JPH0310280Y2 - - Google Patents

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JPH0310280Y2
JPH0310280Y2 JP17801285U JP17801285U JPH0310280Y2 JP H0310280 Y2 JPH0310280 Y2 JP H0310280Y2 JP 17801285 U JP17801285 U JP 17801285U JP 17801285 U JP17801285 U JP 17801285U JP H0310280 Y2 JPH0310280 Y2 JP H0310280Y2
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thin metal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、プラント建設用建築土木工事現場
あるいは造船場などに用いられる足場板に関する
ものである。
〔従来の技術とその問題点〕
従来から、足場は木材(単板や合板など)、鉄、
そしてアルミニウムなどから形成され、各種作業
の足場として用いられている。
しかしながら、上記した従来の足場板は一枚で
あつてもその重量は重く、取扱いがきわめて困難
であるという問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記した従来の問題点を解消するこ
とを目的とし、その要旨とするところは、一方が
開放した空洞室からなる複数の有底孔を、接近す
る空洞室の隔壁を互いに共有しかつ開放方向が互
いに異なるように表裏面それぞれに配した多孔板
と、該多孔板の表裏面それぞれに貼着した金属薄
板とから基体を設け、該基体の側周面を外枠体で
覆つたことを特徴とする足場板である。
〔作用〕
本考案においては、表裏面に金属薄板が設けら
れる多孔板を芯材として、足場板を軽量にし取扱
いを容易にしたものである。
〔実施例〕
つぎに、本考案を第1図から第5図に示す実施
例に基づいて詳細に説明する。
図中1は長尺に設けられた足場板で、該足場板
1は長方形状の基体2と基体2の側周面を覆う外
枠体3とからなるものであり、前記基体2は、第
1図に示すように、芯材となる多孔板20の表裏
面に金属薄板21,21を貼着したものである。
さらに前記多孔板20は熱間伸長法(特公昭54−
18305号公報参照)により合成樹脂から成形され
たものであつて、一方が開放された空洞室5から
なる複数の有底孔4を表裏面それぞれに配して、
近接する空洞室間の隔壁50を互いに共有し、か
つ近接する空洞室の開放方向が多孔板の厚さ方向
に互いに異なつているものである。上記合成樹脂
としては、ポリエチレン、エチレン−プロビレン
共重合体、ポリプロピレンなどのオレフイン系樹
脂;ポリスチレン、ゴム強化ポリスチレン、アク
リロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニト
リル−ブタジエン−スチレン共重合体などのスチ
レン系樹脂;ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、塩化ビニル−プロピレン共重合
体、塩化ビニル−アクリル酸エステル共重合体な
どの塩化ビニル系樹脂;ポリメチルメタクリレー
トその他のアクリル系樹脂;セルロースアセテー
ト、セルロースアセテートブチレートなどのセル
ロース系樹脂;ポリスルホン、ポリカーボネー
ト、ポリアセタール、ポリアミドおよびポリフエ
ニレンオキサイドなどがあり、これらは単独ある
いは二種以上の混合物等の熱可塑性樹脂、あるい
はフエノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂が使用
できる。
多孔板20の成形方法としては、射出成形法、
真空成形法、圧縮成形法、あるいは前記特公昭54
−18305号公報に記載された特殊な成形方法が使
用できる。そして前述したようにこの多孔板の表
裏面に金属薄板を接着剤を介して貼着し、軽量に
してかつ剛性を有した基体が形成されている。
上記外枠体3は金属板からなるものであつて、
第1図に示すように、枠部分の横断面が略]形状
に形成されており、この外枠体3が基体2の側周
面を覆い、外枠体3の上片30および下片31そ
れぞれが金属薄板の側端にリベツト止め(或は溶
接や接着)により固定され、特に長手方向に補強
された足場板が形成される。
上記外枠体にあつては、その枠部分の横断面形
状を略]形状としたが、第3図と第4図に示すよ
うに、断面L字形のチヤンネル材a,aを突き合
わせまたは重ね合わせて溶接(或はリベツト止め
や接着)して外枠体を形成してもよい。さらに
は、第5図に示すように、金属薄板21,21そ
れぞれの側縁を折曲して重ね合わせリベツト止め
(或は溶接や接着)して、基体2の側周面を金属
薄板と一体となつた外枠体で覆うようにしてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、多孔板
の表裏面に金属薄板を貼着して基体が形成され、
該基体の側周面を外枠体で覆つて足場板が形成さ
れているので、軽量化が図れ軽量にして強度の高
い足場板が得られるとともに、構造が簡単である
ことから安価に製造することができる。そして軽
量であることにより、足場板の取扱いがきわめて
容易となり、また耐蝕性、耐久性にすぐれ、金属
薄板への滑め止め加工も容易であることから、防
滑性をも有する足場板が容易に得られるな、実用
性にすぐれた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る足場板の一実施例を示す
説明図、第2図は第1図−線断面図、第3図
から第5図は一実施例における外枠体の他の例を
示すもので、第1図−線部と同部の断面図で
ある。 1……足場板、2……基体、3……外枠体、2
0……多孔板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一方が開放した空洞室からなる複数の有底孔
    を、近接する空洞室間の隔壁を互いに共有しか
    つ開放方向が互いに異なるように表裏面それぞ
    れに配した合成樹脂製多孔板と、該多孔板の表
    裏面それぞれに貼着した金属薄板とから基体を
    設け、該基体の側周面を外枠体で覆つたことを
    特徴とする足場板。 (2) 上記金属薄板の四周辺を折曲して基体の側周
    面を覆う外枠体を形成し、金属薄板と外枠体と
    を一体にしたことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の足場板。
JP17801285U 1985-11-19 1985-11-19 Expired JPH0310280Y2 (ja)

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JP17801285U JPH0310280Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

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JPS6285637U JPS6285637U (ja) 1987-06-01
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