JPH04135140U - 電磁継電器 - Google Patents
電磁継電器Info
- Publication number
- JPH04135140U JPH04135140U JP4219091U JP4219091U JPH04135140U JP H04135140 U JPH04135140 U JP H04135140U JP 4219091 U JP4219091 U JP 4219091U JP 4219091 U JP4219091 U JP 4219091U JP H04135140 U JPH04135140 U JP H04135140U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- assembly
- cover
- spool
- coil assembly
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- Granted
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 210000004072 lung Anatomy 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】コイル7をスプール2に巻回し鉄心,継鉄13
を装着したコイル組立体1を固定接点端子や可動ばね支
持端子を略コ字形ベースに植設した接点端子組立体に搭
載する。この接点端子組立体の可動ばねはコイル組立体
1のスプール2に形成したL形保持部10に保持される
アーマチュア組立体により駆動される。特に、コイル組
立体1を形成するスプール2は両端に外フランジ3,5
を備え、その内側に内フランジ4,6をそれぞれ形成し
ている。しかも、これら内外フランジの間には側壁12
が入る2分割されたコイルカバー11がコイル7の全体
を覆うように取り付けられる。 【効果】コイルカバー11によりコイル7と接点間との
沿面距離を拡大できるので、耐電圧を高くできる。
を装着したコイル組立体1を固定接点端子や可動ばね支
持端子を略コ字形ベースに植設した接点端子組立体に搭
載する。この接点端子組立体の可動ばねはコイル組立体
1のスプール2に形成したL形保持部10に保持される
アーマチュア組立体により駆動される。特に、コイル組
立体1を形成するスプール2は両端に外フランジ3,5
を備え、その内側に内フランジ4,6をそれぞれ形成し
ている。しかも、これら内外フランジの間には側壁12
が入る2分割されたコイルカバー11がコイル7の全体
を覆うように取り付けられる。 【効果】コイルカバー11によりコイル7と接点間との
沿面距離を拡大できるので、耐電圧を高くできる。
Description
【0001】
本考案は電磁継電器に関し、特に高耐圧用の電磁継電器に関する。
【0002】
従来、かかる高耐圧用の電磁継電器は、各種の接点端子を植設した略コ字形ベ
ースにコイル組立体やアーマチュア組立体を搭載し、カバーをかぶせて構成され
る。
【0003】
図4はかかる従来の一例を示す電磁継電器の分解斜視図である。図4に示すよ
うに、従来の電磁継電器はコイル組立体1Aと、このコイル組立体1Aを内部に
組込み圧入支持固定する略コ字形の接点端子組立体21と、コイル組立体1Aの
スプール2Aの一方に嵌合支持され且つ接点端子組立体21の可動ばね24を動
作させるアーマチュア組立体20と、カバー26とから構成されている。コイル
組立体1Aは前側の外フランジ3および後側の外フランジ5を有するスプール2
Aと、このスプール2A上に巻かれたコイル7と、その上に更に巻かれた絶縁テ
ープ16と、スプール2Aに圧入された鉄心14と、鉄心14の一端に固定され
る継鉄13とを備え、前フランジ3にはL形支持部10を形成する一方、後フラ
ンジ5にはコイル引出線8を巻付けるコイル端子9のブロックが形成される。ま
た、接点端子組立体21はコイル組立体1Aを圧入支持する略コ字形ベース22
と、略コ字形ベース22の平行部に植設され且つ接点を先端部内側に有する固定
接点端子23と、可動ばね24を支持する可動ばね支持端子25とから構成され
ている。更に、アーマチュア組立体20はコイル組立体1Aのスプール2Aの前
の外フランジ3に付いたL形支持部10によって支持されるカードブロック19
と、このカードブロック19内に組み込まれるマグネット18およびプレート片
17とから成っている。
【0004】
図5(a),(b)はそれぞれ図4に示す電磁継電器の側面における断面図お
よび正面における断面図である。図5(a),(b)に示すように、継電器のコ
イル組立体1Aを構成するスプール2Aにはコイル7が巻回され、その上に絶縁
テープ16が巻回される。この絶縁テープ16とスプール2Aの前フランジ3お
よび後フランジ5との間には、微小間隔27が生じている。
【0005】
上述した従来の電磁継電器は、コイル組立体のコイルを覆っている絶縁テープ
と第一(前側)の外フランジ及び第二(後側)の外フランジとの間に微小隙間が
生ずるため、コイルと継鉄間およびコイルと可動ばね間で高電圧時に短絡し、コ
イルと接点間の耐電圧を確保できないという欠点がある。
【0006】
本考案の目的は、かかるコイルと接点間の耐電圧を確保することのできる電磁
継電器を提供することにある。
【0007】
本考案の電磁継電器は、鉄心,継鉄及びコイルを巻回したスプールを有するコ
イル組立体と、前記コイル組立体を圧入支持する略コ字形ベースの平行面に前記
コイル組立体に対向するように固定接点端子および可動ばねを接続した可動ばね
支持端子を植設した接点端子組立体と、前記コイル組立体の前記スプールの一端
に嵌合支持され且つ前記接点端子組立体の可動ばねを動作させるカードブロック
と前記カードブロックに固定されたマグネット及びプレート片を有するアーマチ
ュア組立体と、カバーとを備えた電磁継電器において、前記コイル組立体の前記
スプールは両端にそれぞれ内外フランジを形成し、前記内外フランジの間隙に嵌
合するとともに前記コイル全体を覆うコイルカバーを備えて構成される。
【0008】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0009】
図1は本考案の第一の実施例を説明するための電磁継電器におけるコイル組立
体の分解斜視図である。図1に示すように、本実施例は電磁継電器におけるコイ
ル組立体1のみを示すが、前述した図4の従来例におけるアーマチュア組立体2
0と、接点端子組立体21と、カバー26とは同一であるので、省略する。すな
わち、本実施例もコイル組立体1と、このコイル組立体1を内部に組込み圧入支
持固定する略コ字形の接点端子組立体(図4の21)と、コイル組立体1におけ
るスプール2のL形保持部10に嵌合支持され且つ前記接点端子組立体の可動ば
ね(24)を動作させるアーマチュア組立体(20)と、カバー(26)とから
構成される。本実施例におけるコイル組立体1はスプール2の一端(前側)に第
1の外フランジ3と第1の内フランジ4を形成し、他端に第2の外フランジ5と
第2の内フランジ6を形成する。このスプール2において、コイル7は第1の内
フランジ3と第2の内フランジ6の間に巻装されている。しかも、コイル7はス
プール2の第1の外フランジ3と第1の内フランジ4との間隙および第2の外フ
ランジ5と第2の内フランジ6との間隙にそれぞれ嵌合する側壁12を形成し2
分割されたコイルカバー11で覆われる。尚、継鉄13は従来例と同様に装着さ
れる。
【0010】
図2は図1に示すコイル組立体の断面図である。図2に示すように、かかるコ
イル組立体1はコイルカバー11がコイル7を完全に覆うため、コイル7と可動
ばね(図4の24)及びコイル7と継鉄13との間の沿面距離が大きくなる。従
って、高電圧時にも短絡することがなく、コイル7と接点間の耐電圧の実力が確
保できる。
【0011】
図3は本考案の第二の実施例を説明するための電磁継電器におけるコイル組立
体の分解斜視図である。図3に示すように、本実施例は前述した図1の第一の実
施例におけるコイル組立体1のコイルカバー11に、コイル7のリード線8とコ
イル端子9の上部に対応する位置へカバー片15を設けたことが異なり、その他
は同一であ。かかるカバー片15はリード線8やコイル端子9から継鉄13に短
絡することを防ぐようになっており、第一の実施例のコイルカバー11よりもさ
らに高耐圧化させることができる。
【0012】
以上説明したように、本考案の電磁継電器は、コイル組立体を形成するスプー
ルの両端にそれぞれ内フランジおよび外フランジを設け、それぞれ2つの内外フ
ランジの間隙に嵌合するとともにコイル全体を覆うコイルカバーを有することに
より、コイルと接点間との耐電圧の実力を向上させるという効果がある。
【図1】本考案の第一の実施例を説明するための電磁継
電器におけるコイル組立体の分解斜視図である。
電器におけるコイル組立体の分解斜視図である。
【図2】図1に示すコイル組立体の断面図である。
【図3】本考案の第二の実施例を説明するための電磁継
電器におけるコイル組立体の分解斜視図である。
電器におけるコイル組立体の分解斜視図である。
【図4】従来の一例を示す電磁継電器の分解斜視図であ
る。
る。
【図5】図4に示す電磁継電器の側面および正面におけ
る断面図である。
る断面図である。
1 コイル組立体
2 スプール
3,5 外フランジ
4,6 内フランジ
7 コイル
11 コイルカバー
12 側壁
13 継鉄
14 鉄心
15 カバー片
20 アーマチュア組立体
21 接点端子組立体
22 略コ字形ベース
23 固定接点端子
24 可動ばね
25 可動ばね支持端子
26 カバー
Claims (1)
- 【請求項1】 鉄心,継鉄及びコイルを巻回したスプー
ルを有するコイル組立体と、前記コイル組立体を圧入支
持する略コ字形ベースの平行面に前記コイル組立体に対
向するように固定接点端子および可動ばねを接続した可
動ばね支持端子を植設した接点端子組立体と、前記コイ
ル組立体の前記スプールの一端に嵌合支持され且つ前記
接点端子組立体の可動ばねを動作させるカードブロック
と前記カードブロックに固定されたマグネット及びプレ
ート片を有するアーマチュア組立体と、カバーとを備え
た電磁継電器において、前記コイル組立体の前記スプー
ルは両端にそれぞれ内外フランジを形成し、前記内外フ
ランジの間隙に嵌合するとともに前記コイル全体を覆う
コイルカバーを備えることを特徴とする電磁継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991042190U JP2569109Y2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 電磁継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991042190U JP2569109Y2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 電磁継電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04135140U true JPH04135140U (ja) | 1992-12-16 |
JP2569109Y2 JP2569109Y2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=31922746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991042190U Expired - Lifetime JP2569109Y2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 電磁継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2569109Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62142141U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-08 | ||
JPH025852U (ja) * | 1988-06-27 | 1990-01-16 |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP1991042190U patent/JP2569109Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62142141U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-08 | ||
JPH025852U (ja) * | 1988-06-27 | 1990-01-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2569109Y2 (ja) | 1998-04-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971224 |