JP4381241B2 - キャビン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トラクタ等の走行車体にキャビンフレームを備えるキャビンが搭載されたキャビン装置に関するものである。
トラクタ等の走行車体にキャビンが搭載されたキャビン装置には、そのキャビンフレームが、左右一対の前支柱と左右一対の後支柱とを備えると共に、上前枠と左右一対の上側枠と上後枠とから構成される上枠部材等を備え、箱形枠形状に形成されたものがあり、従来のこの種のキャビン装置では、キャビンフレームの前支柱、後支柱、上前枠、上側枠、上後枠が、直線状に形成されていた(例えば特許文献1、特許文献2)。
特開2000−219029号公報 特開平7−1947号公報
従って、従来のキャビン装置では、キャビン室内の作業空間を広げて、操作性、居住性を向上させるには、左右一対の前部支柱の左右間隔及び左右一対の左右間隔を広げると共に、前支柱と後支柱との前後間隔を広げて、キャビンフレーム全体を前後左右に大きくしなけらばならず、オペレータの作業空間を広げるために、キャビンフレーム全体を大形にしていたので、キャビンフレーム乃至キャビンの製造コストが高く付くと共に、エアコンの空調が効きにくくなるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、安価なコストでかつエアコンが差ほど効きにくくなるようなこともなく、キャビン室内の作業空間を広げることができるようにしたものである。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、車体にキャビンフレームを備えるキャビンが搭載されたキャビン装置において、
キャビン室の上下方向中央部の作業空間が外方に広がるように、キャビンフレームの一部又は全部が、外方膨出状に湾曲されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、キャビンフレームの左右一対の前支柱が、上下方向両端から上下方向中央に行くに従って徐々に左右方向外方に向かうように外側方膨出状に湾曲されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、キャビンフレームの左右一対の後支柱が、前記一対の前支柱の上半部に対応して、上端から下端に行くに従って左右方向外方に向かうように湾曲されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、キャビンフレームの左右一対の上側枠が、前後方向両端から前後方向中央に行くに従って左右外方に向かうように外側方膨出状に湾曲されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記左右一対の前支柱の上下方向中央よりも上部側が、上端に行くに従って徐々に後方に向かうように後方傾斜状に湾曲されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、キャビンフレームの上前枠が、左右方向両端から左右方向中央に行くに従って上方に向かうように上方膨出状に湾曲されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、フロントガラスの上端部が、キャビンフレームの上前枠よりも前方突出して下方に曲がるように湾曲形成され、フロントガラスの前記上端部よりも下方側が、キャビンフレームの上前枠よりも前方に配置されている点にある。
本発明によれば、安価なコストでかつエアコンが差ほど効きにくくなるようなこともなく、キャビン室内の作業空間を効果的に広げることができ、キャビン室内における操作性及び居住性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1において、1はトラクタの車体で、エンジン2、ミッションケース3等を直結して構成され、車体1の前側に、エンジン2等を覆うボンネット5が設けられると共に、左右一対の前輪6が設けられ、車体1の後部側に左右一対の後輪7が設けられると共に、後輪7を覆う図示省略の左右一対の後輪フェンダが設けられている。また、車体1の後部にはキャビン9が搭載されている。
図1〜図8において、キャビン9は骨組みとなるキャビンフレーム11を備える。このキャビンフレーム11は、箱形枠形状を呈しており、前部に配置された左右一対の前支柱12と、後部に配置された左右一対の後支柱13とを備えると共に、左右一対の前支柱12の上端部間を連結する上前枠15と、左右一対の後支柱13の上端部間を連結する上後枠16と、左右の同じ側にある前後支柱1213の上端部間を連結する左右一対の上側枠17と備える。なお、上前枠15と上後枠16と左右一対の上側枠17とで上枠部材を構成している。
また、キャビンフレーム11は、左右一対の後支柱13の下端部間を連結する下後枠21と、左右の同じ側にある前後支柱1213の下端部間を連結する左右一対の下側枠22と、左右一対の前支柱12の下部間に配置したフロントパネル23と、前支柱12の下端部とフロントパネル23とを連結する左右一対の下連結枠24と、上後枠16と下後枠21とを連結する左右一対の後連結枠25と、下後枠21から前下がり方向に下方突出した左右一対の下傾斜枠27と、左右の同じ側にある下連結枠24と下傾斜枠27とをそれぞれ連結する左右一対の下支持枠28とを備える。左右一対の下側枠22は、後輪フェンダの上面に沿うように円弧状に形成された円弧枠体22aと、円弧枠体22aの前端部と前支柱12の下端部とを連結する前枠体22bとを有している。フロントパネル23は、キャビンフレーム11の前面側下部の左右方向中央側に配置され、エンジン2側(ボンネット5内) と後述するキャビン室43側(キャビン9の室内と室外)とを仕切る隔壁とされている。
キャビンフレーム11の底部に、鋼板によって形成されたフロアシート31が設けられ、フロアシート31の左右両側に、後輪フェンダの内側に配置される左右一対のサイドパネル32が設けられている。
左右一対の前支柱12は、上下方向両端から上下方向中央に行くに従って徐々に左右方向外方に向かうように外側方膨出状に湾曲され、左右一対の前支柱12の上下方向中央よりも上部側が、上端に行くに従って徐々に後方に向かうように後方傾斜状に湾曲されている。左右一対の後支柱13は、一対の前支柱12の上半部に対応して、上端から下端に行くに従って左右方向外方に向かうように湾曲されている。
上前枠15は、左右方向両端から左右方向中央に行くに従って上方に向かうように上方膨出状に湾曲され、左右一対の上側枠17は、前後方向両端から前後方向中央に行くに従って左右外方に向かうように外側方膨出状に湾曲されている。上後枠16はその左右両端部が、左右方向外方に行くに従って徐々に大きく前方に向かうように湾曲されている。下後枠21は、上後枠16に対応してその左右両端部が、左右方向外方に行くに従って徐々に大きく前方に向かうように湾曲されている。
フロアシート31は、前側の水平板部31aと後側の傾斜板部31bとを有し、水平板部31aは左右一対の下支持枠28上に水平に配置され、傾斜板部31bは左右一対の下傾斜枠27間に配置されて、水平板部31aの後端からから後上がりに傾斜されている。傾斜板部31bの左右両端部は左右一対の下傾斜枠27上に重合されて、下傾斜枠27に固着されている。フロアシート31の水平板部31aは左右一対の下支持枠28に固着され、水平板部31aの左右両端部は、左右一対のサイドパネル32の下端部にそれぞれ固着されると共に、下側枠22の前枠体22bに固着されている。水平板部31aの前端部は左右一対の下連結枠24に固着されている。左右一対のサイドパネル32は、下側枠22の円弧枠体22a、下傾斜枠27の外側部、下支持枠28の後部にそれぞれ固着されている。
左右一対の前支柱12と上前枠15と左右一対の下連結枠24とフロントパネル23とで囲まれ空間に、フロントガラス34が設けられ、左右の同じ側にある前支柱12と後支柱13と上側枠17と下側枠22とで囲まれた空間に、左右一対の乗降ドア35がそれぞれ設けられ、左右の同じ側にある上後枠16の外側部と下後枠21の外側部と後支柱13と後連結枠25とで囲まれた空間に、左右一対のサイドガラス36がそれぞれ設けられ、上後枠16の中央部と下後枠21の中央部と左右一対の後連結枠25とで囲まれた空間に、リヤガラス37が設けられている。
キャビンフレーム11の上部にはルーフ39が設けられており、このルーフ39は、インナールーフ40とアウタールーフ41とを備え、インナールーフ40は内側に配置されて後述するキャビン室43内の天井部を構成し、アウタールーフ41は、インナールーフ40の上方に配置され、インナールーフ40とアウタールーフ41との間に中空部42が形成されている。
而して、キャビン9の内部にルーフ39、フロントガラス34、フロントパネル23、乗降ドア35、サイドガラス36、リヤガラス37、サイドパネル32及びフロアシート31等に取り囲まれたキャビン室43が形成されている。このキャビン室43の後部側に運転席44が設けられ、キャビン室43の前部側に、ステアリングハンドル45が設けられている。運転席44はキャビン室43の左右方向の中央であって、後輪フェンダ間に配置され、ステアリングハンドル45は運転席44の前方に配置されている。
なお、図1に示すように、左右一対の下支持枠28の前部に防振部材47を介して前取付部材48が突設され、左右一対の下傾斜枠27の下部に、防振部材49を介して後取付部材50が突設されており、前取付部材48を車体1のミッションケース3の外側面に固定すると共に、後取付部材50を車体1の後車軸ケースに固定することにより、キャビン9を車体1に装着するようにしている。
キャビン9の前部内面の上部側が、上下方向中途部から上端に行くに従って徐々に後方に向かうように傾斜されると共に、キャビン9の上部内面が、前後方向両端から前後方向中央に行くに従って徐々に上方に向かうように上方膨出状に湾曲されている。即ち、フロントガラス34の上部側が、上下方向中途部から上端に行くに従って徐々に後方に向かうように傾斜されると共に、ルーフ39(インナールーフ40)の下面が、前後方向両端から前後方向中央に行くに従って徐々に上方に向かうように上方膨出状に湾曲されている。
キャビン9の前部内面の上端部とキャビン9の上部内面の前端部とが、上方に行くに従って徐々に大きく後方に向かうような湾曲面で連続するように構成され、キャビン9の上部内面の後端部とキャビン9の後部内面の上端部とが、後方に行くに従って徐々に大きく下方に向かうような湾曲面で連続するように構成されている。即ち、フロントガラス34の上端部とルーフ39(インナールーフ40)下面の前端部とが、上方に行くに従って徐々に大きく後方に向かうような湾曲面で連続するように構成され、ルーフ39下面の後端部とリヤガラス37の上端部とが、後方に行くに従って徐々に大きく下方に向かうような湾曲面で連続するように構成されている。
キャビン9の左右側部内面が、前後方向両端から前後方向中央に行くに従って徐々に左右方向外方に向かうように外側方膨出状に湾曲されている。即ち、乗降ドア35乃至サイドガラス36が、前後方向両端から前後方向中央に行くに従って徐々に左右方向外方に向かうように外側方膨出状に湾曲されている。
キャビン9の左右側部内面の後端部が、それぞれキャビン9の後部内面の左右両端部に連続すべく、後方に行くに従って徐々に大きく左右方向内方に向かうように湾曲されている。即ち、左右一対のサイドガラス36の後端部が、それぞれサイドガラス36の左右両端部に連続すべく、後方に行くに従って徐々に大きく左右方向内方に向かうように湾曲されている。
また、キャビン9の後部内面の上部側が、上端から上下方向中途部に行くに従って徐々に後方に向かうように傾斜されている。即ち、リヤガラス37の上部側が、上端から上下方向中途部に行くに従って徐々に後方に向かうように傾斜されている。
フロントガラス34の上端部が、キャビンフレーム11の上前枠15よりも前方突出して下方に曲がるように湾曲形成され、フロントガラス34の前記上端部よりも下方側が、キャビンフレーム11の上前枠15よりも前方に配置されている。
なお、図3に示すように、インナールーフ40の前端部は、上前枠15に対応して、左右方向両端から左右方向中央に行くに従って上方に向かうように上方膨出状に湾曲されている。
アウタールーフ41の左側部に、外側方に突出した突出部53が設けられ、この突出部53の下面に外気取入れ口54が設けられ、突出部53に外気取入れ口54を塞ぐようにフィルター55が設けられ、キャビン9の外側方の外気を、フィルター55を介して外気取入れ口54からルーフ39の中空部42内に取り入れるように構成されている。
前記左右一対の後支柱13は異形の筒状に形成されて、中空状に形成されている。左側の後支柱13の上端部はインナールーフ40を貫通して、その上端開口はルーフ39の中空部42に連通されている。従って、左側の後支柱13は外気流通ダクトとされ、外気取入れ口54からルーフ39の中空部42に入った外気を左側の後支柱13を通してキャビン室43の下方側に送出するように構成されている。
運転席44の下方に、L字状に屈曲した収納室形成板57が設けられ、この収納室形成板57は、サイドパネル32間に配置されて、収納室形成板57の後端はフロアシート31の傾斜板部31bに密着固定され、収納室形成板57の前部下端はフロアシート31の水平板部31aに密着固定され、収納室形成板57の左右両端は左右一対のサイドパネル32に密着固定され、これにより、運転席44の下方側に、収納室形成板57と一対のサイドパネル32とフロアシート31とで取り囲まれたエアコン本体収容室59を密閉状に形成し、このエアコン本体収容室59にエアコン本体60を収容している。
エアコン本体収容室59を構成する壁部である収納室形成板57の上壁部に、内気取入れ口62が設けられ、収納室形成板57の内気取入れ口62の開口縁部にフィルター63が内気取入れ口62を塞ぐように設けられ、これにより、内気取入れ口62を通して、キャビン室43内の空気をエアコン本体収容室59内にフィルター63を介して取り入れるように構成されている。
エアコン本体60は、図9に示すように、冷媒を気化させて周囲から熱を奪って周囲を低温状態とするエバポレータを収納し、エアコン本体60の背面側にエアコン本体収容室59内の空気を導入する内気導入口65が設けられ、内気導入口65に近接するエアコン本体60の側部に外気導入口66が設けられ、外気導入口66は内気導入口65の近傍に配置されている。
なお、ボンネット5内等には、冷媒を圧縮するコンプレッサーと、このコンプレッサーで圧縮された冷媒を放熱させながら凝縮・液化させる放熱器(コンデンサー)と、この放熱器で液化された冷媒を減圧して気化し易い状態とする膨張弁等とが収納されており、前記エアコン本体60のエバポレータは、膨張弁で減圧された冷媒を気化させた後、コンプレッサーへともどすように、コンプレッサー及び膨張弁とパイプ、ホース等を介して接続されている。
キャビン室43の後端部の左側の下部に、外気流通ダクト68が設けられ、この外気流通ダクト68は、フロアシート31の傾斜板部31bに沿って配置され、外気流通ダクト68の上端は左側の後支柱13の下端に図示省略の連結ダクトを介して連結され、図5及び図9に示すように、外気流通ダクト68の下端部は、収納室形成板57を貫通して、エアコン本体60の外気導入口66に接続され、外気導入口66は外気流通ダクト68の下端側に連通されている。
図9に示すように、エアコン本体60内に切替ダンパ70が設けられている。この切替ダンパ70は、内気導入口65を塞いで外気を導入する外気導入状態Aと外気導入口66を塞いで内気を導入する内気導入状態Bとに切り替え可能に構成されている。
前記フロントパネル23に上ダクト挿通孔71と下ダクト挿通孔72とが形成されている。エアコン本体60から送出される空調空気を案内する第1の送出側ダクト73と第2の送出側ダクト74とが、キャビン9のフロアシート(底部)31に沿ってエアコン本体60から前方に延出されている。第1の送出側ダクト73の後端部はエアコン本体60に連結され、第1の送出ダクト73の前端部はフロントパネル23の下ダクト挿通孔72に挿通されている。
ステアリングハンドル45の近傍に吹出側ダクト76が設けられ、フロントパネル23の前面側に中継ダクト77が設けられている。中継ダクト77は、筒状又は後側が開口した箱形に形成されて、キャビン9の前面外側に配置され、フロントパネル23の上ダクト挿通孔71と下ダクト挿通孔72とを連通させるようにフロントパネル23の前面に取り付けられている。吹出側ダクト76はフロントパネル23の上端部から二股状に分かれて前側に突出され、前側に一対の吹出口79を有すると共に、側方に左右一対の吹出口80を有している。吹出側ダクト76の後端部はフロントパネル23の上ダクト挿通孔71に挿通されている。
フロントパネル23のキャビン室43内側にデフロスタダクト82が設けられている。デフロスタダクト82は左右一対の側部分83と該左右一対の側部分83の上端同志を連結する上部分84とから門型状に形成されていて、フロントパネル23に取付固定されている。第2の送出側ダクト74の後端部はエアコン本体60に連結され、第2の送出側ダクト74の前端部はデフロスタダクト82の左側端部に連結されており、エアコン本体60から送出される空調空気をデフロスタダクト82に案内するようになっている。デフロスタダクト82の外周に複数の吹出口85が設けられ、複数の吹出口85は外周方に向けて開口しており、各吹出口85からフロントガラス34や上方及び側方に向けて空調空気を吹き出すようになっている。なお、デフロスタダクト82の左側の端部は閉塞されている。
デフロスタダクト82にインストルメントパネル87が取り付けられ、インストルメントパネル87は、ステアリングハンドル45を支持するステアリングポスト88、吹出側ダクト76、デフロスタダクト82等を後側から覆っている。なお、インストルメントパネル87に、吹出側ダクト76の各吹出口79,80及びデフロスタダクト82の各吹出口85に対応して空調空気をキャビン室43内側に送出させるための開口がそれぞれ設けられている。
キャビン9の底部を構成するフロアーシート31の水平板部31aの前部に、上方側から凹まされた凹部91が形成されており、凹部91に第1の送出側ダクト73及び第2の送出側ダクト74を収容できるようになっている。
上記実施の形態によれば、エアコン本体60を駆動すると、このとき、切替ダンパ70を外気導入状態Aに切り替えておけば、外気導入口66が開放されると共に、内気導入口65が塞がれるため、キャビン9の外側方の外気を、フィルター55を介して外気取入れ口54からルーフ39の中空部42内に取り入れ、中空部42に入った外気を左側の後支柱13を通してキャビン室43の下方側に送出して、図示省略の連結ダクトと外気流通ダクト68とを通して、外気が外気導入口66からエアコン本体60に供給される。エアコン本体60の空調空気は、第1の送出側ダクト73と第2の送出側ダクト74とを通して、フロアシート(底部)31に沿ってエアコン本体60から前方に送出され、第1の送出ダクト73から中継ダクト77及び吹出側ダクト76を通って、吹出側ダクト76の吹出口79,80から、空調空気をキャビン室43内の後方側に吹き出すと共に、第2の送出側ダクト74から吹出側ダクト76を通って、デフロスタダクト82の各吹出口85から空調空気をフロントガラス34等に向けて吹き出す。
また、切替ダンパ70を内気導入状態Bに切り替えておけば、外気導入口66が塞がれると共に、内気導入口65が開放されるため、内気取入れ口62を通して、キャビン室43内の空気がエアコン本体収容室59内にフィルター63を介して取り入れられ、エアコン本体収容室59から内気導入口65を通して、エアコン本体60に供給される。エアコン本体60の空調空気は、切替ダンパ70を外気導入状態Aに切り替えた場合と同様に、第1の送出側ダクト73と第2の送出側ダクト74とを通して、前方に送出され、吹出側ダクト76の吹出口79,80から、空調空気をキャビン室43内の後方側に吹き出すと共に、デフロスタダクト82の各吹出口85から空調空気をフロントガラス34等に向けて吹き出す。
この場合、エアコン本体60が、運転席44下方に設けられ、キャビン室43内の空気をエアコン本体60側に取り入れるための内気取入れ口54が、運転席44後方の下側に設けられ、エアコン本体60からの空調空気を吹き出すための吹出口79,80,85が、ステアリングハンドル45側に設けられ、空調空気を吹き出す吹出口79,80,85とキャビン室43内の空気を取り入れるための内気取入れ口62とが、運転席44を挟んでキャビン室43内の前後に大きく離間した位置にあるため、吹出口79,80,85から吹き出された空調空気を、運転席44側及びキャビン室43全体に循環させて内気取入れ口54からエアコン本体60側にスムーズに戻すことができ、キャビン室43内の空気の循環が非常によくなり、効率のよい空調をなし得るようになる。
また、乗降ドア35乃至サイドガラス36が、前後方向両端から前後方向中央に行くに従って徐々に左右方向外方に向かうように外側方膨出状に湾曲されていて、キャビン9の左右側部内面が、前後方向両端から前後方向中央に行くに従って徐々に左右方向外方に向かうように外側方膨出状に湾曲されているので、吹出側ダクト76の吹出口79,80又はデフロスタダクト82の吹出口85から吹き出された空調空気が、キャビン室43を、キャビン9の左右側部内面及び後部内面(乗降ドア35、サイドガラス36及びリヤガラス37)に沿って、内気取入れ口62側に流れる。
しかも、左右一対のサイドガラス36の後端部が、それぞれサイドガラス36の左右両端部に連続すべく、後方に行くに従って徐々に大きく左右方向内方に向かうように湾曲されていて、キャビン9の左右側部内面の後端部が、それぞれキャビン9の後部内面の左右両端部に連続すべく、後方に行くに従って徐々に大きく左右方向内方に向かうように湾曲されているので、キャビン9の左右側部内面とキャビン9の後部内面との境界部分で、空調空気が、大きな抵抗を受けてその流れが止まることなく、キャビン9の左右側部内面から後部内面へと空調空気がスムーズに流れる。
さらに、リヤガラス37の上部側が、上端から上下方向中途部に行くに従って徐々に後方に向かうように傾斜されていて、キャビン9の後部内面の上部側が、上端から上下方向中途部に行くに従って徐々に後方に向かうように傾斜されているので、キャビン9の後部内面に達した空調空気は、キャビン9の後部内面の傾斜に沿ってスムーズに下降して、内気取入れ口62側にスムーズに流れる。
って、吹出口79,80,85から吹き出された空調空気を、運転席44側及びキャビン室43全体に極めてスムーズに循環させて、内気取入れ口54からエアコン本体60側に戻すことができ、非常に効率のよい空調をなし得るようになる。しかも、キャビン室43の内面を曲面に形成したことで、空調空気の風が各フロントガラス34、サイドガラス36、リヤガラス37の内面に沿って流れるため、ガラス34,36,37の曇りやガラス34,36,37に付いた氷等を空調空気によって容易に溶かすことができ、このため、従来フロントガラスやリヤガラス等に装備していた熱線ガラスが不要になる。吹出側ダクト76の吹出口79,80が、従来に比べて運転席44に座ったオペレータの近くに配置されるため、エアコンの体感能力も向上する。
また、上記実施の形態によれば、キャビンフレーム11の左右一対の前支柱12が、上下方向両端から上下方向中央に行くに従って徐々に左右方向外方に向かうように外側方膨出状に湾曲され、又はキャビンフレーム11の左右一対の上側枠17が、前後方向両端から前後方向中央に行くに従って左右外方に向かうように外側方膨出状に湾曲されていて、キャビン室43の上下方向中央部の作業空間が外方(前後左右)に広がるように、キャビンフレーム11の一部が、外方膨出状に湾曲されているので、キャビン室43内の作業空間を広げて、操作性、居住性を向上させることができる。しかも、左右一対の前支柱12の左右間隔及び左右一対の後支柱13の左右間隔を広げずに済むと共に、前支柱12と後支柱13との前後間隔を広げずに済むため、キャビンフレーム11全体が大型化することもなくなり、キャビンフレーム11乃至キャビン9の製造コストが安上がりになるし、エアコンの空調が効きにくくなるようなこともなくなる。
また、左右一対の前支柱12の上下方向中央よりも上部側が、上端に行くに従って徐々に後方に向かうように後方傾斜状に湾曲され、左右一対の前支柱12の上端部間を連結する上前枠15が、左右方向両端から左右方向中央に行くに従って上方に向かうように上方膨出状に湾曲されていて、フロントガラス34の上端部が、キャビンフレーム11の上前枠15よりも前方突出して下方に曲がるように湾曲形成され、フロントガラス34の前記上端部よりも下方側が、キャビンフレーム11の上前枠15よりも前方に配置されているので、従来キャビンに比べて、上前枠15の左右方向中央部を、インナールーフ40前端部の左右方向中央部と共に、上方側でかつ後方側に位置させることができるため、運転席44に座ったオペレータは、図6に示すように、フロントガラス34の上端部を通して前方側の上方を極力広く視ることができて、オペレータの前上方の視界を大きく広げることができ、ローダ作業等がし易くなる。しかも、上前枠15の左右両端部等に取り付けられる作業等のランプ類の取付位置は従来と同じ高さ位置になり、ランプ類の取付も容易である。
図10は他の実施形態を示し、前記実施の形態に比べて、キャビン9の上部内面が、上方膨出状により大きく湾曲されている。即ち、ルーフ39(インナールーフ40)の下面が、上方膨出状により大きく湾曲されている。そして、キャビン9の前部内面の上端部とキャビン9の上部内面の前端部とが、より大きくなだらかな湾曲面で連続するように構成され、キャビン9の上部内面の後端部とキャビン9の後部内面の上端部とが、より大きくなだらかな湾曲面で連続するように構成されている。即ち、フロントガラス34の上端部とルーフ39(インナールーフ40)下面の前端部とが、より大きくなだらかな湾曲面で連続するように構成され、ルーフ39下面の後端部とリヤガラス37の上端部とが、より大きくなだらかな湾曲面で連続するように構成されている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
図11は他の実施形態を示し、左右一対の後支柱13が前記実施の形態の場合に比べて後方に配置されて、左右一対の後支柱13がサイドパネル32の後端部に上方突設され、上後枠16及び下後枠21の左右両端部が前方側に湾曲されることなく左右方向外方に真っ直ぐ突出されて左右一対の後支柱13にそれぞれ連結されている。そして、左右一対の後連結枠25を省略すると共に、左右一対のサイドガラス36を省略するようにしている。また、エアコン本体60からの空調空気を送出する左右一対の送出ダクト93,94が、運転席44の側方に設けられた後輪フェンダ8上に延長されて、後輪フェンダ上方から空調空気を吐き出すように、前記送出ダクト93,94の吹出口95,96が後輪フェンダ上方に配置されている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
なお、前記実施の形態では、左右一対の前支柱12を、上下方向両端から上下方向中央に行くに従って徐々に左右方向外方に向かうように外側方膨出状に湾曲し、また、左右一対の上側枠17を、前後方向両端から前後方向中央に行くに従って左右外方に向かうように外側方膨出状に湾曲することによって、キャビン室43の上下方向中央部の作業空間が外方に広がるように、キャビンフレーム11の一部を、外方膨出状に湾曲しているが、外方膨出状に湾曲する部材は、左右一対の前支柱12又は左右一対の上側枠17に限定されず、これらに代え又はこれらに加えて、キャビンフレーム11の上前枠15を、左右方向両端から左右方向中央に行くに従って徐々に前方に向かうように前方膨出状に湾曲するようにしてもよいし、また、キャビンフレーム11の上後枠16を左右方向両端から左右方向中央に行くに従って徐々に後方に向かうように後方膨出状に湾曲するようにしてもよい。また、キャビンフレーム11の左右一対の前支柱12を、上下方向両端から上下方向中央に行くに従って徐々に前方に向かうように前方膨出状に湾曲するようにしてもよい。さらに、キャビンフレーム11の一部でなく全部を、外方膨出状に湾曲するようにしてもよい。
本願発明の一実施の形態を示すトラクタの側面図である。 同キャビン装置の斜視図である。 同キャビン装置の正面図である。 同キャビン装置の平面図である。 同キャビン装置の右側面断面図である。 同キャビン装置の左側面断面図である。 同キャビン室内からキャビン装置の前部側を見た背面図である。 同キャビン装置のの前部側の斜視図である。 同エアコン本体の平面断面図である。 他の実施形態を示すキャビン装置の左側面断面図である。 他の実施形態を示すキャビン装置の斜視図である。
1 車体
8 フェンダ
9 キャビン
11 キャビンフレーム
12 前支柱
13 後支柱
15 上前枠
17 上側枠
34 フロントガラス
43 キャビン室
44 運転席
45 ステアリングハンドル
62 内気取入れ口
79 吹出口
80 吹出口
85 吹出口
93 送出ダクト
94 送出ダクト
95 吹出口

Claims (2)

  1. 車体(1)にキャビンフレーム(11)を備えるキャビン(9)が搭載されたキャビン装置において、
    前記キャビンフレーム(11)は、左右一対の前支柱(12)と、左右一対の後支柱(13)と、左右の同じ側にある前支柱(12)及び後支柱(13)の上端を連結する上側枠(17)と、前支柱(12)及び後支柱(13)の下端を連結する下側枠(22)とが設けられており、
    前記左右前支柱(12)は、上下方向両端から上下方向中央に行くに従って徐々に左右方向外方に向かうように外側方膨出状に湾曲されており、
    前記左右後支柱(13)は、前記前支柱(12)の上半部に対応して、上端から下端に行くに従って左右方向外方に向かうように湾曲されており、
    前記左右各前支柱(12)と左右各後支柱(13)と上側枠(17)と下側枠(22)とで囲まれた空間に設けられた左右一対の乗降ドア(35)は、上下方向両端から上下方向中央に行くに従って徐々に左右方外方に向かうように外側方膨出状に湾曲されており、
    前記左右上側枠(17)は、前後方向両端から前後方向中央に行くに従って左右外方に向かうように外側方膨出状に湾曲されており、
    キャビン室(43)の上下方向中央部の作業空間が外方に広がるように、キャビンフレーム(11)が外方膨出状に湾曲されており、
    前記キャビンフレーム(11)は、前記左右前支柱(12)の上端を連結する上前枠(15)と、左右前支柱(12)の下部間に配置したフロントパネル(23)と、左右前支柱(12)の下端部とフロントパネル(23)とを連結する左右一対の下連結枠(24)と、前記左右後支柱(13)の上端部間を連結する上後枠(16)と、左右後支柱(13)の下端部間を連結する下後枠(21)と、左右の同じ側にある前後支柱(12,13)の下端部間を連結する左右一対の下側枠(22)と、前記下後枠(21)から前下がり方向に下方突出した左右一対の下傾斜枠(27)と、底部を形成するフロアシート(31)とが設けられており、
    前記左右前支柱(12)は、その上下方向中央よりも上部側が上端に行くに従って徐々に後方に向かうように後方傾斜状に湾曲されており、
    前記左右前支柱(12)と上前枠(15)とフロントパネル(23)と左右下連結枠(24)とで囲まれ空間に設けられたフロントガラス(34)は、その上端部よりも下方側が前記上前枠(15)よりも前方に配置されており、
    前記上後枠(16)と下後枠(21)との間に設けられたリヤガラス(37)は、その上部側が上端から上下方向中途部に行くに従って徐々に後方に向かうように傾斜されていることを特徴とするキャビン装置。
  2. 前記左右前支柱(12)は、上下方向両端から上下方向中央に行くに従って徐々に前方に向かうように前方膨出状に湾曲されており、
    前記上前枠(15)は、その左右方向両端から左右方向中央に行くに従って上方に向かうように上方膨出状に湾曲されており、
    前記フロントガラス(34)は、その上端部が上前枠(15)よりも前方突出して下方に曲がるように湾曲形成されていて、キャビン室(43)の上下方向中央部の作業空間が前後左右方向に広がるように、キャビンフレーム(11)が外方膨出状に湾曲されていることを特徴とする請求項1に記載のキャビン装置。
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