JPH0413318Y2 - - Google Patents

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JPH0413318Y2
JPH0413318Y2 JP1985184589U JP18458985U JPH0413318Y2 JP H0413318 Y2 JPH0413318 Y2 JP H0413318Y2 JP 1985184589 U JP1985184589 U JP 1985184589U JP 18458985 U JP18458985 U JP 18458985U JP H0413318 Y2 JPH0413318 Y2 JP H0413318Y2
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plates
plate
perforated plate
floor panel
perforated
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JP1985184589U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電子計算機室、制御機器室、体育
館、マンシヨン、仮設ステージなどの2重床材と
して用いられる床パネルに関するものである。
〔従来の技術〕
従来から電子計算機室、制御機器室、体育館、
マンシヨン、仮設ステージなどにおける2重床用
の床パネルとしては、鉄製、アルミニユウム製、
木製、合成樹脂製、石膏製および複合材製などの
ものが用いられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記した従来の床パネル、特に
鉄製、アルミニユウム製のものにあつては、強度
的にはすぐれているものの、重量が大きく取り扱
いが困難であるばかりか緩衝性や断熱性に劣るも
のであり、または木製(単板や合板)、合成樹脂
製、石膏製および複合材製などのものにあつて
は、強度的に劣るという問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記した従来の問題点を解消するこ
とを目的とし、その要旨とするところは、一方が
略円状に開放された略円錐台状の空洞室からなる
複数の有底孔を、隣接する空洞室間の隔壁を互い
に共有し、かつ開放方向が隣接する空洞室相互で
異なるように、表裏面にそれぞれ配することによ
り、この表裏面の空洞室開放口以外の面が連続し
て空洞室開放口面積より広く設けられた合成樹脂
製多孔板と、該多孔板の表裏面それぞれに貼着し
た一対の面板とからなり、かつ該多孔板の端部周
側面を面板および/または補強材で被覆してなる
基体の上面に表皮材を貼合してなることを特徴と
する床パネルである。
〔作用〕
本考案においては、多孔板を芯材として、表裏
面に面板が設けられた軽量にしてかつ高強度、断
熱性、難燃性および緩衝性などにすぐれた床パネ
ルを提供するものである。
〔実施例〕
つぎに、本考案を第1図から第5図に示す実施
例に基づいて詳細に説明する。
図中1は正方形に設けられた床パネルで、該床
パネル1は正方形または長方形等の基体2と該基
体2の上面に設けられたカーペツトタイル、合成
樹脂フロア材、人工芝、織布、不織布などの表皮
材3とからなるものである。
上記基体2は、合成樹脂から成形された多孔板
20を芯材とし、その表裏面に面板21,21を
貼着したものである。前記多孔板20は、第1図
に示すように、一方が略円状に開放された略円錐
台状の空洞室5からなる複数の有底孔4を表裏面
それぞれに配し、隣接する空洞室間の隔壁50を
互いに共有し、かつ隣接する空洞室の開放方向が
多孔板の厚さ方向に相互に異なつている。
図示するように表裏面それぞれにおいて前記空
洞室5の開放口(有底孔4)以外の面が連続して
おり、この開放口の面積、すなわち開放されてい
る部分の面積よりもこの開放口以外の面の面積が
大きく設けられている。そして前述したようにこ
の多孔板20の表裏面に面板21を接着剤を介し
て貼着していることから、多孔板20と面板21
とが広い連続した接着面で一体化されるようにな
り、この一体化によつて剛性が向上した軽量の基
体が形成される。
上記合成樹脂としては、ポリエチレン、エチレ
ン−プロピレン共重合体、ポリプロピレンなどの
オレフイン系樹脂;ポリスチレン、ゴム強化ポリ
スチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合
体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共
重合体などのスチレン系樹脂;ポリ塩化ビニル、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−
プロピレン共重合体、塩化ビニル−アクリル酸エ
ステル共重合体などの塩化ビニル系樹脂;ポリメ
チルメタクリレートその他のアクリル系樹脂;セ
ルロースアセテート、セルロースアセテートブチ
レートなどのセルロース系樹脂;ポリスルホン、
ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリアミド
およびポリフエニレンオキサイドなどがあり、こ
れらは単独あるいは二種以上の混合物などの熱可
塑性樹脂、あるいはフエノール樹脂、尿素樹脂、
メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などの熱
硬化性樹脂が使用できる。
多孔板20の成形方法としては、射出成形法、
真空成形法、圧縮成形法、あるいは前記特公昭54
−18305号公報に記載された特殊な成形方法が使
用できる。
上記面板21,21としては、金属板、木質
板、プラスチツク板、硝子板、陶製板、石綿板、
石膏板から選ばれる少なくとも1種で形成する。
上記面板を無機質材料、例えば金属板、硝子
板、陶製板、石綿板、石膏板などで形成すること
によつて難燃性を向上せしめることができる。
また上記面板で多孔板の周側面を覆つてもよい
し、第2図に示すように、上下面板21,21の
4周辺が多孔板20側に折曲して重なり合い、そ
の折曲部相互を溶着(または接着)することによ
つて多孔板20の周側面を覆つてもよい。また第
3図に示すように、下位の面板のみの4周辺を折
曲して上位の面板の4周辺裏面に溶着(または接
着)してもよい。
第4図と第5図とに示すように、面板と同種ま
たは異種の板で多孔板の周側面を覆うことなく、
多孔板の周側面を乾燥固化性の無機質水溶液中に
浸し空洞室にてその固化物6を形成することによ
つて多孔板の周側面を覆つてもよく、枠状に形成
した角材7にて多孔板の周側面を覆い正方形また
は長方形などの基体を形成してもよい。なおこの
場合においては、面板は前記各種の面板であつて
もよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、床パネ
ルは、芯材となる多孔板の連続した広い接着面部
分を有した表裏面に面板を貼着し、多孔板の端部
周側面を面板および/または補強材で被覆してい
るので、軽量の床パネルが得られるとともに、多
孔板と面板との広い接着面を介しての一体化によ
つて剛性の極めて高い床パネルが得られ、縁部も
補強されて安全性の高い床パネルとなる。また構
造も簡単であることから安価に製造することがで
きる。
そして軽量であることにより、床パネルの取り
扱いが極めて容易となり、さらには多孔板を芯材
としていることから、難燃性、緩衝性を有し、断
熱性や遮音性にもすぐれた床パネルが得られる。
またさらに表皮材が貼り合わされ、この表皮材
と面板の材質を適宜に設定することにより、床パ
ネルの美観が向上し、室内の使用目的に沿つて経
済的にして耐久性のある床仕上げが行えるなど、
実用性にすぐれた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る床パネルの一実施例を示
す説明図、第2図は第1図−線断面図、第3
図から第5図は他の実施例を示すもので、第1図
−線部と同部の断面図である。 1……床パネル、2……基体、20……多孔
板、21……面板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一方が略円形に開放された略円錐台状の空洞
    室からなる複数の有底孔を、隣接する空洞室間
    の隔壁を互いに共有し、かつ開放方向が隣接す
    る空洞室相互で異なるように、表裏面にそれぞ
    れ配することにより、この表裏面の空洞室開放
    口以外の面が連続して空洞室開放口面積より広
    く設けられた合成樹脂製多孔板と、該多孔板の
    表裏面それぞれに貼着した一対の面板とからな
    り、かつ該多孔板の端部周側面を面板および/
    または補強材で被覆してなる基体の上面に表皮
    材を貼合してなることを特徴とする床パネル。 (2) 上記面板が金属板、木質板、プラスチツク
    板、硝子板、陶製板、石綿板、石膏板から選ば
    れた少なくとも1種である実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の床パネル。 (3) 上記補強材が水硬性物質、角材、硬化性樹脂
    から選ばれた少なくとも1種である実用新案登
    録請求の範囲第1項または第2項記載の床パネ
    ル。 (4) 上記表皮材がカーペツトタイル、合成樹脂フ
    ロア材、人工芝、織布、不織布から選ばれた少
    なくとも1種である実用新案登録請求の範囲第
    1項、第2項または第3項記載の床パネル。
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CN106029359B (zh) * 2014-02-19 2017-12-05 本田技研工业株式会社 层压板
CN106029358A (zh) * 2014-02-19 2016-10-12 本田技研工业株式会社 层合板
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