JPH04133048U - デイフアレンシヤル装置 - Google Patents

デイフアレンシヤル装置

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JPH04133048U
JPH04133048U JP4924091U JP4924091U JPH04133048U JP H04133048 U JPH04133048 U JP H04133048U JP 4924091 U JP4924091 U JP 4924091U JP 4924091 U JP4924091 U JP 4924091U JP H04133048 U JPH04133048 U JP H04133048U
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JP
Japan
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shaft
differential
pinion
drive shaft
output shaft
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Application number
JP4924091U
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English (en)
Inventor
正幸 佐山
Original Assignee
ビスコドライブジヤパン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トルク伝達機構を用いて両出力軸間の回転数
差を検出するタイプの構成を採る差動制限装置を備えた
ディファレンシャル装置における両出力軸を共通化し、
組み立て作業性が良好で製造コストの安価なディファレ
ンシャル装置を提供する。 【構成】 ピニオンギア35の内側面に設けた凹部35
aにピニオンシャフト24のシャフト基部近傍のボス部
26の外周面を受容させることにより、従来と同径のデ
ィファレンシャルケース23を用いながら前記シャフト
基部近傍のボス部26の肉厚を薄くすることなくボス部
26の内径を大きくする。右駆動軸11と左駆動軸9
(第1の出力軸)とを同形状とし、ハブ38(第2の伝
達部材)の一部を延長して前記ボス部を貫通させた後に
右駆動軸11(第2の出力軸)と係合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はディファレンシャル装置に関し、特にトルク伝達機構により自動的に 差動を制限する差動制限装置付きのディファレンシャル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、例えば図4に示す如き車両の左右駆動軸間の動力伝達系に使用される ディファレンシャル装置8は、図3に示すようにハウジング12内において両端 の回転軸40を回転自在に支持され、駆動されるディファレンシャルケース43 と、該ディファレンシャルケース43内に同軸線上で回転自在に収納される二つ のサイドギア56(第2のサイドギア)及びサイドギア57(第1のサイドギア )と、前記ディファレンシャルケース43の回転軸線に対して直角なピニオンシ ャフト44のシャフト45上に回転可能に配置されて前記両サイドギア56,5 7と噛み合っているピニオンギア55とを備えており、前記サイドギア56は右 駆動軸42(第2の駆動軸)と共に回転可能にスプライン結合されている。
【0003】 そして、例えば前記ディファレンシャル装置8の差動制限装置として使用され るトルク伝達機構であるビスカスカップリング6は、ディファレンシャルケース 43内に配設されると共に、前記サイドギア57が構成部分の一部をなすフラン ジ50とカバー48及び他端のフランジ49を具備したカップリングハウジング 13と、ハブ58とによって高粘度のシリコンオイル(粘性流体)が封入された 作動室を形成しており、前記ビスカスカップリング6を構成するカップリングハ ウジング13(第1の伝達部材)とハブ58(第2の伝達部材)は相対回転自在 に配置されている。また、ハブ58はサイドギア56を嵌通する駆動軸42にス プライン嵌合され前記サイドギア56と共に回転し、カップリングハウジング1 3は左駆動軸41(第1の駆動軸)にスプライン嵌合されている。そして、これ らカップリングハウジング13とハブ58との間にはXリング51(断面がX字 状のシール)とバックアップリング52が配置され、作動室を液密に保っている 。
【0004】 前記作動室内ではアウタープレート54とインナープレート53とが交互に配 置されている。前記アウタープレート54はカップリングハウジング13内周に 軸方向移動自在にスプライン連結されており、前記インナープレート53はハブ 58の外周に軸方向移動自在にスプライン連結されていて、少なくとも一方のプ レート組のプレートは互いに間隔を保たれている。
【0005】 そこで、直進時のように左右の駆動軸41,42が同じ回転数で回転している 際には、トランスミッション3を介して伝達軸5からディファレンシャルケース 43に伝えられたエンジン1の駆動力は、ピニオンギア55を介して左右のサイ ドギア56,57に均等に伝達され、左右の駆動軸41,42を均等に駆動する 。
【0006】 次に、例えば左駆動軸41が空転し、サイドギア56とサイドギア57が差動 回転すると、左駆動軸41が右駆動軸42よりも速く回転するので、ハブ58と カップリングハウジング13との間に回転数差が生じる。即ち、カップリングハ ウジング13に係合されたアウタープレート54とハブ58に係合されたインナ ープレート53との間ではシリコンオイルの剪断抵抗によって、左駆動軸41と 右駆動軸42との回転数差に比例したトルクの伝達が行われ、前記左駆動軸41 と前記右駆動軸42とを同回転数で回転させようとする差動制限力が生じる。
【0007】 そこで、空転した左駆動軸41から右駆動軸42へ駆動トルクが伝わり、空転 した左駆動軸41から駆動トルクが逃げてしまうのを防止できる。 従って、悪路における直進性及び脱出性が良くなり、走行性能が向上する。
【0008】 尚、ディファレンシャルケース内におけるベベルギアの一側方に並設すること により両出力軸間の差動制限を行う差動制限装置としては、上記の如きビスカス カップリングの他にもハイドロリック・カップリング・ユニットやオリフィス・ カップリング・ユニット等のトルク伝達機構を用いることもできる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述の如きトルク伝達機構を用いて両出力軸間の回転数差を検出す るタイプの構成を採る差動制限装置を備えたディファレンシャル装置の場合、該 差動制限装置が差動機構を構成するベベルギアの一側方に並設されるので、一方 の出力軸は差動機構を挟んで反対側に位置する差動制限装置の伝達部材と係合す るために該差動機構を貫通するように延長されている。例えば、上述のディファ レンシャル装置8の場合は、サイドギア56を嵌通した右駆動軸42がピニオン シャフト44のボス部46に形成された貫通孔47を貫通してハブ58にスプラ イン嵌合される。又、左駆動軸41は、前記ハブ58と係合しないようにカップ リングハウジング13にスプライン嵌合される。
【0010】 このため、上記左駆動軸41と右駆動軸42の如き両出力軸は異なった長さと なってしまい、それぞれ専用の出力軸とする必要があり、差動制限装置を有しな い他のディファレンシャル装置との出力軸の互換性もない。
【0011】 従って、上記ディファレンシャル装置の一対の出力軸を共通化して同一の部品 とすることができず製造コストが嵩むと共に、それぞれの出力軸のディファレン シャルケースへの組み込み方向が決められてしまい組み立て作業性が良くないと いう問題がある。
【0012】 即ち、本考案の目的は上記課題を解消することにあり、トルク伝達機構を用い て両出力軸間の回転数差を検出するタイプの構成を採る差動制限装置を備えたデ ィファレンシャル装置における両出力軸を共通化し、組み立て作業性が良好で製 造コストの安価なディファレンシャル装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記目的は、ハウジング内において回転自在に支持されて駆動される ディファレンシャルケースと、該ディファレンシャルケース内に同軸線上で回転 自在に収納されてそれぞれ第1及び第2の出力軸と回転方向に係合する第1及び 第2のサイドギアと、前記ディファレンシャルケースの回転軸線に対して直角な ピニオンシャフト上に回転可能に配置されて前記第1及び第2のサイドギアと噛 み合っているピニオンギアとを備えた差動歯車手段と、前記第1のサイドギアと 回転方向に係合すると共に前記第1の出力軸とも回転方向に係合する第1の伝達 部材と、前記第2のサイドギアを嵌通する第2の出力軸と回転方向に係合する第 2の伝達部材との間で回転数差に応じたトルク伝達を行う差動制限手段とからな るディファレンシャル装置であって、前記第1の出力軸と同一形状を有する前記 第2の出力軸が前記ピニオンシャフトのボス部を貫通するように延長された前記 第2の伝達部材の一部と回転方向に係合すると共に、前記ピニオンギアの内側面 には前記ピニオンシャフトのシャフト基部近傍のボス部外周面を受容する凹部が 形成されていることを特徴とするディファレンシャル装置によって達成される。
【0014】 尚、前記第1の伝達部材と前記第2の伝達部材との間で回転数差に応じたトル ク伝達を行う差動制限手段としては、ビスカスカップリング、ハイドロリック・ カップリング・ユニット、ロータリーブレード・カップリング及びオリフィス・ カップリング・ユニット等のトルク伝達機構を用いることができる。
【0015】
【作用】
ピニオンギアの内側面に設けた凹部がピニオンシャフトのシャフト基部近傍の ボス部外周面を受容することにより、従来と同径のディファレンシャルケースを 用いながら前記シャフト基部近傍のボス部の肉厚を薄くすることなくボス部の内 径を大きくすることができたので、第2の出力軸と係合する第2の伝達部材の一 部は前記ボス部を貫通するように延長することができた。そこで、第2の出力軸 を第2の伝達部材と係合させるために延長する必要がなくなり、第1の出力軸と 同じ長さとすることができる。
【0016】
【実施例】 以下、添付の図面に基づいて本考案の一実施例を詳細に説明する。 まず、図4により本考案の一実施例を用いた後輪駆動車の動力系の構成を説明 する。この動力系は、エンジン1、トランスミッション3、本実施例のディファ レンシャル装置7、左右の駆動軸9,11、左右の前輪15,17などから構成 されており、左右の後輪19,21は従動せしめられる。
【0017】 次に、図1によりディファレンシャル装置7の構成を説明する。 ディファレンシャル装置7は、ハウジング12内において両端の回転軸14を 回転自在に支持され、駆動されるディファレンシャルケース23と、該ディファ レンシャルケース23内に同軸線上で回転自在に収納される二つのサイドギア3 7(第1のサイドギア)及びサイドギア36(第2のサイドギア)と、前記ディ ファレンシャルケース23の回転軸線に対して直角なピニオンシャフト24のシ ャフト25上に回転可能に配置されて前記サイドギア36,37と噛み合ってい るピニオンギア35とを備えており、前記サイドギア36は右駆動軸11(第2 の出力軸)と共に回転可能にスプライン結合されている。前記ピニオンシャフト 24は、図2に示すように、貫通孔27を有する円環状のボス部26と、該ボス 部26から半径方向外方へ延びる十字形状のシャフト25とから成り、各シャフ ト25には前記ピニオンギア35が各々回転可能に挿通されている。更に、これ らピニオンギア35の内側面には凹部35aが形成されており、組み込み時に前 記シャフト25の基部近傍のボス部26の外周面を受容することができる。
【0018】 そこで、前記ピニオンギア35の背面距離R1 及び前記ボス部26の肉厚T1 を従来のピニオンギアの背面距離及びボス部の肉厚と同様にしたまま前記貫通孔 27の内径D1 を拡大したので、前記ピニオンシャフト24の強度を低下させた り、前記ディファレンシャルケース23を大型化することなく、前記貫通孔27 の内径D1 を拡大することができた。又、前記凹部35aによってシャフト25 とピニオンギア35の間に潤滑油を入り込み易くすることができ、ピニオンギア の耐久性を向上することができた。
【0019】 前記ディファレンシャル装置7の差動制限装置として使用されるビスカスカッ プリング6は、ディファレンシャルケース23内に配設されると共に、前記サイ ドギア37が構成部分の一部をなすフランジ30とカバー28及び他端のフラン ジ29を具備したカップリングハウジング10と、ハブ38とによって高粘度の シリコンオイル(粘性流体)が封入された作動室を形成しており、前記ビスカス カップリング6を構成するカップリングハウジング10(第1の伝達部材)とハ ブ38(第2の伝達部材)は相対回転自在に配置されている。
【0020】 また、前記サイドギア37に隣接する側のハブ38の端部には、該サイドギア 37及び前記ピニオンシャフト24を貫通する延長部38aが形成されており、 該延長部38aの端部は前記サイドギア36を嵌通する右駆動軸11にスプライ ン嵌合されている。即ち、前記ピニオンシャフト24の強度を低下させることな く前記貫通孔27の内径D1 を拡大したので、前記延長部38aを貫通させるこ とができた。前記カップリングハウジング10は左駆動軸9にスプライン嵌合さ れており、これらカップリングハウジング10とハブ38との間にはXリング3 1(断面がX字状のシール)とバックアップリング32が配置され、作動室を液 密に保っている。
【0021】 そこで、前記右駆動軸11は、前記サイドギア36の近傍まで延長された前記 延長部38aとスプライン嵌合することにより前記ハブ38と共に回転すること ができるので、ピニオンシャフト24のボス部26を貫通してサイドギア37の 近傍まで延長する必要がない。従って、前記左駆動軸9と前記右駆動軸11とは 同じ形状を採ることができ、両駆動軸を共通化することが可能となった。
【0022】 前記作動室内ではアウタープレート34とインナープレート33とが交互に配 置されている。前記アウタープレート34(第1のプレート)はカップリングハ ウジング10内周に軸方向移動自在にスプライン連結されており、前記インナー プレート33(第2のプレート)はハブ38の外周に軸方向移動自在にスプライ ン連結されていて、少なくとも一方のプレート組のプレートは互いに間隔を保た れている。
【0023】 次に、上記ディファレンシャル装置7の動作について説明する。 直進時のように左右の駆動軸9,11が同じ回転数で回転する際には、トラン スミッション3を介して伝達軸5からディファレンシャルケース12に伝えられ たエンジン1の駆動力は、ピニオンギア35を介して左右のサイドギア36, 3 7に均等に伝達され、サイドギア36は右駆動軸11をサイドギア37はカップ リングハウジング10を介して左駆動軸9をそれぞれ均等に駆動する。
【0024】 次に、例えば左駆動軸9が空転し、サイドギア37とサイドギア36が差動回 転すると、左駆動軸9が右駆動軸11よりも速く回転するので、ハブ38とカッ プリングハウジング10との間に回転数差が生じる。
【0025】 そこで、カップリングハウジング10とハブ38との間では粘性流体の剪断抵 抗により回転数差に比例したトルクの伝達が行われて該ビスカスカップリング6 による左右の駆動軸9,11の差動制限が行われる。
【0026】 この様に、ピニオンシャフト24のボス部26の強度を低下させることなく前 記延長部38aが貫通する貫通孔27の内径D1 を拡大することができたので、 右駆動軸11を延長せずにハブ38と右駆動軸11とを回転方向に係合すること ができ、左右の駆動軸9,11を同じ長さとしたまま従来と同機能の差動制限装 置付きディファレンシャル装置を構成することができた。
【0027】 従って、左右の駆動軸9,11を共通化することができ、組み立て作業性が向 上すると共に、差動制限装置を有しない他のディファレンシャル装置との駆動軸 の互換性を得ることができ、製造コストを低減することができる。
【0028】 尚、本考案は上記実施例の構成に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基 づき種々の形態を採りうることは勿論である。例えば、上記実施例においては、 ハブ38の延長部38aと右駆動軸11とを直接スプライン嵌合したが、前記3 8aとサイドギア36とを回転方向に係合させ、間接的に延長部38aと右駆動 軸11とを回転方向に係合することも可能である。
【0029】 又、上記実施例においては差動制限装置としてビスカスカップリングを用いた が、本考案はこれに限定されるものではなく、ハイドロリック・カップリング・ ユニットやオリフィス・カップリング・ユニット等の他のトルク伝達機構を用い た差動制限装置と組み合わせることが可能である。
【0030】
【考案の効果】
本考案のディファレンシャル装置によれば、ピニオンギアの内側面にピニオン シャフトのシャフト基部近傍のボス部外周面を受容するための凹部を形成するこ とにより、ピニオンシャフトのボス部の強度を低下させることなく第2の伝達部 材が貫通する該ボス部の内径を拡大することができたので、第2の出力軸を延長 せずに第1の伝達部材と第2の伝達部材とを回転方向に係合することができ、第 1及び第2の出力軸を同じ長さとしたまま、従来と同機能のトルク伝達機構を用 いて両出力軸間の回転数差を検出するタイプの構成を採る差動制限装置付きディ ファレンシャル装置を構成することができた。
【0031】 従って、第1及び第2の出力軸を共通化することができ、組み立て作業性が向 上すると共に、差動制限装置を有しない他のディファレンシャル装置との出力軸 の互換性を得ることができ、製造コストの安価なディファレンシャル装置を提供 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に基づくディファレンシャル
装置の縦断面図である。
【図2】図1に示したピニオンシャフトの分解正面図で
ある。
【図3】従来のディファレンシャル装置の縦断面図であ
る。
【図4】ディファレンシャル装置を用いた車両の動力系
を示すスケルトン機構図である。
【符号の説明】
1 エンジン 3 トランスミッション 5 伝達軸 6 ビスカスカップリング 7 ディファレンシャル装置 8 ディファレンシャル装置 9 左駆動軸 10 カップリングハウジング 11 右駆動軸 12 ハウジング 13 カップリングハウジング 14 回転軸 15 左前輪 17 右前輪 19 左後輪 21 右後輪 23 ディファレンシャルケース 24 ピニオンシャフト 25 シャフト 26 ボス部 27 貫通孔 28 カバー 29 フランジ 30 フランジ 31 Xリング 32 バックアップリング 33 インナープレート 34 アウタープレート 35 ピニオンギア 36 サイドギア 37 サイドギア 38 ハブ 40 回転軸 41 左駆動軸 42 右駆動軸 43 ディファレンシャルケース 44 ピニオンシャフト 45 シャフト 46 ボス部 47 貫通孔 48 カバー 49 フランジ 50 フランジ 51 Xリング 52 バックアップリング 53 インナープレート 54 アウタープレート 55 ピニオンギア 56 サイドギア 57 サイドギア 58 ハブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内において回転自在に支持さ
    れて駆動されるディファレンシャルケースと、該ディフ
    ァレンシャルケース内に同軸線上で回転自在に収納され
    てそれぞれ第1及び第2の出力軸と回転方向に係合する
    第1及び第2のサイドギアと、前記ディファレンシャル
    ケースの回転軸線に対して直角なピニオンシャフト上に
    回転可能に配置されて前記第1及び第2のサイドギアと
    噛み合っているピニオンギアとを備えた差動歯車手段
    と、前記第1のサイドギアと回転方向に係合すると共に
    前記第1の出力軸とも回転方向に係合する第1の伝達部
    材と、前記第2のサイドギアを嵌通する第2の出力軸と
    回転方向に係合する第2の伝達部材との間で回転数差に
    応じたトルク伝達を行う差動制限手段とからなるディフ
    ァレンシャル装置であって、前記第1の出力軸と同一形
    状を有する前記第2の出力軸が前記ピニオンシャフトの
    ボス部を貫通するように延長された前記第2の伝達部材
    の一部と回転方向に係合すると共に、前記ピニオンギア
    の内側面には前記ピニオンシャフトのシャフト基部近傍
    のボス部外周面を受容する凹部が形成されていることを
    特徴とするディファレンシャル装置。
JP4924091U 1991-05-31 1991-05-31 デイフアレンシヤル装置 Pending JPH04133048U (ja)

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JP4924091U JPH04133048U (ja) 1991-05-31 1991-05-31 デイフアレンシヤル装置

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JP (1) JPH04133048U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07186748A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Mazda Motor Corp 車両用駆動装置
JP2004360807A (ja) * 2003-06-05 2004-12-24 Yanagawa Seiki Co Ltd デファレンシャル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07186748A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Mazda Motor Corp 車両用駆動装置
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