JPH0413481B2 - - Google Patents

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JPH0413481B2
JPH0413481B2 JP33103887A JP33103887A JPH0413481B2 JP H0413481 B2 JPH0413481 B2 JP H0413481B2 JP 33103887 A JP33103887 A JP 33103887A JP 33103887 A JP33103887 A JP 33103887A JP H0413481 B2 JPH0413481 B2 JP H0413481B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wooden
holding
bricks
frame
brick
Prior art date
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Expired
Application number
JP33103887A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01174702A (ja
Inventor
Isao Hayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAYASHI ZOEN KK
Original Assignee
HAYASHI ZOEN KK
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Publication date
Application filed by HAYASHI ZOEN KK filed Critical HAYASHI ZOEN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、木レンガを保持した上で道路に敷設
し、木レンガによる舗装路を造成するための木レ
ンガ敷設枠に関するものである。
[従来の技術] 木レンガ敷設枠は、本発明者の発明に係るもの
であつて、既に数件の出願がある(実願昭61−
22620号、実願昭61−44230号、実願昭61−107080
号等)。
これらの技術を要約すると、板状又は容器状の
枠内に、複数の木レンガを保持する木レンガの保
持手段を構成し、かつ枠体に透水孔又は透水間隙
を構成したものである。上記木レンガの保持手段
としては、板状の枠体の場合には、これにビス孔
等を穿設しておき、上面に配置した木レンガを裏
面から上記ビス孔を通じてビスを螺子込み、これ
によつて固定するように構成する等であり、容器
状の枠体の場合には、多数の方形又は円形の保持
区画を構成し、木レンガをこれらに各別に装入す
ることにより、保持するように構成する等であ
る。
[発明が解決しようとする問題点] 以上のように、木レンガの敷設枠は、それ自
体、透水性を有する構成であり、通常雨天でもそ
の上に水が溜るようなことはしない。しかし下地
が十分な透水性を有していない場合、あるいは、
単位時間当りの雨量が非常に大きい場合には、一
時的に下地上に雨水が滞留する場合があり得る。
このような場合に、その領域に敷設された木レン
ガ敷設枠は、保持している木レンガをも含めて、
いずれも比重が小さいので、敷設枠相互に連結を
している場合であつても浮上する恐れがないとは
言えない。
本発明は、このような問題点を解決することを
目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の構成の要旨とするところは、 箱状枠体を複数の木レンガの保持区画に区画構
成し、 上記各保持区画の底部に台座を立上げ、この台
座を木レンガの保持台とし、かつ台座の周囲を重
錘部材を収納する重錘収納部とし、 上記木レンガの保持台には木レンガの固定手段
を構成し、 更に上記各保持区画の底部には、複数の通孔を
穿設した木レンガ敷設枠である。
上記木レンガはその形状を問わない。一般的に
は、平面から見て方形、特に正方形又は長方形が
多用される。円形等でも差支えないことは言うま
でもない。
上記木レンガの保持区画は、言うまでもなく、
上記木レンガの形状に対応させて区画する。通常
は、上記の木レンガの一般的形状に対応し、平面
から見て正方形または長方形等に構成する。
前記台座は、各保持区画の底部中に一個又は複
数込立上げ構成する。形状及び位置は、特定のも
のに限定されない。保持区画が平面正方形又は円
形のような場合には、その中央部に立上げるのが
適当である。また平面長方形の場合には、適当な
間隔で複数個立上げるのが適当である。
上記台座は、前記のように、前記木レンガの保
持台をなすものであり、木レンガをこれに固定す
る前記固定手段として、たとえば、上記保持台に
は、その表裏に通じるビス孔を穿設することがで
きる。保持台に木レンガを載置し、裏面より上記
ビス孔にビスを差込み、木レンガの底部にこれを
螺子込んで固定する趣旨である。勿論固定手段は
これ以外に自由に構成することができる。
また前記重錘収納部は、上記台座を木レンガの
保持台とするものであるから、上記台座の周囲で
あつて、上限を台座の上端と同一の高さとする領
域となる。この領域に収納する前記重錘部材とし
ては、たとえば、砂、砂利、砕石又はコンクリー
ト等の適宜選択して使用することができる。コン
クリートは予め台座の部分を抜いた抜孔付きの成
形体として構成しておくこともできる。
なお以上の木レンガ敷設枠は適当なプラスチツ
ク材で成形するのが適当である。
[作用] 本発明は、以上のように構成したので、次のよ
うに使用する。
以上の本発明の木レンガ敷設枠は、前記他の木
レンガ敷設枠と同様に、歩道、駐車場、庭その他
の木レンガによる舗装を適当とする領域の木レン
ガ舗装ために使用することができる。また舗装の
ための敷設下地や敷設手順等も前記他の木レンガ
敷設枠と同様である。
通常、透水性の下地を上面が平滑になるように
造成し、その上に上記木レンガ敷設枠を適当な配
列で順次配列することにより舗装路面を完成させ
ることができる。
なお上記木レンガ敷設枠は、下地上に敷設した
後に重錘部材を各保持区画内の重錘収納部にセツ
トし、かつ保持台上に木レンガを固定することも
可能ではあるが、下地上への敷設に先立つて必要
数量のそれを上記のようにセツトして準備してお
くのが適当である。
木レンガ敷設枠への重錘部材及び木レンガのセ
ツトについて若干説明する。
木レンガ敷設枠には、まず各保持区画の台座周
囲の重錘収納部に、前記した砂、砂利、砕石、コ
ンクリート又はコンクリート成形体等の重錘部材
を、この中から適宜選択して装入する。たとえ
ば、コンクリート成形体を採用する場合には、台
座にこの成形体の抜孔を嵌合させつつ重錘収納部
に装入する。次いで各保持区画中に木レンガを装
入し、固定手段により保持台上に固定する。
このようにして所定数の木レンガ敷設枠に重錘
部材の木レンガをセツトした上で前記のように、
所定の下地に木レンガ敷設枠を連設配置するもの
である。
しかしてこのように透水性の下地に本発明の木
レンガ敷設枠を敷設した場合には、この舗装路で
は、通常は雨天でも雨水が滞留するようなことは
ない。
もつとも単位時間当りの雨量が極度に大きな雨
天の場合には、単位時間当りの雨水の地下への浸
透量が単位時間当りの降水量を下回ることとなる
場合があり、このような場合には、一時的に雨水
が滞留することとなる。しかしながら、この木レ
ンガ敷設枠には、その重錘収納部に、砂、砕石又
はコンクリート成形体等の重錘部材を装入したの
で、たとえ、上記のような雨水が滞留するような
異常事態が生じても、舗装手段である木レンガ及
びこれを保持する木レンガ敷設枠が浮上するよう
なことはあり得ない。
[実施例] 以下図面に基づいて本発明の一実施例を説明す
る。
第1図に示したように、平面正方形の箱状の枠
体1を縦横に区画し、九個の平面正方形の保持区
画2,2…を構成し、各保持区画2,2…の中央
部には底部から円形の保持台3を立上げ、その周
囲を重錘収納部4とする。
上記各保持区画2,2…の保持台3には、その
表裏を貫通するビス孔5を穿設し、かつ上記重錘
収納部4の底部でもある保持区画2の底部には、
複数の通孔6,6…を穿設する。
この例の木レンガ敷設枠は、以上のような構成
で、その構成要素の全てはプラスチツク材により
成形したものである。
この実施例では、以上のように構成したので、
次のように歩道、駐車場又は庭等の木レンガ舗装
用に使用することができる。
この木レンガ敷設枠は、平滑な下地を造成して
その上に縦横に配置するだけで、木レンガ7,7
…による舗装を完成させることができる。
この例では、砂利下地を造成し、その上に上記
木レンガ敷設枠を敷設することとする。
まず要敷設領域を若干堀下げ、その中に砂利を
投入して転圧し、その上に砂利を配して不陸を調
整し、更に転圧して上面を平滑にする。こうした
上で上記砂利下地上に縦横に上記木レンガ敷設枠
を連設配置する。
ところで上記木レンガ敷設枠は、下地上に敷設
した後に重錘部材及び木レンガ7,7…のセツト
をすることも可能ではあるが、ここでは、下地上
への敷設に先立つて必要数量の木レンガ敷設枠に
セツトしておくこととする。
これを次に説明する。
木レンガ敷設枠には、まず各保持区画2,2…
の重錘収納部4に重錘部材を装入する。ここでは
重錘部材として、中央に保持台3を嵌合すること
のできる抜孔8を備えた平面正方形のコンクリー
ト成形板9,9…を採用する。しかして、第1図
及び第2図に示したように、上記コンクリート成
形板9,9…は、その抜孔8を保持台3に嵌合さ
せつつ重錘収納部4に装入する。次いで各保持区
画2,2…中に木レンガ7,7…を装入し、裏面
側から各ビス孔5,5…にビス10を挿入し、木
レンガ7,7…に裏面から螺子込んで保持台3に
固定する。
このようにして所定数の木レンガ敷設枠にコン
クリート成形板9,9…及び木レンガ7,7…を
セツトした上で、前記のように、砂利下地に木レ
ンガ敷設枠を連設配置するものである。
全要敷設領域に木レンガ敷設枠を配置すれば、
敷設作業は完了である。
このようにして完成した木レンガ舗装では、雨
水等は、木レンガ敷設枠相互の隙間又は枠体1の
通孔6,6…から、下地上に降下し、砂利下地を
通じて地下に浸透することになる。したがつて普
通の雨天の場合には、雨水が舗装路面に滞留する
ようなことはない。もつともこの舗装路面でも、
単位時間当りの雨量が極端に大きな雨天の場合に
は、一時的に地下への雨水の浸透量より、降水の
方が多くなり、下地から路面にかけて雨水が滞留
することになる場合がある。
しかしながらこの舗装路に使用した木レンガ敷
設枠は、枠体1の各保持区画2,2…中に重錘収
納部4を構成し、重錘収納部4にコンクリート成
形板9を装入したので、全体として充分な重量を
確保しており、滞留した雨水上に浮上するような
ことはない。したがつて当然雨水が滞留するよう
な事態になつても舗装路は完全なまま保持され
る。
[発明の効果] 本発明によれば、単位時間当りの雨量が極度に
大きな雨天により、舗装路面に雨水が滞留し、あ
るいは大量の雨水が流れ込むようなことがあつて
も、木レンガ敷設枠がこれにより浮上するような
ことは生じ得ない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1
図は木レンガ敷設枠とこれにセツトすべきコンク
リート成形板及び木レンガとを示した概略斜視
図、第2図は木レンガ及びコンクリート成形板を
セツトした木レンガの概略断面図である。 1……枠体、2……保持区画、3……保持台、
4……重錘収納部、5……ビス孔、6……通孔、
7……木レンガ、8……抜孔、9……コンクリー
ト成形板、10……ビス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 箱状枠体を複数の木レンガの保持区画に区画
    構成し、 上記各保持区画の底部に台座を立上げ、この台
    座を木レンガの保持台とし、かつ台座の周囲を重
    錘部材を収納する重錘収納部とし、 上記木レンガの保持台には木レンガの固定手段
    を構成し、 更に上記各保持区画の底部には、複数の通孔を
    穿設したことを特徴とする木レンガ敷設枠。
JP33103887A 1987-12-26 1987-12-26 木レンガ敷設枠 Granted JPH01174702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33103887A JPH01174702A (ja) 1987-12-26 1987-12-26 木レンガ敷設枠

Applications Claiming Priority (1)

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JP33103887A JPH01174702A (ja) 1987-12-26 1987-12-26 木レンガ敷設枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01174702A JPH01174702A (ja) 1989-07-11
JPH0413481B2 true JPH0413481B2 (ja) 1992-03-09

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JP33103887A Granted JPH01174702A (ja) 1987-12-26 1987-12-26 木レンガ敷設枠

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