JPH08142707A - インストルメントパネル - Google Patents

インストルメントパネル

Info

Publication number
JPH08142707A
JPH08142707A JP6281618A JP28161894A JPH08142707A JP H08142707 A JPH08142707 A JP H08142707A JP 6281618 A JP6281618 A JP 6281618A JP 28161894 A JP28161894 A JP 28161894A JP H08142707 A JPH08142707 A JP H08142707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
divided
instrument panel
split
panel
panels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6281618A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ishikura
幸司 石倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP6281618A priority Critical patent/JPH08142707A/ja
Publication of JPH08142707A publication Critical patent/JPH08142707A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造コスト及び占有スペースの増大を招くこ
となくインストルメントパネルにデフロスタ用温風の通
気ダクトを確保する。 【構成】 インストルメントパネル(1)を2分割して
分割パネル(2)(3)を形成すると共に、この分割パ
ネル(2)(3)の分割側端部に分割方向に沿って起立
壁(6)(8)(13)(14)を設ける。両分割パネル
(2)(3)を、その分割側端部同士を重ね合わせて、
且つ、両分割パネル(2)(3)の起立壁(6)(8)
(13)(14)同士を対峙させて通気ダクト(17)を区画
形成した上で接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等に装備される
インストルメントパネルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等には、ウインドシールド内面に
付着した露を蒸発させたり、その外面に付着した霜・氷
を溶かして視界を確保するためのデフロスタが装備され
る。このデフロスタは、図5に示すように、ヒータユニ
ット(図示省略)から供給された温風を、インストルメ
ントパネル(21)の内方に収容したホース(22)及びデ
フロスタノズル(23)を介してインストルメントパネル
(21)の上面に導き、吹き出し口(24)からウインドシ
ールド(25)の内面に吹き付けるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
デフロスタノズル(23)やホース(22)を別部品で構成
しているため、製造コストが高騰していた。また、イン
ストルメントパネル(21)の内方には、機器や配線等が
多数収納されるため、ノズル(23)やホース(22)等の
配置スペースを十分に確保できない場合もあった。
【0004】そこで、本発明は、製造コスト及び占有ス
ペースの増大を招くことなくデフロスタ用温風等のエア
流路を確保することのできるインストルメントパネルの
提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、インストルメントパネルを分割して分割パネ
ルを形成すると共に、この分割パネルの分割側端部に分
割方向に沿って起立壁を設け、分割パネル同士を、その
分割側端部同士を重ね合わせて、且つ、両分割パネルの
起立壁同士を対峙させて通気ダクトを区画形成した上で
接合することとした。
【0006】
【作用】分割パネルの分割側端部に分割方向に沿って起
立壁を設けると共に、分割パネル同士を、その分割側端
部同士を重ね合わせて、且つ、両分割パネルの起立壁同
士を対峙させて通気ダクトを区画形成した上で接合して
いるので、インストルメントパネルの分割部に通気ダク
トが一体的に形成される。従って、ホースやノズル等の
別部品を省略することができ、また、インストルメント
パネルの内方が過密状態にある場合にも温風等のエア流
路を確保することが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4に基づ
いて説明する。
【0008】図1は、インストルメントパネル(1)を
車室側から見た斜視図である。図示のように、インスト
ルメントパネル(1)は、縦方向に二分割した構造をな
し、右側に位置する右分割パネル(2)と左側に位置す
る左分割パネル(3)とで分割構成されている。
【0009】右分割パネル(2)には、その分割面側の
端部(左端部)を陥没させて陥没面(5)が形成され
る。この陥没面(5)は、その上部が上方ほど拡幅して
形成され(以下、この部分を拡幅部(5a)と称する)、
これよりも下部が縦長の矩形状に形成されている。
【0010】陥没面(5)の右端には、分割方向(上下
方向)に沿ってパネル表面側に起立させたリブ状の第1
内方起立壁(6)が突設される。この第1内方起立壁
(6)は、陥没面(5)とパネル表面との間の垂直面
(7)から一定の距離だけ離隔して当該垂直面(7)と
平行に形成される。また、陥没面(5)の左端には、そ
の上端から下端にかけての端縁をパネル表面側に起立さ
せた第1外方起立壁(8)が形成される。拡幅部(5a)
側方の第1外方起立壁(8)は、第1内方起立壁(6)
との間の距離が上方ほど拡幅するよう略S字型に蛇行し
て形成される。
【0011】陥没面(5)の拡幅部(5a)よりも下方に
は、導入孔(10)が穿設される。この導入孔(10)に
は、ヒータユニット(例えば左分割パネル(3)の内方
に収納される)と連結したホース(11)の下流端がパネ
ル裏面側から接続されている。また、導入孔(10)より
も下方の第1内・外方起立壁(6)(8)間には、上下
の空間を気密に区画する仕切りリブ(12)が両起立壁
(6)(8)と一体に形成されている。
【0012】左分割パネル(3)の分割側の端部(右端
部)には、その上端から下端にかけての端縁をパネル裏
面側に起立させた第2外方起立壁(13)が形成される。
また、この第2外方起立壁(13)の左側には、パネル裏
面側に起立するリブ状の第2内方起立壁(14)が突設さ
れる。この第2内方起立壁(14)は、パネル表面側から
見て第1外方起立壁(8)の上部と同形状のS字型に蛇
行しており、その下端は両分割パネル(2)(3)の接
合時に少なくとも仕切りリブ(12)よりも下方に達する
位置まで延設されている。この第2外方起立壁(13)と
第2内方起立壁(14)との間の間隔は、第1内・外方起
立壁(6)(8)間の間隔よりも僅かに大きくされてお
り、両パネル(2)(3)の接合時には、第2起立壁
(13)(14)が第1起立壁(6)(8)を両側から挟み
込む(図3参照)。
【0013】このような構成において、両分割パネル
(2)(3)の分割側端部同士を重ね合わせ、右分割パ
ネル(2)の垂直面(7)と第1内方起立壁(6)との
間の係合溝(15)に左分割パネル(3)の第2外方起立
壁(13)を挿入し、両分割パネル(2)(3)をネジ等
を用いて接合すれば、本発明にかかるインストルメント
パネル(1)が得られる。
【0014】図2は接合後のインストルメントパネル
(1)を裏面から見た斜視図であり、図3は図2中のA
−A線での縦断面図である。両図に示すように、両分割
パネル(2)(3)の接合部には、右分割パネル(2)
の陥没面(5)及び左分割パネル(3)の裏面を底面及
び上面とし、互いに対峙する第1内・外方起立壁(6)
(8)を側面とする温風導入ダクト(17)が形成され
る。この温風導入ダクト(17)は、その上流側に矩形柱
状の角筒部(17a)を具備し、その下流側に上方に向か
って拡幅するノズル部(17b)を具備している。また、
当該ダクト(17)の下端部は、仕切りリブ(12)によっ
て閉塞されている。なお、第2内・外方起立壁(13)
(14)は、第1内・外方壁(6)(8)との間にラビリ
ンスシールを形成しており、ダクト(17)内を流れる温
風の漏れ止めとして機能する。
【0015】このような構成において、ホース(11)か
ら温風導入ダクト(17)内に温風を供給すると、当該温
風は角筒部(17a)を経てノズル部(17b)に流入し、
その流動域を拡大して吹き出し口(19)から噴出する。
従って、この構造をそのままデフロスタとして使用する
ことが可能となる。
【0016】このように、本発明によれば、インストル
メントパネル(1)の分割面に温風導入ダクト(17)を
形成しているので、スペースの有効利用が図れ、インス
トルメントパネル(1)の裏面が機器や配線等で過密状
態にある場合にもデフロスタを装備することが可能とな
る。また、温風導入ダクト(17)を区画形成する起立壁
(6)(8)(13)(14)を両分割パネル(2)(3)
に一体形成しているので、ホースの一部及びデフロスタ
ノズルが省略可能であり、部品点数の減少による製造コ
ストの低減が達成される。なお、起立壁(6)(8)
(13)(14)を有する両分割パネル(2)(3)は、プ
レス成形により形成できるから、低コストに製作可能で
ある。
【0017】図4に本発明の他の実施例を示す。これ
は、温風導入ダクト(17)を、分割側端部同士を重ね合
わせた2枚の分割パネル(2)(3)間に水平に形成し
たもので、吹き出し口(19)の幅を図1乃至図3に示す
ものと同様に幅方向に拡大させると共に、吹き出し口
(19)直下の底部を傾斜させて温風がスムーズに吹き出
し口(19)から吹き出るようにしたものである。
【0018】なお、以上の説明では、ダクト(17)をデ
フロスタの温風導入用として使用しているが、このダク
ト(17)は、デフロスタに限らず、空調等で使用する温
風或いは冷風の通気ダクトとしても使用可能である。
【0019】
【発明の効果】このように、本発明によれば、インスト
ルメントパネルを分割構造とし、その接合部に通気ダク
トを一体形成しているので、インストルメントパネルの
内側に別部品からなるエア流路を設置する場合に比べ
て、部品点数の減少による製造コストの低減が図れる。
また、インストルメントパネルの内側が配線や機器等で
過密状態にある場合にも、確実にエア流路を確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるインストルメントパネルを車室
側から見た斜視図である。
【図2】接合後のインストルメントパネルを裏面から見
た斜視図である。
【図3】図2中のA−A線での縦断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図5】(a)図は従来のデフロスタの斜視図、(b)
図は同じく断面図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 2 右分割パネル 3 左分割パネル 6 起立壁(第1内方起立壁) 8 起立壁(第1外方起立壁) 13 起立壁(第2外方起立壁) 14 起立壁(第2内方起立壁) 17 通気ダクト(温風導入ダクト)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルを分割して分割
    パネルを形成すると共に、この分割パネルの分割側端部
    に分割方向に沿って起立壁を設け、分割パネル同士を、
    その分割側端部同士を重ね合わせて、且つ、両分割パネ
    ルの起立壁同士を対峙させて通気ダクトを区画形成した
    上で接合したことを特徴とするインストルメントパネ
    ル。
JP6281618A 1994-11-16 1994-11-16 インストルメントパネル Withdrawn JPH08142707A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6281618A JPH08142707A (ja) 1994-11-16 1994-11-16 インストルメントパネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6281618A JPH08142707A (ja) 1994-11-16 1994-11-16 インストルメントパネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08142707A true JPH08142707A (ja) 1996-06-04

Family

ID=17641646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6281618A Withdrawn JPH08142707A (ja) 1994-11-16 1994-11-16 インストルメントパネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08142707A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004299465A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Calsonic Kansei Corp 車両用インストルメントパネルの面冷房構造
DE19812832B4 (de) * 1998-03-24 2006-12-14 Volkswagen Ag Einrichtung mit drei reihenartig an einem Träger angeordneten Bauteilen, insbesondere Kraftfahrzeug-Instrumententafel, und Verfahren zum Herstellen derselben

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19812832B4 (de) * 1998-03-24 2006-12-14 Volkswagen Ag Einrichtung mit drei reihenartig an einem Träger angeordneten Bauteilen, insbesondere Kraftfahrzeug-Instrumententafel, und Verfahren zum Herstellen derselben
JP2004299465A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Calsonic Kansei Corp 車両用インストルメントパネルの面冷房構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7645187B2 (en) Air-conditioning duct
JPH08142707A (ja) インストルメントパネル
JP4601510B2 (ja) バスのダクト構造
JPH11348781A (ja) 車両用空調装置
JP6479214B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP2001315525A (ja) 車両用空調装置のドレン構造
JP4381241B2 (ja) キャビン装置
JP2007276546A (ja) 車両用空調装置およびカバー
JP4307173B2 (ja) 車両の天井用クーラーユニット
JP2000006640A (ja) 自動車用空調ユニット
JPH11348602A (ja) インストルメントパネルのデフロスタ構造
JP2001150941A (ja) 車両用空調装置
JP2007246034A (ja) 連結ダクト部材
JP2007099230A (ja) 車両用空調装置
JPH11198681A (ja) 車両用インストルメントパネルにおけるエアダクト構造
JPH1151419A (ja) 空気調和機
JP3085302B1 (ja) デフロスタノズル
JP2000135922A (ja) 車両用エアコンユニット
JPS5977918A (ja) 自動車用空調装置
JPH0628326Y2 (ja) 車両空調用ダクトの接続部の構造
JP2002274152A (ja) ケース伸長部材及びこのケース伸長部材を用いた空調ケース並びにこの空調ケースの組立方法
JPH06234319A (ja) サイドベンチレーターのダクト接続構造
JPH11301313A (ja) 自動車空調設備のダクト部構造
JP4534198B2 (ja) デフロスタダクトの取付構造
JPS6117326Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020205