JPH0518822U - システムキツチン用キヤビネツト - Google Patents

システムキツチン用キヤビネツト

Info

Publication number
JPH0518822U
JPH0518822U JP7560791U JP7560791U JPH0518822U JP H0518822 U JPH0518822 U JP H0518822U JP 7560791 U JP7560791 U JP 7560791U JP 7560791 U JP7560791 U JP 7560791U JP H0518822 U JPH0518822 U JP H0518822U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box body
cabinet
plate
plate material
extrusion molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7560791U
Other languages
English (en)
Inventor
宣二 鈴木
源吾 野島
和幸 小林
尚 広田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP7560791U priority Critical patent/JPH0518822U/ja
Publication of JPH0518822U publication Critical patent/JPH0518822U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】木質材に代わる板材によって函胴部の製造を容
易にするとともに、連結部分での隙間の発生を無くし、
キャビネットの耐水性、強度を向上させ、製造コストを
削減する。 【構成】エンジニアリングプラスチックを素材として押
し出し成形より得られる空腔を内在させた板材Aを曲成
して、キャビネット1の函胴部2を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、台所において設置されるシステムキッチン用キャビネットに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、台所において設置されるキャッビネットは木製のものが多く、図6に示 すようにこのキャビネット1は、木質の天板a、底板b、側板cからなる函胴部 2に裏板3を取り付けるとともに、前記函胴部2の前端面にパッキン4を配置し 扉材を取り付けた構造となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した函胴部2は、4枚の板材を、例えば木ねじなどの金属 留め金具dを用いて板材の端部相互を接続しており、このため、製作する上での 工数が多く製作コストの上昇を招いている。また金属留め金具を用いていること から、連結部分で板材を完全に密着させることができず、害虫の侵入やキャビネ ットの内観を損なうことがある。 一方、上記函胴部における板材をパーチクルボードによって構成すると、全体 重量が大きくなるという不都合があり、搬入時、据付施工時に多くの労力を有す るという問題があった。
【0004】 また木質材の4枚の板材により函胴部が構成されることから、開口部に対応す るサイズで4枚の板材をそれぞれ切断しておく必要がある。また単材、合板材、 そしてパーチクルボードなどの木質材を使用しているため、耐水性に劣り、吸湿 による変形、汚損を起こす可能性があるという問題もあった。
【0005】 そこで本考案は上記した事情に鑑み、木質材に代わる板材によって函胴部の製 造を容易なものとなるようにし、そして連結部分での隙間の発生を無くすように することを課題とし、キャビネットの耐水性、強度を向上させ、製造コストの削 減を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記した課題を考慮してなされたもので、エンジニアリングプラス チックを素材として押し出し成形より得られる空腔を内在させた板状物を曲成し てなる函胴部を備えることを特徴とするシステムキッチン用キャビネットを提供 して、上記課題を解消するものである。
【0007】
【作用】
本考案においては、エンジニアプラスチックよりなる押し出し成形の空腔を備 える板材によって函胴部が得られ、この函胴部が軽量なものとなる。そして板材 の成形素材の特性によりこの函胴部の耐水性、強度が高められるようになる。函 胴部の天板と側板との合わせ目などは、例えばこの板材の曲成によっても構成で き、また板材の平滑な端面仕上げが容易である。
【0008】
【実施例】
つぎに、本考案を図1から図5に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 キャビネット1は図1に示すように函胴部2の背部に裏板3を嵌め込み、函胴 部2の前端面に周縁に亘って枠状のパッキン4が取り付けられるものである。 上記函胴部2は天面、底面、側面がエンジニアリングプラスチックからなる板 材Aにより設けられていて、図3と図4に示すように、板材Aは、エンジニアリ ングプラスチックを素材として押し出し成形により複数の空腔Bを有した状態で 成形されるものであり、所要箇所には幅方向に亘って複数のカット溝加工部5が 設けられ、このカット溝加工部5から板材が曲成できるようになる。曲成に際し てはカット溝加工部で折り曲げるものである。
【0009】 そして板材Aの一端面に亘っては、上述したパッキン4が取り付けることがで きるように、押し出し成形よりなるアリ溝部6が設けられ、後述するように函胴 部2が得られると、このアリ溝部6を前端面側としパッキン4が取り付けられる 。 また板材Aの他方の端面に亘っては、裏板保持溝部7が一体に設けられていて 、上述したアリ溝部6と同様に押し出し成形よりなるものである。そして函胴部 2の後端面側に位置するこの裏板保持溝部7に周縁を嵌め込むようにして裏板3 が取り付けられる(図2)。
【0010】 上述したように、押し出し成形により得られた板材Aの所要箇所に設けたカッ ト溝加工部5から曲成し、例えば図1に示すように側面側で突き合わせ、接着剤 などにより接合して函胴部2となる。
【0011】 板材Aは空腔Bを有していることから、所要の、或は全ての空腔Bに木質材、 鋼材、樹脂材などの補剛材を配置することができる。例えば図5に示すように、 棚を支持するための受けピン8の取付部分に対応する空腔Bに木質材の補剛材9 を配置することができる。そしてこの場合、板材Aの継ぎ目部分では、前記補剛 材9の端部がそれぞれホゾ加工され、相対する補剛材の端部とホゾ嵌合する。ま た曲成部分も、その内部において前記継ぎ目部分と同様にホゾ嵌合させれば良い 。 この例では側面部分で板材Aを突き合わせる場合を示しているが、天面部分と 側面部分との境で板材が突き合う場合には、板材の端面を斜めにカットし補剛材 を前述のホゾ嵌合で連結させるようにしても良い。またこの補剛材の連結は補剛 材の材質に応じて適宜に選択されるものであり、前述のホゾ嵌合に限定されるも のではない。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、キャビネットは、エンジニアリングプ ラスチックを素材として押し出し成形より得られる空腔を内在させた板状物を曲 成してなる函胴部を備えるので、この函胴部の開口の設定が自由に行え、板材の 歩留りが著しく向上する。そして板材端面の平滑化が容易で隙間を生じさせるこ となく端面相互を接続でき、板材自体の重量も小さいことから、函胴部、強いて はキャビネット全体の組立作業が簡単なものとなる。 一方、板材が押し出し成形よりなるので、函胴部における防水性が高くなると ともに、板材の断面形状も任意に設定でき、強度向上が図れ、さらに、従来のパ ッキン取付部位の作製、裏板取付部位の作製が不要であり、製造コストを削減で きるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るシステムキッチン用キャビネット
の一実施例を示す説明図である。
【図2】一実施例における裏板の取付状態を示す説明図
である。
【図3】一実施例における曲成前の板材のカット溝加工
部を示す説明図である。
【図4】板材の断面を示す説明図である。
【図5】補剛材を配置した状態を示す説明図である。
【図6】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…キャビネット、 2…函胴部、 3…裏板、 4…
パッキン、 5…カット溝加工部、 6…アリ溝部、
7…裏板保持溝部、 A…板材、 B…空腔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 広田 尚 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジニアリングプラスチックを素材とし
    て押し出し成形より得られる空腔を内在させた板状物を
    曲成してなる函胴部を備えることを特徴とするシステム
    キッチン用キャビネット。
JP7560791U 1991-08-28 1991-08-28 システムキツチン用キヤビネツト Pending JPH0518822U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7560791U JPH0518822U (ja) 1991-08-28 1991-08-28 システムキツチン用キヤビネツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7560791U JPH0518822U (ja) 1991-08-28 1991-08-28 システムキツチン用キヤビネツト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0518822U true JPH0518822U (ja) 1993-03-09

Family

ID=13581070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7560791U Pending JPH0518822U (ja) 1991-08-28 1991-08-28 システムキツチン用キヤビネツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0518822U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4828004A (en) Door structure for garage doorways
JPH0518822U (ja) システムキツチン用キヤビネツト
JP2000050980A5 (ja)
JPS647137Y2 (ja)
JP2677952B2 (ja) ステンレス製キャビネット
JPS6114553Y2 (ja)
JPH0225323Y2 (ja)
JPS589864Y2 (ja) パレツト用桁材
JPH0636110Y2 (ja) 開口部用壁パネルの取付構造
KR970003381Y1 (ko) 플라스틱 장식판재
JPS5916470Y2 (ja)
JPH077515Y2 (ja) 化粧板付型材同士の接合部の構造
JPS5924754Y2 (ja) 化粧板
JPS5815587Y2 (ja) 開口部枠材
JPH071506Y2 (ja) ドアパネルの構造
JPH0240232Y2 (ja)
JPS6244700Y2 (ja)
JPH0744746B2 (ja) スピーカグリルの製造方法
JPS6345505Y2 (ja)
JPS5826310Y2 (ja) 建具用格子体
JPH0310280Y2 (ja)
JPS6212019Y2 (ja)
JPS6320759Y2 (ja)
JPS6035685Y2 (ja) 収納部付仕切壁の収納部構造
JPS6232469Y2 (ja)