JPH04134102A - タービン制御装置 - Google Patents
タービン制御装置Info
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- JPH04134102A JPH04134102A JP25539590A JP25539590A JPH04134102A JP H04134102 A JPH04134102 A JP H04134102A JP 25539590 A JP25539590 A JP 25539590A JP 25539590 A JP25539590 A JP 25539590A JP H04134102 A JPH04134102 A JP H04134102A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
機構発生時、蒸気加減弁およびタービンバイパス弁の制
御に好適なタービン制御装置に関する。
のである。図示するように、蒸気発生器1で発生した蒸
気は主蒸気管2を経由し、加減弁3でその量が制御され
てタービン4に流入する。
復水される。また、蒸気発生器1で発生した蒸気のうち
加減弁3を経由してタービン4に流入しなかった蒸気は
、バイパス弁6を経由して直接復水器5に流入する。さ
らに、タービン4には発電機7が同軸に連結されており
、この発電機7で発生した電力は遮断器8を介して系統
9に供給される、 一方、圧力センサ10により主蒸気圧力が、また速度セ
ンサ]1によりタービン速度との各々が検出されるよう
になっている。
を制御する際に使用されるパラメータとなるものである
。
ジタル制御装置内のコントローラの一例について第5図
に示すブロック構成図に従って説明する。
蒸気圧力Aと圧力設定@21で設定された圧力設定値B
との偏差が演算される。そして、この偏差に増幅器22
でゲインに1を乗じたものが圧力制御信号Eとなる。こ
こで、1/に1は一般に圧力調定率と呼ばれており、例
えば、(2,1kg/ff1)/(100%負荷)のよ
うな値が使用される。
度センサユ1で検出されたタービン速度Cとの偏差は、
増幅器24でゲインに2を乗じられる。そして、その出
力である速度制御信号Fと負荷設定器25で設定された
負荷設定値、■とを加算器26で加算したものが速度負
荷制御信号Gとなる。ここで、1/に2は一般に速度調
定率と呼ばれており、例えば、(5%定格速度)/(1
00%負荷)のような値が使用される。
荷制御信号Gのうちの低い値の方が選択され、これが加
減弁流量要求信号りとなる。そして、加算器28によっ
て、圧力制御信号Eからこの加減弁流量要求信号りを差
引いたものがバイパス弁流量要求信号にとなる。
般に以下のような制御機能を備えている。
、発電機等が故障した場合タービンを安全にトリップさ
せるタービントリップ機能である。
荷の不均衡発生時タービンのオーバースピードを押さえ
るため加減弁3および低圧タービンを有する場合はその
流入蒸気量を調整する組合せ中間弁を強制的に急閉させ
るパワーロードアンバランス機能である。
プラント異常等の加減弁強制閉機構発生により、非常油
圧力を低下させ機械的に加減弁3を急閉させるものであ
る。パワーロードアンバランス機能では、加減弁3の制
御油圧力な低下させ加減弁3を急閉させるために設けら
れた急速作動電磁弁を動作させることによりタービント
リップ同様加減弁3が急閉動作するものである。
第6図に示すように、タービントリップ信号またはパワ
ーロードアンバランス信号のいずれか一方の入力により
C■急閉信号を出力して加減弁3が急閉するようにロジ
ック回路が設けられている。
低下させバイパス弁6を急閉させるために急速作動電磁
弁は設けられている。ところが、このバイパス弁6は、
タービントリップ信号またはパワーロードアンバランス
信号では、直接、急速作動電磁弁を動作させず、通常の
制御演算の結果により行われる。すなわち、タービント
リップ信号またはパワーロードアンバランス信号により
負荷設定器25の負荷設定値Jをクリアする。
Gは圧力制御信号Eより低い値となり、この圧力制御信
号Gの値が低値選択器25から加減弁流量要求信号りと
して出力される。従って、加減弁流量要求信号りは低い
値となるから、加算器28の偏差出力であるバイパス弁
流量要求信号には高い値となる。
してバイパス弁作動信号Mとして第7図に示すバイパス
弁制御回路に入力される。
バックサーボ回路を形成している。
弁30の弁位置を検出する弁位置検出器31のバイパス
弁開度信号Nと上記バイパス弁入力信号Mとの偏差が加
算器32で演算される。この結果はバイパス弁位置制御
偏差Pとしてサーボアンプ33に入力され、このサーボ
アンプ33の出力によりサーボ弁30が制御される。
ーロードアンバランスの加減弁強制閉機構が発生すると
、バイパス弁制御回路のバイパス弁入力信号Mが高い値
となり、サーボ弁3oを駆動させようとする。しかし、
サーボ弁30の機械的遅れによりバイパス弁開度信号N
は一時的に現状の位置の値を維持しているから、この閉
回路の加算器32によって演算されたバイパス弁位置制
御偏差Pの値が増大し、開方向に飽和する。このバイパ
ス弁開方向飽和を検出器34が検出する。
して急速作動電磁弁を励磁させバイパス弁6を急開させ
る。
ディジタル制御装置化されるに従い、ディジタル制御装
置特有のデータ入出力時間および演算時間の遅れにより
以下の問題が生じるようになった。
加減弁3は、急速作動電磁弁により、図に示すように、
時刻t1で急閉しはじめ、t4で全閉となる。しかし、
バイパス弁6が急開になるためには次の時間を要する。
ス信号がディジタル制御装置内のコントローラに入力さ
れ、負荷設定器25の出力Jを零にクリアする。そして
。
、そのバイパス弁流量要求信号Kをコントローラから出
力するための遅れ時間t::−t1分が必要である。
図示しない変換部でバイパス弁作動信号Mに変換してハ
ードで構成されるバイパス弁制御回路に入力するために
t:+−tzの時間を要する。
よりバイパス弁開方向飽和を検出し、これに伴いバイパ
ス弁6の急速作動電磁弁が動作するため、急開し始める
のは、結局t3の時点となる。つまり、タービントリッ
プおよびパワーロードアンバランスの条件発生時、加減
弁3は、第6図で説明したロジック回路によりそれとほ
ぼ同時に急閉する。
l)+ (t3−tz))の時間遅れで急開することに
なる。
量)不均衡が生じ、主蒸気圧力Aが上昇させ、これが原
子炉側への外乱となるため、原子炉運転上好ましくない
という問題があった。
減弁強制閉機構発生により加減弁が急閉する場合にも、
主蒸気圧力の変動をおさえることにより、原子炉側への
外乱をより小さくするディジタル型タービン制御装置を
提供することを目的とする。
たと想定した場合のバイパス弁全開流量相当を圧力制御
信号から検出器が検出する。
ドアンバランスのAND条件でバイパス弁強制開機構を
動作させる。そして、タービントリップ時またはパワー
ロードアンバランス時には、加減弁急閉とバイパス弁急
開を同時に作動させる構成としたものである。
ートアンバランス時加減弁が急閉動作してからバイパス
弁が急開動作するまでの遅れ時間がなくなる。これによ
り、不要なタービン入力蒸気圧力の変動を防止すること
ができ、原子炉側への影響を防止することができる。
コントローラのブ■コック構成図、また、第2図は加減
弁およびバイパス弁を動作させるロジック回路の構成図
である。
は相当部分を示し、第5図と異なる点は、加減弁が全閉
したと想定した場合のバイパス弁全開流量相当を主蒸気
圧力Aと設定圧力Bとの比較結果に基ずく圧力制御信号
Eから検出する検出器29−1〜29−n備えている点
である。
〜TBVn弁から構成され、このT B V 1弁−−
T B V n弁の全部または一部によって加減弁コ3
が全閉した場合のバイパス弁6の全流入量を分担するよ
うになっている。そして、先行的にタービントリップま
たはパワーロードアンバランスの加減弁強制閉機構の発
生を予測し加減弁全開、つまり加減弁流量要求信号り、
= 0とな−)だときのバイパス弁開度すなわちバイ
パス弁流量要求信号Kを算出するために圧力制御信号E
の出力回路に検出器を備えている7これにより、先行的
にタービントリップまたはパワーロードアンバランスの
条件発生時のバイパス弁開度を決定している。
有するものと1、で、今50%流量で加減弁が開度しタ
ービン出力運転しているものとすれば、対応する圧力制
御信号Eにより4つのバイパス弁を開とするように対応
して設置される4つの検出器が作動する。このようにし
て、バイパス弁1弁全開相当流量の圧力制御信号Eが出
力されている時には、T B V 1弁用検出器29−
1が検出信号を出力する。また、バイパス弁2弁全開相
当流量の圧力制御信号Eが出力されているときにはTB
VI弁およびTBVz弁用検出器29−1および29−
2弁が検出信号を出力し、さらに、バイパス弁n弁相当
流量の圧力制御信号Eが出力されている時には、TBV
I弁〜TBVn弁用検出器29〜xへ−29−nが検出
信号を出力するように構成されている。
信号またはパワーロードアンバランス信号を加減弁急閉
信号とすると共に、これらの信号と、前述の各TBV1
弁〜T B V n弁用検出器29−1=29−nによ
り検出された各信号とのAN Dをとる各AND回路と
これらAND回路出力信号を一定時間のみ発生させる各
シングルショット回路とを備え、これらシングルショッ
ト回路出力を各バイパス弁の急開信号としている。
制御動作を第3図に示すタイムチャートを番照して説明
する。
7により選択さ九、加減弁流量要求信号L=:=圧力制
御信号Eとして加減弁3の開度制御を行っている。
制御信号Eに流れている時には、TBV1弁用検出器2
9−1が検出信号を出力する。このようにして、圧力制
御信号Eに応じて順次TBV弁用検出器が検出信号を出
力して、バイパス弁n弁相当流量が圧力制御信号Eに流
れている時には、T B V n弁用検出器29−nが
検出信号を出力する。そして、T B V 1弁用検出
器29−1〜TBVn弁用検出器29−nによって検出
されたTBVI弁〜TBVn弁全開流量相当の各信号は
、第2図に示すロジック回路に入力される。
ンバランス信号が発生すると、まずC■急閉信号が出力
する。この動作と同時に、検出器29−1〜29−nに
よって検出された各信号と、タービントリップ信号また
はパワーロードアンバランス信号のA N I)動作に
より対応するl″B■1弁〜TBVn弁に対してシング
ルショット回路を経てTBV急開信号を一定時間発生さ
せる。
時に励磁するのと同時にバイパス弁な、速作動電磁弁が
励磁し、加減弁3およびバイパス弁6が同時に動作を開
始し、t4時に加減弁3の閉と同時にバイパス弁6が開
となる。
ビントリップまたはパワーロードアンバランス条件が発
生すると、加減弁閉動作に遅れることなくバイパス弁開
動作が行われ、主蒸気圧力の変動をおさえることができ
る。
におけるコントローラの遅れ分の補償であり初期的なも
のである。つまり、第1図に示す制御装置内のコントロ
ーラの演算では、タービントリップ時またはパワーロー
ドアンバラン、ス時負荷設定信号Jが0となり、このた
め、速度負荷信号GがOとなる。そして、低値選択器2
7により加減弁流量指令りが0となって、バイパス弁流
量指令Kが発生することにより検出器34が動作するま
での時間が必要となるからである。そこで、その時間を
十分カバーできる時間だけTBV急開指令を発生させる
ため、シングルショット回路を設けている。しかし、T
BV急開指令はロジック回路から出力しっばなしとして
もよく、必ずしも、シングルショット回路を設ける必要
はない。
およびパワーロードアンバランスの加減弁強制閉機構発
生時に加減弁の閉動作に遅れることなく、バイパス弁が
開動作するから、主蒸気圧力の変動をおさえることがで
きる。
ラのブロック構成図、第2図は同装置内の加減弁および
バイパス弁を動作させるロジック回路の構成図、第3図
は同装置の加減弁およびバイパス弁の動作状態を示すタ
イムチャート、第4図は発電プラントの主管系統図、第
5図は従来例を示すタービン制御装置内のコントローラ
のブロック構成図、第6図は加減弁を動作させるロジッ
ク回路の構成図、第7図はバイパス弁制御回路のブロッ
ク構成図、第8図は、従来例を示す加減弁およびバイパ
ス弁の動作状態を示すタイムチャートである。 1・・・蒸気発生器、3・・・加減弁、4・・・タービ
ン、6・・・バイパス弁、 29−1.29−z、 2
9−n−検出器。
Claims (1)
- 蒸気発生器で発生した蒸気のタービンへの流入量を制
御する加減弁と、前記蒸気発生器で発生した蒸気のうち
タービンをバイパスさせる蒸気量を制御するバイパス弁
と、主蒸気圧力と設定圧力との比較結果ならびにタービ
ン速度と設定速度との比較結果に基づいて前記加減弁お
よびバイパス弁の開度を制御することによりタービン速
度およびタービン入口蒸気圧力を制御する制御手段と、
加減弁急閉条件の発生により加減弁強制閉機構を動作さ
せる手段とを備えて構成されるタービン制御装置におい
て、加減弁が全閉したと想定した場合のバイパス弁全開
流量相当を主蒸気圧力と設定圧力との比較結果からなる
圧力制御信号から検出する検出器と、この検出器出力と
前記加減弁急閉条件とのAND条件でバイパス弁強制開
機構を動作させる手段とを設けたことを特徴とするター
ビン制御装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2255395A JP2823347B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | タービン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2255395A JP2823347B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | タービン制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04134102A true JPH04134102A (ja) | 1992-05-08 |
JP2823347B2 JP2823347B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=17278169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2255395A Expired - Fee Related JP2823347B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | タービン制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54123604A (en) * | 1978-03-17 | 1979-09-26 | Hitachi Ltd | Controller of turbine for atomic power plant |
JPS5759008A (en) * | 1980-09-29 | 1982-04-09 | Hitachi Ltd | Turbine bypass controller |
JPS6480706A (en) * | 1987-09-21 | 1989-03-27 | Hitachi Ltd | Turbine control device |
-
1990
- 1990-09-27 JP JP2255395A patent/JP2823347B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS54123604A (en) * | 1978-03-17 | 1979-09-26 | Hitachi Ltd | Controller of turbine for atomic power plant |
JPS5759008A (en) * | 1980-09-29 | 1982-04-09 | Hitachi Ltd | Turbine bypass controller |
JPS6480706A (en) * | 1987-09-21 | 1989-03-27 | Hitachi Ltd | Turbine control device |
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JP2823347B2 (ja) | 1998-11-11 |
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