JPH04135628U - 戸外設備用構造 - Google Patents

戸外設備用構造

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JPH04135628U
JPH04135628U JP7454391U JP7454391U JPH04135628U JP H04135628 U JPH04135628 U JP H04135628U JP 7454391 U JP7454391 U JP 7454391U JP 7454391 U JP7454391 U JP 7454391U JP H04135628 U JPH04135628 U JP H04135628U
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JP
Japan
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wall
mounting piece
attached
support member
outdoor equipment
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JP7454391U
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充弘 藤原
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 取付片や取付基部の錆が防止されてより永く
持ち堪えるようにすること。 【構成】 鉄骨支柱1を支持側として外壁4が取付けら
れているとともに、同外壁4には、外部に突出するよう
にして取付片6が挿通支持され、この取付片6を利用し
て、縦樋、非難梯子あるいはクーラー台などの戸外設備
を取付けたり非難用具を引っ掛けたりするようにした戸
外設備用構造であって、前記外壁4は、鉄骨支柱1側に
取付けられた金属製の壁受け部材2の内部に嵌め込まれ
るようにして支持され、前記取付片6は、前記壁受け部
材2を支持側としているとともに外壁4内から外部にか
けて斜め下方に向くようにして突出していることを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、戸外設備用構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築物戸外には、縦樋、非難梯子あるいはクーラー台などの戸外設備が取付け られるようになっている。その取付構造は、鉄骨支柱を支持側として外壁が取付 けられているとともに、同外壁には、外部に突出するようにして取付片が挿通支 持され、この取付片の突出端部を利用して、戸外設備を取付けるようにしてある 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、取付片は、水平方向に向いていたため、外部の雨水が同取付片の通孔 を伝って浸入し、取付片が錆たり、取付片の取付基部が錆たりして好ましくなか った。 この考案は、これらの欠点を除くためになされたもので、取付片や取付基部の 錆が防止されてより永く持ち堪えるようにした戸外設備用構造を提供することを 課題としている。
【0004】
【問題を解決するための手段】
前記問題を解決するため、この考案は、鉄骨支柱を支持側として外壁が取付け られているとともに、同外壁には、外部に突出するようにして取付片が挿通支持 され、この取付片を利用して、縦樋、非難梯子あるいはクーラー台などの戸外設 備を取付けたり非難用具を引っ掛けたりするようにした戸外設備用構造であって 、前記外壁は、鉄骨支柱側に取付けられた金属製の壁受け部材の内部に嵌め込ま れるようにして支持され、前記取付片は、前記壁受け部材を支持側としていると ともに外壁内から外部にかけて斜め下方に向くようにして突出していることを特 徴とする。
【0005】 壁受け部材が斜め下方に向けられているので、同部材を挿通した孔を伝って雨 水が浸入しない。
【0006】 以下、図示した実施例を参照しつつこの考案を詳細に説明する。 図1および図2は、この考案の一実施例を示している。1は鉄骨支柱で、これ ら支柱1…相互間の表側には、その全面でなく左右間の縦1列だけあるいは2列 以上に壁受け部材2が配列されている。この実施例では、建物の正面の縦1列分 だけに配列されている。この壁受け部材2は、ブラケット3で支柱1に取付けら れている。この壁受け部材2は、全体が方形で縦長の受皿状体でなり、すなわち 、方形で縦長状をした背板部2aと、この背板部2aの上端を除く3辺に立ち上 がる立板部2bと、各立板部2bから直角外方に向けて延びた押さえ板部2cと を備えている。壁受け部材2の表側にはALC製の外壁4が嵌め込まれている。 この外壁4は、縦長状のもので、その4つのコーナー付近に通孔4aを備えてい る。同孔4aは、モルタルで埋め込まれて出来上がった孔で斜めに向いている。 壁受け部材2の前記通孔4aに対応する位置には、孔2dが明けられている。6 は取付片で、アングル材やこの実施例のようなボルト形のものが使われる。この 取付片6は、その基部が孔2dに挿通されて壁受け部材2に溶接固定されている とともに外壁4の通孔4aを通じて外部に突出している。同取付片6は、外方に 向けて斜め下向きになるように全て取付けられている。そして、同取付片6は、 モルタル埋め込み時に外壁4の中に埋め込まれたナット7で安定になるように固 定されている。この取付片6の突出した端部は垂直な面で取付けやすい面になっ ており、この面を利用してこの実施例では非難梯子(戸外設備の1例)9の裏面 が溶接され、これにより、同梯子9が建物の正面(あるいは他の面)に取付けら れている。9aは梯子のステップである。
【0007】 外壁4には取付片6の通るところにやや大きな凹みを形成しておき、取付片6 をこの凹みから孔2dに挿通したあと、溶接により同取付片6を壁受け部材2に 固定する。この固定は斜めになるようにする。取付片6の外周にはナット7が取 付けられているが、このナット7を含んで前記凹みにモルタルを埋め込んで取付 片6を斜めに固定する。このような作業は建て込み前になされ、そのあとでセッ トとして建て込まれる。この建て込みは、建物の下の方から順になされ、押さえ 板部2cがその前に建て込まれたセットの上端を押さえるようにしながら行なわ れる。セットの固定にはブラケット3が使用される。左右にくる押さえ板部2c ,2cは、壁受け部材2によらずに建て込まれている他の外壁10の側縁部を押 さえて安定化させる。 図3以下は他の実施例を示している。 図3の実施例は、外壁4の内部に斜板15…が多段に埋め込まれ、この斜板1 5…による雨水の案内機能により雨水が裏面に浸み出ないようにしたものを示し ている。 図4の実施例は、壁受け部材2の下端を水平に延ばして突き出し部分20を設 け、同部分20に設けられた凹み21を利用して鉢植え22をセットできるよう にしたものを示している。鉢植え22は、取付片6の先端に取付けられた安定環 23で強風時に安定化する。 図5の実施例は、壁受け部材2の下端を水平に延ばすとともにその先端を上斜 めに折り曲げて突き出し部分30を形成し、同部分30を利用して広告板31を 吊り下げるようにしたものを示している。この広告板31は、その裏面を取付片 6により支えられているとともにゴムキャップ32により緩衝支持されている。 図6の実施例は、壁受け部材2の下端辺が正面からみてハの字状になるように 斜面35とされたものを示しており、雨水等が左右に分かれて流れるようになっ ている。 図7の実施例は、壁受け部材40がコーナーの鉄骨支柱41に合わせてL字形 に曲がった形状とされているとともにブラケット42で支柱41に固定されてお り、外壁43は壁受け部材40から突出した取付片44で固定されたものを示し ている。壁受け部材40は支柱41を外部から完全に覆うので、雨水の浸入がな い。なお、支柱41および壁受け部材40の内面には結露が生じるおそれがある が、これは結露防止材45により吸収したり、支柱41および壁受け部材40の 内面に斜めになるように設けられるガイドにより下方に導くようにする。 図8の実施例は、外壁50の上端に通気孔50aが設けられているとともに、 壁受け部材51の上端にもこれに対応する連通孔51aが明けられ、内側のシャ ッター52の開閉によっていつでも外気を取り込めるようにしたものを示してい る。 図9の実施例は、取付片60を他の用途に利用できるようにしたものを示して いる。すなわち、同取付片60の先端は、U字形の係合部61になっており、こ の係合部61を利用して、たとえば、非難用あるいは作業足場用の梯子を係合し たり、非難用のロープを係合したりすることができる。梯子を係合する場合、梯 子は短いものを複数個用いるものとし、これらを作業等に合わせて順次係合して ゆくような方法を取ることもできる。
【0008】
【考案の効果】
この考案は以上のように、取付片や取付基部の錆が防止されてより永く持ち堪 えるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す側断面図である。
【図2】その正面図である。
【図3】壁受け部材内に斜板を設けた他の実施例を示す
側断面図である。
【図4】壁受け部材の一部で鉢植えを備える実施例を示
す側断面図である。
【図5】壁受け部材の一部で広告板を吊り掛ける実施例
を示す側断面図である。
【図6】壁受け部材の底辺を斜めにした実施例を示す正
面図である。
【図7】コーナーの支柱に添って壁受け部材を設けた実
施例を示す横断面図である。
【図8】通気可能にした実施例を示す側断面図である。
【図9】取付片を係合片として利用する実施例を示す側
断面図である。
【符号の説明】
1 鉄骨支柱 2 壁受け部材 4 外壁 6 取付片 9 非難梯子(戸外設備)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄骨支柱を支持側として外壁が取付けら
    れているとともに、同外壁には、外部に突出するように
    して取付片が挿通支持され、この取付片を利用して、縦
    樋、非難梯子あるいはクーラー台などの戸外設備を取付
    けたり非難用具を引っ掛けたりするようにした戸外設備
    用構造であって、前記外壁は、鉄骨支柱側に取付けられ
    た金属製の壁受け部材の内部に嵌め込まれるようにして
    支持され、前記取付片は、前記壁受け部材を支持側とし
    ているとともに外壁内から外部にかけて斜め下方に向く
    ようにして突出していることを特徴とする戸外設備用構
    造。
JP7454391U 1991-06-10 1991-06-10 戸外設備用構造 Expired - Lifetime JP2544276Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7454391U JP2544276Y2 (ja) 1991-06-10 1991-06-10 戸外設備用構造

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Publication Number Publication Date
JPH04135628U true JPH04135628U (ja) 1992-12-17
JP2544276Y2 JP2544276Y2 (ja) 1997-08-13

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ID=31930741

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