JPH04134198U - モータの正逆転切換え回路 - Google Patents

モータの正逆転切換え回路

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JPH04134198U
JPH04134198U JP1991048962U JP4896291U JPH04134198U JP H04134198 U JPH04134198 U JP H04134198U JP 1991048962 U JP1991048962 U JP 1991048962U JP 4896291 U JP4896291 U JP 4896291U JP H04134198 U JPH04134198 U JP H04134198U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、モータの正逆転を切換えるための
制御ラインを1本少なくすることで、コストダウンを図
ると共に、各ラインの接続作業が簡単化されるモータの
正逆転切換え回路の提供である。 【構成】交流正逆転モータの正逆転切換えを、正転用と
逆転用とに設定した2個の直流リレースイッチの選択制
御で実行するモータの正逆転切換え回路であって、上記
2個のリレースイッチの内、一方のリレースイッチの駆
動入力部に、交番信号の正方向を導通させるダイオード
の一端を接続し、他方のリレースイッチの駆動入力部
に、上記交番信号の逆方向を導通させるダイオードの一
端を接続して、これら両ダイオードの他端に、駆動信号
を入力する1本の制御ラインを接続し、上記制御ライン
の他端に、交番信号の正方向と逆方向とを選択する2つ
のスイッチ信号を接続して、制御ラインを1本で構成し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、左右横方向に開閉されるカーテンの駆動源を交流正逆転 モータで構成し、該モータの駆動力でカーテンを開閉するために、該モータを正 逆転制御するようなモータの正逆転切換え回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述例のカーテンの開閉を行うモータの正逆転切換え制御では、図3に示すよ うな回路が使用される。 すなわち、交流正逆転モータMの正逆転を切換え制御する制御部1には交流で 作動する2個のリレースイッチF,Rを有し、これらリレースイッチF,Rの常 開接点F1,R1を選択切換え制御することで、モータMを正転または逆転に駆 動制御することができ、この駆動制御で左右横方向に開閉されるカーテンが開放 または閉鎖される。
【0003】 上述のリレースイッチF,Rの一端と一方の電源ライン2との間には、それぞ れ相反する側のリレースイッチR,Fの常閉接点R2,F2を接続しており、ま た、リレースイッチF,Rの他端には、カーテンの開放限度位置および閉鎖限度 位置でそれぞれ作動する常閉接点の開放用リミットスイッチ3と閉鎖用リミット スイッチ4との一端それぞれを接続し、これらリミットスイッチ3,4の他端は 制御ライン5,6として、前記リレースイッチF,Rの駆動信号が入力される。
【0004】 また、上述のリミットスイッチ3,4の他端側同士の間には、前述のリレース イッチF,Rの自己保持を行うために、前述のリレースイッチF,Rの常開接点 F3,R3を直列に接続し、これら常開接点F3,R3の接続点を共通電源ライ ン7とし、この共通電源ライン7にモータMに対するもう一方の電源ライン8を 接続している。
【0005】 上述の制御部1を駆動制御するスイッチ部9は、カーテンを開放するための開 放用操作スイッチ10、また、閉鎖するための閉鎖用操作スイッチ11、さらに 、開閉操作を停止する停止用操作スイッチ12を有し、これらのスイッチはパル ススイッチで構成している。 また、AC100Vの電源に接続する2本の電源ライン13,14の内の一方 の電源ライン14は、前述の停止用操作スイッチ12に接続しており、この停止 用操作スイッチ12の他端は、前述の開放用操作スイッチ10および閉鎖用操作 スイッチ11の一端に接続した共通電源ライン15に接続しており、また、前述 の開放用操作スイッチ10および閉鎖用操作スイッチ11の他端にはそれぞれ、 制御ライン16,17を接続している。
【0006】 このように構成したスイッチ部9は前述の制御部1に接続されるが、これらは 一般に離間して配設されるので、各電源ライン2,7と、13,15、さらに、 制御ライン5,6と、16,17とは接続ケーブルで接続される。
【0007】 例えば、開放用操作スイッチ10を1回押下するとリレースイッチFが動作し 、その接点F1,F2,F3が切換えられる。その結果、リレースイッチFは接 点F3によって自己保持され、モータMは常開接点F1の接続によって正転方向 に駆動制御されてカーテンが開放される。また、この駆動状態を停止するには、 開放用リミットスイッチ3でリレースイッチFの制御ライン5を遮断するか、ま たは、停止用操作スイッチ12でモータMの電源ライン14,15および自己保 持の共通電源ライン7を遮断することによって行う。
【0008】 上述のように構成した切換え回路において、制御部1とスイッチ部9との接続 は、電源ライン2,13と、7,15との2本と、制御ライン5,16と、6, 17との2本であって、接続ケーブルは4本のラインを必要とする。しかし、こ れらのラインは少ないほどコストダウンが図れ、また、各ラインを端子に接続す る接続作業も簡単化される。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、制御ラインを1本少なくすることで、コストダウンを図ると共に 、各ラインの接続作業が簡単化されるモータの正逆転切換え回路の提供を目的と する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案の第1の考案は、交流正逆転モータの正逆転切換えを、それぞれ正転 用と逆転用とに設定した2個のリレースイッチの選択制御で実行するモータの正 逆転切換え回路であって、前記2個のリレースイッチを直流リレースイッチで構 成すると共に、該2個のリレースイッチの内、一方のリレースイッチの駆動入力 部に、交番信号の正方向を導通させるダイオードの一端を接続し、他方のリレー スイッチの駆動入力部に、上記交番信号の逆方向を導通させるダイオードの一端 を接続して、これら両ダイオードの他端に、駆動信号を入力する1本の制御ライ ンを接続し、上記制御ラインの他端に、交番信号の正方向と逆方向とを選択する 2つのスイッチ信号を接続したモータの正逆転切換え回路であることを特徴とす る。
【0011】 この考案の第2の考案は、カーテンを開閉する駆動源を交流正逆転モータで形 成し、該モータの正逆転切換えをカーテンの開放用と閉鎖用とに設定した2個の 直流リレースイッチの選択駆動制御で実行するカーテン開閉装置におけるモータ の正逆転切換え回路であって、前記開放用および閉鎖用の各リレースイッチのそ れぞれの駆動入力部に、電源交流信号を正方向と逆方向とに違えて導通させる2 個の半波整流用ダイオードそれぞれの一端を接続すると共に、上記半波整流用ダ イオードのそれぞれの他端に、前記各リレースイッチの開放用および閉鎖用の設 定に対応して前記カーテンの開放側と閉鎖側の限界で作動するリミットスイッチ それぞれの一端を接続し、上記各リミットスイッチそれぞれの他端に、それぞれ の前段の半波整流用ダイオードと同一の導通方向にした2個の自己保持用ダイオ ードおよび駆動信号用ダイオードそれぞれの一端を並列に接続し、これら4個の ダイオードの他端のうち、自己保持用同士、駆動信号用同士それぞれを接続し、 前記モータの電源を切り入りするストップスイッチを接続した電源ラインの1本 を共通電源ラインとして前記自己保持用ダイオード同士の接続点に接続し、上記 共通電源ラインに、前記カーテンを開閉操作する開放用操作スイッチと閉鎖用操 作スイッチとの一端を並列に接続すると共に、各操作スイッチの他端に導通方向 をそれぞれ違えた入力用ダイオードをそれぞれ直列に接続し、これら入力用ダイ オードの他端を1本の制御ラインに接続して、該制御ラインを前記駆動信号用ダ イオード同士の接続点に接続したカーテン開閉装置におけるモータの正逆転切換 え回路であることを特徴とする。
【0012】
【作用】
第1の考案は、交番信号の正方向または逆方向の一方が制御ラインに入力され ると、この交番信号の方向に対応する一方のダイオードが導通し、これに接続し たリレースイッチが動作して、モータをこのリレースイッチに設定した正転また は逆転の方向に回動することができる。
【0013】 第2の考案は、開放用操作スイッチ、または、閉鎖用操作スイッチの一方を操 作すると、選択された操作スイッチ側の入力用ダイオードのみが導通し、他方は 非導通のままであり、この導通した入力用ダイオードの駆動信号が、この入力用 ダイオードの導通方向に対応した半波整流用ダイオード、自己保持用ダイオード 、駆動信号用ダイオードが導通するので、開放用または閉鎖用に対応する側のリ レースイッチが動作し、モータを正転または逆転してカーテンを開放または閉鎖 する。
【0014】 そして、上述の駆動を停止するには、開放側または閉鎖側のカーテンの駆動側 に対応するリミットスイッチでリレースイッチの制御ラインを遮断するか、また は、停止用操作スイッチでモータの電源ラインを遮断することによって行う。
【0015】
【考案の効果】
上述の結果、この考案によれば、正転用(開放用)または逆転用(閉鎖用)の 2つのリレースイッチを動作させる制御ラインを1本に減少させることができる ので、スイッチ部と制御部とを接続する接続ケーブルのラインを1本少なくする ことができてコストダウンが図れ、同時に端子等の接続作業が容易になる。
【0016】
【考案の実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
【0017】 図面はカーテン開閉装置を示し、図1において、カーテン20は適宜のカーテ ンレール(図示省略)によって左右横方向に開閉し、プーリ21に張架したベル ト22にカーテン20の先導ランナ23を連結し、プーリ21がモータ24によ って正逆転駆動されることにより、カーテン20は開閉される。
【0018】 前述のモータ24を操作するスイッチ部25は接続ケーブル26によって、モ ータ24の制御部27に接続し、上述のスイッチ部25にはカーテン20を開放 するための開放用操作スイッチ28と、閉鎖用操作スイッチ29と、停止用操作 スイッチ30を有している。なお、スイッチ35はカーテン20の閉鎖限界位置 で先導ランナ23に離間(OFF)操作される閉鎖側リミットスイッチであり、 また、スイッチ36はカーテン20が開放限界位置で先導ランナ23で離間(O FF)操作される開放側リミットスイッチである。
【0019】 図2は上述のモータ24の正逆転切換え回路で、前述の制御部27とスイッチ 部25との回路構成を示し、上述のモータ24は交流正逆転モータで構成し、逆 転用電源端子31および正転用電源端子32と、電源ライン33,34の一方3 3との間には、リレースイッチRY1、RY2の常開接点RY11,RY21を それぞれ接続して、これらの接点RY11,RY22のいずれかが接触(ON) することで、モータ24が正転または逆転して、カーテン20の開閉が実行され る。
【0020】 なお、図中コンデンサC1と抵抗R1、コンデンサC2と抵抗R2の各直列回 路は保護回路を構成し、また、両電源端子33,34間には位相コンデンサCを 介装している。また、電源ライン31,32は交流100Vが入力される。
【0021】 前述のリレースイッチRY1、RY2は直流リレースイッチで構成しており、 例えば、AC24Vで駆動される。前述の電源ライン33と各リレースイッチR Y1,RY2の一端との間には、相反する側のリレースイッチRY2,RY1の 常閉接点RY22,RY12を接続しており、また、各リレースイッチRY1, RY2の他端(駆動入力部)には、電源交流信号を正方向と逆方向とに違えて導 通する2個の半波整流用ダイオードD1,D2それぞれの一端を接続している。
【0022】 なお、両リレースイッチRY1,RY2の両端に接続したコンデンサC3と抵 抗R3、コンデンサC4と抵抗R4の各直列回路は各ダイオードD1,D2の平 滑回路を構成している。
【0023】 前述の半波整流用ダイオードD1,D2の他端同士は接続し、この接続点P1 には抵抗R5の一端を接続している。そして、この抵抗R5は電源電圧100V をリレースイッチRY1,RY2が動作し得る24Vまで降下させるための抵抗 である。
【0024】 上述の抵抗R5の他端には前述したリミットスイッチ35,36の一端を接続 し、また、これらのリミットスイッチ35,36の他端には、それぞれの前段の 半波整流用ダイオードD1,D2と同一の導通方向に設定した2個の自己保持用 ダイオードD3,D4および駆動信号用ダイオードD5,D6それぞれの一端を 並列に接続している。そして、自己保持用ダイオードD3とD4にはそれぞれ該 制御ラインの対応するリレースイッチRY1,RY2の常開接点RY13,RY 23をそれぞれ直列に接続している。
【0025】 上述の4個のダイオードD3,D4,D5,D6の内、自己保持用ダイオード D3,D4同士、駆動信号用ダイオードD5,D6同士それぞれの他端を接続し て、自己保持用ダイオードD3,D4同士の接続点P2には共通電源ライン37 を接続し、この共通電源ライン37にはサーマルプロテクタ38を介装しており 、そして、この共通電源ライン37はモータ24のもう一方の電源端子39に接 続している。
【0026】 また、前述の駆動信号用ダイオードD5,D6同士の他端を接続して、この接 続点P3に制御ライン40を接続している。
【0027】 前述のスイッチ部25の開放用操作スイッチ28と、閉鎖用操作スイッチ29 と、停止用操作スイッチ30はパルススイッチで構成し、このスイッチ部25に 前述の電源ライン34が延長され、この電源ライン34に停止用操作スイッチ3 0の一端を接続すると共に、該停止用操作スイッチ30の他端を前述の共通電源 ライン37の延長ラインに接続している。
【0028】 前述の開放用操作スイッチ28および閉鎖用操作スイッチ29の一端には、上 述の共通電源ライン37の延長ラインを接続して電源を共通し、また、これらの 操作スイッチ28,29の他端それぞれには、導通方向をそれぞれ違えた方向で あって、前段の駆動信号用ダイオードD5,D6と同一の導通方向に対応させた 入力用ダイオードD7,D8を直列に接続し、これら入力用ダイオードD7,D 8の他端を前述の制御ライン40の延長ラインに接続している。
【0029】 なお、前述の接続ケーブル26は電源ライン34,共通電源ライン37および 制御ライン40の延長ラインを集束している。図中、41は電源ライン33に介 装したブレーカである。
【0030】 このように構成したモータ24の正逆転切換え回路において、例えば、スイッ チ部25の開放用操作スイッチ28を操作すると、交流電源(交番信号)の入力 用ダイオードD7の導通方向に設定した正方向または逆方向の半波の駆動信号が 出力され、該駆動信号は、駆動信号用ダイオードD6、開放側リミットスイッチ (常閉接点)36、抵抗R5、整流用ダイオードD2を介して開放用リレースイ ッチRY2を動作し、常開接点RY21が接触(ON)して、モータ24は、例 えば、正転方向に回動する。
【0031】 この正転方向の駆動を停止するには、停止用操作スイッチ30を操作してモー タ24の電源ライン(共通電源ライン)37を遮断するか、または、カーテン2 0が全開し開放側リミットスイッチ36を遮断して、開放用リレースイッチRY 2の制御ラインを遮断することにより、停止することができる。
【0032】 なお、閉鎖用操作スイッチ29を操作したときは、上述とは反対の半波の駆動 信号、すなわち、交流電源(交番信号)の入力用ダイオードD8の導通方向に設 定した逆方向または正方向の半波の駆動信号が出力され、該駆動信号は、駆動信 号用ダイオードD5、閉鎖側リミットスイッチ(常閉接点)35、抵抗R5、整 流用ダイオードD1を介して閉鎖用リレースイッチRY1を動作し、常開接点R Y11が接触(ON)して、モータ24は、例えば、逆転方向に回動する。
【0033】 この逆転方向の駆動を停止するには、停止用操作スイッチ30を操作してモー タ24の電源ライン(共通電源ライン)37を遮断するか、または、カーテン2 0が全閉し閉鎖側リミットスイッチ35を遮断して、閉鎖用リレースイッチRY 1の制御ラインを遮断することにより、停止することができる。
【0034】 このように構成すると、正転用(開放用)または逆転用(閉鎖用)の2つのリ レースイッチRY1,RY2を動作させる制御ライン40を1本で構成すること ができるので、スイッチ部25と制御部27とを接続する接続ケーブル26内の ラインを1本少なく、3本で構成することができて、コストダウンが図れ、同時 に端子等の接続作業が容易になる。
【0035】 なお、上述の実施例において、抵抗R5を両リレースイッチRY1,RY2に 共通に使用しているが、これを独立してそれぞれのリレースイッチRY1,RY 2に接続するときは、半波整流を駆動信号用ダイオードD5,D6に依存してダ イオードD1,D2を省略することができる。また、AC100Vの電源への接 続は制御部27側で行っているが、スイッチ部25側で行うもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】カーテンの開閉装置の概略説明図。
【図2】モータの正逆転切換え回路図。
【図3】従来のモータの正逆転切換え回路図。
【符号の説明】
20…カーテン 24…交流正逆転モータ 25…スイッチ部 27…制御部 28…開放用操作スイッチ 29…閉鎖用操作スイッチ 30…停止用操作スイッチ 33,34…電源ライン 35…閉鎖側リミットスイッチ 36…開放側リミットスイッチ 37…共通電源ライン 40…制御ライン D1,D2…半波整流用ダイオード D3,D4…自己保持用ダイオード D5,D6…駆動信号用ダイオード D7,D8…入力用ダイオード P2,P3…接続点

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流正逆転モータの正逆転切換えを、それ
    ぞれ正転用と逆転用とに設定した2個のリレースイッチ
    の選択制御で実行するモータの正逆転切換え回路であっ
    て、前記2個のリレースイッチを直流リレースイッチで
    構成すると共に、該2個のリレースイッチの内、一方の
    リレースイッチの駆動入力部に、交番信号の正方向を導
    通させるダイオードの一端を接続し、他方のリレースイ
    ッチの駆動入力部に、上記交番信号の逆方向を導通させ
    るダイオードの一端を接続して、これら両ダイオードの
    他端に、駆動信号を入力する1本の制御ラインを接続
    し、上記制御ラインの他端に、交番信号の正方向と逆方
    向とを選択する2つのスイッチ信号を接続したモータの
    正逆転切換え回路。
  2. 【請求項2】カーテンを開閉する駆動源を交流正逆転モ
    ータで形成し、該モータの正逆転切換えをカーテンの開
    放用と閉鎖用とに設定した2個の直流リレースイッチの
    選択駆動制御で実行するカーテン開閉装置におけるモー
    タの正逆転切換え回路であって、前記開放用および閉鎖
    用の各リレースイッチのそれぞれの駆動入力部に、電源
    交流信号を正方向と逆方向とに違えて導通させる2個の
    半波整流用ダイオードそれぞれの一端を接続すると共
    に、上記半波整流用ダイオードのそれぞれの他端に、前
    記各リレースイッチの開放用および閉鎖用の設定に対応
    して前記カーテンの開放側と閉鎖側の限界で作動するリ
    ミットスイッチそれぞれの一端を接続し、上記各リミッ
    トスイッチそれぞれの他端に、それぞれの前段の半波整
    流用ダイオードと同一の導通方向にした2個の自己保持
    用ダイオードおよび駆動信号用ダイオードそれぞれの一
    端を並列に接続し、これら4個のダイオードの他端のう
    ち、自己保持用同士、駆動信号用同士それぞれを接続
    し、前記モータの電源を切り入りするストップスイッチ
    を接続した電源ラインの1本を共通電源ラインとして前
    記自己保持用ダイオード同士の接続点に接続し、上記共
    通電源ラインに、前記カーテンを開閉操作する開放用操
    作スイッチと閉鎖用操作スイッチとの一端を並列に接続
    すると共に、各操作スイッチの他端に導通方向をそれぞ
    れ違えた入力用ダイオードをそれぞれ直列に接続し、こ
    れら入力用ダイオードの他端を1本の制御ラインに接続
    して、該制御ラインを前記駆動信号用ダイオード同士の
    接続点に接続したカーテン開閉装置におけるモータの正
    逆転切換え回路。
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