JPH04134709U - エアダクト装置 - Google Patents

エアダクト装置

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JPH04134709U
JPH04134709U JP5151891U JP5151891U JPH04134709U JP H04134709 U JPH04134709 U JP H04134709U JP 5151891 U JP5151891 U JP 5151891U JP 5151891 U JP5151891 U JP 5151891U JP H04134709 U JPH04134709 U JP H04134709U
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JP
Japan
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duct
air
center
air duct
air outlet
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Application number
JP5151891U
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English (en)
Inventor
明彦 杉本
Original Assignee
スズキ株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 狭いスペースでも有効にエアを分配できるエ
アダクトを提供する。 【構成】 別体に形成したセンタダクト12およびサイド
ダクト13のそれぞれの接続口部12a,12b を集合させて、
エア源10のエア流出口10a に結合し、各ダクトに直接エ
アを流すようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エア源から給送されたエアを分岐し複数方向へ分配するためのエア ダクト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車用空調装置は、図5および図6に示すように、車幅方向中央に配 されたボックス状のセンタダクト1とこのセンタダクト1から車幅方向へ延ばさ れた一対のサイドダクト2とから成るエアダクト3を備えている。このエアダク ト3は、センタダクト1の両側部に突出形成した突出管4にサイドダクト2を嵌 挿することにより一体化されると共に、センタダクト1の接続口部1aを空調源 (こゝではヒータユニット)5のエア流出口5aに結合することにより該空調源 5とインストルメントパネル6との間に配置される。かゝる空調装置においては 、空調源5で発生した空調用エアは、そのエア流出口5aからセンタダクト1に 導入され、その一部はセンタダクト1から直接インストルメントパネル6の中央 通気孔6aへ、その残りは各サイドダクト2を介してインストルメントパネル6 の両端部の端部通気孔6bへと分配される。なお、前記エアダクト3と同様の構 成のものが、実開昭62-59506号公報に示されている。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】 ところで、自動車の型式によっては、図7に示すように、空調源5とインスト ルメントパネル6との間の距離L(スペース)を大きく設定できないものがあり 、この場合は、センタダクト1に所望の開口面積を有する分岐用の突出管4を設 けるのが困難となり、該突出管4の開口面積を縮小しなけれならず、サイド側に 分配する通気量を犠牲にせざるを得ないという問題があった。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、狭いスペースでも有効 にエアを分配できるエアダクト装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】 本考案は、上記目的を達成するため、別体に形成したセンタダクトおよびサイ ドダクトの各接続口部を集合させて、エア源に連通するエア流出口に連結したこ とを特徴とする。
【0006】 本考案において、上記センタダクトまたはサイドダクトは、複数の分割要素か ら形成しても良いものである。また、本考案は、その適用対象を限定するもので なく、エアを分岐して多方向に分配する必要のある種々の装置、例えば自動車用 空調装置、家庭用空調装置、乾燥装置等に適用できるものである。
【0007】
【作用】
上記のように構成したエアダクト装置においては、センタダクトおよびサイド ダクトのそれぞれを、エア源に連通するエア流出口に直結したので、センタダク トにエア分岐のための突出管を設ける必要がなくなり、その小型化を達成できる 。
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面にもとづいて説明する。
【0009】 図1および図2は、本考案の第1実施例を示したものである。本第1実施例は 、前出自動車の空調装置(図5および図6)に適用したもので、図1および図2 中、10は前記同様の自動車用ヒータユニット(エア源)を表している。しかして 、このヒータユニット10のエア流出口10aに接続されるエアダクト11は、各独立 に形成した1つのボックス状のセンタダクト12と2つの長尺のサイドダクト13と を備えている。センタダクト12と両サイドダクト13とは、それぞれの一端部にヒ ータユニット10に対する接続口部12a,13aを有すると共に、それぞれの他端部 にインストルメントパネル6の通気孔6a,6b(図5参照)に対応する吐出口 部12b,13bを有している。
【0010】 こゝで、センタダクト12の接続口部12aは、ヒータユニット10のエア流出口10 aを高さ方向に二分する大きさに形成され、一方、両サイドダクト13の接続口部 13aは、該エア流出口10aを縦横に四分する大きさに形成されている。かゝるエ アダクト11をヒータユニット10に接続するには、図2に示すように、センタダク ト12の上面に両サイドダクト13を相互に突き合わせた状態で重合させ、この状態 を維持して各接続口部12a,13aをエア流出口10aに結合する。
【0011】 上記のように構成したエアダクト装置においては、センタダクト12および両サ イドダクト13のそれぞれがヒータユニット10のエア流出口10aに直結されること となり、したがって、従来必要とした分岐のための突出管4(図5および図6) をセンタダクト12から廃することができ、該センタダクト12を可及的に小型に形 成し得るようになる。この結果、ヒータユニット10とインストルメントパネルと の間のスペースが狭い場合でも、ヒータユニット10から送られたエアを、その通 気量を犠牲にすることなく有効にサイド側へ分配することができる。
【0012】 図3は、本考案の第2実施例を示したものである。本第2実施例の特徴とする ところは、上記第1実施例におけるセンタダクト12を幅方向に二分割し、その各 分割要素15の接続口部15aと両サイドダクト13の接続口部13aとを集合してヒー タユニット10のエア流出口10a(図1参照)に結合した点にある。本第2実施例 によれば、各分割要素15の吐出口の方向を適宜変更することによりエアをより多 方向へ分配できるようになる。
【0013】 図4は、本考案の第3実施例を示したものである。本第3実施例の特徴とする ところは、上記実施例1または2における2つのサイドダクト13を集約して1つ のメインサイドダクト16を形成し、このメインサイドダクト16の一端の吐出口部 にサブサイドダクト17を接続し、センタダクト12の接続口部12aとメインサイド ダクト16の接続口部16aとを集合してヒータユニット10のエア流出口10aに結合 した点にある。本第3実施例によれば、各1つのメインサイドダクト16とセンタ ダクト12とを合わせるだけで良いので、ヒータユニット10への接続をより簡単に 行うことができる。
【0014】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように、本考案にかゝるエアダクト装置によれば、セン タダクトおよびサイドダクトのそれぞれを、エア源に連通するエア流出口に直結 するようにしたので、狭いスペースでも有効にエアを分配でき、適用範囲の大幅 な拡大を達成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本第1実施例におけるエアダクトの組立構造を
示す斜視図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す斜視図である。
【図4】本考案の第3実施例を示す斜視図である。
【図5】従来のエアダクト装置の構造を示す分解斜視図
である。
【図6】従来のエアダクト装置の構造を示す側面図であ
る。
【図7】従来のエアダクト装置の不具合例を示す模式図
である。
【符号の説明】
10 ヒータユニット 11a エア流出口 11 エアダクト 12 センタダクト 12a 接続口部 13 サイドダクト 13a 接続口部 15 分割要素 15a 接続口部 16 メインサイドダクト 16a 接続口部 17 サブサイドダクト

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 別体に形成したセンタダクトおよびサイ
    ドダクトの各接続口部を集合させて、エア源に連通する
    エア流出口に結合したことを特徴とするエアダクト装
    置。
  2. 【請求項2】 センタダクトを複数の分割要素から形成
    したことを特徴とする請求項1に記載のエアダクト装
    置。
  3. 【請求項3】 サイドダクトを複数の分割要素から形成
    したことを特徴とする請求項1に記載のエアダクト装
    置。
JP5151891U 1991-06-07 1991-06-07 エアダクト装置 Pending JPH04134709U (ja)

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JP5151891U JPH04134709U (ja) 1991-06-07 1991-06-07 エアダクト装置

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JP5151891U JPH04134709U (ja) 1991-06-07 1991-06-07 エアダクト装置

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JPH04134709U true JPH04134709U (ja) 1992-12-15

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JP5151891U Pending JPH04134709U (ja) 1991-06-07 1991-06-07 エアダクト装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006033190A1 (ja) * 2004-09-22 2006-03-30 Valeo Thermal Systems Japan Corporation 車両用空調装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006033190A1 (ja) * 2004-09-22 2006-03-30 Valeo Thermal Systems Japan Corporation 車両用空調装置
JP2006088784A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Valeo Thermal Systems Japan Corp 車両用空調装置

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