270914 A JP H03270914A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/32—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C43/36—Moulds for making articles of definite length, i.e. discrete articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/02—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C43/20—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C43/203—Making multilayered articles
-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/32—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C43/50—Removing moulded articles
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は樹脂成形品の製造方法に関する。
(従来技術)
従来より、圧縮成形により繊維強化樹脂(FRP)成形
品を得るための中間素材としてSMC材(Sheet
Molding Compound)が知られている。
品を得るための中間素材としてSMC材(Sheet
Molding Compound)が知られている。
このSMC材は、液状の不飽和ポリエステル樹脂と、ガ
ラス繊維を用いて約3mm厚のシート状に加工したパテ
状のコンパウンドよりなり、これを適当な形状に切断し
て、加熱された下型上に載置し、この上に加熱された上
型を降下させてSMC材を温度130〜150℃、圧力
50〜150kg/cTr12で加熱圧縮すると、軟化
したSMC材が流動して上下金型間の空隙を完全に満し
てから重合か完結固化し、FRP成形品が得られる。
ラス繊維を用いて約3mm厚のシート状に加工したパテ
状のコンパウンドよりなり、これを適当な形状に切断し
て、加熱された下型上に載置し、この上に加熱された上
型を降下させてSMC材を温度130〜150℃、圧力
50〜150kg/cTr12で加熱圧縮すると、軟化
したSMC材が流動して上下金型間の空隙を完全に満し
てから重合か完結固化し、FRP成形品が得られる。
このようなSMC成形方法は、他のFRP成形方法に比
較して、成形サイクルが短く、量産に適しており、かつ
ボスやリブのある複雑な形状でも表面の美麗な成形品が
得られるので、自動車の軽量化指向に伴って、外板材と
しての利用が増加している。
較して、成形サイクルが短く、量産に適しており、かつ
ボスやリブのある複雑な形状でも表面の美麗な成形品が
得られるので、自動車の軽量化指向に伴って、外板材と
しての利用が増加している。
ところで、SMC成形品に塗装を施す場合に、成形品の
表面にクラックやピンホールがあると、従来の塗装方法
では、塗膜にフクレが発生するおそれがあり、また成形
品裏面にボスやリブがある場合には、その表側にヒケ(
表面の凹み)が生じるおそれがあった。このヒケは通常
の塗装方法では隠しきれない場合が多いため、これらの
欠陥の生じた成形品は、塗装前にパテ埋め、研磨等の修
正を必要としていた。
表面にクラックやピンホールがあると、従来の塗装方法
では、塗膜にフクレが発生するおそれがあり、また成形
品裏面にボスやリブがある場合には、その表側にヒケ(
表面の凹み)が生じるおそれがあった。このヒケは通常
の塗装方法では隠しきれない場合が多いため、これらの
欠陥の生じた成形品は、塗装前にパテ埋め、研磨等の修
正を必要としていた。
そこで開発されたのが、金型内で塗装を行なうIMC法
(In Mo1d Coating)である。このIM
C法は、SMC材を圧縮成形して、はぼ硬化が終了した
時点で、上型を1〜3mm押上げ、成形品表面と上型と
の間の間隙に、無溶剤の2液熱硬化塗料を表面被覆塗料
(以下rIMC塗料」と呼ぶ)として注入し、再び上型
を下げて塗料を成形品表面に拡げて成形品表面の欠陥を
埋め、7MC塗料とSMC材との重合を完結させるもの
である。
(In Mo1d Coating)である。このIM
C法は、SMC材を圧縮成形して、はぼ硬化が終了した
時点で、上型を1〜3mm押上げ、成形品表面と上型と
の間の間隙に、無溶剤の2液熱硬化塗料を表面被覆塗料
(以下rIMC塗料」と呼ぶ)として注入し、再び上型
を下げて塗料を成形品表面に拡げて成形品表面の欠陥を
埋め、7MC塗料とSMC材との重合を完結させるもの
である。
さらに、特開昭61−273921号公報に開示されて
いるIMC法では、SMCff1形品が完全に硬化する
以前に、成形品の一方の側から上型と成形品表面との間
に表面被覆塗料を上型の押圧力を超える圧力をもって高
圧射出して、上型を押し上げることなしに塗料の圧力で
成形品表面を圧縮して上型との間に空隙を形成し、この
空隙を通じて表面被覆塗料を成形品の表面に拡げるよう
にしている。
いるIMC法では、SMCff1形品が完全に硬化する
以前に、成形品の一方の側から上型と成形品表面との間
に表面被覆塗料を上型の押圧力を超える圧力をもって高
圧射出して、上型を押し上げることなしに塗料の圧力で
成形品表面を圧縮して上型との間に空隙を形成し、この
空隙を通じて表面被覆塗料を成形品の表面に拡げるよう
にしている。
第7図(A)〜(C)は上述のような高圧射出IMCを
伴ったSMCMC工形工程明図であ6゜第7図(A)に
おいて、1は加熱された下型、2は下型1上に載置され
たSMC材、3は加熱された上型、4は上型3の一側に
設けられたIMCインジェクタ、5はインジェクタ4に
表面被覆塗料を圧送するIMCマシンである。次に第7
図(B)に示すように、上型3を降下させてSMC材2
をプレス成形し、SMC材2の1次硬化が終了後、第7
図(C)に示すように、1MCインジェクタ4からSM
C材2の表面に1MC塗料6を高圧射出し、そのまま上
型3による加圧を継続して、SMC材2および7MC塗
料を完全に硬化させるようになっている。
伴ったSMCMC工形工程明図であ6゜第7図(A)に
おいて、1は加熱された下型、2は下型1上に載置され
たSMC材、3は加熱された上型、4は上型3の一側に
設けられたIMCインジェクタ、5はインジェクタ4に
表面被覆塗料を圧送するIMCマシンである。次に第7
図(B)に示すように、上型3を降下させてSMC材2
をプレス成形し、SMC材2の1次硬化が終了後、第7
図(C)に示すように、1MCインジェクタ4からSM
C材2の表面に1MC塗料6を高圧射出し、そのまま上
型3による加圧を継続して、SMC材2および7MC塗
料を完全に硬化させるようになっている。
しかしながら、例えば自動車のボンネットのように、板
厚2.0〜2.5mm、表面積10000cm”以上の
薄肉かつ大面積のSM(J22形に対して7MC塗料を
高圧で施す場合、成形品の板厚が薄い分、成形品の圧縮
量が少ないことと、7MC塗料が射出される側から遠く
離れたSMC材の末端部では、。
厚2.0〜2.5mm、表面積10000cm”以上の
薄肉かつ大面積のSM(J22形に対して7MC塗料を
高圧で施す場合、成形品の板厚が薄い分、成形品の圧縮
量が少ないことと、7MC塗料が射出される側から遠く
離れたSMC材の末端部では、。
SMC材の硬化がかなり進んだ状態で7MC塗料が施さ
れることとが相俟って、上記末端部まで充分に7MC塗
料が行きわたらない場合があり、あるいはSMC材との
密着不良、フローマークが発生等の問題があった。
れることとが相俟って、上記末端部まで充分に7MC塗
料が行きわたらない場合があり、あるいはSMC材との
密着不良、フローマークが発生等の問題があった。
(発明の目的)
そこで本発明は、SMC材におけるIMC塗料射出部か
ら離れた部分の硬化を遅らせて、その部分における7M
C塗料の流動性を向上させた樹脂成形品の製造方法を提
供することを目的とする。
ら離れた部分の硬化を遅らせて、その部分における7M
C塗料の流動性を向上させた樹脂成形品の製造方法を提
供することを目的とする。
(発明の構成)
本発明は、SMC成形金型の下型に、この下型の上面か
ら出没自在の複数のエジェクタピンを、それらの下型に
対する出没動作を個別に制御しうるように設けるととも
に、SMC材を下型上に載置する際に、まずSMC材を
、下型の上面から突出させた複数のエジェクタピンの上
端面で受けて、SMC材が直接下型に接触しない状態に
し、次に7MC塗料の射出部に近い側のエジェクタピン
から順次下型内に没入させて、SMC材におけるIMC
塗料射出部から遠い部位が塗料射出部に近い部位よりも
遅らせる態様でSMC材を下型に載置するようにして、
上述の目的を達成するものである。
ら出没自在の複数のエジェクタピンを、それらの下型に
対する出没動作を個別に制御しうるように設けるととも
に、SMC材を下型上に載置する際に、まずSMC材を
、下型の上面から突出させた複数のエジェクタピンの上
端面で受けて、SMC材が直接下型に接触しない状態に
し、次に7MC塗料の射出部に近い側のエジェクタピン
から順次下型内に没入させて、SMC材におけるIMC
塗料射出部から遠い部位が塗料射出部に近い部位よりも
遅らせる態様でSMC材を下型に載置するようにして、
上述の目的を達成するものである。
(発明の効果)
本発明によれば、SMC材におけるIMC塗料射出部か
ら遠く離れた部位の硬化が相対的に遅くなるから、その
部位にIMC塗料を施すときの充分な圧縮代を得ること
かでき、IMC塗料の流動性が向上する。またその部位
におけるIMC塗料との密着性も向上し、IMC法を用
いた塗膜の品質を向上させることができる。
ら遠く離れた部位の硬化が相対的に遅くなるから、その
部位にIMC塗料を施すときの充分な圧縮代を得ること
かでき、IMC塗料の流動性が向上する。またその部位
におけるIMC塗料との密着性も向上し、IMC法を用
いた塗膜の品質を向上させることができる。
(実 施 例)
以下、本発明の実施例について、図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明の実施に用いられる成形装置を概略的に
示す断面図で、下型1内には複数の油圧シリンダ81〜
S3が内蔵されており、これら油圧シリンダS1〜S3
でそれぞれ作動されるエジェクタピンE1〜E3が、下
型1の上面1aから出没自在に設けられている。7は下
型1の四隅に設けられたレベリングシリンダである。エ
ジェクタピンE1〜E3およびレベリングシリンダ7は
プレス制御盤8によって制御される油圧ユニット9によ
って駆動されるようになっている。下型1の上方には、
上型3およびIMCマシン5を取付けたプレススライド
10が昇降可能に設けられ、上型3には1MCインジェ
クタ4が設けられている。
示す断面図で、下型1内には複数の油圧シリンダ81〜
S3が内蔵されており、これら油圧シリンダS1〜S3
でそれぞれ作動されるエジェクタピンE1〜E3が、下
型1の上面1aから出没自在に設けられている。7は下
型1の四隅に設けられたレベリングシリンダである。エ
ジェクタピンE1〜E3およびレベリングシリンダ7は
プレス制御盤8によって制御される油圧ユニット9によ
って駆動されるようになっている。下型1の上方には、
上型3およびIMCマシン5を取付けたプレススライド
10が昇降可能に設けられ、上型3には1MCインジェ
クタ4が設けられている。
以上が本発明の実施に用いられる成形装置の概略構成で
あるが、次にこの装置を用いた成形方法について説明す
る。
あるが、次にこの装置を用いた成形方法について説明す
る。
(1)まず、第1図に示すように、すべてのエジェクタ
ピンE1〜E3の先端部を下型1の上面laから約50
mm突出させ、この突出させたエジェクタピンEl−E
3の上端面上にSMC材2を載置する。
ピンE1〜E3の先端部を下型1の上面laから約50
mm突出させ、この突出させたエジェクタピンEl−E
3の上端面上にSMC材2を載置する。
(2)次に上型3を下降させ、上型3の下面3aが下型
1の上面から上方へ150mmの距離になった時点で、
レベリングシリンダ7とプレススライド10とが接触す
る。
1の上面から上方へ150mmの距離になった時点で、
レベリングシリンダ7とプレススライド10とが接触す
る。
(3)この時点かち、1MCインジェクタ4に近い側の
エジェクタピンE1をレベリングシリンダ7の下降速度
に等しい速度で下降させる。
エジェクタピンE1をレベリングシリンダ7の下降速度
に等しい速度で下降させる。
(4)上型3の下面3aが下型1の上面1aから上方へ
100 mmの距離になった時点から、第2図に示すよ
うに、中央のエジェクタピンE2をレベリングシリンダ
7の下降速度に等しい速度で下降させる。
100 mmの距離になった時点から、第2図に示すよ
うに、中央のエジェクタピンE2をレベリングシリンダ
7の下降速度に等しい速度で下降させる。
(5)上型3の下面3aが下型1の上面1aから上方へ
70mmの距離になった時点から、1MCインジェクタ
4から遠い側のエジェクタピンE3を、レベリングシリ
ンダ7の下降速度に等しい速度で下降させる。
70mmの距離になった時点から、1MCインジェクタ
4から遠い側のエジェクタピンE3を、レベリングシリ
ンダ7の下降速度に等しい速度で下降させる。
(6)スべてのエジェクタピンE1〜E3が最下限まで
下降して、それらの上端面が下型工の上面laと同一面
となり、かつ上面3が下型1上に下降して、第3図に示
すように型閉じがなされ、SMC材2を加圧した状態で
所定時間保持し、SMC材2を1次硬化させる。
下降して、それらの上端面が下型工の上面laと同一面
となり、かつ上面3が下型1上に下降して、第3図に示
すように型閉じがなされ、SMC材2を加圧した状態で
所定時間保持し、SMC材2を1次硬化させる。
(7)SMC材2の1次硬化終了後、1MCインジェク
タ4からIMC塗料が射出される。
タ4からIMC塗料が射出される。
(8)上型3をそのまま加圧状態で保持してSMC材2
とIMC塗料とを完全に硬化させる。
とIMC塗料とを完全に硬化させる。
なら、下型1の上面1aから突出させたエジェクタピン
E1〜E3の上端面上にSMC材2を載置する際に、第
4図に示すように、導電性金網11をSMC材2の下側
にセットしてもよい。このように導電性金網11を用い
た場合、成形品の剛性向上が図られるのみでなく、SM
C材2のたわみによる巣穴等の不良発生を防止でき、さ
らにSMC材2の裏面に導電性を付与することによって
、塗装時の帯電防止と電磁波シールドが可能になる等の
利点がある。
E1〜E3の上端面上にSMC材2を載置する際に、第
4図に示すように、導電性金網11をSMC材2の下側
にセットしてもよい。このように導電性金網11を用い
た場合、成形品の剛性向上が図られるのみでなく、SM
C材2のたわみによる巣穴等の不良発生を防止でき、さ
らにSMC材2の裏面に導電性を付与することによって
、塗装時の帯電防止と電磁波シールドが可能になる等の
利点がある。
第5図はエジェクタピンE1〜E3を中空にし、かつそ
の中空部分12に連通ずる孔13をエジェクタピンE1
〜E3の外周面に斜め下方に向けて開口させた構成を示
す。このようなエジェクタピンE1〜E3を用い、それ
らの中空部分12を圧縮エア源に接続することにより、
エジェクタピンE1〜E3が冷却を行なってSMC材の
硬化を遅らせるとともに、孔13から吹き出すエアによ
って型に付着した樹脂のパリを除去することが可能にな
る。
の中空部分12に連通ずる孔13をエジェクタピンE1
〜E3の外周面に斜め下方に向けて開口させた構成を示
す。このようなエジェクタピンE1〜E3を用い、それ
らの中空部分12を圧縮エア源に接続することにより、
エジェクタピンE1〜E3が冷却を行なってSMC材の
硬化を遅らせるとともに、孔13から吹き出すエアによ
って型に付着した樹脂のパリを除去することが可能にな
る。
さらに、第6図に示すように、下型1における1MCイ
ンジェクタ4から遠い部位の温度が1MCインジェクタ
4に近い部位の温度よりも低くなるように、下型1に温
度勾配を設けることによって、SMC材2における1M
Cインジェクタ4から遠い部位の硬化を遅らせることが
できる。
ンジェクタ4から遠い部位の温度が1MCインジェクタ
4に近い部位の温度よりも低くなるように、下型1に温
度勾配を設けることによって、SMC材2における1M
Cインジェクタ4から遠い部位の硬化を遅らせることが
できる。
これを達成するために、第6図では、下型1を加熱する
ための蒸気配管工4の配設密度を下型1の部位によって
変化させている。
ための蒸気配管工4の配設密度を下型1の部位によって
変化させている。
第1図は本発明の実施に適用される成形装置の概略的断
面図、第2図および第3図はその順次の動作を示す概略
的断面図、第4図〜第6図は本発明の他の実施例の要部
の断面図、第7図(A)〜(C)は従来の成形装置の構
成および動作を示す概略的断面図である。 1・・・下型 2・・・SMC材3・・・上
型 4−lMCインジェクタ5・・・IMC
マシン 6・・・IMC塗料7・・・レベリングシリ
ンダ 8・・・プレス制御盤 9・・・油圧ユニット10・
・・プレススライド 11・・・導電性金網 第 2図 第 4図 第 6図 ^−一 弔 7図
面図、第2図および第3図はその順次の動作を示す概略
的断面図、第4図〜第6図は本発明の他の実施例の要部
の断面図、第7図(A)〜(C)は従来の成形装置の構
成および動作を示す概略的断面図である。 1・・・下型 2・・・SMC材3・・・上
型 4−lMCインジェクタ5・・・IMC
マシン 6・・・IMC塗料7・・・レベリングシリ
ンダ 8・・・プレス制御盤 9・・・油圧ユニット10・
・・プレススライド 11・・・導電性金網 第 2図 第 4図 第 6図 ^−一 弔 7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 加熱された下型上に熱硬化性SMC材を載置し、このS
MC材を加熱された上型によりプレス成形し、かつ熱硬
化させてシート状の成形品を得るSMC成形工程と、こ
のSMC成形工程の途中において、上下金型間に加圧状
態で挟持された上記成形品の一方側から上記上型と上記
成形品表面との間に表面被覆塗料を高圧射出して、上記
成形品の表面欠陥を埋めるIMC工程とよりなる樹脂成
形品の製造方法において、 上記下型に、この下型の上面から出没自在の複数のエジ
ェクタピンを、それらの上記下型に対する出没動作を個
別に制御しうるように設けるとともに、上記SMC材を
上記下型上に載置する際に、まず上記SMC材を、上記
下型の上面から突出させた上記複数のエジェクタピンの
上端面で受け、次に上記表面被覆塗料の射出部に近い側
のエジェクタピンから順次上記下型内に没入させて、上
記SMC材における上記塗料射出部から遠い部位が上記
塗料射出部に近い部位よりも遅らせる態様で上記SMC
材を上記下型上に載置するようにしたことを特徴とする
樹脂成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6844390A JPH03270914A (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 樹脂成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6844390A JPH03270914A (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 樹脂成形品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03270914A true JPH03270914A (ja) | 1991-12-03 |
Family
ID=13373849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6844390A Pending JPH03270914A (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 樹脂成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03270914A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006272665A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 被覆成形体の製造装置 |
-
1990
- 1990-03-20 JP JP6844390A patent/JPH03270914A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006272665A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 被覆成形体の製造装置 |
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