JPH0416814Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0416814Y2 JPH0416814Y2 JP1986167189U JP16718986U JPH0416814Y2 JP H0416814 Y2 JPH0416814 Y2 JP H0416814Y2 JP 1986167189 U JP1986167189 U JP 1986167189U JP 16718986 U JP16718986 U JP 16718986U JP H0416814 Y2 JPH0416814 Y2 JP H0416814Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plywood
- flat body
- synthetic resin
- filaments
- mmφ
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は主として建築用として使う壁材に関す
る。
る。
(従来の技術)
従来、例えば木質板状物の表面に耐水性を有す
る接着剤層を介して合成繊維を主体となしこれら
の繊維を絡み合わせてなる繊維層を貼着し、さら
に該繊維層に合成繊維織布を介して繊維を絡みあ
わせてなる合成繊維層を設け、両繊維層を前記合
成繊維織布の織目を通して互いにその繊維を絡み
合わしてなる建築用板は実公昭49−43379号公報
などによつて公知となつている。
る接着剤層を介して合成繊維を主体となしこれら
の繊維を絡み合わせてなる繊維層を貼着し、さら
に該繊維層に合成繊維織布を介して繊維を絡みあ
わせてなる合成繊維層を設け、両繊維層を前記合
成繊維織布の織目を通して互いにその繊維を絡み
合わしてなる建築用板は実公昭49−43379号公報
などによつて公知となつている。
(考案が解決しようとする問題点)
然しながら、この構造のものは、主として室内
において壁の表面装飾などに用いるものであつ
て、合成繊維層を表側(室内向き)として壁面に
当接し釘によつて同面に固定するなどという用法
に供するものであるので、例えば上記の合成繊維
層の通気機能を生かして全体を表裏反転しこれを
背面に通気層を備えた壁材として利用しようとす
るような場合には、全体の堅牢度が不足するのみ
ならずその背面の合成樹脂繊維層も空隙率が低い
関係で同部に充分な通気性を期待することができ
ないなどの問題点があつた。
において壁の表面装飾などに用いるものであつ
て、合成繊維層を表側(室内向き)として壁面に
当接し釘によつて同面に固定するなどという用法
に供するものであるので、例えば上記の合成繊維
層の通気機能を生かして全体を表裏反転しこれを
背面に通気層を備えた壁材として利用しようとす
るような場合には、全体の堅牢度が不足するのみ
ならずその背面の合成樹脂繊維層も空隙率が低い
関係で同部に充分な通気性を期待することができ
ないなどの問題点があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、不規則に褶曲などした多数の1〜3
mmφの熱可塑性合成樹脂製線条を相互に点接着し
て得たポーラス状体の扁平の面に合板をはり合せ
て成る壁材を提供することによつてこのような問
題点を解決しようとするものである。
mmφの熱可塑性合成樹脂製線条を相互に点接着し
て得たポーラス状体の扁平の面に合板をはり合せ
て成る壁材を提供することによつてこのような問
題点を解決しようとするものである。
(実施例)
図に示す実施例は適度の弾性を備えた硬質熱可
塑性合成樹脂材の加熱熔融物を多口ノズル5によ
り1〜3mmφの太さの線条1として押し出し、こ
れ等線条1を未だ固化しない間に押出速度aより
遅い引出速度bの引取コンベア6,6′を以て引
出して適度の密度の波形状にちじめて交絡させ且
つ交点をこれ等線条1の粘着力で上記の未固化中
に接着させると共に当該線条1を水7による冷却
により上記の交絡状態および接着状態に固化させ
る製法により板状扁平体2を構成し、この扁平体
2の表面にベニア合板3をはり合せたものであ
る。
塑性合成樹脂材の加熱熔融物を多口ノズル5によ
り1〜3mmφの太さの線条1として押し出し、こ
れ等線条1を未だ固化しない間に押出速度aより
遅い引出速度bの引取コンベア6,6′を以て引
出して適度の密度の波形状にちじめて交絡させ且
つ交点をこれ等線条1の粘着力で上記の未固化中
に接着させると共に当該線条1を水7による冷却
により上記の交絡状態および接着状態に固化させ
る製法により板状扁平体2を構成し、この扁平体
2の表面にベニア合板3をはり合せたものであ
る。
尚、上記において、全面に亘つて通気孔をあけ
た合板3と扁平体2とをはり合せた構成とするこ
ともあり、また現場で扁平体2の裏面に他の合板
をはり合せて使用する場合もある。
た合板3と扁平体2とをはり合せた構成とするこ
ともあり、また現場で扁平体2の裏面に他の合板
をはり合せて使用する場合もある。
(考案の作用及び効果)
本考案は叙上の通りであるので合板を表層とす
る壁面構成部材として利用し得るは勿論である
が、特に本考案壁材は背面に不規則に褶曲などし
た多数の1〜3mmφの熱可塑性合成樹脂製線条を
相互に点接着して得たポーラス体を備えているの
でこれによつて全体の強度が増大するのみならず
この扁平体は前記公知のものに比して空隙率も高
く通気性に著しく富むという特性を有するので本
考案はこれらによつて前記の問題点を充分に解決
できる効果を奏するものである。
る壁面構成部材として利用し得るは勿論である
が、特に本考案壁材は背面に不規則に褶曲などし
た多数の1〜3mmφの熱可塑性合成樹脂製線条を
相互に点接着して得たポーラス体を備えているの
でこれによつて全体の強度が増大するのみならず
この扁平体は前記公知のものに比して空隙率も高
く通気性に著しく富むという特性を有するので本
考案はこれらによつて前記の問題点を充分に解決
できる効果を奏するものである。
図は本考案壁材の実施例を示すものであつて、
第1図は一部切截斜視図、第2図は扁平体の製造
過程を示す側面略図である。 1……線条、2……扁平体、3……合板、5…
…多口ノズル、6,6′……引取コンベア、7…
…水。
第1図は一部切截斜視図、第2図は扁平体の製造
過程を示す側面略図である。 1……線条、2……扁平体、3……合板、5…
…多口ノズル、6,6′……引取コンベア、7…
…水。
Claims (1)
- 不規則に褶曲などした多数の1〜3mmφの熱可
塑性合成樹脂製線条を相互に点接着して得たポー
ラス状体の扁平の面に合板をはり合せて成る壁
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986167189U JPH0416814Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986167189U JPH0416814Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6373417U JPS6373417U (ja) | 1988-05-16 |
JPH0416814Y2 true JPH0416814Y2 (ja) | 1992-04-15 |
Family
ID=31098887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986167189U Expired JPH0416814Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0416814Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4943379U (ja) * | 1972-07-17 | 1974-04-16 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5015113U (ja) * | 1973-06-01 | 1975-02-18 |
-
1986
- 1986-10-30 JP JP1986167189U patent/JPH0416814Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4943379U (ja) * | 1972-07-17 | 1974-04-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6373417U (ja) | 1988-05-16 |
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