JPH073746Y2 - スピ−カキヤビネツト - Google Patents
スピ−カキヤビネツトInfo
- Publication number
- JPH073746Y2 JPH073746Y2 JP1985181456U JP18145685U JPH073746Y2 JP H073746 Y2 JPH073746 Y2 JP H073746Y2 JP 1985181456 U JP1985181456 U JP 1985181456U JP 18145685 U JP18145685 U JP 18145685U JP H073746 Y2 JPH073746 Y2 JP H073746Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- girder
- speaker cabinet
- sound absorbing
- magnetic shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野過去夫〕 この考案は、構造が簡単で軽く剛性に優れ製造が容易な
スピーカキャビネットに関するものである。
スピーカキャビネットに関するものである。
前後方向を向いた多数の桁を裏面に所定の間隔で突設し
た一枚の表面板を折曲して天板、底板および両側板を構
成し、その裏面の桁の先端に多数の吸音孔を設けた枠形
の磁気遮蔽板を接着して成るスピーカキャビネットであ
る。
た一枚の表面板を折曲して天板、底板および両側板を構
成し、その裏面の桁の先端に多数の吸音孔を設けた枠形
の磁気遮蔽板を接着して成るスピーカキャビネットであ
る。
従来、軽量で剛性に優れたスピーカキャビネットを得る
ために、木材、プラスチック等から成る２枚の薄板の間
にハニカム構造のコア材を挾んで３層構造にした積層板
が用いられている。
ために、木材、プラスチック等から成る２枚の薄板の間
にハニカム構造のコア材を挾んで３層構造にした積層板
が用いられている。
ところが、このような積層板を用いたスピーカキャビネ
ットに於ては、中空部分が多いため積層板の端部の接合
が困難で留め金具などの別部材を使用する必要があるう
え接合部の処理に手間がかかるという欠点があった。
ットに於ては、中空部分が多いため積層板の端部の接合
が困難で留め金具などの別部材を使用する必要があるう
え接合部の処理に手間がかかるという欠点があった。
また、スピーカキャビネット内部の定在波の発生を防止
するためにグラスウール、フェルト等の吸音材を充填し
たり、磁気シールドのために内面に磁気遮蔽板を貼るな
ど目的に応じた処理を行なう必要があった。
するためにグラスウール、フェルト等の吸音材を充填し
たり、磁気シールドのために内面に磁気遮蔽板を貼るな
ど目的に応じた処理を行なう必要があった。
〔考案が解決しようとする問題点〕 この考案の目的は、上記従来装置の欠点を改良すること
であり、構造が簡単で製造が容易であり、軽く剛性に優
れかつ吸音および磁気シールド機能を備えたスピーカキ
ャビネットを提供することである。
であり、構造が簡単で製造が容易であり、軽く剛性に優
れかつ吸音および磁気シールド機能を備えたスピーカキ
ャビネットを提供することである。
上記の目的を達成するため、この考案のスピーカキャビ
ネットは、前後方向を向いた多数の桁を裏面に所定の間
隔で突設し天板、底板および両側板を連接して成る表面
板と、前記桁の先端に接着され多数の吸音孔を設けた枠
形の磁気遮蔽板とを備えている。
ネットは、前後方向を向いた多数の桁を裏面に所定の間
隔で突設し天板、底板および両側板を連接して成る表面
板と、前記桁の先端に接着され多数の吸音孔を設けた枠
形の磁気遮蔽板とを備えている。
製造に際しては、所定の寸法の枠形に形成した磁気遮蔽
板の外側に、細長い表面板を桁に沿って折り曲げた状態
で接着し天板、底板および両側板を形成すればよく、吸
音材は全く使用しないかまたは少量使用すれば十分であ
る。
板の外側に、細長い表面板を桁に沿って折り曲げた状態
で接着し天板、底板および両側板を形成すればよく、吸
音材は全く使用しないかまたは少量使用すれば十分であ
る。
この考案の実施例について図面を参照しながら説明す
る。第１図はその前面板を取り除いた斜視図であり、ま
た、第２図はそのII-II線に沿った拡大断面図である。
る。第１図はその前面板を取り除いた斜視図であり、ま
た、第２図はそのII-II線に沿った拡大断面図である。
金属、スチロール樹脂、ABS樹脂等から成る表面板１の
裏面に、前後方向を向いた多数の桁２が所定の間隔で一
体に突設され、また、磁気特性に優れた軟鋼板、珪素鋼
板等から成り多数の吸音孔４を設けた磁気遮蔽板３が、
表面板１の桁２の先端に接着されている。
裏面に、前後方向を向いた多数の桁２が所定の間隔で一
体に突設され、また、磁気特性に優れた軟鋼板、珪素鋼
板等から成り多数の吸音孔４を設けた磁気遮蔽板３が、
表面板１の桁２の先端に接着されている。
表面１および磁気遮蔽板３は、いずれも１枚の板状体を
折曲して枠形に形成したものであり、天板、底板および
両側板の４面が連接されている。
折曲して枠形に形成したものであり、天板、底板および
両側板の４面が連接されている。
磁気遮蔽板３の吸音孔４は、表面板１の各桁２の中間に
位置するように設定され、また、桁２の高さおよびピッ
チ、吸音孔４の大きさおよびピッチ等は、スピーカキャ
ビネットの寸法により決定される定在波の周波数に於て
吸音特性を示すように適宜設定されている。
位置するように設定され、また、桁２の高さおよびピッ
チ、吸音孔４の大きさおよびピッチ等は、スピーカキャ
ビネットの寸法により決定される定在波の周波数に於て
吸音特性を示すように適宜設定されている。
十分低い周波数に於ては、表面板１と磁気遮蔽板３との
間の空間が内側の空間に連続する空間として音響的に作
用するから、実効内容積が大きくなり低音特性が延び
る。
間の空間が内側の空間に連続する空間として音響的に作
用するから、実効内容積が大きくなり低音特性が延び
る。
次に、その組立方法について説明する。
所定の寸法に切断した磁気遮蔽板３を折り曲げ加工によ
り４角の枠形に形成し、次いで、第２図に示されるよう
に、表面板１の桁２の先端に接着剤５を塗布し、桁２の
中間の部分を桁２に沿って直角に折り曲げ、桁２の先端
を磁気遮蔽板３の外側に圧着固定し接着剤が乾くまで放
置する。
り４角の枠形に形成し、次いで、第２図に示されるよう
に、表面板１の桁２の先端に接着剤５を塗布し、桁２の
中間の部分を桁２に沿って直角に折り曲げ、桁２の先端
を磁気遮蔽板３の外側に圧着固定し接着剤が乾くまで放
置する。
なお、磁気遮蔽板３として方向性珪素鋼板を使用し、そ
の圧延方向を第１図に於ける矢印Ａの方向に一致させれ
ば、スピーカキャビネットの曲げ強度を大きくすること
ができ、さらに好都合である。
の圧延方向を第１図に於ける矢印Ａの方向に一致させれ
ば、スピーカキャビネットの曲げ強度を大きくすること
ができ、さらに好都合である。
以上説明したように、この考案のスピーカキャビネット
は、前後方向を向いた多数の桁を裏面に所定の間隔で突
設し天板、底板および両側板を連接して成る表面板と、
前記桁の先端に接着され多数の吸音孔を設けた枠形の磁
気遮蔽板とを備えたことにより、次のような独特の作用
効果を奏するものである。
は、前後方向を向いた多数の桁を裏面に所定の間隔で突
設し天板、底板および両側板を連接して成る表面板と、
前記桁の先端に接着され多数の吸音孔を設けた枠形の磁
気遮蔽板とを備えたことにより、次のような独特の作用
効果を奏するものである。
軽量で剛性に優れている。
枠形に折曲した磁気遮蔽板の外側に表面板を折曲し
て接着することにより他の部品を使用することなく天
板、底板および両側板を連接して組み立てることができ
るからキャビネットの製造が簡単で外観を美しく仕上げ
ることができる。
て接着することにより他の部品を使用することなく天
板、底板および両側板を連接して組み立てることができ
るからキャビネットの製造が簡単で外観を美しく仕上げ
ることができる。
吸音材を全く使用しないかまたは使用しても少量で
済む。
済む。
磁気シールド効果がある。
従来のスピーカキャビネットよりも実効内容積が大
きく低音特性に優れている。
きく低音特性に優れている。
第１図…この考案の実施例の前面板を取り除いた斜視図 第２図…そのII-II線に沿った拡大断面図 １……表面板、２……桁 ３……磁気遮蔽板、４……吸音孔 ５……接着剤
Claims (1)
- 【請求項１】前後方向を向いた多数の桁を裏面に所定の
間隔で突設し天板、底板および両側板を連接して成る表
面板と、前記桁の先端に接着され多数の吸音孔を設けた
枠形の磁気遮蔽板とを備えたことを特徴とするスピーカ
キャビネット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985181456U JPH073746Y2 (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | スピ−カキヤビネツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985181456U JPH073746Y2 (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | スピ−カキヤビネツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6289890U JPS6289890U (ja) | 1987-06-09 |
| JPH073746Y2 true JPH073746Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=31126339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985181456U Expired - Lifetime JPH073746Y2 (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | スピ−カキヤビネツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073746Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58166190U (ja) * | 1982-04-28 | 1983-11-05 | 三菱電機株式会社 | スピ−カシステム |
-
1985
- 1985-11-27 JP JP1985181456U patent/JPH073746Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6289890U (ja) | 1987-06-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH073746Y2 (ja) | スピ−カキヤビネツト | |
| JPS6142598U (ja) | 穴あき吸音パネル | |
| JPS624652U (ja) | ||
| JPH0350105U (ja) | ||
| JPS57127396A (en) | Speaker box | |
| JPH0713547Y2 (ja) | 木製ロッカ | |
| JPH02119917U (ja) | ||
| JPS6012428Y2 (ja) | 机の天板構造 | |
| JPS6437300U (ja) | ||
| JPS62196527U (ja) | ||
| JPH0273325U (ja) | ||
| JPS6157682U (ja) | ||
| JPS6315050B2 (ja) | ||
| JPH0173214U (ja) | ||
| JPH02105051U (ja) | ||
| JPH045929U (ja) | ||
| JPS60194005U (ja) | 間仕切りパネル | |
| JPS61115308U (ja) | ||
| JPS6111808U (ja) | 移動間仕切り | |
| JPS61119491U (ja) | ||
| JPS62184600U (ja) | ||
| JPS63138796U (ja) | ||
| JPH0244498U (ja) | ||
| JPS6120845U (ja) | 壁パネルの仮支持治具 | |
| JPH0290599U (ja) |