JPH04133987A - エレベータかご室の照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、エレベータかご室の照明装置に関するもので
ある。

（従来の技術） 一般にエレベータ装置はワイヤロープの一端にかご室を
連結すると共にワイヤロープの他端にカウンタウェイト
を連結し、ワイヤロープを巻上機により巻上駆動または
巻下駆動してかご室を昇降させている。

このようなエレベータ装置のかご室は構造的に狭く、窮
屈な乗り物であることから、ホテル用あるいは高層ビル
用のエレベータ装置ではかご室の天井高さを上げて開放
的な雰囲気になるように要求されることが多い。しかし
、建屋の構造や乗りかごの最上位置におけるトップクリ
アランスの法規制などを考慮した場合、かご室の天井高
さをむやみに上げることはできない。

そこで、このような問題を解決するために、かご室の大
月部に設けられている照明装置をシルク印刷を施した合
成樹脂板とハーフミラ−とを上下に間隔を存して設けた
２層構造の透光ユニットとし、ハーフミラ−に立体的な
像を映し出して開放感を与えるようにしたものがある。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記のようなエレベータ装置では、かご
室の天井部に設けられる照明装置が合成樹脂板とハーフ
ミラ−とからなる２層構造となっているため、かご室の
乗客に対し圧迫感を与えるという問題があった。

本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
かご室の天井高さを変えなくても開放感を乗客に与える
ことができ、かご室の乗り心地を向上させることのでき
るエレベータかご室の照明装置を提供することを目的と
する。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発明は、エレベータかご室
の天井面に光源を設けるとともに、下面中央に開口部を
有する遮光カバーを前記光源を覆うように設け、前記遮
光カバーの開口部内に直方体形状の遮光部材を間隔を存
して間隔を存して配設するとともに、各遮光部材の間に
透光パネルを配設したたものである。

（作　用） 上記の構成によると、乗客が出入口からかご室内に入ろ
うとすると、遮光部材が陰影となって乗客の視角に入る
ので、遮光部材の陰影効果によって開放感を乗客に与え
ることができる。したがって、かご室の天井高さを変え
なくても開放感を乗客に与えることかでき、かご室の乗
り心地を向上させることができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を第１図乃至第３図を参照して
説明する。

第１図はエレベータ装置におけるかご室の天井部を示す
縦断面図である。また、第２図は第１図のＡ−Ａ線に沿
った断面図で、第３図は第２図のＢ−Ｂ線に沿った断面
図である。

第１図乃至第３図において、１は鋼板等からなる箱形構
造のかご室であり、このかご室１の側面２には出入口３
が形成されている。また、かご室１の天井面４には光源
５が設けられているとともに、遮光カバー６が光源５を
覆うように設けられている。

上記遮光カバー６は複数の遮光板からなり、その下面中
央には矩形状の開口部７が形成されている。この開口部
７内には直方体形状の遮光部材８が両端部を遮光カバー
６に支持されて複数設けられている。これらの遮光部材
８はかご室１の出入口３と平行にかつ等間隔で開口部７
内に配設されており、その上部には透光パネル９ａ、９
ｂが開口部７を塞ぐように載置されている。

上記のように構成される本発明の一実施例では、乗客が
出入口３からかご室］内に入ろうとすると、遮光部材８
が陰影となって乗客の視角に入るので、遮光部材８の陰
影効果によって開放感を乗客に与えることができる。し
たがって、かご室１の天井高さを変えなくても開放感を
乗客に与えることができ、かご室１の乗り心地を向上さ
せることかできる。

また、上記実施例ではかご室１の天井面４に設けられた
救出口１０を使用する場合には、救出口１０の下方にあ
る透光パネル９ｂを透光パネル９ａの上に移動させ、救
出口１０に対応する部分の遮光部材８を取り外すことに
より救出口１０から乗客を容易に救出することもできる
。

なお、各遮光部材８の間隔は遮光部材８の一辺の長さを
１とした場合、１：１〜１：２とすることが好ましい。

［発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、乗客が出入口から
かご室内に入ろうとすると、遮光部材が陰影となって乗
客の視角に入るので、遮光部材の陰影効果によって開放
感を乗客に与えることかできる。したがって、かご室の
天井高さを変えなくでも開放感を乗客に与えることがで
き、かご室の乗り心地を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明の一実施例を示し、第１図は
エレベータ装置におけるかご室の天井部を示す縦断面図
、第２図は第１図のＡ−Ａ線に沿った断面図、第３図は
第２図のＢ−Ｂ線に沿った断面図である １・・・かご室、３・・・出入口、５・・・光源、６・
・・遮光カバー　７・・・開口部、８・・・遮光部材、
９ａ、９ｂ・透光パネル。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１ 第２ｇｍ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エレベータかご室の天井面に光源を設けるとともに、下
   面中央に開口部を有する遮光カバーを前記光源を覆うよ
   うに設け、前記遮光カバーの開口部内に直方体形状の遮
   光部材を間隔を存して間隔を存して配設するとともに、
   各遮光部材の間に透光パネルを配設したことを特徴とす
   るエレベータかご室の照明装置。